のぞみの息が整うまで俺は静かに抱いていた。  
落ち着いたのぞみが恥ずかしそうな顔で離れる。  
俺たちは体についたボディソープの泡、そしてのぞみの腹部を汚した俺の欲望の残液を洗い流した。  
強いと思った水の勢いも、性の満足を得て気だるくなった体には快かった。  
俺たちは風呂を出た。  
 
 
一回ずつイッて落ち着いた俺たちはひとまずテーブルセットに腰をかけた。  
ベッドでのぞみと触れ合うのもいいが、まだ時間はたっぷりある。  
イッたばかりののぞみは少し休ませた方がいいだろう。そうも思ってのことだった。  
小さなテーブルの上には何冊かのノートが乗っている。  
何気なくそれを手にとりパラパラめくる。  
それは利用者が自由に書いたものだった。  
自分たちがどれだけ愛し合っているかとか、どんな幸せな時間を過ごしたかというものが大半だった。  
中には援交や風俗での来訪、器具を使ったプレイ、どんな変態的なセックスをしたか等々の刺激的な文言も載せられていた。  
ヤルためだけの部屋。だが同じ『ヤル』でもさまざまな種類の営みがあることをそのノートは示していた。  
(愛し合ってる人たちだけが来るんじゃないんだな……)  
新鮮な驚きでもあった。  
 
俺とのぞみは……。そう思いのぞみを見た。  
のぞみも別の一冊に目を通している。  
目を丸くしたり微笑を浮かべたりしているのは、俺と同じような内容を読んでいるんだろう。  
パタンとページを閉じると、のぞみが大きく息をついた。  
「のぞみ?」  
「驚いちゃった」  
「俺も」  
「いろんな愛の形があるのね」  
「純粋に愛とは呼べなさそうなものもあったけどね」  
「お互いが納得していればそれは愛なんじゃない?」  
「金銭が絡むのは、納得してても愛じゃないぞ」  
「そういうのは例外よ。とにかく、普通しないようなことでもそれができるのが愛だと思うわ」  
「一方的なのも愛じゃないよな」  
「もちろんそうよ。でも他人からはひどく見えることでも相手が許してくれるなら愛だわ」  
「相手がそれを許容できる範囲内なら愛ってことか」  
「う〜ん……相手のことを本気で思う気持ちが愛……かもしれないわね」  
「なるほどな」  
 
愛か……。  
そうだ、俺まだのぞみに『愛してる』って言ったことない……。  
「のぞみ」  
「ん?」  
「愛してる」  
「な、何?いきなり」  
「今まで言ったことなかったろ。俺、のぞみのこと愛してる」  
「……私も大輔のこと……愛してます」  
「ほんとに?」  
「うん」  
「ありがとう」  
「もう……恥ずかしくなっちゃった」  
のぞみの言葉に照れて目を泳がせていた俺は、部屋の一隅の白い箱に目を留めた。  
「あれ冷蔵庫だよな。何か飲み物入ってないか見てくるよ」  
話題を変えるためにそう言うと、白い箱に近づいて扉を開けた。  
「やっぱりそうだ。のぞみ何か飲む?」  
「何があるの?」  
「げっ!まむしドリンク」  
「そ、そんなの要らないわよ」  
「おっ!こっちはオットセイのエキスって書いてある」  
「ま、まともなのないのぉ?」  
奥の方からウーロン茶を見つけた俺は、それを手にテーブルへ戻った。  
 
「のぞみ、そろそろあっち行こうか」  
「……うん」  
のどを潤して少し休んだ俺たちはベッドに移動することにした。  
ジャケットのポケットからこの日のために用意しておいたコンドームを取り出す。  
本番でもたつかないよう自宅で着ける練習をしたため今は10個に減っている。  
「あ……」  
俺の手の中の小箱の意味がわかったのか、のぞみが身を固くした。  
「あ……これ、のぞみとそういう関係になれたらいいなって思って念のため持ってきた」  
「うん」  
「今日そこまで行くかは分からないけど、もしそうなったときにないと困るでしょ?」  
「ありがとう……」  
「もしも今日これ使わないでしちゃったら、のぞみ三つ子ぐらい産んじゃうかもね」  
「え?」  
「それだけ濃いのが出るかなって思って」  
「バ、バカ……」  
赤くなるのぞみ。かわいい…。  
 
「あれ?」  
小箱を枕元に置こうとして気がついた。同じものが用意されている。  
「どうしたの?」  
「わざわざ買わなくてもここにあった」  
「ほんと。こういうところってなんでもあるのね」  
「まぁ、そのための場所だからな」  
「でもここのは他の人たちのために残しておきましょ」  
「そうだな。せっかく買ったんだからこれ使わないともったいないし」  
「あ、大輔もう使う気になってる!」  
「そ、そういう意味じゃないよ」  
「わかってる。言ってみただけよ」  
「のぞみぃ」  
「うふふふふ」  
「あはははは」  
 
「私たち、今日それ使っちゃうのかしら?」  
真顔に戻ったのぞみが言う。  
「どうかな」  
「大輔は使いたいんでしょ?」  
「……うん」  
「私ね、覚悟はしてあるよ」  
「覚悟って言うなよ。なんか俺悪いことするみたいじゃないか…」  
「そうじゃないけど…でも私にとって勇気のいることだから」  
「のぞみ……」  
「この間はできなかったけど、あれから私の体少し変わった気がするの」  
「うん」  
「きっともう少ししたらちゃんとした大人の体になると思う」  
「………」  
「そうしたら大輔にもらってもらうね」  
「のぞみ」  
「だから……もうちょっとだけ待って」  
「のぞみが許してくれるまで、ずっと待つよ」  
「ありがと」  
のぞみに対する愛しさが増した。  
のぞみを抱きしめた。  
手の中の小箱は邪魔だったのでひとまず枕元に置いた。  
ベッドを降りてテーブルに戻しに行く数秒がためらわれるほどのぞみのそばにいたかったのだ。  
 
今日はいつもできなかったことをする。頭の中で想像していたあれこれ……。  
俺は股間がムクムクと持ち上がっていくのを感じた。  
「……固くなってきたわ」  
「うん」  
「いいわよ、しましょ…」  
俺はのぞみに軽く口づけするとそっと横たえた。  
と同時にのぞみが声を上げる。  
「だ、大輔……」  
「え?」  
のぞみの顔を見る。  
上?天井に何かあるのか?  
見上げる。  
「おぉっ!」  
鏡に俺たちの姿が映っていた。  
「恥ずかしい……」  
「まさかこんなになってるとは……」  
俺たちがこれから行なうことすべてがそこに映し出される。  
上になって攻める俺はまだしも、下でそれを受けるのぞみは自分たちの恥ずかしい姿が全部見えてしまうだろう。  
 
「どうする?」  
「気にするな、見なきゃいい」  
「でも見えちゃうわよ……」  
「のぞみはこれから俺たちがすること汚らしいことだと思う?」  
強く首を振るのぞみ。  
「だったら、それを恥ずかしがる必要はない」  
「……うん」  
「俺、神聖な気持ちでのぞみを抱くからね」  
「……うん」  
「俺たち、真剣に相手のこと思ってるよな?」  
「うん!」  
「愛し合ってるよな?」  
「そうよ」  
「だから、二人の姿をよく見よう。ね?」  
「分かったわ。私、大輔に愛してもらう姿、ちゃんと見るね」  
「うん。俺ものぞみに見られて恥ずかしくないように心をこめてするからね」  
「大輔」  
きつく抱き合った。  
 
のぞみの足の間にうつぶせになる。  
目の前に広がったのぞみの女の部分。そこからはかぐわしい香りが漂っている。  
俺は吸い寄せられるように顔を近づけた。  
俺の呼吸に合わせのぞみの陰毛が揺れる。  
恥丘に鼻先を押し付け胸いっぱいに吸い込むと、男を狂わせるようなメスの匂いがした。  
淫猥なよだれを垂らす膣口とはまた違ったのぞみの香り。  
かいでいるだけで心がはやり、射精が促されるような奇妙な感覚に俺は支配された。  
「そ、そんなところの匂いかいじゃだめ!」  
このままではイッてしまう。  
言われるまでもなく、顔を離した俺は呼吸を整えるとのぞみの腿をかつぐように抱えた。  
淫靡な液体をたたえたのぞみの恥ずかしい溝はすでにヒクヒクとうごめいていた。  
舌で溝をこじ開けるようにしてそこに溜まった露を舐める。  
しょっぱい。そう思った。  
不快な味ではなかった。むしろどんなものよりも美味しいと思った。  
そのまま口を付ける。  
唇と舌を使いのぞみの左右のひだ、そしてその中央付近に開いた奥へと続く穴を玩弄する。  
「んふぁ!」  
のぞみの嬌音がした。  
 
舐めながらひざの裏に手を当て片足を持ち上げる。  
のぞみの肉の合わせ目が上下に伸びた。  
さらに奥へ舌先を入れる。  
熱い。  
のぞみの体温を強く感じた。  
舌を限界まで伸ばしている。これ以上は奥に進めない。  
俺はのぞみのもう片方の足も高く持ち上げた。  
自然と陰裂が上向きになる。  
のぞみの秘部を覆っていた唇と舌でその全体を舐めまわす。  
「あ……んっ…あふっ……あっんっ」  
情欲をそそる声を上げ、ひだの奥から淫汁をしたたらせて乱れるのぞみ。  
それは俺しか知らないのぞみのもう一つの顔だ。  
舌で肉突起をこねまわす。  
「あっあっあっあっ」  
短い間隔の切迫した感じの声に変わる。  
のぞみはイキそうなんだ!  
俺はクリを舌先ではじき、押し込み、軽く歯を立てて性感をあおった。  
「あ……イッちゃう、イッちゃう……あっ!」  
のぞみの体が痙攣し、そして力が抜けた。  
 
俺はのぞみが落ち着くまで横にいようと隣に移る。  
天井には二人の姿が映っていた。  
イッたばかりで足を開いた無防備な姿勢で横になっているのぞみ。  
隣の俺は股間をビクビクと脈打たせていた。  
しばらくするとのぞみの目が開き、自分の格好に気付いたのかそっとひざを合わせた。  
「イッちゃったね」  
俺は横を見ずに鏡の中にのぞみに話し掛ける。  
「……ずっと見てたの?」  
「うん」  
「やだ……」  
鏡に映ったのぞみが視線をはずした。  
「この角度で初めて見た」  
「もう……」  
「自分の全身見たのも初めてだよ」  
「私は大輔の、さっきから何度も見たわ」  
そういうとのぞみが鏡の中の俺を見る。  
「大輔…」  
俺の股間でいきり立つものの存在に気付いたのか、のぞみが顔を赤らめた。  
 
「のぞみ、今度は俺のを……」  
「……うん」  
のぞみは起き上がり、俺の股間にひざまずくとそそり立つモノに手を添える。  
その一連がすべて頭上に映し出されていた。  
いよいよのぞみが俺のを。そう思うと胸が高鳴った。  
その瞬間を見ようと鏡から目を離し、下半身に目をやった。  
のぞみは角度を調節すると頭を下げていく。  
鼻息がかかり縮れ毛がそよぐ。……だがそこまでだった。  
いつまで経ってものぞみは口を付けない。  
「のぞみ?」  
「う、うん」  
だが動かない。  
そのまま時が過ぎる。  
 
のぞみの肩に手を置くと俺は言った。  
「のぞみ、もういいよ」  
「え?」  
「のぞみが嫌がることはしない。のぞみが本当に望まないことはさせないから」  
「大輔…」  
「でも…我慢できないんだ。手で…イカせてくれる?」  
「大輔、私!」  
「手もダメなら、いいよ」  
「違うの、私……。ごめん」  
「俺のほうこそごめん」  
のぞみが顔を上げた。  
「コンドーム…付けてもいい?」  
「え?」  
「ごめん、どうしても怖いの。でも、付けてくれるなら口でする」  
「無理しなくていいよ」  
「無理なんかしてない。大輔に悦んでもらいたいの、気持ちよくしてあげたいの!ほんとに…そう思ってる……」  
のぞみの目が潤んでいる。本気なんだ。  
「のぞみ」  
 
「嫌いにならないで……」  
涙声。  
「バカ!そんなことあるわけないだろ」  
「………」  
「なにか?のぞみが口でしてくれないから嫌いになるのか?だったら今までしてくれたことないから好きじゃないのか?」  
「………」  
「……ばかなこと言うなよ」  
「ごめん、ごめんね」  
のぞみが泣いている。  
のぞみの泣き顔を見るのはいつ以来だ?涙を浮かべた顔さえほとんど見たことがない。  
いつも気を張り、決して泣き言を言わずに家事も弟の世話も頑張っているのぞみ。  
そののぞみが俺の前で泣いている。  
いやだ。のぞみの涙顔なんか見たくない。俺はのぞみにはいつも笑顔でいてもらいたいんだ!  
「のぞみ」  
俺はのぞみを抱きしめた。  
「ありがとう。口で……するね」  
俺は置いたままになっていた小箱から一つを取り出す。  
「大輔?」  
「着けるからね」  
そう言って袋を破るとのぞみの目の前で着けた。  
「……うん」  
 
のぞみは根元に手を添え、垂直に立たせると顔を寄せていった。  
舌先で茎から先端にかけて舐め上げる。  
ゴムでのぞみの舌と隔てられているせいか、正直言って肉体的な快感はあまりない。  
何度か舐める行為をくり返し、のぞみはついに亀頭を含んだ。  
だが、ただ咥えているだけだ。  
舌を使うわけではない。頭を前後するわけでもない。  
だから肉体的にそれほど気持ちがいいわけではない。だが急速に高まっていく。  
肉体が受ける快楽をはるかに上回る精神的な満足。それがこの昂ぶりの原因か?  
のぞみのフェラチオ。  
何度か妄想した。しかし一度もかなえられなかったのぞみのフェラチオ。  
実際に俺は今それを体験している。ただそれだけのことでもう限界が近い。  
このままではイッてしまう!  
意識して気を逸らす。のぞみにもやめるよう言うべきか?  
 
「のぞみ、ま、待って」  
「ふぇ?」  
俺のを咥えたまま返事をした。  
舌が、そして口腔が思いもかけない蠢動をする。それが快感として伝わった。  
刹那、後頭部から背筋に電流が走った。  
「あぁっ!」  
たまらずに精液が射ち出される。  
「んんっ」  
口中の突然の跳揚に驚いたのか、のぞみの口内がきゅっとすぼまる。  
その動きで口内の上部と舌に亀頭がはさまれる。その圧に反応した精嚢がさらに精液を送り出す。  
溜まっていたのは事実だ。だがそれが原因とは思えないほど何度も熱い弾丸が尿道を駆け抜けていく。  
あまりの性的陶酔に腰ががくがくと痙攣する。  
 
どれだけ経ったろう。長かった射精がやっと終わった。  
睾丸の奥で作られていた最後の一滴までしぼり取られたような射精だった。  
「はぁはぁはぁ……」  
荒く息をつくことしか出来ない。腰が抜けたように力が入らない。なんだったんだ今のは。  
俺の突然の狂瀾ぶりに驚いていたのぞみが、ぐったりした俺を見、あわてて声をかけようとした。  
そして自分の口内をふさぐモノの存在を思い出し、陰茎から口を離した。  
「だ、大丈夫?」  
「あぁ…大丈夫……。あんまり気持ちいいんで…どうかなっちゃうんじゃないかって思ったけど……」  
「ほんとに平気?」  
「うん。ごめん…心配かけて……」  
「びっくりしちゃったわ。いつもこんなにならないから」  
「それだけのぞみのフェラチオ、気持ちよかったんだよ……」  
「バ、バカ…」  
赤くなったが、褒められたのがうれしいようでにっこりする。  
 
のぞみは体を移動させると俺の横に来て一緒に仰向けになった。  
「ね、そんなに気持ちよかった?」  
鏡の中ののぞみが含羞をにじませた声で聞いた。  
のぞみの顔を直接見ようと身を起こそうとすると  
「だめ、まだ寝てて。あんなに頑張ったんだから。ね」  
と俺を制す。  
顔を見られるのは恥ずかしいんだな。かわいいぞ、のぞみ。  
(ここはのぞみの意思を尊重だ。無理強いするのはやめよう。鏡だけど顔も見られるし)  
「俺、いっぱい出たんじゃない?」  
「え?どうかしら?」  
「のぞみはどう思った。いつもより出てたと思う?」  
「う〜ん……いつもと違って直接ピュッて出たわけじゃないから」  
ちょっと考え込み  
「だけどいつもより長かった気がするわね」  
そう答えた。  
「それが気持ちよかった証拠だよ」  
「そっか……。うれしい」  
 
俺はコンドームをはずすため起き上がろうとする。  
「どうしたの?」  
「あ、着けたまんまだから……」  
「あ、うん」  
身を起こし股間を見る。  
すっかりおとなしくなった欲棒がゴムをかぶってうなだれていた。  
「出たなぁ……」  
白濁液が精液溜めに収まりきらず、根元近くまで逆流している。  
ティッシュを持ったのぞみがそれを覗きこむ。  
「ほんとだ。すごいね、いっぱい出たわよ」  
「のぞみが出してくれたんだよ」  
「……うん」  
『もうフェラチオ怖くない?』そう聞こうと思ったがやめた。  
のぞみが自発的にやってくれるまで、俺は今日の思い出があればいい。そう思った。  
「のぞみ、ティッシュちょうだい」  
「あ、はずしてあげるわ」  
今日は上機嫌だ。褒められたことがそんなにうれしいのか。  
のぞみは俺の足の間に身を移すと柔らかくなったものをティッシュでくるんだ。そうしてゴムをはずしていく。  
「痛い痛い。のぞみ、毛ぇ引っ張ってる」  
「あ、ご、ごめん」  
ま、たまにはハプニングもあるさ。  
 
「あ、のぞみ、そこで根元からしごいて」  
もうすぐコンドームが外れるというときに俺は声をかけた。  
「え?」  
「あ、うん、尿道にね、残った精液をしぼり出しとかないと下着汚すことあるから」  
「そうなんだ」  
「うん」  
「いいわよ」  
のぞみがしごきだす。それも俺をイカせるときの要領で。  
「のぞみ…そうじゃないよ」  
「違うの?」  
「ごめん、俺の説明が悪かった。こうやるんだよ」  
実際にやってみせる。のぞみがうなずく。  
「わかった……今度からそうするわね」  
のぞみはコンドームをはずした。  
すぐにティッシュにくるむのかと思ったら目の高さまで持ち上げた。  
「すごい……こんなにいっぱい。ほら大輔見て」  
やめろよ恥ずかしいから。  
まったく無邪気なんだか天然なんだかわかんないよなのぞみは。  
待てよ、これを狙ってやってるなら小悪魔か?  
 
   続く  
 

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