「わちの子に〜何かするつもりぢゃな」
あたしの目の前にいる薄気味悪い奴の事なんてどうでもいい。
いち早く奴を始末し、奴の飲み込んだ“呪縛石”を取り戻す、それが郷田の殿様から下された命令だから…。
怨「お終いか〜?」
「そう簡単には殺らせちゃくれそうにないねぇ……」
あの石の影響が領民に影響が出始めている。
その焦りからか彩女の小太刀を握る手は汗でぐっしょり濡れていた。
「アンタになんか構ってる暇なんか無いんだよ!死にな!」
疾風の如き速さで石を飲み込んだ敵の腹に向けて勢いよく斬りかかった。だが敵もさるもの、両の小太刀を得物で力強く跳ね返す。
それと同時に汗まみれの彩女の両手から小太刀が勢いよく飛び、本堂の闇へと消えた。
ゴッ…!
敵の得物が彩女の腹部をとらえた。
「しまっ……ゲホッ、ゲホッ!」
怨「ほっほっほ、わちの邪魔、すなわち死。しかしただでは殺さぬ!そろそろ貴様にも『わちの子』の力が及ぶ頃ぢゃろうて。ほっほっほ!」
「あたいとした事がっ!くそっ!くっ…」
怨「そろそろ、ぢゃな……ほっほっほ」
「……?」
彩女の体は徐々に熱を帯び自由が奪われていく感じにおそわれた。
「体が…熱い…」
怨「さっきの威勢はどうしたのぢゃ?まぁ無理もないかの!ほっほっほ!いい気味ぢゃて」
彩女はふと下腹部に異変があるのに気付く。着用していた忍鎧の股の部分から何かが足元へと滴り流れてゆく……。それはとめどなく溢れ、足元に小さな水溜まりを作っていた。
怨「ほっ!盛大ぢゃの!これも呪縛石の力ぢゃ!」
そういうと彩女の忍鎧を強引に剥ぎ取り始めた。
「くっ、やめ…ろ」
胸部の鎧が外れ、形のよい乳房があらわになった。
怨「忍といえど所詮は女よ!ほれ、どうぢゃこうして欲しかったのぢゃろ!?」
彩女は両の乳房を激しく弄ばれ、ますますその秘所を濡らした…
怨「ほほほ!とんだ淫乱なくのいちぢゃな!こんなに汁を垂れ流してからに!」
そう言うと下の鎧を剥ぎ取り、彩女の艶やかな裸身をあらわにした。
怨「ほっ!中々見事ぢゃて!ほれ、わちの子も天に届かんばかりにそそり勃っておるわ!」
「!!」
もはや常人のそれではないはち切れんばかりに昂ぶった一物が彩女の眼前に在る。
いや、“いる”と言うべきか。彩女の目にはもはや別の生き物に見えた。
怨「ほれ、どうぢゃわちの子は?これをこの穴に挿れて欲しいのぢゃろ!」
そう言いながらいやらしい汁にまみれた彩女の秘部に太い指でなぞった。
「あぁ…いや……だ…」
意に反しどんどん秘部の奥から蜜が溢れる…
彩女を四つん這いにし、そして怨はすかさず猛り狂ったモノを蜜壺に押しあて、そして…
…くちゅ…ズッ…
「ぅあ!あぁぁああっ!!痛ぁっ……!!」
怨は有無を言わさず一尺ぐらいはあろう火柱を彩女に突き立てると、その感触を味わうが如くゆっくりと腰を沈めた。
侵入した一物は容赦無く彩女の中を蹂躙してゆく…。
「…やめ…んっ…うぁぁ」怨「どうぢゃわちの子の味はっっ!」
グチュッ…ヂュ…
淫猥な音が本堂に静かに響く…。
その本堂のはるか上には、もう一つの影があった…。
?「くっくっく…これは面白いモノを見たわ。あの石には斯様な力もあるのか……暫し高みの見物と洒落込むとするか…」
ぱんっ ぱんっ
肌と肌が激しくぶつかり、汁と汁が混ざりあう。
次第にそれは激しさを増す
怨「ほほ!快楽を存分に味わった後黄泉路を惑うがよいわ!」
この時彩女はまどろみ薄れゆく意識の中で、ある娘の姿が脳裏をよぎった
「菊……。」
怨「おほっ!出る!出るわ!貴様の中に腹一杯注いでくれるぅ!ぬああぁ!」
びゅ、びゅるるっドプッ!
彩女の秘所にはおびただしい量の白濁が吐き出された…。
…ズルッ
怨「おほ!わちとした事が少々溜めすぎたかのぅ。」
だが怨の一物は全く衰える様子もない。なぜならそれは呪縛石の力の所為である故。魔にはより力を与えるが常人にとっては害でしかない。
怨「さぁて次は“こっち”の穴で遊ぶとしようかの」
?「奴め、まだ戯れる気か…ちぃ」
彩女「そ、そこ…は…嫌…嫌ぁ…」
だがもはや彩女に抵抗するだけの力は無かった。
怨「何を言おうが無駄ぢゃ!呪縛石の力からは何人も逃れられぬわ!」
そう言い彩女の後ろの穴を汁で濡れた指で弄ぶ。
「あぁ……ぅ」
怨「ほほ!後ろの穴がわちの魔羅を欲してヒクヒクしておるではないか!ならこれはどうぢゃ?どうぢゃ?」
指を彩女の後ろの穴に徐々に挿し入れてゆく…
ず、ずず、くちゅぅ…
「ふぁぁあっ…あぁ」
尚も奥へ、奥へと入り、侵掠し、彩女は淫媚な声をあげる…
「ん…んあぁ…やぁぁ」
怨「ほほ、そろそろ頃合いぢゃな。こっちの鞘にもわちの宝刀を収めて……」
ヒュンッ!…ズンッ
怨「…へ?」
「!?」
彩女は一体何が起きたか解らなかった…。だが…
怨「あで?わちの腹にぃ…?」
見ると怨の腹には刀が刺さっていた。彩女はその刀には見覚えがあった。
それこそ東忍流に伝わる名刀“十六夜”。
夜の闇の中、薄暗い本堂の中でも十分に妖しい輝きを放つ。
「力丸!」
本堂の入り口、月の光を背にたたずむ影があった。
力丸「彩女!その刀を取れ!今なら呪縛石の力は押さえられている!!」
彩女は怨の腹に突き立った刀を、思いの限りの力で引き抜いた!
怨「ひぎゃああああああああーーーっ!!!」
「よくもやってくれたねぇ……死になっ!!」
ザシュッ!!……ぶしゅッザァーーー……
怨は首と胴を離され、あたりに見事な血の華を咲かせた…。
力丸「遅れて申し訳ない」彩女「どこ見て言ってんだい…?」
力丸「す、すまぬ…」
彩女「はは〜ん、あんたもあたいの体に興味があるのかい?」
力丸「さぁ城へ還るぞ。これを着ろ。」
そう言うと力丸は上の装束をそっと、彩女にかけてやる。
彩女「ホントは見たいくせにさ」
力丸「……素直になったかと思えば…」
二つの影は闇に消えた……
?「ふん、あれが郷田の忍か…さて、ワシも帰るとするか… 」
得意げに梁から飛び、着地しようとしたその時……。
?「な!?ま、待ー……」
…ずどぉぉーん!
力丸「…ん?今、爆発音が…」
彩女「あぁ、奴との戦いの時仕掛けておいたんだ………“地雷”」
完。