「お兄ちゃん、誕生日おめでとう!」  
「こ、このマグカップは……君子、ありがとう!」  
俺の17回目の誕生日。君子は俺が前から探していたレアなプレゼントをくれた。  
「気に入ってくれた?」  
「もちろん! 君子はいい妹だなぁ。俺、君子の兄で本当によかったよ」  
「そ、そんなに褒めても何も出ないよぉ〜」  
「いいからいいから。お兄ちゃん、君子のことが大好きだぞ!」  
「あ、ありがとう……じゃあオヤスミお兄ちゃん」  
 
学校では誰からもプレゼントもらえなかったけど、君子にもらえたから善しとしよう。  
それにしても、何度見ても味のあるイラストだ。いいなぁ……。  
 
 
「お兄ちゃん起きてる?」  
マグカップを眺めていると君子の声がした。  
「起きてるぞ。なんだ?」  
「えへへぇ、実はもう一つプレゼントがあるんだよ」  
そう言って君子が部屋に入ってきた。  
「? なんだその恰好?」  
君子は水着だった。この前買ったとかいう黄色い水着を着て、しかも手ぶら。  
プレゼントなんか持ってないじゃないか。  
「もう一つのプレゼントって?」  
「あのね……わ・た・し」  
そう言うと君子は水着を脱ぎだした。  
 
目の前で起きていることが理解できず、固まったままの俺。  
君子は全裸になると  
「お兄ちゃんを気持ちよくしてあげるね」  
と俺に抱きついてきた。  
 
現実にこんなことが起こるはずはない。夢だ、夢に違いない。  
だがその一方、あまりにもリアルすぎる感覚に俺は戸惑っていた。  
まさか、これって現実?  
 
君子の裸は子供の時分に何度も見た。もちろん成長してからは見たことはない。  
俺の目の前の君子は子供のときのままの姿だった。  
もう高校生になっているのに下腹部には翳りもなく、少しも大人びていなかった。  
しかし股間は成熟した女性のものだった。  
昔付き合った子と俺はセックスを経験していた。  
いろいろあって今は別れたが、その子とは何度も体を重ねた。  
君子の女性器は、かつて何度も見たその子のものとそっくりだった。  
 
君子が手馴れた感じで俺を脱がす。  
Tシャツに短パンだった俺はあっけなく全裸にされた。  
「お兄ちゃん……大きくなってきたよ」  
潤んだ瞳で俺の股間をまさぐる君子。俺は股間が熱を持っていくのを感じていた。  
 
「勃ったね。……最初は口でするね」  
俺の体を押して横にすると、君子が小さな口を目いっぱい開けてほおばる。  
標準よりも少し大きいと自負する俺のこわばりは君子にはきついのか?  
そう思ったが、君子は難なく咥えると唇と舌とで絶妙の刺激を与えはじめた。  
「お兄ちゃん、気持ちいい?」  
俺を見上げて聞く君子。  
「うっ! ……気持ち…いい……君子、お前……」  
どこでこんなテクを? あまりの快感にその部分は言葉にならなかった。  
俺の困惑をよそに、君子はフェラチオを続ける。  
 
「お兄ちゃん好きぃ……」  
君子が俺の分身を咥えたまま顔をまたいできた。  
そして俺に見せつけるように君子は何度か腰をうごめかす。  
ほどよく発達した陰唇はすでに肥大して充血していた。  
お尻のすぼまりから膣口、恥毛に覆われた恥丘といった女の部分が俺を興奮させる。  
俺が欲情したのがわかったのか、君子が腰を落とす。  
充分に潤い、ぬめぬめといやらしく光る股間が俺の顔に押し付けられた。  
むわっとオンナの香りが俺を包む。……理性が麻痺した。  
 
俺たちはお互いの股間に顔を埋め、むさぼるように相手の性器を舌で、唇で舐めまわした。  
君子がカリ首を甘噛みする。軽い痛みを含んだ心地よい刺激が伝わる。  
さらに尿道口を舌でこじ開けると、全体を強く吸引する。  
唇は竿や亀頭を自在に這いまわり、手は休むことなく袋の中のものを転がしていた。  
手でしごきながら袋を口に含む動きも君子は時折混ぜた。  
これまで味わったことのないような強烈なフェラチオだった。  
 
少しでも気を抜くと射精してしまうほどの快楽が間断なく襲う。  
一瞬、このまま君子の口内を汚したい誘惑にかられたがその思いを振り切る。  
君子の口の中に射精するのも魅力だったが、やはり膣で存分に精液を発射したかった。  
「君子……出したい」  
「あむ…ちゅっ……じゅる…いいよ、お兄ちゃん……」  
君子が俺をイカせるためペースを上げた。まずい、このままではイク!  
「君子待って! 君子の、君子の中に出したい!」  
「え?」  
「君子とセックスしたい! 君子を犯したい!」  
「……いいよ、いっぱい出してね」  
そう言って俺のモノから口を離し、ひざで前進すると腰の位置を合わせた。  
 
「私の初めて、お兄ちゃんにあげるね。入れるよお兄ちゃん」  
俺に背中を向けた君子が勃起を握り、自らの亀裂にあてがう。  
そして少しずつ腰を落としていった。  
「あふぅん……」  
俺の剛直が狭いものに固定される。同時に悩ましげな声を出して君子がのけぞる。  
君子と一つになった。その瞬間、俺は妹と男女の関係になったことを意識した。  
「ん…ぁふ……んん…ぅふ…ぁん……」  
君子は自分から快感を得ようと俺の上で腰を振る。  
俺は上体を起こし、君子の肩に手を置くとそのまま後ろに倒した。  
君子の体重が俺にかかる。心地よい重さだった。  
左手を君子の胸に、右手を結合部分のすぐ上にある突起に持っていく。  
両手を使い、君子の「オンナ」の部分を俺は攻めた。  
 
俺の上で身をよじり、快楽に身をゆだねる君子。  
「お兄…ちゃん……あんっ…ぁふ……ぅあ…」  
淫らな声を上げ悶える君子が手を伸ばし、俺のふぐりを触ってきた。  
セックスしながらその部分を触られるのが俺はなによりも好きだった。  
だがそのことを君子は知らないはずだ。  
他の点でも君子は俺がこれまで抱いたどんな女よりも俺の好みを熟知していた。  
なぜだ?  
疑問が湧いたが、快楽にしびれた俺の頭は思考をほとんど停止している。  
俺はそのままセックスに没頭した。  
 
ここ何日かオナニーをしていなかった俺はすぐに高まっていった。  
射精の欲求が強まる。君子に射精したい!  
一方、この感覚を少しでも長く味わっていたい俺もいた。まだ射精はしたくない……。  
俺の上で腰を振っている君子。  
他人のペースで動いているため、ややもするとじれったい思いだった。  
が、そのもどかしさがこの場合は射精を引き延ばしている。それはありがたかった。  
 
もっと君子とつながっていたいという思いが腰の奥でくすぶる欲望に負けた。  
「君子!」  
体勢を入れ替え、俺は正常位になった。そのまま腰を振る。  
突くペースや強さを変え、君子とともに激しく求めあった。  
「ぁん、ぁん……お兄ちゃん好き…あッ…ン……だめだ…よぉ…」  
普段のセックスやオナニーならとっくに精液を吐き出していたはずだ。  
しかし今日の俺は違った。イク寸前なのになかなか達せず、君子を突きまくった。  
 
「お兄ちゃん……お兄ちゃん…ぁだめ…んっ……イッちゃ…うっ……」  
初めて聞く君子のあえぎ声が俺の情欲をあおる。  
君子はこんな声でもだえるのか。こんな声でよがるのか……。  
いつまでもこの声を聞いていたいが、そろそろ俺の限界も近付いていた。  
「お兄ちゃっ…んっ……好き…大好き……だよぉ…っ! ぁん!」  
君子の声に官能が揺さぶられた。艶を帯びた君子の声に俺の中で何かが弾けた。。  
「君子、イク! 君子……うっっっ!!」  
どぴゅっ! ずびゅっ! びゅびゅっ! どびゅぅ!………  
 
腰が抜けるのでは。そう思えるほどの快感とともに精液がほとばしる。  
「ひゃぅ!」  
悲鳴にも似た君子の絶頂の声。  
俺の精液を射ち込まれ、君子の膣は収縮しビクビクと痙攣した。  
その刺激と君子の色っぽい声に精嚢はさらに白濁を吐き出す。  
どくっ! どぷっ! ずびゅぅ!………  
 
無限に続くかと思われる射精。俺は君子を組み敷いたまま至上の快楽に酔っていた。  
初めて見るオンナの顔をした君子。  
その顔を見ながら俺は何度も精液を送り込んだ。  
恍惚とした表情の君子は俺の精液を膣中に受けたまま  
「お兄ちゃん…好き……お兄ちゃん……」  
いつまでも俺を呼び続けた。  
 
 
と、突然はっとして目が覚めた。  
うつ伏せで、枕を抱くようにしている自分に気付く。  
君子は?  
あわててあたりを見回す。自分の部屋。もちろん誰もいない。  
枕元には君子にもらったマグカップが転がっていた。  
夢?  
いつのまにか眠ってしまって夢を見たのか?  
現実との区別がつかず、頭が混乱する。  
……俺は君子を犯した。妹なのに欲望の対象として犯した。  
禁忌を冒した夢を見たことで心が沈んだ。  
ふと股間の不快感に気付き、パンツの中を見る。  
夢精していた。萎えた陰茎にべっとりとした精液がまとわりついていた。  
 
 
翌朝も君子はいつもどおり俺を慕って話しかけてきた。  
だが俺はそんな君子の顔がまともに見られなかった。  
それとなく自分を避ける兄の態度に怪訝そうな顔をする君子。  
君子は妹だ。君子の幸せを望むのが俺の本分だ。  
これからも兄として接していくしかない。俺はそう自分に言い聞かせた。  
 

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