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俺の名は大須賀亨。青空高校サッカー部期待の男だ。  
今日も下手糞共と戯れ練習を終え、帰宅の準備をしている。  
「ったく、毎日練習なんてたりぃよな〜。そもそも天才の俺様ちゃんは  
 練習なんぞしなくても十分上手いっつーの。……んぁ?」  
部室を出た時、校庭から教室の窓が目に入った。…校舎に誰かいるな。  
この時間の教室に生徒が残っている事は珍しくない。が、その生徒が  
桂木綾音なら興味が湧く。俺が見間違う筈はない。あれは桂木綾音だ。  
それならば、一緒に下校しよう! 男は行動で示すものさ。  
桂木のいる教室に足を向ける。…そういえば、あの教室は、、、、  
階段を上りながら思い出した。そうだ、間違いない。間違う筈がない。  
「…俺のクラスの教室じゃねぇかよ」  
桂木が、俺のクラスに…? 何の用か、決まってるじゃん!  
…やっべー、やっと俺様のラヴコールに気付いてくれたってワケ?  
そんで秘かに俺の席に座ったり、縦笛なめたりしてるってかー!?  
「…小坊のガキじゃねぇんだからよ」  
たしかに、桂木に限ってそれはナイ。俺はやってるけど。  
じゃあ、なにをしているのか? そっと足音を忍ばせて教室を覗いた。  
 
いた! 桂木綾音だ。夕焼けに染まる教室に、ひとりきりで座っている。誰の席? ………………くそったれ。 明日木のいた席だ。  
 
クソッ!クソッ!クソッ! なんで転校した奴の席に座ってンだよッ!!あいつと桂木が仲良く話してるところを見たことはある。  
あいつを見る桂木の目を、憧れるような目を見たことはある!  
それがなんだッ! 桂木とあいつがデキてるってか!!  
フザケンナッ!! 俺がずっと目をつけてきたんだぞ! クソッタレ!!  
「……ぁ…」  
教室から小さな声が聞こえた。なんだ? なにをしているんだ?  
「……あっ、んん…明日木くん……」  
桂木は座りながら、右手を股に挟みスカートに差し込んでいた。  
小刻みに震えながら、あいつの名を口にしている。  
「ーーーーーッ!!」  
俺はキレそうになった。だが、止めた。落ち着け、俺。  
あの桂木綾音のオナニーショーだぜ? しかも超VIPかぶりつき特等席だ。めったにないシュチエーションさ。こんなオカズは二つと無い。  
「…あ…あぁ……んふぅ……はぁ…」  
桂木の声、あんな可愛い声で、なんて声出しやがる。  
瞬きすら惜しい。目が離せなかった。ズホンの前がキツイ。  
いますぐギンギンの息子をシゴキたかったが、そうしなかった。  
目の前で桂木が他の男でオナッてるのを見ながらオナる。  
 
……そんなの、完ペキ負けじゃんかよ…。  
 
俺は見た。桂木綾音を。  
桂木は終わると泣き出した。あいつの名を口にしながら。  
俺は誓った。「いつか俺をオカズにオナらせてやるっ!!」  
そして俺はソッコー家に帰り、桂木の写真でヌいた。文句あっか!  
 

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