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「んっ…ん…んん…」  
「あ…せ、先輩、お、俺、もう…」  
 香坂先輩の柔らかな唇が俺を包みこむ。しっとりとした柔らかな舌が俺のモノを舐めまわし、信じられないほどの快楽が俺を狂わせる。  
 
 家庭科部の部室をなにげに覗いたら、部の備品や消耗品のチェックをしている香坂先輩を見つけたんだ。そして、彼女の手伝いをして、お茶を淹れてもらって、なんてことはないおしゃべりをしていたのに。  
 なにか言葉の選択を間違えてしまったのだろうか。  
 気が付くと俺は香坂先輩と唇を重ねていた。舌を絡め合いながら先輩の胸に触っていた俺のモノが「こんな状態」になってしまったのを、先輩に見つからないわけがなかった。  
「あら…窮屈そうねぇ…そうだわ。この間読んだ本にやり方で治してあげる」  
 一体先輩がどんな本を読んだのかしらないけれど、こうして先輩が俺の股間に顔をうずめ、あんなことやそんなことを…。  
「も、も、もう、俺…っあああっ!」  
 俺は、先輩の口の中に、あの可憐な唇の奥に情欲の塊を流し込んでしまった。  
「あぁ…あ…す、すみません…」  
「あら? とっても美味しかったわ?」  
「え?」  
「うふふ、こんなに美味しいだなんて知らなかったの。…もっと飲ませてくださるかしら?」  
 
 
…後日、先輩の作った謎なジュースを飲んだとき、先輩が本気で俺のアレを美味しいと思っていたんだと思いしらされた…。  

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