とある休日。  
 役場職員・柏原宏志は、自室にてのんびりした時間を送っていた。  
 お昼ごろに目を覚ますと、買い置きの食材で自炊をする。そのまま音楽を聴いたり、  
TVやら借りてきたDVDを見たりのプチひきこもり生活。ダラけた一日だが、生傷  
の絶えない日常を送っている彼にとって、家の中にこもりきり、こんな風に一人です  
ごす休日は、心のオアシスというべき存在だった。  
(あ〜、今日は平和だ〜)  
 安穏をかみ締めながら、時計の針の音を聞く幸せ。  
(・・・そうだ、夕ご飯の買出し行かなくちゃ)  
 頭の中で献立を思い浮かべ、必要な食材を逆算。買い物は近所で何とかなりそうな  
ので、格好はラフに。  
 最低限の荷物を持つと、靴を突っかけて、ドアノブに手をかけた。  
 
「お兄ちゃん!!!ラーーーーブ!!!」  
 
 刹那。  
 外界の景色が目に映るより早く、柏原の腹部に馴染みの衝撃。  
 死角からのトペ・スイシーダ気味抱きつきに、ジャブローでズゴックに襲われたジ  
ムのように、くの字に体を曲げた柏原の意識がスローモーションになる。  
 ドア外の景色がゆっくり流れていき、一面見慣れた天井に。そして視界外からゆっ  
くりフレームインしてくる、屈託のない少女の笑顔。  
「遊びに来ちゃったーーー!!」  
(ちとせちゃん・・・)  
 不意打ちは、ないよな・・・。  
 後頭部を襲う衝撃に、意識がブラックアウトするまでのわずかの間、  
 柏原は彼にとっての休日が終わってしまったことを覚悟したのだった・・・  
 
(ん・・・)  
 下半身にむず痒さを感じて、柏原が目を覚ます。  
(ああ、そうか僕、気を失って・・・)  
 ゆっくり脳が働き出し、現状認識をしていく。  
(玄関開けたらちとせちゃんのタックルで、それで頭を打って・・・ちとせちゃん?)  
「・・・!!」  
 視線をゆっくりと下ろしていった柏原は凍りつく。  
「あ、気が付いた?お兄ちゃん!」  
 そこには桜庭ちとせの笑顔。  
そして、  
 下げられたチャック、晒されている自分自身のモノ。  
「ち、ちとせちゃん?こ、これは?」  
「あのねー、お母さんにどうやってお父さんをゲットしたか聞いてみたの!そうした  
ら、『男の人なんてキセイジジツでも作っちゃえばイチコロ』だって!!ってわけで、  
キセイジジツ作りに来ちゃった!」  
 あくまで満面の笑顔のちとせ。対して引きつり笑顔の柏原。  
「キセイジジツって・・・意味分かってるの?」  
「Hなことだよね?大丈夫、お兄ちゃん相手なら私、平気だよ!!」  
(僕は全然平気じゃない・・・)  
 柏原の脳裏に踊る、『わいせつ職員、○学生に淫行で逮捕』の見出し記事。すうっ  
と血の気が引く。  
(た、たしかにイチコロだ、僕の社会的地位が・・・)  
 なんとしても止めなければ、とりあえずズボンを戻して・・・  
 体を動かそうとする柏原。しかし、意に反し、手足はウンともスンとも言わない。  
感覚がまだ戻ってないのだ。  
(こんな時にっ・・・)  
 歯がゆい思いをかみ締める柏原を尻目に、ちとせは興味深げに柏原のモノに視線を  
向ける。力なくうなだれてるそれに、小さな両手を伸ばす。  
「うっ・・・」  
 ぴと。ぷにぷにした手のひらに包まれて、柏原が声を漏らす。  
「お兄ちゃん、気持ち良いの?」  
 ちょっといたずらっぽく、ちとせが呟く。  
 
 無垢な幼女の白い指先が、グロテスクな肉竿の周りを這う。合わせた手のひらがし  
ゅにしゅにと前後動し、時折、先端をつくつくと人差し指で弄ぶ。初めて手にした玩  
具をいじるように、ちとせが柏原のもので遊ぶ。  
 背徳的な刺激に肉竿は膨張を増していき、先端からじわりと我慢汁が溢れてくる。  
「あは、なんか出てきたよー」  
 粘り気をもった液体を、ちとせは自分の手に纏わせる。そしてそれを潤滑にして、  
にじっ、にじっ  
 片手では収まりきれない怒張を、両手を合わせて作った輪っかで包み込ませ、先端  
から根元までを行ったり来たり。その動きに従って指がわきわきと動き、緩め、締め  
ての変化を作る。意図的か、あるいは無意識か、繰り出される絶妙な手技に柏原のも  
のはあっという間に限界まで膨らむ。  
 垂直に屹立した肉棒を、熱っぽい瞳で眺めるちとせ。  
「わぁ、お兄ちゃんの、大っきい・・・」  
 暖かい鼻息がかかってくすぐったく感じられるくらい、ちとせの顔が柏原のペニス  
のすぐそばにある。  
「・・・ち、ちとせちゃん、もうこれ以上は、ね?」  
 快楽に翻弄されながらも、必死に理性的であろうとする柏原の青色吐息の呟き。  
 けれど、そんなものが恋愛暴走少女のブレーキになるわけもなく、  
ちろ。  
 桃色の唇から出た朱色い舌が、カウパーを零れだす先端に伸ばされる。  
「くぅっ・・・!!」  
 唾液交じりのザラリとした舌の感覚が背筋を通り抜ける。小さな桜色の舌はそのま  
ま、とわたりに沿って降りていく。  
つぅ、ちゅ〜〜〜  
 玉袋まで下りると、唇を尖らせ、柔らかな部分に吸い付いてくる。  
(ヤバっ、溶ける・・・)  
 股下で淫技に耽る少女に、柏原の理性は崩壊寸前だった。  
 肉槍を自在に動くちとせの舌。はじめは先端をちょこんと立てるだけだったが、次  
第に大胆になっていき、舌全体を使うくらいの濃厚なものになっていく。  
 
 そして、  
くぷ。  
 亀頭先端がピンクの唇に包まれて、そして、  
―――飲み込まれていく。  
 体型と同じく小さなちとせの口内にゆっくりと柏原のモノが納まっていく。  
じゅぷ、ぐじゅ・・・  
 食事と呼吸以外には使われたことのない少女の器官が、今はじめて淫らな行為に使  
われている。  
 身体つき同様ちいさなちとせの口内は狭く、それゆえに柏原のモノを強く締め付け、  
唾液によるぬめりとあわせると、名器さながらの快感を与えてくる。それに加えて自  
在に動く舌が、口内にとどまるペニスにまとわりつくのだ。  
 口をいっぱいに広げ、すこし苦しそうなちとせの表情。その大きさから、全てを飲  
み込むのは無理だった。けれど、こんな小さな子が、股間にかしずいて必死に自分の  
ペニスを咥えてくれているという、背徳的なビジュアルが柏原の快感を押し上げてく  
る。  
じゅぽ、じゅぽ、ずーーー、じゅぽっ!  
 頭を振って前後に動かし、しばらくしたら唾液を吸い上げる。そして再び、肉棒を  
飲み込む。  
 頬を赤く染めて、どこか恍惚とした表情でそんな行為を繰り返すちとせ。その口元  
から、泡だった唾液がこぼれだしていた。  
(・・・うわっ、く、出る!!)  
 こみ上げてくる射精衝動。  
 瞬間、理性も常識も吹き飛んだ柏原は、ちとせの後ろ頭に手を伸ばすと、思いっき  
りペニスに引き付けた!  
「ん〜〜!!んんん〜〜〜!!!」  
 くぐもったちとせの悲鳴。喉奥を押し上げるようにして無理やり突っ込まれた柏原  
の肉棒が、そのまま白濁を勢いよく解き放った。  
 
びくん、びくん。  
 蠕動するたびに発射されるザーメンが少女の口腔を汚す。  
「んくぅ・・・」  
 嚥下しようとするちとせだったが、あまりにも量が多すぎた。  
「けほ、けほ・・・・かはっ」  
 むせたその口から、収まりきらなかったスペルマが吐き出される。  
「・・・もう、いきなりひどいよ、お兄ちゃんっ!」  
 ちょっと責めるような視線のちとせ。  
「ご、ごめ・・・僕はそんなつもりじゃ・・・」  
(っていうか?)  
 両手の感覚、戻ってる?  
 衝動に任せて動かした手を、改めて確認してみる。持ち上げて、下ろして・・・ぐ  
ーぱーぐーぱ。  
 両手、両足ともに正常に動くようだ。とりあえず、その事実に柏原は安堵する。  
「もうっ、乱暴なのがいいなら、先にそう言ってねー」  
 台詞のわりには怒気は感じない、もうしょうがないなぁという感じでちとせは言う。  
「心の準備が必要なんだから・・・」  
 いいながら、四つんばいになったちとせがワンピースのすそを持ち上げた。  
はいてない。  
 まっしろなお尻、そして鮮やかな桃色の秘部が晒される。ことさらに誇示するよう  
に、ちとせは秘貝に両手を添えて押し広げると、肉色の未開地がてらてらと愛液で濡れ  
そぼっていた。  
「だ、だめだよ、ちとせちゃん・・・」  
 柏原が拒否する。けれど、その言葉には力がない。そのはず、その目は誘うように  
揺れるちとせのヒップに釘付けで、一度は力を失っていたペニスも、目にした痴態に  
ふたたび大きくなってきていたから。  
「いいんだよ・・・お兄ちゃん、私のハジメテ、このまま奪って・・・」  
 しなを作り艶っぽく呟くちとせ。  
 一度一線を越えてしまった故に歯止めが利かなくなっているのか、『毒食わば皿ま  
で』柏原の脳裏に浮かんだのはそんな言葉だった。  
 
ぴと、  
 ちとせ自身が押し開いている膣穴に柏原のものが添えられる。そこはおよそ入ると  
は思えない小ささだった。  
「入れるよ・・・」  
「うん・・・くぅ」  
 愛液を潤滑にゆっくりとペニスがちとせの膣内にもぐりこんでいる。狭い穴を無理  
やりに押し広げていくため、  
 みちみちと肉の広がっていく音がする。  
「キツっ・・・」  
「・・・ん、ん!!・・・ん!」  
 両口をぎゅっと閉じて、ちとせは身を引き裂かれるような拡張の痛みに必死に耐え  
ている。  
 カリ首の一番太いところをなんとか飲み込んでしばらくして、  
じわり、  
 愛液と違う粘度の生暖かい液体が、柏原のペニスを伝って、床にこぼれた。  
 真っ赤なそれは、少女が一歩大人になった証拠。  
「えへへ、お兄ちゃん、キセイジジツ、できちゃったね」  
 泣き笑いの表情で、ちとせが柏原に言った。  
 柏原のペニスを包むそこは締め付けるほどに狭く、そして熱い。その感触をもっと  
貪ろうと、背後から抱きかかえるようにして注挿すると、  
 軽いちとせの体はふわりと宙に浮いた。  
「おに、ちゃ・・・これ、とんでるみたいでっ」  
 ピストンで最奥を叩かれるたびに、ちとせの足が浮く。小さな体が後背位の挿入で  
翻弄されていた。  
「く、ひゃ、あ・・・ん」  
 
 そして、今度はかっちりとその細い腰を両手でつかんで、逃れないようにしての突  
き。  
 幼い肢体がまるでモノのように乱暴に扱われる。愛液とカウパーと破瓜の血が混ざ  
ったピンク色の液体が結合部から泡となってこぼれていた。  
「ふー、ふー・・・・」  
「はげし・・・すぎ、るよ・・・こわれちゃうよぅ・・・」  
 絶え絶えの声のちとせ、しかし、絶頂に向かう柏原は止まらない。貪るように腰を  
動かして、幼穴に猛りをぶつけていく。突き上げると同時に、腰に回した手をグっと  
こちらに引き寄せ、膣奥まで亀頭を届けんがばかりに当てていく。  
 行き止まりにぶつかるたびに、ちとせの口からくぐもった悲鳴が上がった。  
「・・・・・!!」  
 前後運動は早まり、そして絶頂を迎える。二度目の射精衝動。  
 さっき放出したとは思えないくらい、大量の精液が少女の子宮に向かって打ち出さ  
れた。  
「ふわぁ・・・出てる・・・お兄ちゃんのが、私の中に・・・」  
 引き抜く。無残といえるくらいにぽっかりと拡張されたちとせの穴から、白濁と血  
でマーブル模様になった柏原のペニスが、ピンク色のザーメンを掻き出しながら現れ  
た。  
(僕は・・・)  
 射精が終わり、我にかえった柏原。くてっとしているちとせの姿を見下ろしながら、  
愕然としてしまう。  
(僕は・・・なんてことをしてしまったんだ・・・)  
 そんな柏原にちとせから、  
「これで・・・赤ちゃん、できるかな?」  
 メガトン級の追い討ちが浴びせられたのだった・・・  
 
 
翌日。  
「はぁ・・・」  
 役場のデスクでため息をつく柏原がいた。  
「どうした?月曜から元気ないな」  
「ああ、シゲさん・・・」  
「そんなんじゃ今週を乗り切れないぞ?ホラ、今日もちとせちゃんだ!」  
「ちとせちゃん!?」その一言に柏原の表情が変わる。「どこですか!?」  
「おにーちゃーーーーん!!」  
 身構えたときにはもう遅い。フライングボディアタック気味の抱きつきで、柏原の  
体は下敷きに。  
「今日はね!もーっと仲良くなるために、こんなの持ってきたの!!」  
 ちとせの片手には、うぃんうぃん動く電気仕掛けの男根。そしてもう一方の手には  
浣腸用注射器が。  
 固まる役場内の空気。  
「お兄ちゃん、だーーーい好き!!!」  
 底抜けに明るいちとせの声だけが響いた・・・  
 
 

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