るり姉が突然主催したパジャマパーティ。  
招かれたのは、るりの親友、有森瞳美。  
るりを理想の人と仰ぐ神谷菜由。  
るりと勇太の幼馴染、向井弥子。  
そして勇太に告白したまま放置されている楠瀬緋菜。  
普段は黒の制服に身を包んだ女の子たちが、色とりどりのパジャマを着て森崎家に集まった。  
夜更かしして。お菓子を食べて。ちょっぴりお酒なんか飲んじゃったりして。  
たわいもない話で楽しく過ごす。  
そんな、女の子の女の子による女の子のためのパーティ、のはずだったのだが……。  
 
 
パジャマパーティの会場、森崎家一階の広めの和室に、一人の少年と五人の少女がいた。  
「な、なにするんだよ、るり姉!」  
勇太は仰向けに寝かされ、床の間の柱に両腕を縛りつけられている。  
二階にいたところ、るりに大声で呼ばれ、部屋に入ったとたん少女たちに押さえつけられた結果だ。  
勇太は自由になっている足をばたばたと動かす。  
だが、頭の後ろにクロスさせるように手を縛られているので、思うように動けない。  
「ふふ〜ん……勇太、ごめんねぇ」  
顔を赤くしたるりが舌をぺろっと出して笑った。  
「実はさっきまで、みんなとトランプしてたのよ。  
でさあ、最初は、お菓子とかかけてたんだけど。  
お姉ちゃん連敗しちゃってさあ……かけるものが無くなっちゃってぇ」  
勇太が顔を動かすと、部屋の真ん中にトランプが散らばっているのが分かった。  
その周りには布団が5枚。おそらく寝転がりながら大富豪でもしていたのだろう。  
で、瞳美がね、『これ以上かけるもの無いんなら、弟さんをかけたら』って言ったから、 
私、あんたをかけてもう一回勝負したのよ」  
はっきり言って、るりの言うことは支離滅裂だ。  
だがトランプと一緒にいくつか床に転がる酒瓶を見て、全てを察した。  
ワイン、梅酒、缶入りのサワー。  
はっきり言って、高校生が内緒で飲む量を遥かに超えている。  
 
周りを見れば、るり以外の女の子たちも明らかに酔っている。  
「……で、るり姉、負けたんだね?」  
勇太がこわごわ尋ねると、るり姉は酔ったまま何度もうなづいた。  
「そうなの〜。だからあ、勇太は今から、お姉ちゃんのものじゃなくて、皆のものなの……」  
そう言って、何がおかしいのか、るりはくすくすと笑う。  
るりの説明を待ちわびたように、瞳美が勇太のすぐそばににじり寄った。  
瞳美はシンプルな紫のシルクのパジャマに身を包んでいる。  
「そう。るりちゃんは『大貧民』。だから今日はおあずけなのよ。そして私が『大富豪』だから一番なの」  
瞳美は仰向けに寝かされた勇太の側に正座すると、勇太の顔を覗き込んだ。  
頬はアルコールのためか赤く染まり、目が潤んでいる。  
口元に浮かぶ笑みが、今の勇太には逆に恐ろしい。  
「な、何が……一番なんですか」  
恐ろしい予想が勇太の頭をよぎったが、勇気を振り絞って聞いた。  
瞳美は子供をあやすように勇太の前髪を掻き分け、その額にそっと手をあてた。  
「そうやっていっつも年上をからかって……。  
下校のとき、エッチな会話して私を困らせるくせに。そんな悪い子にはおしおきしちゃうゾ」  
瞳美の顔が勇太の顔に近づく。  
瞳美はそっと目を閉じ、唇を勇太の方に突き出してくる。  
「うわっ、有森さん、だ、駄目です」  
おびえる勇太の声。  
「ふふ、ごめんね。森崎くんのファースト・キス、もらっちゃうね」  
ええーっ、という不満の声が周囲から上がる。  
しかし、瞳美はそれを無視して勇太の唇にそっと自分の唇を重ねた。  
勇太が初めて感じる女の人の柔らかい唇。そして、鼻腔をくすぐる瞳美のいい匂い。  
思わず勇太も目を閉じ、瞳美の唇を味わってしまった。  
だが、次の瞬間。  
瞳美はむしゃぶるように勇太の唇を吸い、驚く勇太の口の中に舌をねじ込んできた。  
まるで自分の舌で勇太の口を犯すかのように、瞳美の舌が勇太の口内を暴れ回る。  
いったん離れたかと思えば、また夢中で勇太の口をしゃぶり、唾液でその口の周りをけがす。  
唇を丹念に舐め、また自分のそれを重ねる。  
 
初めて経験する情熱的なくちづけに、勇太は反抗する気持も失い、瞳美とのキスに溺れた。  
やがて、ため息のような声とともに、瞳美の顔が勇太の顔から離れた。  
二人の口の間を、細い唾液が糸を引いている。  
「ふふ……森崎くん、もう大きくなってるんじゃない?」  
顔を離した瞳美は、そう呟きながら勇太の下半身にそっと手を延ばす。  
ズボン越しに、瞳美は勇太のペニスを両手で包むように握った。  
「あっ……」  
思わず苦悶の声を上げる勇太。  
だが、瞳美は微笑みを浮かべたままズボンの上から勇太のペニスをゆっくりとしごいた。  
「あは……もう大きくなってきた……」  
瞳美は中腰になって勇太の下半身にまたがると、片手でペニスをいじりつつ、もう片方の手でズボンのボタンを外していく。  
「や、止めてください。有森さんっ……」  
勇太ははっとして周りを見渡す。  
いつのまにか、他の少女たちも勇太の周りに集まり、今瞳美がしようとしていることを息を呑んで見つめている。  
「だ、駄目です、こんなこと……!」  
勇太の声にも関わらず、瞳美は笑いながら言った。  
「じゃあ、ズボン、降ろしてあげてね」  
その言葉に、瞳美の左右に控えていたるりと菜由が、勇太のズボンをさっとつかんだ。  
緋菜と弥子は、顔を真っ赤にしながら、勇太の張り詰めた股間を凝視している。  
「それでは、御開帳でーす」  
るり姉の声を合図に、一気にズボンとトランクスが引きずり降ろされた。  
「キャッ」  
「うわあ」  
「すっごーい……」  
少女たちの歓声が上がる。  
勇太の男性自身は、嫌がる言葉とは裏腹に、まるでそそり立つ大樹のように天を指していた。  
瞳美は、それを見て満足そうにうなづくと、自らもパジャマを脱ぎだした。  
上着の前をはだけ、さらにズボンを脱ぐと、ショーツ越しに自らの陰部をいじくる。  
パジャマと同じ、紫色のレースで出来たショーツは、瞳美が触れる前からすでに染みが出来ていた。  
だが、瞳美はショーツの中に手をつっこむと、激しく自らの性器をかき回した。  
 
そして、もう一方の手で自らの胸を揉みほぐす。  
「うんっ……んっ、森崎くん、ちょっと待ってね……いま、準備するから……」  
そう言って、瞳美はさらに激しくオナニーにふける。  
そんな様子を、勇太は呆然と見ていた。  
「ちょっと有森先輩。私たち待ってるんですから、早くしてください」  
隣にいた菜由が不満げな声をあげる。  
それを見て瞳美はふふ、と小さく笑った。  
「……ごめんなさいね……じゃあ、そろそろ森崎くんの『初めて』もらっちゃおうかな……」  
そう言うと、ショーツをさっと剥ぎ取る。  
愛液にまみれた瞳美の陰部が露になった。  
それは瞳美の豊かな黒髪と同じく、つやつやとした光沢を放っていた。  
「森崎くん……いくわよ」  
瞳美はそう言うと、勇太の腰へ自らの腰をゆっくりと落としていった。  
ずぶずぶっっ  
濡れた瞳美の秘所が、ゆっくりと勇太のペニスを飲み込んでいく。  
「あっ……はぁぁん……!」  
瞳美は挿入の瞬間、甲高い嬌声を上げた。  
勇太のペニスを柔らかい襞がやさしく包む。  
瞳美の膣内の、温かくぬるぬるとした感触に、思わず勇太も声が出そうになる。  
「は、入ってるわ……」  
瞳美が嬉しそうに言う。側にいたるりが、わざと大きな声で言う。  
「どう、瞳美。初めて本物のおチンチンを入れた感触は?」  
「素敵……るりちゃんのバイブなんて、比べ物にならない……」  
それを聞いて、他の三人の少女がきゃあ、とはしゃぎ声をあげた。  
「有森先輩って、そういうアイテム使ってるんですか?」と興味津々の菜由。  
「そ、そんなの、怖くないんですか……?」と聞くのは緋菜だ。  
瞳美は自分から腰を上下させながら、首を振る。  
「だって、るりちゃんが強引に使ってくるんだもの……」  
「えーっ! それってまさか……」  
弥子がるりの方を見る。るりは照れ笑いを浮かべている。  
 
「そう、瞳美のバージン、私がもらっちゃった……」  
「二人で勉強してたら、るりちゃんが求めてきて、そういうことに……」  
えー、信じられない、るりちゃん両刀だったなんて、と口々に驚きの声を上げる三人。  
そう言われて、瞳美は恥ずかしそうに身悶える。  
「でもね、森崎くん……男の人を受け入れたのは、あなたが初めてなの。これは信じてね……?」  
勇太にまたがりながら、瞳美は勇太の方を恥ずかしそうに見た。  
勇太はすでに気持ちよさで口も聞けない状態だったが、瞳美の言葉に何度もうなづいた。  
「嬉しい……。もっと、気持ちよくするわね……」  
そう言うと、瞳美はさらに激しく上下運動を始めた。  
ぬちょぬちょと、陰部が淫らな音を部屋一杯に響かせ、形のいいバストが腰使いに合せて揺れる。  
「あ、有森さんっ……もう、我慢が……」  
「んっ……はっ……ええ、いいわ……一杯、出して……」  
瞳美はさらに激しく動く。二人の声が次第に高まっていく。  
「で、出ますっ!」  
「あっ……ふぁぁぁぁぁっ……!!」  
二人の絶叫が重なり、勇太は思い切りその精を瞳美の中にぶちまけた。  
瞳美の体がびくびくと痙攣し、やがて力尽き、崩れ落ちた。  
 
 
力尽きた瞳美はゆっくりと自分の膣から勇太の物を抜き、勇太の頬に軽くキスをすると場所を譲った。  
「さーて、次は私ね……」  
菜由が舌なめずりをしながら、勇太の方へと近づく。  
そこへ、弥子がさっと割って入った。  
「わ、私の方が先にあがりましたよ!」  
「あら、でも一回チョンボしたじゃない。それなら、先輩に譲るのが礼儀じゃないかしら?」  
「そ、そんなの関係ないもん!」  
にらみ合う二人。  
そこへ、るりがまあまあ、と仲裁に入る。  
「ここは一つ、二人同時ってことで、ね?」  
るりの言葉に、二人ともしばらく小声で文句を言っていたが、二人ともるりには弱い。  
 
やがてしぶしぶではあるが、菜由と弥子はうなづいた。  
「……それじゃあ、と。まずは森崎のアソコ、綺麗にしたげないとね……」  
菜由はそういうと、勇太の股間へと顔を持っていった。  
目の前には精液と瞳美の愛液にまみれた勇太のペニスがある。  
それはまだほとんど力を失っていなかった。  
「それじゃ、いただきまーす」  
そう言うと、菜由は思い切り口を開け、勇太のペニスをほおばった。  
「神谷さん、そ、そんなこと……」  
だが、勇太の声など聞こえないかのように、菜由は無心にペニスをしゃぶる。  
まず全体を口に含んで、ペニスにまみれた液を舐め取り、それたら丹念にカリ首を舐め上げていく。  
同時に亀頭を口に入れ、舌で念入りに勇太の肉棒を愛撫し続けた。  
「ほーら、やっこもしたげなさいよ」  
放心したように菜由のフェラを見ていた弥子が、るりの言葉にはっと我に帰った。  
「わ、私だって負けないんだから!」  
そう言って、弥子も勇太の陰部に口を近づける。  
そして、勇太の二つの玉を、舌先でちろちろとくすぐり始めた。  
「や、やっこ……」  
幼馴染のその行為に、思わず勇太が弥子の方を見る。  
「か、神谷先輩になんか、負けないんだから……勇太のこと、気持ちよくしたげるんだから」  
勇太を見つめ、そう言うと、弥子はさらに勇太の睾丸をやさしく口に含む。  
「ゆ、勇太……。腰、ちょっと上げて」  
弥子の恥ずかしそうなお願いに、勇太は黙って少しだけ腰を持ち上げる。  
弥子はありがと、と小さな声で呟くと、勇太の正面から玉の裏の方へと舌を滑らせた。  
菜由と弥子。二人の少女の無心のフェラチオに、勇太の肉棒はたちまち息を吹き返していく。  
「あはっ。森崎、元気になってきたじゃん……」  
菜由が嬉しそうに言う。  
何時の間にか、二人の少女は勇太に奉仕しながら、自らの股間に手を延ばし、性器をいじり始めていた。  
菜由はパジャマの上から陰部を指でこすり、弥子はパジャマの中に手を突っ込んで、かき回している。  
勇太のペニスをむさぼるように味わいながら、自らを慰める二人。  
その異様な光景に、勇太は目を奪われた。  
 
「ふ、二人とも、そろそろ……」  
勇太の言葉に、菜由と弥子の目が輝く。  
菜由はとどめとばかりに、勇太の亀頭を咥え、思い切り吸い上げた。  
同時に弥子も、勇太のペニスにその舌を這わせ、ぺろぺろと舐める。  
「だ、駄目だっ……やっこ、神谷さん、出るっ……!」  
叫びとともに、勇太は再び、激しく射精した。  
だがそれでも菜由は口をペニスから離そうとしない。  
脈打ちながら放たれる白い精を、菜由は全てその口で受け止めていった。  
「神谷先輩、ずるい! ひ、ひとりで飲んじゃうなんて……」  
弥子が抗議の声を上げた。  
それを聞いて菜由がちょっと笑う。  
「それじゃ、おすそわけ……」  
そう言うと、菜由は口を開けてそっと舌を突き出した。  
菜由の舌の上に、勇太の精液のしずくが乗っている。  
弥子は無言で舌を延ばして、菜由の舌の上に残った精液を舐め取った。  
二人の少女が舌を絡ませ、勇太の精液を味わっている。  
やがて二人は無言で唇を重ねあい、抱き合い、お互いの下腹部へと手を延ばしていく。  
布団の上に倒れこむ、菜由と弥子。  
もどかしげに二人はパジャマを脱ぎ捨て、裸で抱き合い、互いを愛撫し始めた。  
 
勇太など忘れたかのように愛撫しあう菜由と弥子を見て、るりはやれやれ、と頭をかいている。  
「それじゃあ、最後は『貧民』の緋菜ちゃんだけど……」  
いつの間にか、緋菜の姿は勇太の側から消えていた。  
そう言ってるりが部屋の中を見渡す。勇太もそれにならう。  
「う……ふぅ……森崎くん……」  
小さな緋菜のうめき声。  
緋菜は部屋の隅に座り、壁にもたれかかりながら、いつの間にか自慰を始めていた。  
緋菜はフリルつきの子供っぽいパジャマを着ていたが、すでにパジャマの下とショーツは脱ぎ去られている。  
そして、一方の手で自分のふくよかな胸を揉み、もう一方で割れ目を夢中でこすっている。  
もはや周囲の様子など見えていないのか、緋菜の両脚は大胆に開かれていた。  
 
そして、その真ん中には緋菜の黒々とした茂みが、いやそれどころか秘肉さえはっきりと見えていた。  
勇太の理性は、すでに溶けてなくなっている。  
今頭にあるのはただ、「緋菜を抱きたい」それだけだった。  
その時、ふっと勇太の手が自由になった。  
驚いて見上げると、るりが勇太の手を縛っていた紐を解いていた。  
「るり、姉……?」  
「……してあげなさいよ」  
るりはそう言ってうなづく。  
勇太はおずおずと体を起こすと、緋菜の前にそっと近づいた。  
「楠瀬……さん……」  
「森崎くん……はやく……して……私にも……」  
その言葉だけで十分だった。  
勇太は荒々しく押し倒して緋菜に覆いかぶさると、獣のように唇を奪った。  
「ふぁあっ、森崎くん……好きぃ……」  
緋菜の言葉を遮り、勇太は夢中で緋菜の口の中に舌をねじ込んだ。  
「う、うぅ……」  
緋菜が苦しげな声を上げても、勇太はそれにかまわず緋菜の口を舌でかき混ぜた。  
十二分に緋菜の唇を堪能すると、勇太は緋菜のパジャマを剥ぎ取る。  
力任せに脱がせたので、ボタンがいくつか弾けとび、緋菜の豊満なバストがあっという間に露になった。  
勇太はそれを力いっぱいこねくり回し、そして乳首を吸った。  
「い、いやぁっ……優しくぅ……」  
緋菜の言葉は勇太の耳には届かない。  
勇太の荒っぽい愛撫に、緋菜の乳房のあちらこちらに、赤いキスマークが刻み付けられる。  
思わず逃げようとする緋菜。  
だが、勇太は力任せに緋菜を押さえ込み、ひたすら欲望のままに緋菜の体を弄ぶ。  
「く、楠瀬さん……もう、我慢できないよ……入れるからね……!」  
「え? あっ、ま、待って。やあっ……」  
勇太は緋菜の制止も無視して、緋菜の割れ目にペニスをあてがった。  
「だ、駄目ぇ……! 優しくして……!」  
だが次の瞬間、勇太のペニスは緋菜の秘所を思い切り貫通していた。  
 
「あああぁっ……!!」  
緋菜の苦痛の声が上がる。  
だが、それでも暴走した勇太は止まらない。  
身をよじって痛がる緋菜に、力いっぱい腰を叩きつけている。  
「ああ、楠瀬さん……楠瀬さんのアソコ、最高だよ……柔らかいし、暖かいし、ぬるぬるしてて……」  
「いやあっ! 痛くしないで……!」  
「僕をぎゅうぎゅう締めつけて……楠瀬さん、最高だよっ……!」  
勇太はただひたすら緋菜の秘部を自分の肉棒でかき回す。  
そして、緋菜の膣は緋菜の苦痛を和らげるように多量の愛液を滴らせ、勇太のそれを受け入れていく。  
「楠瀬さん! だ、出すからね……っ!」  
「もう、お願い……早くしてぇ……」  
緋菜の涙交じりの懇願に、勇太は高みへと最後の力を振り絞った。  
「あっ、ああっ……!」  
「んっ……森崎くんっ!」  
二人の声が絶叫へと変わった瞬間、三度目とは思えないほど大量の精液が、緋菜の中へ奔流となって注ぎ込まれた。  
「森崎くんの精液、入ってくる……」  
膣の中に熱いほとばしりを感じながら、緋菜は果てた。  
 
「勇太ぁ……こっちに来てよ……」  
「森崎……私たちにも、ちょうだい……」  
勇太が肩で息をしながら緋菜の体から離れると、菜由と弥子の呼ぶ声が聞こえた。  
菜由が仰向け、弥子がうつぶせになって抱き合いながら、下腹部を勇太の方にさらしている。  
勇太はのろのろと立ち上がると、二人の脚の間に身をおいた。  
「ねえ……してよ……」  
「私たちにも……有森先輩や、楠瀬先輩と同じこと、して……」  
菜由は黙って脚を開き、弥子は高々と尻を突き上げた。  
「……わかってるさ」  
勇太は一言呟くと、弥子の尻を抱きかかえ、菜由の下腹部に自分の下腹部を重ねた。  
「森崎……早く犯して……」  
「勇太ぁ……して……」  
 
二人の懇願に勇太は黙ってうなづいた。  
そして、菜由の秘所にペニスを突きたて、同時に弥子の尻を抱え、その性器を口で犯しはじめた。  
「あああぁっ……森崎ぃ! おっきい……」  
「勇太が、勇太が私のアソコなめてるよお……」  
二人の嬌声が上がる。  
菜由の膣は、その小柄な体に見合ったキツさで勇太をものすごい強さで締めつけた。  
一方、弥子の秘所からはまるでお○らししたかのように愛液があふれ、勇太はその割れ目へと舌をねじ込んだ。  
「ああっ……も、森崎ぃ……!!」  
「勇太ぁ……」  
勇太は黙々と腰を振り続ける。  
動きにあわせ、菜由の膣が勇太の精を搾り取ろうとするかのように収縮を繰り返す。  
「私にも、ちゃんと出してね……」  
うなづく勇太。そして菜由の願いに答えるため、さらに力いっぱい動く。  
「神谷さんっ、出すよっ!」  
そして、絶頂に達すると、思い切り菜由の膣の中に射精した。  
「あ、いぃっ……!!」  
菜由は泣き叫ぶような声と共に絶頂に達し、全ての力を使い果たしたように身を横たえた。  
 
菜由の割れ目から、逆流した精液が泡を吹いて流れ落ちている。  
「次、私だね……」  
弥子はそう言うと、仰向けになって、勇太の方に自らの秘所をさらした。  
勇太は弥子の両足首をつかんで、自らの左右の肩に弥子の足を担ぐ。  
そして精液と愛液、そして緋菜と菜由の破瓜の血にまみれた物をいきなり弥子のヴァギナに突きたてた。  
「い、痛っ!」  
初めて男を受け入れる苦痛に、思わず弥子は悲鳴をあげた。  
だが、勇太はそれを無視して、ひたすら奥へ奥へとペニスを挿入していった。  
「は、はいってくるぅ……!」  
弥子の苦しみとも喜びともつかない声が勇太の耳にも聞こえた。  
やがて、最後まで挿入しきると、勇太は弥子の両足をつかんだまま、激しく前後運動を始めた。  
「あぁっ……やっこっ……!」  
 
「うんっ……んぁ……うれしい……」  
弥子は痛みに耐えながらつぶやく。  
「うれしい……私……勇太とセックスしてるよ……」  
弥子の呟きに答えるように、勇太のペニスが弥子の膣内で暴れまわる。  
ほどよく鍛えられた弥子の体は、勇太のものを強く、そしてやさしく締めつけた。  
肉が打ちつけあう音が、高らかに響く。  
「やっこ、もうイキそう……」  
「いいよ、きてぇ……!」  
その叫びとともに、勇太は弥子の中に大量の精液を吐き出し、弥子の体の上に崩れ落ちた。  
 
その後も、性の饗宴は続いた。  
緋菜のパイズリで彼女の体を白く汚し、他の四人に陰茎と緋菜の体を舌できれいにさせた。  
弥子を騎乗位で犯しながら瞳美を顔の上にまたがらせ、その蜜を味わった。  
また、菜由と駅弁スタイルのセックスを楽しみながら、るりに自分の菊門を舐めさせた。  
抱き合って互いのヴァギナをこすりつけあう瞳美とるりを交互に犯し、乳房を揉みながら後背位で緋菜と交わった。  
るりと緋菜のダブル・フェラを受けながら、菜由の性器を舌でいじくり、両手で瞳美と弥子の膣を指でかき回した。  
四つんばいになった五人に順番にハメたあと、全員の顔めがけて思い切り精液をぶちまけた。  
繰り返しあがる少女たちの嬌声と、肉の交じり合う音。  
破瓜の血と勇太の精液を陰部から滴らせながら、なお少女たちは勇太を求める。  
もはや誰と交わっているのかすら定かではないほどの乱交の果てに、勇太の記憶は途切れた。  
 
 
次の朝、勇太が目を覚ましたとき、既に和室には誰の姿も無かった。  
勇太は服を着て、布団に寝かされている。  
他の布団はすでに片付けられたのか、見当たらない。  
「……夢……ってことは、ないんだろうな」  
立ち上がろうとした勇太の腰と下腹部に激痛が走り、昨日の乱交が夢ではないことを教えてくれた。  
とりあえず這うようにして隣のダイニングへと向かう。  
すると、ふすまの向こうから五人の少女たちの声が聞こえた。  
「……だからぁ、私はピル飲んでるから大丈夫なんだってば」  
とるりの声。  
 
「そんなの……ずるいよ、るりちゃん。わたし危険日だったのに、出来ちゃったら……」  
泣き出しそうな声で話すのは弥子だ。  
ぽんぽん、と肩を叩く音がして、菜由の能天気な声が聞こえた。  
「まーまー。いまさら気にしても始まらないって。気楽にいきましょ、気楽に」  
「そうよ弥子ちゃん。危険日だからといって100%妊娠するわけじゃないんだから。それに私たちもついてるし」  
そう言っているのは瞳美。その声にはあわてたところなど何もない。  
「……でも、森崎くんの赤ちゃんなら、私産んでもいいけど……」  
緋菜が恥ずかしそうにそう打ち明けた。  
ふすまの向こうから、場の空気が変わったことが伺われた。  
「……そうよねえ。私を除いて、みんな出来ちゃう可能性はあるもんね」  
るりの言葉に、弥子があああ、と絶望的な声を出す。  
「こういうとき、どうやって勇太に責任を取らせたらいいのかしら」  
るりがあっけらかんと言い放つ。一人だけ心配がないので、気楽なのだ。  
「結婚か、堕胎……?」  
瞳美がそれを受ける。  
「わ、私森崎くんの子供堕ろすなんてイヤですっ」  
緋菜がきっぱりと言う。  
「私も。けじめはきっちりつけてもらわないとね」と菜由。  
「るりちゃんを『お姉さん』って呼ぶのもいいかもね」と瞳美。  
「そ、それなら私だって、勇太の赤ちゃん、産んでもいいけど……」  
最後に弥子がそう言い放って、しばらく全員が黙ってしまった。  
「もし二人以上が妊娠しちゃったら、やっぱり一人は本妻で、あとは愛人ってことになるのかな」  
菜由がふむ、とひとりごちた。  
「誰が本妻になるの? やっぱり一番年齢が上の人が奥さんになるべきかしら?」  
と言うのはもちろん瞳美だ。  
「……一番若い人がなるってのもありですけど」  
弥子が噛み付くように言い返す。  
「あるいは一番『相性』のいい人がなる、とか……?」  
顔を真っ赤にして緋菜が言う。昨日、勇太に誉められ、体に自信を持ったようだ。 
 
「難しいですね、るりさん」  
「日本は一夫多妻じゃないしね」  
「もうこうなったら、イス○ム圏にでも行ってみんなで生活するしか……」  
「あら、でも菜由ちゃん。イス○ムによれば、『全員を平等に愛せる男』しか多妻は認められてないのよ」  
るり、瞳美、菜由がそんなことを言う。  
勇太はふすまの反対側で青ざめている。  
なんにしろ、自分がとんでもない状況に陥ったことは間違いない。  
とりあえず、まだ寝た振りをしておこうと、布団に戻りかけたとき、背後でふすまの開く音がした。  
「……勇太、聞いてたわよね?」  
立っていたのはるりだった。勇太はぜんまい仕掛けの人形のように振りかえる。  
「い、一応……」  
五人の少女の目が勇太をじっと見ている。  
「とりあえず、さ」弥子が全員を見渡して言った。  
「誰が一番相性が良いか決めないといけないし……」緋菜がもじもじしながら椅子から立ち上がる。  
「森崎くんが私たちを『平等』に愛せるか確かめたいし……」瞳美が笑う。  
「毒食らわば皿までって言うし」と菜由。  
「今日は日曜日だし、ねえ?」るりが全員に振り返った。  
うなづく五人。力なく笑う勇太。  
ぱさり、ぱさりと少女たちの脱いだ服が床に落ちる音がした。  
 
−終わり−  
 

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