「およしになってッ!!」
「こぉれこれ、そんなに堅くならずとも〜」
なにやってんだか──
襖の向こうには敷かれた布団、その上でもつれ合う男と女・・・
一方的に男が絡みついてるといったほうが正しいんだろうけど。
男の名は那須──今日の私の仕事はこの那須を始末することだ。
深夜寝所に忍び込んでは得意の按摩を蓑に女子を弄くりまわしてたそうで。
女子としては許すことのできない悪行である。
「嫌ッ・・・・・やぁッ!!」
「今何刻とお思いか・・・静かに療治を受けなされ」
那須は能面を取り出すと抵抗する女子に強引にもその面を被せる。
「おぉ〜お似合いじゃ〜これで恥ずかしゅうのうなったでしょう?」
んな訳ないだろうが──
全くもって非常識な男である。
これも己の欲がなせる技か・・・なんの恥じらいもなく良くそんな台詞を吐けること
「しばし待たれよ〜薬、お薬はぁ〜と──」
那須が荷物へと向かい、こちらに背を見せる。
面を被された女子もこれは機と逃げようと、襖を開けた。
もちろん襖の前にいるキツネの面の私に驚いたが、私は彼女を引っ張り出して入れ替わりに部屋に入る。
「嫌よも最初だけ〜時期に極楽に行けまする〜」
「本当に極楽に行けるでありんすか?」
「はぁ〜い、お連れしましょう〜・・・・・・曼珠沙華ェッ!!」
那須はこちらの姿も確認せずに、いきなり飛び掛ってくる。
こんな馬鹿に捕まるような、マヌケではない。
那須の体を軽く飛び越すと、那須は誰もいない畳へと不様に打ち付けられた。
「女子の寝所に忍び込み、按摩を蓑に己の欲を晴らす好色男・・・女子に代わって始末させてもらう!」
「なぁ〜にぃ?はばかりよって・・・まぁ良い・・・抜かせたお主が悪いのよ」
そう言って那須が取り出したのは、自分の性器──
しかも、大きさは尋常じゃない・・・一尺はあるかという巨根だった。
「なッ!なに出してるのよッ、変態!!切り落とされたい!?」
「落とせるもんなら、落としてみな〜」
「ッ・・・このド変態がぁッ!!」
その巨根に目を合わせないように、拳を振ろうとするけど・・・
普段見慣れないものに、目がいってしまう私──
「どうした?顔が真っ赤だぞ??」
「う、煩い!・・・変態が・・・この助平がぁッ!!」
もうこのときには、私は平常心を欠いていたんだ。
出した拳を取られると、そのまま那須の体に引き寄せられた。
「きゃぁッ!?」
「いらっしゃ〜い」
「離、せぇ・・・くぅッ・・・・・・」
軽々と抱き上げられた私の脚の間にあの巨根が割り込み、抵抗しようと動くとソレが太ももを擦って気持ち悪い・・・・・
「もっと暴れたらどうだ?それとも堪忍したかな?」
手も足も出ないとはまさしく今の状況だろう・・・
抵抗したらしたで、那須の思う壺だ。
「・・・・・・・・・」
「だんまりかい・・・」
相手を刺激しないように沈黙を貫こうとした・・・・・・
その間にも那須は腰の後ろに回った手を私の秘所に伸ばしてくる。
「我慢しないでよがってみなされ」
指が割れ目をなぞり、ねちねちと表面だけを執拗に弄られる。
「くッ・・・・・ぅぅ・・・」
「ほぉ〜れほぉれ」
「ッ・・・ハァ・・・・・ぁう・・・」
「耐え忍ぶ顔も良いが・・・・・・お嬢の声を聞きたいのじゃよ!」
「ひゃぁぅッ!!」
太い指が奥へと続く狭い道を見つけると、ゆっくり割れ目を押し広げる。
「ほぉ〜良い鳴き声だ〜それ鳴け鳴けぇ〜」
「はぁぅ・・・・・・う・・・う、ごかす、なッ・・・あぁッ!」
「そぉらそらぁッ!」
「やあああぁぁぁぁッ!!」
狭い道を行ったり来たり・・・
終いには狭い道を抉るかの如く勢いよく突き進んだ。
無理矢理道を広げられたにも関わらず溢れる愛液──
私はこの男の指に屈してしまった・・・・・・
「体は素直よのぉ〜・・・逃した女子の分楽しませてもらおうか?」
「はッ・・・くぅ・・・・・・ッ」
那須は指を私から引き抜くと私の身体をさらに高く持ち上げる。
そして私の真下にはいきり立つ那須自身が待ち構えているんだ・・・・・・
「味わうがいいさ・・・抜かせたお嬢が悪いのよ」
「あぁぁ・・・・・・」
那須の豪剣が私の盾に触れる・・・
「舌を噛み切るような真似はしないのかい?」
「・・・あんたなんか原因で・・・死んでも死に切れないよ・・・」
「ほぉ〜・・・ますます楽しめそうよ・・・・・・容赦なくぶち込んでやる!」
「・・・来なよ、助平」