「いやじゃあああ〜!」
ドサッ
「だらしないわねぇ、もっと楽しませて欲しかったのに……うふふ♪」
闇夜の中、崩れ落ちる見張りの兵を横目に見ながら愉快そうに微笑む女がいる…。
―式神を操る秘術を持つ、天来六人衆が一人“神楽”の姿が郷田領内にあった
神楽「さぁて、次の獲物はどこかしら?私の式神が血を欲しているわ」
天来の命で部下の上忍数名と共に郷田領内の要所を奪う目的でやって来たのだった。
神楽「さぁあなた達、思う存分“遊んで”来なさい」上忍達「ハッ!」
そういうと部下の忍達は方々へ散開してゆく。
神楽「さて、私は天来様から賜った“コレ”を試す事にしようかしらね」
神楽の手には護符らしきものがあった。
式神使いは物質等を媒体に“神”や“もののけ”の如き類を召喚する秘術を用いる。
その護符らしき物も秘術に使われる媒体らしかった。
暫くすると遠くから悲鳴がや叫び声が聞こえた。
「ひ!命ばかりは助け…ぐあーーっ!」
「なんだ!?うわっ!」
「いやだぁーーー!!」
神楽「どうやら始めたようね…いい音色だわ」
聞こえてくる悲鳴に耳を傾けそれを楽しんでいる。
神楽「あはは!…疼いてきたわ。私もそろそろ遊ぶとしようかしらねぇ……」
手にした護符を数枚上に掲げると、それを空中に放り特殊な印を手慣れた手つきで結ぶ。たちまち辺りは妖しい光に包まれ、護符が人型に近い形を成してゆく。あっという間に数体の一反木綿の様な風体の式神が完成した。頭の部分には呪印らしきものが書かれている。
神楽「なんだ、どんな式神かと思えば普段の私のと変わらないじゃない」少し面食らった様な風に言う。
神楽「まあ、いいわ。せっかく貰ったものだし、使わない理由は無いわね。今宵も楽しい宴になるのは間違い無いのだから」
呼び出された式神達がゆっくりと宙に浮き上がると、主人の神楽の方に一斉に向き直る。
神楽「私の可愛い式神達、餌の時間よ!うふふふ…あはははっ!」
神楽がそう言うと式神達は動きだす
……神楽の方に向かって!
式神達は一斉に神楽に飛び掛かってきた。
すかさず躱すが次から次へと飛び掛かって来る。
神楽「おのれ、これは一体!?」
神楽はもう一つの秘術である瞬間的な移動術を用いて脱出を計った。
神楽「しまっ…!」
だが移動先付近にいた一体の式神の俊敏な動きによって腕を捕まれ、背後に回られ羽交締めにされる。
神楽「この私の言うことが聞けないか!離せ莫迦者!!」
―その頃…
怪しげな光を放つ水晶玉を以てその光景を伺う者がいた。
天来「斯様な場所、ほんの数人の上忍で十分事足りるのだ。だが敢えてお前を行かせた。お前には“別”の任を与えよう」
式神達は数体で掛かり、巻き付き、完全に動きを封じた。
神楽「何故!?天来様!!どうして私が!?」
ビリ、ビリビリ!ビィー!
上半身の服がおもむろに裂かれ、二つの柔らかな膨らみが曝け出されると神楽の顔が紅潮してゆく。
式神にピンク色の突起を激しく刺激され硬さを増す。いよいよ、これから何をされるかを悟ると
神楽「おのれ助兵衛爺ぃめ!謀ったな地獄へ堕ちるがいい!」
と怒り狂い暴れるが、その甲斐もなくたちまち式神達に動き制される。
式神の内の一体が自らの体をねじり、ちり紙で作った大きな“こより”(鼻の奥に入れてくしゃみを出すためにティッシュをねじって作るアレ)のような形へと変化した。それを待っていたが如く、もう一体がぐんっと無理矢理足を開かせた。
神楽「まさか…」
こよりの先が腰巻きの下から侵入しようとする。それが入らぬように一生懸命身をくねらすが…
…ズル、ズズー…
神楽「…!」
敏感な部分に触れ神楽の体をびくっと体を仰け反らせた。尚も下着の隙間から容赦なく挿されてゆく。
ズル…ズル…クチュ…
神楽「ふあっ…あ…ん」
侵入は淫汁の滑りも助け、止まる事無く、ついには全体が神楽の狭い胎内の中に収まった。
神楽「ぅ…あ…痛ぁ…」
だがそれでは終わらなかった。
神楽「ふあああぁぁっ!!!!あぁ!」突然神楽の腹の辺りが波打つ様にボコボコと動いている
中に入った式神が激しく膣内で蠢いているらしかったのだ。彼女の反応を確かめるかの様にリズミカルに…。
今まで味わったことの無い強烈な快感が神楽の体を突き抜ける。
ぐちゅ、ぐちゅ、と淫猥な汁が飛沫の如く音を起て溢れ出る。
神楽「嫌だ!逝く!逝くぅーーあーー……」
ぷしゅっ…しゃーーーー…
果てると同時に軽く失神し、小便が勢いよく噴出し弧を描く…。膣内の式神は微動だにしないかのは失神した際に術の効果が切れたからだろう。
放心状態でその場に倒れていた神楽を、要所の制圧を完了して戻って来た上忍達が見付け驚愕する。
上忍其の一「これは一体どうしたというのだ!」
上忍其の二「敵か!?」
上忍其の三「否、待て。これは神楽様が神に使う媒体だ。」
上忍其の一「じゃあ何か?俺達だけ行かせて自分は式神相手に楽しんでたってのか?冗談じゃないぜ」
上忍其の二「なぁ…俺らも楽しませてもらおうぜ?近ごろ女日照りが続いて溜まってんだ」
上忍其の三「そうだな。俺らの苦労は体でねぎらって貰うとするか」
上忍其の一「この生娘のような肌、たまらねぇな!はやく犯っちまおうぜ!」
持っていた手ぬぐいで神楽に目隠しをし、両手を縛った。
上忍其の一「俺が一番多く敵を始末した。俺が一番手だぜ!」
上忍其の三「じゃあ俺は…後ろからいくかな」
上忍其の二「まったく、お前も好きだなぁ!しゃあねぇ、俺は口で奉仕してもらうとするか」
上忍其の一「それでは各々方、準備は良いかな?」 上忍其の二「おぅ!万端だぜ!」
上忍其の三「行くか?」
上忍三人組「いっせーのーせー………そぉーれ曼珠沙華ー!!」
翌日、近隣の村々では領内の要所が夜襲にあい、陥落した事で、何処もかしこもその話題で持ちきりだった。
村人A「恐ろしい事よな。この村も危ないんでねぇか?」
村人B「あぁ用心しねぇとな、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
村人A「そういや、誰かが妙な事言ってたな。陥落した要所の近くで女の悲鳴さ聞いたってよ。えらく艶のある声だったって話だ」
村人B「そんなことあるわけねぇって」
少女「ねぇ、おじさん」
村人A「おわっ!?びっくりしたでねぇか!いつの間に後ろにいただか?」
少女「その話、詳しく聞かせて」
村人A「あぁいいぞ。昨晩…(かくかくしかじか…)」
少女「おじさん、ありがと!」そう言うと少女は去って行った。
村人B「あんな可愛らしい娘が腰に刀たぁ…それにあの“狐の面”…。」
村人A「人にゃ何かしら事情ってもんがある。ほれ、仕事に戻るぞ」
村を抜け、少女は野を疾駆する。昨晩、謎の忍達に襲撃された領の要所へ向けて…。
類い稀なる忍の才を併せ持つ少女。持ち前の素早さで半刻も経たぬ内に目的の要所へと倒着する。
辿り着いた先は敵に焼かれ、廃墟と化していた。少女はそれと同じような光景を見たことがあった。仲間の裏切りにあい、焼かれ、灰と化した生まれ故郷を…。
目の前のそれは確かに廃墟ではあった。襲撃により近隣の人間は怖れ誰も近づこうとはしなかったが“元忍”の勘が何かを察知した。
少女「……いる。」
辺りの様子を慎重に探りながら奥へと進んでいく…。
少女「…!」
耳を澄ませると微かに話声が聞こえる。
上忍其の一「なぁ、あれから何発犯ったんだ?」
上忍其の二「俺か?俺は五回だ。そっちは?」
上忍其の一「俺は七回だ。俺の勝ちだな」
少女は気配を殺し徐々に距離を詰めてゆく。距離にして約一丈。壁に張りつき始末する機会を伺う。
上忍其の一「また今晩も楽しませて貰うとするか」
ヒュッ
上忍其の二「あぁ、じっくりと……なはっ!?」
ぶしゅうううぅぅぅっ
喉元が裂かれ鮮血が勢いよく噴き出す。
上忍其の一「な、何っ……ひゃっ!」
もう一人の上忍の額には真っすぐに刀が突き立てられた。がくがくと身体が揺れながら崩れ墜ちる。
少女「…ふぅ。」
一息つくと竹の水筒の中身を一口ごくりとやる。
それが終わるとさらに奥へと素早い動きで、なおかつ慎重に進む少女…。
何人斬っただろうか…。 彼女の通った道には骸しか残らない。後は骸に成った忍達を束ねていた頭を始末するだけで“依頼”は達成される。
少女「…こっちかな?」
気配を読み、少女が行き着いた先は牢が並んだ少し狭い通路であった。
少女「あれは…」
並んだその牢の一つにボロ雑巾の如く横たわる女の人影が在る。口には猿轡、腕には手枷がつけられてある。それにほぼ全裸に近い状態で、あちこちに白濁の汁が付着していた。
少女「ひどい……大丈夫!?しっかり!」
少女は急いで駆け寄ると抱き起こしてやる。
少女「今外してあげるからね」
以前にも似た状況に出くわした事もあるのか、慣れた手つきで手枷を外す。
少女「もう大丈夫だよ、安心して」
倒れていた女は気が付くと少女を見た。
少女「 私は“凛”っていうの。こう見えても“始末屋”なんだ。内緒だよっ」
上忍達を全員抹殺したとは思えないくらい朗らかに喋る。
凛「あなたの名は?」
女「……神楽」
凛「そっかぁ、良い名前だね!」
一瞬だけ、昔姉のように慕っていた女の顔が浮かんだ
凛「ところで聞きたいことがあるの」
神楽「……何だい?」
凛「あの忍達には“頭”がいなかった?私はそいつを討ちに来たんだ」
神楽「……えぇ、“いる”かもしれないけど逃げたと思う」
そう言うと神楽の目つきが怪しくなった。
凛「逃げたにしても、まだそう遠くには行ってないはず!急いで追い掛ければ…」
神楽をおんぶし、身体を翻し、元来た道を戻ろうとした時…
凛「身体が…動かない?」神楽「あぁ、お凛ちゃん…追い掛けても多分無駄よ。頭は……“私”だからね」
凛「そんな…なぜ…?」
神楽「私だって被害者よ。訳もわからぬ内に手下に姦されたんだからねぇ…」
神楽の放った術がみるみるうちに凛の動きを封じる。
凛「畜生…身体の力が…」神楽「あなたには感謝しているわ。でも敵の頭である私を討つと言うならやってみせて頂戴。私の金縛りの術を解いてね…。出来るかしら始末屋さん?うふふ、あーっはっはっは!」
凛「何…を…」
動けない凛の身体の上にゆっくり腰を掛けて云う。
神楽「言ったでしょう?感謝してるって。だからせめて、あなたを殺す前に“楽しい”事をしてあげるの。こうゆう風にね…!」
そう言うと上着の裾から手を差し入れ、凛の熟しきれてない“ふくらみ”乱暴にを弄り始めた。
凛「痛っ、痛…い!や…めて…」
神楽「生意気にも感じるんだねぇ、ガキのくせにさ。ここが勃ってるのが証拠だよ」
凛「あぅ…ん…はぁあ…」ふくらみの上に在るより敏感な処をこねくり回されると、意に反して甘い声が漏れてしまう。
神楽「さぁ、あなたも産まれたままの姿になって一緒に堕ちましょう?」
神楽は生気に満ちた肌を舐めるように観察しながら時間をかけて一枚、また一枚と凛の身に付けていた衣服を剥いでいった。
神楽「今のあなたは私の欲望を満たす最高の“式神”よ」
そう云い凛の乳首に吸い付き貪る
緩急をつけて噛んでみたりじらす様に舐めたり…
実に淫媚な光景であった…
凛「…駄目ぇ…はぁ…はぁ…」
神楽「感じているのね……ならもっと良くしてあげるわ」
神楽の手がゆるりと凛の敏感な処へと差し伸べられてゆく…
…くちゅ……くちゅっ
凛「ふあぁっ!」
神楽の人差し指が膨れあがった突起を刺激し、中指がまだ未発達な孔のまわりを愛撫する。
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ…
動きは次第に速くなり、凛の秘所からは淫らな汁が奥の方から溢れてとまらない。
神楽「いくよ…」
凛「んんんっ!!」
穴のまわりを撫でていた中指は次第に凛の中へと埋まってゆく…
凛の身体はびくっと仰け反り美しい弧を描くかの様。それに伴い凛の中を探る指をきつく締めあげる。
ゆっくり、ゆっくりと…
凛「〜〜〜!」
凛のあげる声はもはや言葉にならず、膣中を探れば喘ぎ声をあげるだけの淫奴と化している。
神楽「いい哭き声をあげるのね、でも自分だけ楽しむなんてずるいよ…」
指を抜き、凛の足を掴み股を広げさせる。
そうして彼女は自分の花弁を凛の十分すぎる程に潤った花弁へと重ねる。
くちゃくちゃ、ぐちゅ!ぐちゅ!
神楽「逝こう?ね、一緒に逝こう!?」
凛「〜〜〜!!!」
互いの秘部は激しくぶつかると紅色に染まり、穴の奥からむせるかえる程の女の匂いを立ち上らせる。
そして………。
神楽・凛「うぅぅ!逝くーーーー!!」
…………。
神楽「決めたわ……あなたは私のモノ、誰にも渡さない!誰にも!たとえそれが天来…あなたであっても」
…ズッ
神楽「………あ?」
神楽は視た。自分の胸から刄が突き出ているのを…。
ぶしゅうううぅぅぅー!
神楽「あぁ…私の…血が…流れていく…こ、これじゃ…死んじゃうじゃないか……凛んん…地獄で待ってるよ…ふふ…ははははははは……は」
?「……成仏しな」
突き刺さった小太刀を抜き、一振りすると華麗に腰の鞘に収めた。
?「凛、大丈夫かい?」
凛「……彩女……さん?」彩女「ああ、そうさ。あんた生きてたんだね」
凛「うん、何とかね」
久しぶりの再開に少し照れてる感じでいう。
彩女「あ、いけね!そういやあたい、外で人を待たせてあるんだ。そいつがまた“するめイカ”みたいな奴でさぁ!」
凛「えぇ〜変なの〜!!
……ん?するめイカ…?」どこかで聞いた事がある気がしたが別に気にも止めなかった。
吉五郎「ハァックショイシバーロー!!イカん………風邪引いちまったかな?」
完。