上条「なぁ御坂、俺気になる事があるんだけどさ」  
 
御坂「な、何?」  
 
上条「お前って電気使いの超能力者だよな」  
 
御坂「それがどうかしたの?」  
 
上条「いやさ、電気使いって体の表面に常時静電気がまとわりつくって聞いてね」  
 
御坂「誰から聞いたのよ、そんなこと・・・」  
 
上条「誰だっていいだろ、とりあえず質問に答えてくれ」  
 
御坂「・・・流れてるわよ」  
 
上条「んじゃあさ、気になることなんだけど・・・」  
 
御坂「さっさと言いなさいよ」  
上条「・・・・・・御坂の口の中ってどうなってんの?」  
 
御坂「へっ?」  
 
上条「頼む!すんごい気になるからさ、教えてくれ」  
 
御坂「・・・・知らないわよ、そんなこと・・・」  
 
上条「へっ?知らないの?」  
 
御坂「自分の口の事なんて分からないもの」  
 
上条「うっそだろおぉぉ!」  
 
御坂「うっ、嘘じゃないわよ、自分でも分からない、これが答えよ」  
 
上条「くぅぅぅorz」  
 
御坂「なっ、何なら調べてみる?」  
 
上条「へっ?いいの」  
 
御坂「べっ、別にいいわよ、あんたなら・・・ 」  
 
上条「んじゃあ目閉じて口開けて」  
 
御坂「あー」  
 
上条「もうちょっと小さくていいぞ」  
 
御坂「ぁー」  
 
上条「それぐらいだな」  
 
御坂「早くしてよね」  
 
上条「分かったから、いくぞー」  
 
御坂「(なっなんで頭に手を回すのよ!)」  
 
 
御坂は頭に回された腕に不振を抱きながら口を開け続けた。  
 
 
不意に唇が温かい物に包まれる。  
 
それが何かと御坂は気になりうす目を開けた  
 
 
目に映るのは視界全部を覆っている上条の顔  
 
“乙女”なお嬢様が状況を把握するには暫し時間が掛かった  
 
 
「んんー!」  
 
現状を把握し上条を押し倒そうとしたが、後ろに回された腕に阻まれる  
 
「んふ、あふぁ」  
 
中途半端に空いた口から舌を絡ませられ、甘い吐息が洩れる  
 
「あっ、んぁ、やっ、んふぁ」  
キスの相手が上条当麻なだけに感じる感度も半端がなく、超電磁砲を打ち脱出しようとしたが幻想殺しに消され太刀打ちが出来ない  
 
 

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