東忍頭目 力丸はついに最期の時を迎えようとしてた。
満身創痍、神命丹も尽き、間が悪い事に散開策敵中のくのいちに見つかってし
まったのである。廃屋に身を潜め相手を追跡を振り切ったと力を抜いた、その
時、己の鳩尾から背骨に掛けて焼けた火箸を突き込まれた様な痛みを感じた時
点で、力丸は己の敗北を悟った。既に手足に力を入れることもできず、ただ最
後の一撃の勢いのまま後ろ倒しとなる。溢れ出る血の感覚が己の死を感じつつ、
力丸は股間に別の感覚を感じた。それは生への渇望か己の物がいきり立ってい
たのである。
力丸を仕留めたくのいちは特に感情の篭らない冷めた切れ長の目でその光景を眺
め、そして、死に行く力丸が予想だにしない言葉を放った。
「東忍流頭目 力丸。その卓越した力を我等が流派の為頂いていくぞ。」
「な、なんだと?」
「端的に言えば貴様の子種を頂くという事だ。生まれる赤子が男であれ、女で
あれ我等流派の隆盛の為に大いに働いてもらえる。東忍流は潰え、我等の流
派に新たな力が加わる。ただそれだけのことだ。」
「さて、貴様が死んでしまう前にこちらの準備をしてしまわないとな。」
くのいちは忍装束の裾を捲り上げ、己の秘部に指を這わせ始めた。
くのいちの無節操でまさに物を扱うような動作は、程無くして秘部を弄る
手付きに熱が篭り、呼気に艶が出始め、そして、感情の篭らない冷めた目から
情欲に澱んだ目付きへと変貌した。
背から尻へ回した手で己の秘穴を指で突き込み弄い、恥部に這わせた手は己の
陰核を激しく擦る。壁に寄りかかっていた肢体は、いつのまにか両膝を地
に付け、膝立ちの状態で腰を使い出していた。
「うぅぅぅっ、っく! ぁあっ!」
まるで見えない相手に秘穴を突き込まれているかのように激しくうねる彼女の
腰使いを横目に見つつ、力丸は迅速に己の命を絶つべく全力を振り絞り舌を噛
み切ろうとしたが、それを果たす事は出来なかった。
「ぅぐぶ!」
力を込めた瞬間、どのような加減か血が喉を逆流し、激しく吐血してしまったの
である。体は緩慢な死に向かいつつあるものの迅速な死を望む力丸の思いは果た
されなかったのである。
準備が整ったのか、伏した力丸に馬乗りになり力丸の腹部から顔に目を走らせた
「そろそろ逝ってしまいそうだな。高める為にもう少し時間が欲しいが萎える前
に種を奪わなければ意味が無い。」
「う、ぅぅ・・・・・・」
最後の力を振り絞り腕を脚を腰を回して、くのいちを振り落とそうとするも、萎
え切った四肢に力は入らず、ただ股間の物が揺れて震えるだけであった
「抵抗は無駄だ。最後の悦楽に身を委ねるが良い。」
そしてくのいちは、忍装束を捲り上げ、膝立ちのになり、力丸の物を己の秘穴に導き、
ぐっちゅ
湿った音を発しながら一気に腰を落とした。
ぬっちゃ、ぬっちゃ、ぬっちゃ、ぬっちゃ、くぷり、ぐぷり、ぐにゅり
「どうだい私の穴は?我等流派の中でも1,2を争う名器と評価されている、こ
の穴は?」
「あぁぁぁ っく、ぐ、ぐぅ」
動けぬ力丸に代わり激しく腰を振り、そして、腰を使うくのいち。呻き声は力丸
に与えられた悦楽と、衝撃によって生じる苦痛に苛まされた物とも知らずに自分
に酔う。
ちゅぷぢゅぷちゅぶ、ちゅぶ、ずっぷ
「気持ち良過ぎて言葉も無いのか?」
「具合が良いんだろ?私の中でどんどんに膨れ上がってるよ!」
いつしか、くのいちの忍装束は脱ぎ捨てられ全裸で力丸を物を
貪欲咥え込んでいた。