あさっては七夕祭りだ。あと2週間もすれば俺は転校する。  
 俺は最後の思い出を作るため、決意を秘めて森下さんを七夕祭りに誘った。  
「うん、いいわよ。私もね、いっしょに行く人を探してたの」  
 こうして俺たちは七夕祭りでデートすることになった。  
 
 露店を冷やかし、短冊を書き、俺たちは七夕祭りを楽しんだ。  
 森下さんはアジサイをあしらった浴衣を着ていた。……とっても似合っていた。  
 いつもと違う森下さんの姿にドキドキする。その思いが興奮にすり替わる。  
 俺は森下さんの手を引いて参道から外れた木立ちの中に向かった。  
 それが何を意味するのか、分からないほど森下さんだって子供じゃないはずだ。  
 だけど森下さんは逆らわず、黙って俺についてきた。  
 
「森下さん……あ、茜ちゃん」  
 初めて名前で呼んだ。緊張からか声が上ずった。  
「うん……雅人、くん」  
 頬を染め、それでも俺をまっすぐに見ながら茜ちゃんが答えた。  
「好きだよ」  
「……私も」  
 静かに唇が重なった。  
 ……唇を噛み、舌を吸い、頬を味わう。  
 舌を絡ませ、歯列を舐める。唇をはさんでしごきたてる。軽く噛む。上あごをなでる。  
「ん、んんっ……はぁはぁ」  
 唇を離して茜ちゃんがあえぐ。  
「苦しい?」  
「ううん、平気よ……。ねぇ、もっとして……」  
「うん」  
 茜ちゃんの求めるまま、俺は何度も口づけをくり返した。  
 
 抱かれたまま、茜ちゃんが俺の背中に腕を回す。  
 そのままギュッと抱きしめられると、さらにキスが深くなる。  
 舌と舌とが絡む音があたりに響く。熱い吐息と甘い唾液が俺の舌に絡んでくる。  
 興奮して上気した茜ちゃんの肌から女の子特有の甘ったるい香りが漂っている。  
「んぐ……ちゅ、チュ……」  
 舌を絡ませ、唾液を交換し、俺たちは高まっていく。  
 
 さらなる刺激を求め、俺は茜ちゃんの浴衣の裾に手をかけた。  
 そのまま裾を割るようにして手を太ももに這わせる。  
 茜ちゃんはほんのわずかに抵抗を見せたけれど、すぐに俺に体を預けてくれた。  
「あんっ……く、くすぐったい」  
 俺の手がすべすべした太ももをなでまわすと茜ちゃんが艶っぽい声をあげた。  
 指を茜ちゃんの足の間に持っていく。ショーツの端に指が触れる。  
 自分の息遣いが少し荒くなっていることに気付く。  
 ……射精を求め、俺の肉茎は痛いほど勃起していた。  
 
 初めて女性のあの部分に触れる。俺は本で読んだ知識を総動員した。  
 緊張からか、震えの止まらない指先で茜ちゃんの下着に包まれた敏感な部分に手を伸ばす。  
 クロッチの上からゆっくりとそこをなぞる。  
 と、布地の向こうから信じられないほど熱い感触がした。  
 茜ちゃんが分泌した女の子の液体で下着の中心が粘ついている。  
「はぁっ……あっ、あぁ……んぐ…んっ」  
 俺の指が強く触れると茜ちゃんが押し殺したような声で悶えた。  
(感じている?)  
 そこのシミを中心に指でいじる。  
「あ、あん! そ、そこいじられたら私……」  
 茜ちゃんがあられもない声を上げた。  
「感じるの?」  
「あ、あひっ! ひ、ひんっ!」  
 それに答えず、茜ちゃんは感じている声をさらに出す。  
 俺はクロッチをずらすと、そのすき間から指を中に潜りこませた。  
 
 そこは熱くほとびっていた。  
 ヌルヌルの粘液にまみれた複雑な形状の肉ひだが指にまとわりつく。  
「すごい……こんなに濡れてる……」  
「いやぁ……」  
 俺の言葉に茜ちゃんが大きく首を横に振った。  
「茜ちゃん、興奮してるの?」  
「いやっ、いやぁ!」  
 さらなる問いかけにも答えず、茜ちゃんは首を振りつづける。  
「茜ちゃん……」  
「いやあぁ、なんでここ熱いの……変よ、変なのっ……」  
 ようやく茜ちゃんが肩を震わせながら言葉を返した。  
「変じゃないよ」  
「熱い……熱くて、ぬるぬるしてる……恥ずかしい……いやぁ……」  
「うん」  
「私、興奮しちゃってる…みたい……こんなに…なっちゃって……恥ずかしい……」  
 自分の体が示した反応が信じられないのか、茜ちゃんが泣きそうな顔で俺を見る。  
 俺の指が潤みの中心をかき混ぜるたび、くちゅくちゅと淫靡な音が立つ。  
「いやぁっ、変な音がしてるぅ! 恥ずかしい、恥ずかしいよぉ」  
「茜ちゃんはいつも自分でしてるの?」  
 これだけ感じやすいのは茜ちゃんが性の絶頂を知っているからでは?  
 そう思って聞いた俺に言葉に、茜ちゃんはビクッと身をすくませると  
「してない……してないぃ……」  
 小さく首を振る。  
「本当?」  
 追い討ちをかけるような俺のいじわるな質問に  
「そ、そんなこと……してません……」  
 真っ赤な顔で目を伏せた。  
「正直に言わないと、もうさわってあげないよ?」  
「いやぁ……」  
「ほら、こんなふうにいじってあげないよ?」  
 言いながら肉ひだの合わさったところにある小さな突起を指で弾く。  
「ひゃんっ! いじわる、しないで……あのね、いっつも……」  
「いつも?」  
 指で肉のひだをつまみ、こすり合わせるようにしながら聞く。  
「雅人くんのこと考えて……してたの」  
「何を?」  
「こ、こうやって……自分でオナニーしてた……」  
 これ以上は赤くなれない。そう思えるほど、耳まで染めて茜ちゃんが答えた。  
 
「えっちだね、茜ちゃん」  
 そう言ってクリトリスと思われる小さなふくらみを指の腹でつぶすようにして皮膚に押し込んだ。  
「やだぁ……あ、くっ、うんっ!」  
「手伝ってあげる」  
「あ! あん! あぎっ! 私おかしくなっちゃうっ!」  
 はしたない声をあげて茜ちゃんが俺の体を求めるように腕を伸ばした。  
 指の先が俺の浴衣の裾を割り、充分な硬度を保っている股間に触れる。  
 そのままトランクス越しに勃起を握ると、茜ちゃんはそれを上下にしごきはじめた。  
 無意識なのか、それとも何かで知識を得ていたのか、どちらにせよその動きは適確だった。  
 男の性感帯を絶妙に刺激する茜ちゃんの指に、俺は絶頂が近付く予感を覚えた。  
 茜ちゃんが俺のモノにからめた指を強く握って上下させる。射精感がこみ上げる。  
 ……一度目はこのまま果てるのも悪くない。  
 そんな誘惑にかられたが、もったいないと思い直した俺は茜ちゃんの行為をやめさせた。  
 俺も茜ちゃんのショーツの中から手を抜く。  
 
 茜ちゃんからあふれた淫蜜が下着をどうしようもなく濡らしている。  
 ぐっしょりと水分を含んだ布きれは不快かもしれない。  
 そう思い、下着を脱ぐように促す。  
「脱いじゃおうか」  
 お互いの下半身をさらしあう。  
 裾をまくり、あらわにされた茜ちゃんの白い下腹部は恥毛の黒さとの対比が美しかった。  
 俺はまた茜ちゃんの足の間に手を伸ばした。  
 今度は下着に隔てられていない分、さっきよりも自由に手が動かせる。  
「すごいよ、こんなになってる……」  
 いやらしい溝の間で指を上下させながら言う。  
「やだ……そんなとこさわっちゃダメ……」  
 茜ちゃんの言葉を聞き流し、俺は潤んだ中心を指で探った。  
 ぼってりとした肉のひだの間には俺を受け入れる穴があった。  
 粘り気の強い淫液と複雑な形状のひだとをかき分けて、奥へと指をもぐりこませようとする。  
「いやっ、お願い……ダメ、ダメ……恥ずかしい……」  
「痛い?」  
「痛くないけど指入れちゃダメ……おかしくなっちゃうっ!」  
 指の第一関節ぐらいまで差し込んで茜ちゃんの中をかきまわす。  
 ……初めて触れる女の子の部分。  
「そんなふうにかき回されたら……もっとおかしくなっちゃう……だめぇ……」  
 普段の姿には似つかわしくないような茜ちゃんの言葉に勃起がビクンッと大きく脈打った。  
 茜ちゃんの痴態を見ているうち、俺の股間は我慢ならないほど高ぶっている。  
 出したい。射精したい!  
「茜ちゃん……入れたい」  
 
 立ち木につかまらせ、茜ちゃんのお尻をこちらに向けさせる。  
 柔らかくけぶる恥毛が少し繁った、薄紅色をした肉の裂け目が俺の目の前にさらされる。  
「こんな恰好、恥ずかしい……」  
 自分の下半身を俺の前にさらしたことが恥ずかしいらしく、茜ちゃんは小さく息をつく。  
 俺は手を伸ばすと、両方の親指で茜ちゃんのオンナの部分の肉ひだをそっと左右に開いた。  
 すっかり興奮しているのか、ヌルヌルした粘液が指にまとわり付く。  
「すごい……こんなにヌルヌルだ……」  
「いや……お願い、そんなこと言わないで……」  
「茜ちゃんの中、動いてる……」  
「こんな、こんな恰好やだ……動物みたい……」  
 太ももに力が入ったらしく、茜ちゃんのその部分がきゅっとすぼまった。  
 そうしてお尻を左右に振って俺の目から少しでも逃れようとする。  
(うわっ! よけいに興奮する……)  
 身をよじったせいだろう、茜ちゃんの淫裂から体液がこぼれ、太ももを伝う。  
 
 そんな姿を見せられ、俺はもう一瞬たりとも我慢ができなくなっていた。  
「茜ちゃん……入れてもいい?」  
 指でクリをなぶりながら聞くと、茜ちゃんは悦びの声をあげて首を縦に振った。  
「力を抜いて楽にして……」  
 俺はゆっくりと茜ちゃんの秘唇にいきり立ったモノの先端を添えた。  
くちゅっ……  
 二人の性器が合わさったところから淫らな水音がした。  
「ぁ、ああっ…ゃ、あ、当たってる……」  
「いくよ」  
 その言葉に茜ちゃんは目を閉じると、心を決めたように無言のままうなずいた。  
 
 先端に体重をかけ、徐々に腰を押し出して茜ちゃんへの挿入を試みる。  
「んぐっ……んん……」  
 固く結んだ茜ちゃんの口から苦しそうな声が聞こえる。  
 だけど勃起は何かに阻まれたように茜ちゃんの入り口から中に入っていかない。  
(あんなに濡れてたのに……)  
 そう思い、もう一度腰を前に突き出した。  
「んく……ん、んん……んあぁぁっっ!」  
 茜ちゃんが苦しそうに叫んだその時、俺を拒んでいた抵抗がなくなった。  
ずぶずぶずぶ………  
 一気に肉茎が茜ちゃんの中に埋没していく。  
「はぁうっ! はぁぁぁぁ……あっ、んぐ…はぁ……んんっ!」  
 根元まで茜ちゃんの中にうずまった。  
 
「入ったよ」  
 奥まで入れた俺は茜ちゃんをいたわるように動かずにいた。  
 代わりに舌を首筋や耳に這わせ、手を胸や結合部の上にある肉突起でうごめかす。  
 破瓜の痛みを忘れさせようとなるべく快感を与えることに腐心した。  
「んっ、あぁ……や、はぁぁ……」  
 体全体をブルブルと震わせて茜ちゃんがうめく。  
「ま、雅人くんのが……中でピクピクしてる……」  
「うん。茜ちゃんのも中で俺に絡みついてる」  
「やだっ、ヘンなこと言わないで……」  
 俺は茜ちゃんの中がとても熱く、そして柔らかいことに気が付いた。  
「茜ちゃん……茜ちゃんの中、すごくいい……」  
 女性の膣の特性なのか、少しざらついたようなコリコリした部分がカリに当たる。  
 ペニス全体が強く握られているような、そして吸い込まれるような感覚もある。  
 強く、時には弱く、何かで先端がくすぐられるような絶妙な刺激も伝わる。  
 ……初めて味わうセックスの快感。溺れそうだった。  
 俺は茜ちゃんの体を気遣うことも忘れ、その甘美な感覚につられて腰を振ってしまった。  
「ああっ! いぁっ! ああっ!」  
 茜ちゃんの苦しそうな声に思わず我に返る。だけど、快感を知ってしまった体は動きが止まらない。  
「あっ! ああ……っ! ん……んんっ!」  
 そう言いながら茜ちゃんも腰を動かし始める。感じているのか?  
「茜ちゃん……」  
 そんな茜ちゃんに、名前を呼びながら  
ずんっ!  
 と腰を打ちつけた。  
「ひゃうっ! ……あ、あん!」  
 奥まで貫かれた衝撃に茜ちゃんが首を振って悶える。  
 
 身も心も溶けてしまいそうな快感に溺れていた俺は、気が付くと音が鳴るぐらい激しく茜ちゃんを突いていた。  
 その衝撃で茜ちゃんの体が前後に揺れる。  
「ああっ! あんっ! あうっ! あふあっ! 気持ちいいっ、いいっ、感じるのっ!」  
 どうやら性の歓びを茜ちゃんも感じはじめたようだ。  
「ま、雅人くん……気持ちいいの、イッちゃう、茜イッちゃうぅ!」  
 茜ちゃんの体が熱を持っている。俺も体中が熱い。その熱が二人がつながっているところに収束していくように感じる。  
 と、背中から脳天に向かって甘美な電流が走り抜けた。  
 ……だめだ、イク。  
 茜ちゃんの中から引き抜く。次の瞬間、俺は射精した。  
びゅっ! びゅくっ! びゅるっ! どぴゅっ!………  
 白濁した粘液が茜ちゃんのお尻に飛び散る。  
 異常に興奮しているのか、何度射ち出しても精液が止まらない。  
「うっ……ううっ!」  
 何度も何度も陰茎は脈打ち、自分でも驚くほどの量が茜ちゃんを穢していく。  
「あ、あ……雅人くんの精子、かけられてる……」  
 どろりとした俺の精液が体に降りかかるたび、茜ちゃんがわずかに痙攣する。  
「はぁ…はぁ……雅人くん……好き」  
 俺を呼ぶ茜ちゃんの声を聞きながら、俺は大量の白濁をまき散らしていた。  
 
 
おわり  
 

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