小萌先生宅で暴飲暴食をおこなった禁書  
「当麻、今帰ったんだからー!」  
酒が入っていた。玄関開けたら二分でバタン。  
 
「グー」  
普段は布団で寝ている。当麻は風呂場で寝ている。  
自分としては当麻も一緒の布団で寝たほうが快適だし、  
家主なんだからもうちょっと主張してもいいと思っていた。  
 それに年頃の娘さんが傍にいるのに、青少年にそれを  
避ける様な行動をされてしまうとそれはそれで悲しいものなのだ。  
 
「むにゃむにゃ。ん〜。お腹が〜。お手洗いさんにいかないと駄目なの〜」  
草木も眠る丑三つ時。布団を纏ったままにズリズリと  
トイレットへ向かっていった。  
ガチャー。グイッガチャン。  
扉を開けるとそこには、毛布に包まった当麻が世の中の  
辛さを一身に背負ったような険しい顔で眠りについていた。  
 
「とうま・・・寝てるときぐらい可愛い顔をしてればいいと思うの」  
当麻の寝顔を眺めまわした後、このまま一緒に寝ようと思った。  
布団もあるし。  
 
「あーっと、うんしょと。・・・ん、ばっちり」  
まだ半分寝ぼけながら、風呂桶で三角座りして寝てる  
当麻の膝を抱える両手に割って入ると前から布団を  
被せて、当麻の胸に背中を預け両手は自分の前に持ってきた。  
 
「おやすみなさいとうま」  
就寝。  
 
エマージェンシー  
エマージェンシー  
エマージェンシー  
この先はとんでもないことが起こって引き返せないことになる!  
常人にはとても耐えられない、早く引き返すんだ!  
・・・警告はしたぞ?・・・したからな?  
 
 
 
草木も踊る午前4時。腹部にただならぬ激痛を覚えて  
眼が覚めた。  
「んっ。・・・・・・っつ!?」  
何時もと違う場所で眼が覚めて自分を抱きかかえるのが  
当麻の腕で、少し顔を回すと当麻の顔がそこにあった事に  
驚いた。  
「と!とっとっとっ・・・イタタタタ」  
お手洗いと間違って当麻の眠るお風呂場へきたこと、  
あんまりにも厳しい顔をして寝ている当麻を見かねて  
一緒に寝ようと思ったことを、腹痛と共におぼろげながら思い出せた。  
「この状況は嬉しいけども、インデックスはお手洗いに  
行かねばならないのね」  
当麻を起こさないようにゆっくりと胸の前で組まれた当麻の  
腕を外そうとする・・・・・・外れない。  
「と、当麻。インデックスは少しピンチなので、意地悪しない  
で外してくれると嬉しいなあ・・・とーっ!」  
小さな声で眠る当麻に抗議を告げると、今度は少し気合  
を込めて当麻の腕を持ち上げてみるが外れなかった。  
「あっ」  
力んだ拍子に少し漏らしてしまったようだ。  
幸いにも小さな方だったが、これ以上時間を掛けると  
とんでもないことになりそうだった。  
「も、漏れちゃうよぅ。もうこーなったら最後の手段なの!」  
遂に我慢の限界に達したお腹をかんがみて当麻の腕に  
少々噛み付かせてもらってひるんだ隙にお手洗いに駆け  
込むことにした。  
「ゴメンね当麻、あ〜n」  
あ〜んと口に力をこめたところ、背後で異変が起こった。  
口をあんぐり開けたまま後ろを見ると、当麻が目を覚ましていた。  
 
「おわぁっー!!!インデックスおまっ!なに!?ドッキリ!?」  
大慌てで禁書を引き離そうとする当麻だが狭い浴槽で  
急に動いたものだから頭は打つわ、手をぶつけるわ、  
インデックスは柔らかいわ、で更に混乱してしまった。  
 
「あっ、当麻!ダメなの!そんなに動くと、もう持たないんだから!」  
腕に噛み付き涙目で窮状を訴えてみたおかげで  
当麻の混乱はなんとか収まった。  
 
「いてぇー! ・・・と、ととと。インデックスど、どうしたんだ?」  
必死な表情で腕に噛み付く禁書をどう扱っていいか  
わからないまま、取り合えず肩を強く揺すってみた。  
 
 
そこまでが。   
インデックスの。  
我慢の。  
限界だった。  
 
「あっあっあーっ!あーーーーーーーーーーーーーっ!!!」  
ブビィブビュービューブリブリブリ、ブッブッブブ  
「いやぁ・・・あぁ・・・・・・」  
ショーーーショロショロショロ・・・  
当麻に肩を揺すられたところで全ての我慢が崩壊して、当麻  
の膝の中で水のような糞便と、お酒のせいで匂いのきつい  
聖水を一緒にして勢いよく一気に放出してしまった。  
「とうまぁ〜みないで、みないでぇ。みたら・・・ダメなの・・・・・・」  
ブリ。  
当麻の顔を見ながら告げた言葉の終わりに  
最後の一欠けらがインデックスのお腹の中から、卑猥な音と  
共に吐き出された。  
「・・・・・・」  
インデックスは当麻の顔を見ながら泣き笑いの表情で  
最後の排便をしながら気絶してしまった。  
 
 
服を脱がして汚物を集めトイレに流した。  
禁書の身体もシャワーを使って綺麗に洗い流した。  
「まだ・・・汚れてるよな・・・」  
脱力しきってグンニャリとした禁書を抱きかかえ布団へ運んだ。  
弛緩しきった顔を見てると・・・白状すると、さっきの気絶する前の恥ずかしさと緊張と、  
それが解けたときの開放感とが入り混じった涙の笑顔が・・・可愛くて仕方なかった。  
「え〜っと。これはまあインデックスが目を覚ましてから・・・」  
眼の醒める気配がないのはわかっていた。  
「で、でもすぐに拭いておかないと色々大変だからな。な、インデック・・・・・・・・」  
限界。  
インデックスの身体を仰向けにして両足を大きく左右に広げた。  
さっきまで糞便と小水にまみれていた局部と菊門は  
シャワーで慌てて流したせいで今も少し・・・こびり付いていたし・・・香りがした。  
「・・・」  
申し訳に濡れタオルで拭き取る。そのまま  
秘所に顔を近づけたかったが、  
自分がおかしくなってると、  
止められないと判っていても、  
せめて言っておかなくてはいけなかった。  
「好きだ。インデックス。だからゴメンな」  
唇にキス。そのまま清楚で可愛くて活発なインデックスの  
正反対で汚くて臭くて人に見られたくないような部分へ口をつけた。  
局部を激しく貪ったあとはインデックスの腰を持ち上げて  
まだ少し匂いの残る菊門に舌をいれてかき回した。  
「ん、んぅ」  
インデックスが眼を覚ました。  
「ひゃうっ!とうまぁ、あっダメ!そんな所舐めたら、ぁ。なんで?なんでぇ、ぁ」  
混乱して泣き声になるインデックスが逃げられないように  
その細くて柔らかな腰を抱え込む。  
「ごめんなインデックス。お前があんまりにも可愛かったから、我慢できなくなった。  
ちょっとやめられそうにない」  
「待ってとうまインデックスもとうまが好きだけど    」  
菊門に舌を差し込まれ穿られながら、当麻の右手がお腹を撫で回す。  
当麻の手は優しく優しく撫でてくれる、けど当麻の舌は違う生き物が  
お腹の中に入ろうとするみたいに激しく動いていた。  
「あっ、うっ。あふぁ・・・だ、だめになるよ。と・・・うま・・・イッんっ」  
激しく痙攣する自分の体と、当麻の舌を締め付けるお尻の穴、  
それをなだめるように撫でられるお腹を感じながら意識は暗くなっていった。  
「大丈夫か?って・・・大丈夫なわけないよな。  
脱糞をみせた相手から直後に犯されるとかそりゃ・・・な。orz」  
早速に自殺したくなってきた。けどインデックスの顔を見て考えを改めた。  
インデックスはまた弛緩しきった顔を見せて・・・今度はさっきよりも幾等か  
明るい感じだ・・・泣き笑いの可愛い顔で眠ってしまったのを見たから。  
 
 
            〜後日〜  
 
 
「当麻。あの時のことは絶対に誰にも言っちゃダメなの!」  
真っ赤な顔でほっぺを膨らませながら当麻を睨みつける。  
「わ、わかってる。わかってる。何時もの不幸だ、絶対に申しませんともお姫様・・・」  
 
「・・・・・・いや女王様?」  
お風呂場でお尻を濡らした暖かい聖水を思い出して禁書が  
頭の中で女王様へと変わっていた。  
「おわっ!口に出てる!?」  
「なんなの当麻?インデックスは女王様よりお姫様の方が  
いいと思うのだけど、やっぱり女王様みたいな高貴さがにじみ  
隠しきれてなかったりする?」  
ちょっと不思議そうな眼をして上目遣いでこちらの眼を覗き込んでくる。  
あの時の、インデックスが気を失う最後の顔を思い出して、  
とても、ドキドキ、する。  
「む?とう・・・・・・あっ・・・・・・」  
 
〜Fin〜  
 

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