小田急コンビ編
オリジナル要素あり
あいこ&ちとせが高校生時代
体操スクールという設定
2001年8月
神奈川にあるとある体操スクール、その体操スクールはこれまでにオリンピック選手こそ輩出したことはなかったものの神奈川県内でもトップクラスの体操スクールであった。
その体操スクールに所属していた石田あいこと船橋ちとせは小学校時代から体操を始め、小中学校では数々の大会を制覇している。
そして今月には高校時代最後の大会があるためそれにむけて、厳しい練習を繰り返していたのだった。
跳馬では乱れなく着地できるようその体勢が乱れぬよう、コーチがよいというまで何度もやらされ、段違い平行棒では何度も回らされていた。
あいこのレオタードはすでに汗だくになり、ふかふかのエバーマットに着地すると雨のように汗が降り注ぎ、出来たしわにもしみ込んでいく。
「まだまだ…こんなんじゃ…試合に間に合わない…」
あいこはエバーマットに座り込んで顔を両手で覆う。彼女が苦手な跳馬競技を問題なくクリアできるようにしておかないと大会では他の強豪スクールには歯が立たない。
それを考えるとおのずと体が再びスタート位置へと向かおうとしているのが分かった。
その時、彼女は背後から押し倒されるのを感じた…
押し倒されたきゃしゃな体は、マットへと沈んでいった。
あいこは疲れ切って抵抗することができない。
「や…やめて…何をするの…!」
そういうものの押し倒した相手は無言であいこの股間へと指を入れた。
あいこはこれまで弟とふれあう時にもいたずらされることはあったがこんな卑猥ないたずらはされたことがなかった。
彼女はあえぎそうになるが、喘いでしまうと相手に隙を与えてしまうことになりそうな気がしたので、ちょうどマットにできたしわに噛みついた。
マットを強く噛みしめ抵抗するあいこの姿に相手は気圧されたらしく、股間から指を離したがそれもつかの間で今度はレオタードの中に手を突っ込んできた。
「ちとせ…!助けて…」
心の中でそう叫ぶがその願いは届く気配はなさそうで、相手はどんどんと卑猥な行動をとる。
そしてついにあいこの歯にも限界が来たのか、ついに噛みしめる歯の周りから生地がどんどん赤く染まっていく。
あいこの願いがようやく届いたのかコーチに呼び出されていたちとせがようやく体育館へ戻ってきた。
そしてちとせと目が会った相手は血相を変えて逃げ出して行った。
ちとせは犯人を追いかけようとしたが、あいこの状態を考えるとおのずと自分はどうするべきなのかがおのずと答えが出てきた。
ちとせに手当てされながらあいこは考えていた。
あんなに不快だったが、股間の感覚が気持ちがよかったのは初めてだったと…・
そこであいこはちとせなら許せると思い頼んでみようと決心したのだった。
fin