☆注意☆ 
 てんてきあくまちゃんの保管サイトとフラッシュです。 
 SSを読む前に元ネタをチェックすることを強く推奨します。 
     保管サイト フラッシュ 

 
 
 「……一つだけ、方法があります。あくまちゃんへ『魂』をあげるのです。  
 
  しかしそのためには誰かが命を犠牲にしなくてはなりません。でも、天使ちゃん、  
 
  あなたにあくまちゃんのために犠牲になってくれる人を連れて来ることができますか?」  
 
 「…………」  
 
 しばらくの間沈黙が続きました、そして天使ちゃんがゆっくりと口を開きました。  
 
 「……できます」  
 
 「…………それは誰ですか」  
 
 「私が連れてきます」  
 
 「どこから連れて来るのですか?」  
 
 「異世界から……です」  
 
 今度は、神様が口を閉じる番でした。  
 
 天使ちゃんが口にした、異世界から連れて来るというのは、  
 
 あくまちゃんの家に代々伝わる、魂の契約を結ぶということです。  
 
 「天使ちゃん、それはどういうことか、わかっていますか?」  
 
 「はい」  
 
 天使ちゃんは答えました。  
 
 「あくまの契約を結んだ天使として、私の羽が無くなり、堕天使になります」  
 
 「私は神として、天使ちゃんを手助けすることが出来ます。  
 
  でも、もし天使ちゃんが堕天使になったら、私の手が届かなくなります。  
 
  それでもいいのですか? ……いえ、それよりも……」  
 
 「――わかってます」  
 
 天使ちゃんは、神様の言う事をさえぎりました。  
 
 「天使の羽を失っても……他の何を失ってもかまいません。  
 
  あくまちゃんを助けるためなら、どんなことでもします!」  
 
 神様は、それ以上は何も言いませんでした。  
 
 キキ……キキキ……  
 
 古びた木がきしむ音がしました。  
 
 うっそうとした森の中に作られたおうちは、荒れ放題です。  
 
 前に天使ちゃんが来たときも、手入れが行き届いているとは言えませんでした。  
 
 でも、今はまるでお化け屋敷みたいでした。  
 
 あくまちゃんって、実は綺麗好きなんだよね。  
 
 天使ちゃんは、広いおうちを一人で一生懸命に掃除してたあくまちゃんを思い浮かべました。  
 
 あくまちゃんと遊ぶときは、いつも病院かここ。あくまちゃんがお外で遊べないからです。  
 
 それなのに、あくまちゃんのお家に入るのは久しぶり。  
 
 入院ばっかりなあくまちゃんがあまりにもかわいそうです。このまま見殺しになんて、できません。  
 
 長い廊下を、天使ちゃんは記憶を頼りに進みます。  
 
 たしか、ここらへんだよね。……あっ、見つけた!  
 
 ここは、よくあくまちゃんと遊んだ場所……秘密の隠し部屋です。  
 
 入り口が隠し扉になっていました。男の子達がよく作ってる「ひみつきち」なんて、  
 
 このお部屋に比べれば全然たいしたことありませんでした。  
 
 天使ちゃんがお部屋に入ると、勝手にロウソクに火が灯ります。  
 
 そういう魔法が掛けられているからです。  
 
 ロウソクだけではありません。このお部屋には、至る所に高度な魔法が掛けられています。  
 
 そして、部屋の中央には、魔法陣があります。  
 
 異世界に翔ぶ為の魔法陣です。  
 
 天使ちゃんは、迷ったら駄目だと思いました。  
 
 少しでもためらったら、怖くて何も出来なくなるって思ったのです。  
 
 天使ちゃんは魔法陣の中央目掛けて走りました。  
 
 そして、膝をついて、中央部にある紋章を両手でさわりました。  
 
 部屋中が光でいっぱいになって、そのまま天使ちゃんは気を失いました……。  
 
 
 必死だった。科学によって、魔法なんてものの存在が否定されてる今、オカルトっぽい書物を見つ 
けるだけでも大変だった。  
 例え見つけたとしても、恋結びの為の白魔法だの、自分を捨てた相手を呪う為の黒魔法だのといっ 
た、おまじない系ばっかり。  
 まともな魔道書なんて、今の日本じゃ手に入らないのだ。  
 でも、そこはそれ。人間、必死になれば大抵のことは叶うものだったりする。  
 それっぽい書物を見付けて、書物の通りイモリの黒焼きを処女の経血で溶いた溶液を使って魔法陣 
を描きあげた。  
 あとは、祈り続けるだけである。  
 そして目を閉じ瞑想すること半刻ほど、突然眩い光を感じた。  
 目を開けようとしたのだが、いかんせん眩しすぎて開けられない。仕方なく、目を閉じたまま待つ 
こと数秒――目を開けた俺を待ってたのは、倒れこんで気を失っている天使だった……。  
 
「ねぇ、君、名前はなんて言うの?」  
「皆からは、天使ちゃん、って呼ばれています」  
 まんまかよ……裏設定で、本名とかあるのかなーと思ってたのに。  
「あ、そうなんだ。じゃあ、天使ちゃんって呼んでもいいかい?」  
「一つ目の願い、受理しました」  
 
――はいっ?  
「そ、そそそそんなぁ!」  
「いえ、でもお願いされましたし……思う存分、遠慮なく天使ちゃんと呼んでください」  
 
 皆も知っての通り、これは召還の儀式だ。3つの願いを叶える代わりに、魂を差し出すというアレ 
である。  
 いや、召還した以上は死ぬ覚悟なんぞとうに出来てるが、いくらなんでもこれはねえだろ!?  
「天使ちゃん、それ酷くない?」  
 一応、抗議してみるが、  
「お願いされましたから」  
 取り付く島もなかった。  
 
 仕方ねぇ。使ってしまったものは戻ってこない。  
 無くなっちまったもんを嘆くより、残ってる二つの願いを有効利用するほうがマシってもんだ。  
 あまり、時間もないことだしな。  
「『願い事の数を増やす』という願いは、駄目です」  
 そこ、うるさいっ!  
 それじゃ、まぁ、気を取り直して、且つ余計なこと言って願い事の無駄打ちをしない為にも……。  
 
「天使ちゃんと、えっちさせて」  
 
「……」  
「……」  
「……え、えええぇぇぇぇっ!?」  
 
 驚いてる、驚いてる。まぁ、そりゃそうだわな。  
 わざわざ自分の命の1/3を使って、「えっちさせろ」なんて、普通は考えられない。あるとしたら、 
三流エロ小説くらいなものだ。  
「聞こえなかった? 天使ちゃんとえっちしたいんだよ。あ、『えっちなこと』じゃなくて、  
『えっち』そのものね。そうそう、服はそのままでいいからね。着たままプレイハァハァ……」  
 おっと、思わず興奮してしまった。失礼。  
「受理しないの?」  
「……受理、します……」  
 目の前の可愛い天使ちゃんは、項垂れた。うむ、ロリ系キャラだと、こういうアクションが絵にな 
るなぁ……。  
 
「先に言っておくが、えっちな行為はあくまで一つの願いだからな。『フェラして』『おっぱい触ら 
せて』の二つで魂が消滅したら、かなわん」  
「……分かりました」  
 やっぱりそうする気だったか。  
「というわけで、まずは俺のを大きくしてくれる?」  
 いや、はっきり言って、すでに俺のモノはすでにビンビンなのだが、それは言葉のあやというやつ 
で……。  
 もうすでに観念してるのか、天使ちゃんは魔法陣の結界を抜けて、俺の方に4つんばいで這ってきた。(召還者の願いに必要でなければ、結界から出れないのだ)  
 俺のズボンに手を掛ける。すんなりと足元まで落ちて、テントが貼っている俺のトランクスが顔を 
出す。トランクス越しに手を沿わせる天使ちゃん。  
「うっ」  
 思わずうめいてしまった。  
 ……だってさ、仕方ないじゃん! 羽だぞ? 天使だぞ? しかも、思いっきりロリだぞっ!?  
 すべての属性を持っている俺としては、彼女はまさに弱点そのものと言っていい。  
 さすがに暴発はしなかったが、こりゃフェラは諦めた方がいいなぁ……。  
「なんか、天使ちゃん見てたら大きくなっちゃったみたい。じゃあ、これから天使ちゃんの準備、し 
てあげるから」  
   
 まだ未発達の胸に手を伸ばした。  
「ふぅ……ん」  
 抵抗はない。が、体を僅かにくねらせ、上目遣いで俺を見上げる翡翠色の瞳からは、抗議と不安の 
混ざった色が見てとれる。  
 それを証明するかのように、背中から生えている純白の翼は小さく折りたたまれて、これまた不安 
げだ。  
「綺麗だよ、とっても」  
 わき腹をスッと掠めながら、両手で背中の羽に手を伸ばす。丁度、抱きつく格好だが、天使ちゃん 
の両腕はダラリと下がったままで、いまいち決まっているとは言えないっぽいのが残念だ。  
「羽……抜かないで」  
 やっぱり怖がってるようだ。  
「抜いたりしないよ? ただ、優しくなでであげるだけ」  
 それを愛撫というのだが、そんなことは知る由もないヴァージン天使ちゃん。そんな天使ちゃんを 
少しでも安心させてあげたくて、左手で手の甲を使って撫で上げる。右手は指の腹で、羽の上部をつ 
つっと伝わせてやる。  
 そのまま、羽の付け根まで届いたとき、  
「あ……ぁん」  
 天使ちゃんはとうとう、可愛らしい喘ぎをあげてくれた。  
「どう?」  
「よく分からないです……。でも、ぞくぞく……するみたい」  
 天使ちゃんの肌はぷにぷにしている。やはり、人間とは違うのだろうか。いや、人間のあかちゃん 
のそれと似てる。  
 人差し指を使って、ぷにぷにした肌と羽の接合(?)部を擦ってみた。  
「あぁっ! ……それ、いやです」  
 やはり、”天使ものえっち”の定説通りここは感じちゃうらしい。今までで一番の反応を引き出せ 
た。  
「もっとしてあげるからね」  
 今まで天使ちゃんの左翼を右手で愛撫していたので、今度は右翼の付け根を左手で擦ってみた。右 
手は天使ちゃんのさらさらとした金髪を梳いてやる。  
「あっ……」  
 天使ちゃんが呟いた。そして今までずっと俺を見上げ続けていた顔が、俺の胸板に収まった。そし 
て、バランスを取るように、そのまま天使ちゃんの両手が俺の背中に回った。  
 嬉しかった。些細なことだけど、天使ちゃんが受け入れてくれたようで……。  
 
 お互いに抱き合う体勢だと、おっぱいを愛撫するには不向きだ。となると、愛撫の手は自然に背中 
から下腹部へと伸びてゆく。とりあえず、パンツ越しにおしりをなでてみた。やっぱりぷにぷにして 
いる。  
「てんしちゃん、どう?」  
 そのままさわさわ。パンツの中に侵入させて、さらになでなで。  
「えと……なんか、くすぐったい感じです」  
 あんまり感じてくれないらしい。それならばと、そのままさらに奥……秘所にまで指を這わせてみ 
た。  
「濡れてる」  
 思わず呟いた俺と、  
「い、言わないでください……」  
 顔を真っ赤に染めて恥ずかしがる天使ちゃん。はっきり言って、萌え♪  
 このままイくまで愛撫してやりたいところだけど、もうそろそろ挿入することにした。なぜならあ 
の魔法陣の効果は30分しか持たず、30分経ってしまったら自動的に俺の魂が抜けてしまうのだ。  
「天使ちゃん……そろそろいいかな?」  
 天使ちゃんもタイムリミットの事を分かっていたのか、こくっとうなずいた。  
 
「……ああぁあああぁいたぁぁぁっ!!」  
 俺のナニは、標準よりも小さい。だが、それでもやはり初めての天使ちゃんにはキツかったようだ。  
「……痛っ……痛いよぅ……」  
 痛がってる。とっても痛がってる。  
 さすがにこれだけ痛がられると、無理に動こうという気にはなれない。  
「……ひっく……ぐすん」  
「大丈夫? ……じゃ、ないよね。そりゃ」  
「いえ、そんなこと……ひぎぃ」  
 気丈に振舞おうとする天使ちゃんだったけど、やっぱり駄目らしい。  
「ええと、一度、抜こうか?」  
 あまりにも気が引けたので、こう提案してみた。が、  
「このまま動かないで……」  
 蛇の生殺しを要求してきた。というか、むしろ魂の生殺しか?  
「たぶん……あと30秒くらいで元の世界に戻れるから、そのままでお願いします」  
 ……ナヌ?  
「おいっ! なんであと30秒なんだよっ! 聞いてないぞ、そんなの。召還して、30分くらいは大丈 
夫じゃないのか?」  
「30分というのは、術者の平均値です……あの、あなたはその……魔術に慣れてないですよね?」  
 そりゃねぇぜ!  
 動かずに、しかもあと30秒――いや、もう20秒少々しかねぇし――でどうしろっていうんだ!  
 ってゆーか、ヲタ舐めんな! こちとら虹板育ちの2ちゃんねらーだぞっ! こうなったら妄想で 
イってやるぅ!  
 俺は目を閉じた。さっきまでの、天使ちゃんの胸、あそこ、その他いろいろを思い浮かべる。俺は 
今、あの天使ちゃんを抱いているんだ。処女を頂いたんだ! 文句あるかゴルァ!!  
 どぴゅ……ぴゅぴゅっ……ぴゅっ……。  
 あっさりとイけた。僅か10秒足らず……。  
「ねぇ天使ちゃん」  
「……はい」  
「俺、天使ちゃんとえっちできて、良かった。それでさ――」  
 
 言い終えられたかどうかは、分からない。ただ、俺の最期は気持ちよかった、と言っておこう……。  
 
 
「ねぇ、天使ちゃん」  
 
 あくまちゃんがつぶやきました。  
 
「あの魔法陣、どうして作動したんだろう? あたし達が遊んでても、全然作動しなかったよね?」  
 
 私は答えました。  
 
「神様が手助けしてくれたんだと思う。今はもう、堕天使になっちゃったから、無理だけど……」  
 
「あのね、天使ちゃん。ずっと言えなかったけど……」  
 
「いつもごめんね。それと……ありがと」  
 
「ううん、私はあくまちゃんさえいてくれれば、それでいいの」  
 
「天使ちゃん!!」  
 
「あくまちゃぁぁぁん!!」  
 
 再会した二人は、一緒に泣き笑いしてました。  
 
 ところで。  
 
「ねぇ、私に魂くれた人だけど」  
 
「うん」  
 
「どんな人、だった?」  
 
「ええとね……ダサくて、カッコ悪くて……でも優しい人だったよ?」  
 
「たしかに、そうみたいね。結局、願い事って2つしかしなかったんでしょ?」  
 
「ううん、あの人、最期に3つ目の願いを言ったわ」  
 
「そうなの? でも、その願いって、叶えてないよね?」  
 
「……ううん。そんなことないよ」  
 
 
 
 
「あの人ね、最期にね、あくまちゃんへの伝言を頼んだの。  
 
『フライングの借りは返したからなっ!!』だって」  
 
 

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