「あなた、起きて〜、とミサカはミサカは低血圧で朝が弱いマイラヴァーを起こそうと声をかけながら毛布の上から揺すってみる」
朝7:30、十代後半程の少女が毛布にくるまり規則的に寝息をたてている人物――彼女の台詞からしておそらく夫であろう――を起こそうとしている、しかし僅かに身体をずらし微かに呻くような声を上げるだけで一向に覚醒の気配を見せない。
その内少女は諦めたのか揺さぶるのを止めた。
「むぅ〜、これでも起きないか……、とミサカはミサカはやや呆れつつも次の手段を実行に移してみる」
少女はそう言うと足側から毛布の中に顔を潜り込ませる。
「むふふ〜、ごほ〜しごほ〜し〜、とミサカはミサカはあなたのズボンを下ろして男性器を口に咥えてみる」
少女はそのまま生理現象により朝からいきり立っている男性器に口付け――