「あぁ、つっかれたぁ〜」  
今日は体育祭だった。うちのクラスは準優勝。まずまずの成績といえよう。  
今年も木地本と一緒だった。女の子たちを見て回るだけの体育祭。……むなしい。  
4月から3年だし、今年こそは彼女欲しいなぁ……。もう少し積極的になってみるか……。  
とにかく今日は疲れた。君子にマッサージでもしてもらうか。  
あいつ、そっちの素質があるらしく、なぜか上手いんだよなぁ。  
 
君子の部屋。  
コンコン  
ノックする。  
「君子ぉ〜」  
「なぁに、お兄ちゃん」  
「マッサージしてくれないか?」  
「いいよ、ちょっと待ってて。あとで部屋行くね」  
「うん、頼んだぞ」  
 
君子が来るまで横になっていよう。そう思った俺はベッドに身を横たえた。  
しばらくするとノックの音と君子の声。  
「お兄ちゃ〜ん、入るよぉ」  
「お、待ってたぞ。早速頼む」  
「……そんなに活躍したってわけじゃないのに」  
不思議そうに君子がつぶやく。  
運動はしなくても、木地本とブルマー姿を見て回るのが忙しかったんだよ!  
「君子ちゃん、何か言いたいことでも?」  
「う、ううん、なんでもないよ。……で、どこをマッサージするの?」  
怯えながらあわてて話題を逸らした君子が俺に近付きながら言う。  
「足とか背中を頼む。あと腰のあたりも」  
「うん」  
君子はベッドの脇に立つと俺の体側に手を当てる。  
「あぁ、腰のあたり凝ってるよぉ〜」  
そう言いながら絶妙の手つきで揉んでいく。ほんと上手いよな君子は。  
 
ベッドに乗ると、君子はうつぶせになった俺の足元にひざ立ちする。  
「お兄ちゃん足開いて」  
俺が足を開くとその間に身を移し、腰を強く圧迫する。  
「き、効くぅ〜」  
 
俺が足を開かなくても君子がまたがればいいだけの話だ。  
しかし君子はその体勢が恥ずかしいらしく、腰を揉むときはいつも俺に足を開かせた。  
「気持ちいい?」  
「ああ、すごくいい。君子はほんと上手だよな」  
君子の手が腰の各所を押す。ムズムズした刺激が腰の奥の疲れを取っていく。  
と同時に、そこで生まれる妖しい快感。  
(ま、まずい。妹相手に変な気持ちになるわけにはいかないぞ……)  
 
そんな俺の気持ちも知らず、君子は腰を丹念にマッサージする。  
(や、やばい、勃ってきた……)  
仰向けにさえならなければこの状態を悟られることはない。なんとかなるだろう。  
「お兄ちゃん、こっちもこってるでしょ?」  
そう言うと君子はうつぶせた俺の腿を抱え、腰を浮かせた。  
「え?」  
自分の腿の上に俺の腿を固定する。  
そうして俺の短パンの裾から股間に手を伸ばすと竿を触ってきた。  
「ほら、こんなに固くなってるよ」  
「き、君子!」  
とがめるような俺の声に構わず、君子は睾丸と竿をやわやわと揉みほぐす。  
言葉に出来ないほどの快感がその部分から立ちのぼる。  
「き、君子!」  
もっと続けてもらいたい快感と、妹がしているという人倫に背く畏れとで俺の動きが止まる。  
それに構わず、君子は  
「我慢しなくていいんだよ」  
そう言いながら俺の性感帯を的確に刺激してきた。  
……理性が吹き飛んだ。  
 
「君子」  
君子の手を止めさせると、俺は仰向けになり自ら下着ごと短パンを下ろした。  
半勃ちになっていた肉茎がみるみる硬直していく。  
それを見ると、君子は  
「何もしてないのに、どうして大きくなってるの?」  
そう言って楽しそうに微笑んだ。いやらしい笑みだった。  
「君子が、君子が触ったから……」  
「ビクンビクンいってるよ。あ、先っぽからヌルヌルが出てきた……」  
先端の割れ目を指先でつつきながら君子が笑う。俺は16歳の少女に翻弄されていた。  
「お兄ちゃんまだイッちゃだめだよ……ふふっこんなに固くなってるよ」  
限界まで張り詰めた肉棒に君子の指が巻きついた。  
固さを確かめるように握ったあと、手を何度か上下に動かす。  
そのたびに得も言われぬ快感が茎全体に走る。  
「ふふふ」  
君子は妖しく笑うと陰茎から手を離し、ゆっくりと自分の衣服に手をかけた。  
そして俺に見せつけるように脱いでいく。  
俺は呆けたようにそれを見ていた。  
 
君子はショーツに手をかけると、一旦動きを止めた。  
「お兄ちゃん、脱ぐよ」  
そう言って、俺の目を見ながら静かにショーツを下ろす。  
君子の股間とショーツとの間に粘り気のある糸が引いたのが見えた。  
 
全裸になると、君子は俺の股間にひざまずき、  
「お兄ちゃんの精液が飲みたいの」  
そう言って頭を下げた。  
熱を持った剛直が君子の唇に飲み込まれる。  
俺は魅入られたように動けなかった。  
 
君子は舌と唇、そして時には歯も使って俺を適確に刺激した。  
未だ体験したことのないような快感が股間から沸きあがる。  
「あっ……う……はぁ……んっ」  
快楽に呻きを上げ、君子の舌技に身を任せる。  
「ヌルヌルがいっぱい出てきたよ。……妹にこんなことさせて、お兄ちゃん興奮してるの?」  
君子が顔を上げ、少し舌足らずな口調で尋ねた。  
すでに俺の思考は麻痺していた。  
 
妹。  
性的な対象として見たことなどこれまで一度としてなかった君子が俺のモノを口で。  
しかもそのことに俺は興奮さえしている。  
禁忌。  
一瞬そんな言葉が頭をよぎった。だが這い上がる快楽がすぐにそれを打ち消す。  
「おちんちん、すごく熱いよ」  
袋を捧げ持ち、竿に頬ずりしながら君子が浮かされたようにつぶやいた。  
 
その瞬間、突然に限界が訪れた。  
「君子っ君子っ……イク!」  
筋肉の痙攣に伴って、腰の奥に蓄えられた欲望が一気に解放される。  
あわてたように口を寄せた君子の口内に、俺は何度も白濁をぶちまけた。  
「んぐっっ」  
君子はのどの奥をしたたかに叩く粘液を、落ち着いた様子で一滴残らず受け止めた。  
 
放出が止む。  
君子は俺のモノが完全に射精を終えるまで咥えたままだった。  
「はぁはぁはぁ……」  
大きく息をついて射精の快感を味わっていた俺が君子に目をやる。  
と、ちょうど君子が口を離したところだった。  
頬をハムスターのように膨らませた君子。  
小さな口腔には収まりきらなかったのか、こぼれた精液があごに伝っていた。  
それをすくった指を舐め、のどを仰向けると  
こくん  
小さな音がして細いのどが上下した。  
「美味しかったよ、お兄ちゃん……」  
君子は唇の端から舌先を覗かせ、上唇をなぞるように動かして淫らな笑みを浮かべた。  
そして再びモノに唇を寄せると、尿道に残った液体をしごくように吸い取る。  
 
射精したというのにまったく衰えない。  
俺の陰茎は力をみなぎらせ、再度の吐液を求めていきり立っていた。  
「うふふ。お兄ちゃん、あんなに出したのにまだ出し足りないの?」  
いやらしい声音でそう言うと、君子が勃起をしごきながら笑う。  
 
萎えていないどころか、射精感すら感じる勃起に俺は戸惑っていた。  
たった今射精したばかりだというのに、これほど興奮しているとは……。  
もう一度出さないと収まりそうもなかった。  
「君子……入れたい」  
理性はとうに消え去っていた。今はただ、一匹のオスとして君子を犯したかった。  
「いいよお兄ちゃん」  
君子はそのままひざで前進すると、二人の性器を合わせた。  
俺の怒張を右手に握り、秘裂の分泌液をまぶしながら君子は左手でクリをいじる。  
「んふぅ……」  
感じているのか、鼻にかかった声を漏らす君子を見ていると勃起がさらに硬度を増した。  
 
「入れるね」  
そう言って君子は俺にまたがってきた。  
君子の中に少しずつ埋没していく……。  
そのたびに背すじがゾクゾクするような官能の愉悦が起こる。  
「くっ! 気持ち…いい…君子ぉ……」  
「お兄ちゃん感じてるの? どこが気持ちいいの?」  
腰をうごめかせて君子が聞く。一瞬でも気を抜くと射精してしまいそうだ。  
「ぅあ! くっ……」  
括約筋を締めてなんとか射精をこらえる。それほど君子の膣は締まった。  
「ふふ…もっと気持ちよくしてあげるね」  
君子は俺の肩を押さえて動きを封じると、淫靡な腰使いで俺を攻め立てた。  
だが、先ほど君子の口の中に精液を吐き出したおかげでかろうじて持ちこたえられた。  
それでも性感の頂に何度となく登りつめそうになる。  
が、なんとか絶頂をやり過ごし、反応の鈍くなる時期を待つ。  
 
根元までこみ上げていた射精感がようやく遠のいた。  
これで攻守交替だ。今度は君子の好きなようにはさせない!  
俺は君子の腰を押さえるといきなり腰を突き上げた。  
「んぁあん!」  
不意をつかれた君子が甘い声を上げて身悶えた。  
今度は腰を密着させ、回転させながらクリのあたりに刺激を与える。  
「あふっ…んッ……あぅ…お兄っ…ちゃん……」  
感極まったような君子の顔に、俺の中の残虐な心が煽られた。  
「君子、イキたい?」  
「あんっ…イッても、イッてもいい?」  
「だめ、まだイカせてあげないよ」  
そう言って腰の動きを止める。  
 
俺が責めないため、君子が自ら快楽を得ようと腰を動かす。  
君子の腰を押さえてそれを止めると  
「ダメだって言ったろ」  
俺は言い放った。  
「んふっ…いじわる……しないでぇ……」  
泣きそうな君子はオンナの顔をしていた。  
 
「お兄ちゃぁん!」  
君子が唇を合わせてきた。そのままむさぼるように激しくキスを交わす。  
舌が絡み合う。君子の口腔から甘い唾液が流れ込む。  
俺はそれを音を立ててすすり、君子の舌を甘噛みする。  
「んぅ…む……」  
唇をふさがれ、声にならない呻きを上げる君子。  
君子は顔を上げると俺の顔の横に突っ伏した。  
「お兄ちゃんのオチンチン、気持ちいいよぉぅ……」  
耳元でささやくような君子の声に俺の中の欲望がさらに猛った。  
 
「君子!」  
腰を突き上げるように君子の中をかき回す。  
「ひゃぁ!」  
のどの奥から絞り出すような声を上げて君子がのけぞった。  
君子は俺の胸に両手をついて自分のペースを取り戻そうとするが、すぐに崩れ落ちる。  
俺は君子の肩を抱き、起き上がれないようにするとさらに腰を上下させる。  
「だめっ! だめぇ……」  
泣き声にも似たよがり声を上げて君子が俺にしがみつく。  
(すこし激しすぎたか?)  
腰の振幅を落とし君子が落ち着くのを待っていると、やがて君子の息が整いだした。  
「はぁはぁ……お兄ちゃん…凄すぎぃ……」  
濡れた瞳で俺の目を覗きこんで君子がやっとそれだけを口にした。  
 
「そんなにいじわるすると……お兄ちゃんイカしちゃうよぉ」  
そう言って君子は身を起こした。  
そして結合部を中心にゆっくりとグラインドを始める。  
「あぁっ!」  
思わず俺の口から快楽の叫びがあがる。それほど君子の中は気持ちよかった。  
(まずい、このままではイク!)  
何とか主導権を握ろうと君子の股間に手を伸ばす。  
そして小さな肉芽をつまむと、軽く力を入れてひねった。  
「ふわぁ!」  
腰の動きが止まる。君子が反応した。そのまま突起を攻める。  
「お、お兄…ちゃん……そこ、だめぇ……」  
「いやなの? やめる?」  
「いやぁっ……んッ…やめちゃ…いやぁ……」  
「君子かわいいよ」  
「ん…んぅ……んふぅ…ぁアんっ! ……ん…」  
クリをなぶられ、君子は嬌声を上げ続けた。  
「あッ…お兄ちゃ…ッんっ! ……おかしくな…っ…ちゃうよぉ〜……」  
涙声の君子が不安そうな目で俺を見た。  
自分がこのままではどうなるのかわからない、といった感じの怯えた目。  
君子はここまでの快楽を味わったことはまだないようだった。  
(俺が君子の最初の男だ! 俺が君子をここまで感じさせた!)  
確証もないのにそう考えた途端、腰の奥の疼きが限界を訴えた。  
我慢できない! 出す!  
俺は君子を抱えたまま体を入れ替え正常位になった。そして力のかぎり腰を振る。  
恥骨がぶつかり合う激しい抽送。  
「ぁん、あん、ぁあ…ン…お兄ちゃ……ん…あぅ…」  
君子の声に興奮が頂点に達する。もうダメだ……イク!  
「君子! うっっっ!」  
ドピュッ! ずぴゅぅっ! びゅくっ! びゅびゅぅ!………  
俺は煮えたぎった欲望のエキスを勢いよく噴出させた。  
 
膣奥の若い子宮にドクドクと牡の原液を注ぎ込む。  
「ぁあっ!」  
俺に強く抱きつくと、自分から下腹を打ちつけるように君子は絶頂した。  
「君子…君子……」  
君子の名を呼びながら最奥に一滴残らず白濁をぶちまけ、俺も果てた。  
……精も根も尽き果てた心地よい疲労の中、俺はいつしか眠りに落ちていった。  
 
 
翌朝、目が覚めると君子の姿はなかった。  
あれは夢だったのか? あれほどリアルな感触の夢なんてあるのか?  
あっ!  
あわててトランクスの中を確かめる。夢精は……してなかった。  
俺、本当に君子を抱いたのか?  
 
半信半疑のまま起き出しダイニングに向かう。そこには君子がいた。  
「おはよう、お兄ちゃん」  
いつもどおりの笑顔で俺に挨拶する君子。  
やはり夢だったのか? それとも、まさか俺は君子と……。  
真実を知るのは怖いが、確かめないわけにもいかない。そう思って切り出した。  
「君子、ゆうべさぁ……」  
「あぁっ、ごめんお兄ちゃん」  
「え?」  
「早苗から電話があって、話してるうちに遅くなって寝ちゃったの」  
「………」  
「……怒ってる?」  
「……いや」  
「ほんとにごめんね、よかったら今晩でも……」  
「いや、いい」  
君子をさえぎり、それだけ答える。やっぱりあれは夢だったのか。  
安堵とも失望ともつかない奇妙な気持ちで君子に背を向けようとしたそのとき、俺は見た。  
君子が唇の端から舌先を覗かせ、上唇をなぞるように動かして淫らな笑みを浮かべたのを……。  
 

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