上条当麻は困惑していた。  
自分は何故こんなにも、この家系と縁があるのだろうと。  
なんていうかもう、一種呪いっぽい? みたいな。  
そんな上条のなんとも複雑な想いを込められた視線を受け、  
「なに? どーしたのかな上条くん?」  
上条の正面の席に座っている御坂美鈴は、とても無邪気な笑顔を返したのだった。  
 
何故彼らが共にいるのか? それは語れば長いのだが、要約すると、  
普段勉強をしないというかインデックスのせいでそれどころではない上条さんは、  
非常に珍しいことに勉強すべく図書館(データベースと言ったほうが近いかもしれない)に行った。  
そしたらなんかいた。そして勉強教えてあげるとかなんとか言われて逃げ切れず捕まった。  
我ながら非常に簡潔で分かりやすい説明が出来た。満足だ。  
しかし思えば、上条さんと御坂一族(←響きが格好良い)とは奇妙な縁がある。  
美琴もそうだし、御坂妹もそうだし、ラストオーダーもそう。そして極め付けに美鈴ママ。  
全員制覇。流石は上条さんだが、ただ知り合いなだけでなく、その何れとも深い仲というか。  
仲良こよしというか。懐かれているというか。フラグ立っているというか。  
いや、この話はもうよそう。上条さんが涙目だ。  
 
そんなこんなで、美鈴と勉強をしている上条だが、その美鈴のせいで全く集中できない。  
ノートは変わらず問題文しか書かれていない。そんな上条の様子を見咎め、  
「さっきから手が動いてないけど、なんか分からないとこでもあった?」  
いきなり身を乗り出してきた美鈴。この人がまた困ったことに薄着なもんだから、決して故意にではないのだが、  
上条から角度的にちょっと胸の谷間的なものとかそれを守っているブラ的なものがチラリズム。  
上条は真赤になりながら、「いやいや大丈夫っす!」と仰け反ることしか出来なかった。  
(つ、疲れる。精神的な意味で……)  
勉強もしていないのにぐったりとなる上条。  
だが、彼の孤独な戦いももうすぐ終わり。そう、閉館時間が迫っているのだ。  
誤解が無いよう断わっておくが、上条は美鈴が嫌いではない。というか、  
美鈴みたいなタイプはどちらかといえば好きなのだが、友人の母親と二人きりとか、  
どうすりゃいいんだよってな感じなのである。  
閉館時間まであと三十分。もう上条達以外の利用者の姿はない。  
美鈴の「そろそろ帰ろうか」の言葉を今か今かと待ち受ける上条の前で、  
美鈴が持ってきた荷物を纏め始めた。それに合わせて素早く上条も筆記用具を片付ける。  
「あー、それじゃ俺はこの辺……」  
「よっし、お勉強タイム終了! 遊びに行くか!」  
えー……  
 
その後、ゲーセンで戦場での絆を実感させられたり、恋人チックなプリクラを撮らされたり、  
バッティングセンターでスイングの度に揺れる母性の象徴に目を奪われたり、それに気付かれてなんかニヤニヤされたり、  
カラオケで「ここにいるよ」と「そばにいるね」をデュエットで歌わされて妙にドキドキしてしまった後に、  
RSPの「Lifetime Respect~女編~」をやはりデュエットで歌わされてなんだかなー、となったりした。  
そして現在、上条は何をしているのか? はい、ホテルに向かっています。  
グデングデンの美鈴を背負って。  
「迂闊……上条さんとしたことが、この人の酒癖の悪さを忘れてた……」  
カラオケで美鈴が「飲み放題」コースにした時点で、気付くべきだったと悔いる上条。  
べろんべろんになり、ケラケラと笑っていた美鈴が、楽しそうに絡んできた。  
「うかちゅぅ? このおれがうかちゅだと~?」  
「いや言ってないし、言えてないですよ御坂さん」  
「おのれアヴドゥル……」  
「ネタはいいですから。とにかくホテルはセントラルホテルで良いんすね?」  
「サ! ウケイ!」  
「……エセケスタ。マニアック過ぎる……」  
美鈴の知識に戦慄を覚えながら、ホテルへ歩みを進める上条。  
出来るだけ何も考えないように歩き続ける。背中にあたるやわやわな感触に意識を向けたら大変だ。  
アルコールと香水の混じり合った甘い香りにどうにかなりそうになりながら、上条は黙々と歩き続けた。  
 
キーを受け取る際にフロントの人から受けた、どう思われているか考えたくなくなるような視線にじっと耐え、  
やはりエレベーターで乗り合わせた人から受ける同様の視線にもなお耐え、  
上条は、美鈴の部屋までやってきた。いや、たどり着いた。  
「もう……ゴールしてもいいよね? ってわけでそりゃぁ!」  
「おう? 上条君たら意外に乱暴なのねー」  
「やかましいわ!」  
大き目のベッドに放り投げられた美鈴の非難に、なんかもう友人の母とか関係なしに言い返す上条。  
全く気にした様子も無く、ケラケラと笑い続ける美鈴はどう見ても中学生の娘を持つ母親の姿には見えない。  
というか、精神年齢的にはなんだか自分の方が上な気さえしてきて、上条はただただ溜息をつくしかなかった。  
「んじゃ、俺帰りますから。御坂さんもさっさと寝た方がいいっすよ」  
時刻は既に新しい日を迎えようとしている。インデックスから受けるであろう仕打ちを思い浮かべて肩を落としつつ、  
踵を返して立ち去ろうとしたが。  
「トライデントタックルー!」  
「うごはぁ!?」  
全く予想していなかった美鈴の行動に、あっさりベッドに引き倒される上条。  
しかもその際頭をベッドの上端にぶつけてしまって地味に痛い。  
痛みで上条の動きが止まったのを見逃さず、美鈴は上条の腰に回していた腕を胸にまわし、  
自分の足を上条の足に蛇のように絡ませ、お互いの体をぴったりと密着させる。  
それこそ、美鈴の豊満な胸が挟まれてつぶれてしまうくらいに。  
「な、何するんすか御坂さん!」  
「帰るとか、そんな寂しいこと言うなよ~」  
「だってほら! たったいま日付変わりましたよほら! 早く帰らねーと!」  
「いいじゃん、泊っていけば。このベッド大きいし、二人で寝られるよー?」  
「いや、だから……ああもう! いい加減に……」  
美鈴の態度に、とうとう我慢の限界に達し、怒鳴りつけようと美鈴に顔を向けた上条は、言葉を続けることが出来なかった。  
上条は、美鈴はあいも変わらずニヤニヤと笑っているものだと思っていた。だが美鈴は確かに笑っていたものの、  
その瞳の奥にはどこか縋るような意思が宿っていた。  
「……なんか、あったんすか?」  
驚いたように目を見開いた後、美鈴は何処か自嘲的に見える笑みを浮かべた。  
同時に、上条を拘束していた美鈴の手足が離れたかと思うと、美鈴は身を起こし、  
ベッドの上であぐらをかくと、ばつが悪そうに頬にかかる髪を指でいじり始めた。  
「んー、気付かれるとは……美鈴さんも修行不足かなぁ。  
 というか、上条君が鈍いのは好意に関してのみなんだねぇ」  
「? いや、俺が鈍いかとかは置いといて、何か困ったことでもあるんすか?」  
少しの間、美鈴は悩むそぶりを見せたが、「話しちゃおうか、いいや話しちゃえ」などと呟いたかと思うと、  
さらに自嘲の色を強くした笑みを浮かべた。  
「実はね……美琴のことで、パパと揉めててさ」  
「ビリビ……美琴……えーと、美琴ちゃんのことで?」  
「あはは、無理して呼ばなくて良いよ。まぁ、それは置いといて。  
 美琴をね、このまま常盤台に、いや、学園都市に置いてていいのかってね。  
 元々、美琴を連れ出すって言い出したのは、パパなんだよね。最初は、私もパパに賛成してた。  
 だからそういう親の集まりの代表みたいなのもやったりした、んだけど……」  
美鈴はそこで言葉をきると、すっと目を細めて、上条を見た。  
「スキルアウト、だったかな? あれに襲われた時、怖かったし、やっぱり学園都市は凄く危険だと思った。  
 だから、美琴は出来るだけ早く連れ帰ろう、と思ったわけね、最初は」  
美鈴の言葉は尤もだと頷きかけた上条は、「ん? 最初?」と首を傾げた。  
「だけどねー、その後、君に電話してさ。そしたら、君が助けに来てくれたじゃない?  
 助けに来てくれて嬉しかったけど、やっぱり驚いたわ。柄の悪い連中が大勢いて、  
 しかもその連中は銃を持ってるってことを知っていながら、当然のように助けに来てくれる、君みたいな男の子がいることに」  
上条は、敢えて何も言わなかった。ただ美鈴の真っ直ぐな視線に応えるように、美鈴を見つめたまま先を促した。  
なぜかその時、美鈴はとても嬉しそうに笑った。  
「普通は出来ないよ、そんなこと。その時にね、気付いたの。  
 学園都市は確かに危険なところもあるかもしれない。だけど、だからこそ君みたいな男の子が、学園都市にはいてくれる。  
 君みたいな男の子がそばにいるなら、美琴はきっと大丈夫……って、この話はこの間もしたかな?  
 ダメねー、同じ話を二回もするなんて。あたしも歳をとったかなぁ」  
 
肩を竦めながらの言葉とは裏腹に、美鈴が浮かべた笑みは、どこか子供のようなあどけなさがあって。  
やはりこの人はこうでなくては、と。上条も自身が気づかないうちに微笑っていた。  
「私はねー、上条君。人の人生で一番大切なのは、「出逢い」だと思ってる。  
 あの娘が君のことを気に入るのも分かるわ。君に出逢えて、あの娘はとても幸運だもの」  
穏やかな表情を浮かべる美鈴を尻目に、上条は激しく照れていた。  
なんだか自分が物凄い過大評価を受けているようで、嬉しいのだが、恥ずかしい。  
「だけど」  
と美鈴は、多少表情を曇らせながら続けた。  
「パパには、そういうの伝わらなかったみたいでね。  
 襲われといて何納得してるんだ、なんて言われちゃって。ま、その通りっちゃその通りなんだけど……。  
 パパは良くも悪くも真面目さんだから。でもね、パパの言い分もよーく聞いてみると、  
 娘が学園都市にいる、ってことで、自分の会社での立場を気にしているような気がしてねぇ。  
 その辺問い詰めてみたら、誤魔化すみたいに私の大学入学についても、なんか愚痴ってきたりして。  
 ……昔は、そんなことをするような人じゃなかったんだけど……」  
「御坂さん……」  
上条は何かを口にしようとして、けれど言葉に出来なかった。美鈴の抱えている悩みは、  
今の上条が適切な助言を与えられるような類のものではない。  
不甲斐ない自分が情けなくて、俯いた上条は、ふと視線を感じた。見れば、  
美鈴が少し過剰なくらいに、上条を凝視しているではないか。  
「ねぇ、上条君」  
「はい?」  
「こんなね、君みたいな若い子にはきっと理解出来ないようなつまらない話を、  
 とても真剣に聞いてくれた君は、やっぱりとても優しい良い子だな、と美鈴さんは思うわ」  
「はぁ……」  
美鈴が言わんとすることの意味は分からないものの、とりあえず曖昧に頷く上条。  
「んでまぁ美鈴さんもね、自分で言うのもなんだけど、こんな風にちゃらんぽらんに見えて、  
 色々悩んでしんどい時もあるのね。具体的に言うと今とか」  
「はぁ、それで?」  
「うん。それで、どーして上条君はこんな悩み苦しむ美鈴さんを見て、慰めてくれないの?」  
「え? いや……」  
「慰めてくれるよね?」  
「あの、いきなり何を……」  
「慰めてよ」  
「はい……」  
やったー、とわざとらしい声をあげて、上条が何をしてくれるのかわくわくしているらしい美鈴。  
実はこいつ落ち込んでないんじゃね? とか思いながらも、上条は要望通り慰めようとする。  
する、が、しかし。  
(慰めるって……どうすればいいのでせう?)  
これまでも、女性を慰める機会は多々あった上条だが、その時はなんというか、切羽詰まっていたというか、  
戦いの最中ばかりで、なんかソウルの導くままにシャウトしていただけなので、  
こんな風に改めて「慰めて」とか言われても、困ってしまってうんうんううーんうんうんううーんと唸ってしまう。  
不意に、上条の頭に名案が浮かんだ。でもなぁ、と乗り気じゃない感じで美鈴を見ると、何かスッゴイ目がキラキラしてた。  
「あー……じゃあ、失礼して」  
そっと、美鈴を抱きしめる。抱きしめられた瞬間、美鈴が「あっ……」とため息にも似た漏らしたが、  
男とは全く違う柔らかな体と、女性特有の甘い匂いに半ば意識をもっていかれていた上条は、  
その声に宿る感情に気付かないまま、おずおずと美鈴の頭を右手で撫で始める。  
瞬間、ピクリと美鈴の肩が震える。微かな反応。上条は少し悩んだ後、そのまま撫で続けることにした。  
美琴と同じ色の髪を、指ですく。さらさらと流れる髪は上条の手から逃れるように見え、上条は少しムキになって美鈴の髪をいじり始めた。  
上条自身は気付いていなかったが、美鈴を抱きしめる力はだんだん強くなっていた。  
「んっ……」  
奇妙な熱を感じさせる吐息に上条は我に帰った。同時に某聖人の剣撃さえも避けられそうなスピードで飛びずさる。  
ばくばくとうるさい心臓を落ち着かせようとするも、頬を上気させた美鈴が四つん這いで近づいてきてその努力は実りそうにない。  
「急にどうしたの?」  
「いや、えっと、あの、なんか、違う感じがして……」  
本当は変な気分になってきたというか、上条の女殺しが元気になってきたからなのだが、そんなことは口が裂けても言えない。  
しかもいつの間にやら美鈴の着ているシャツはボタンが外れ、量感たっぷりの乳房を覆う下着が露わになっていたので、  
上条は視線を必死に明後日の方向に向けて、美鈴を意識しないようにした。  
そのせいで、美鈴にあっさりと抱きしめられてしまったのだが。  
 
「ちょ、美鈴さ……んっ!?」  
「はむ、ちゅ……」  
上条の悲鳴は、美鈴の唇によって遮られた。突然のことに反応出来ない上条の口内に、  
クチュ、と湿った音を響かせて美鈴の舌が入り込んだ。  
「チュ、チュピ……ん、あむ……チュ」  
蕩けた瞳に見据えられ呆然とする上条を気にした様子も無く、  
美鈴の舌は上条の歯茎を丁寧になぞり、歯を飴でも味わうように舐め、上条の舌に執拗に絡みつく。  
もしも「セックス」というものが、お互いが深く繋がる行為のことを指すのなら、  
或いはそれは最早「キス」ではなく「セックス」と呼べるものなのかもしれない。  
それほどその行為は深く、濃厚で……酷く淫らだった。  
「んっ……」  
口内に注がれたものを、上条は反射的に嚥下した。同時に、体が表現し難い熱を帯びる。  
アルコールのようだ。上条は霞んだ頭でそう考えたが、実際にはそれは美鈴の唾液だった。  
少量は、美鈴自身の酒気も含まれていたかもしれない。だが上条が酩酊したように感じたのは、  
それ以上に美鈴から齎される快楽のせいだったのだろう。そしてそれは、当の美鈴自身にも言えたことだった。  
初めは、ほんの冗談のつもりだった。キスさえもする気は無かった。それなのに、  
上条と触れ合ううちに胸が高鳴り、まるで花の香りに誘われる蜜蜂のように、上条の唇に口付けていた。  
そして今、美鈴は間違いなく、上条と交わっている。  
息苦しささえ忘れて、お互いに相手の唇を貪るように吸いあう。上条の顎をつたって落ちた滴は、  
ぽたりとそのまま上条の首筋に落ちた。いつの間にかシャツは脱がされ下着だけに、ズボンは半ばまでずり落ちていた。  
「ん、チュ、クチュ……はぁ……」  
最後に美鈴が一際強く吸いつき、交わりは解かれた。互いの唇を繋ぐ銀の橋も徐々に細まりついに途切れる。  
だが、上条は視線を美鈴に奪われたまま逸らせない。上条の目の前で、美鈴はグロスと涎でてらてらと光る唇を舐めると、  
最後に吸っておいた上条の唾液を、見せつけるように飲み下して見せた。  
ほう、と満足げな吐息を漏らし、チロチロと情欲の炎が宿る瞳を上条に向ける。  
「目をうるうるさせちゃって……可愛い」  
「い……いき、なり……何を……」  
「さて、何故かしら」  
力なく投げ出された上条の足の上に乗り、嫣然と笑う美鈴。  
互いに上半身は下着だけ、上条のズボンは膝あたりまでずり下げられていたが、  
太ももの感触から、上条が視線を下げる必要もなく、美鈴は既にズボンを脱ぎすてていることが分かった。  
「急にね……君の喘ぐ声を、肌のぬくもりを、乱れる姿を、知りたくなっちゃった」  
言いながら。美鈴は背中に手を回す。微かな音と共に、美鈴の豊満な乳房を覆っていた布が、あっけなく落ちた。  
露わになったそれに、上条は目を奪われる。  
呼吸に合わせて、上下する二つの膨らみ。重力に逆らってツンと上向いているそれは、  
一目見ただけでその美しさ、柔らかさは極上のものだと知れる。  
「さわってみて? 私がどれだけドキドキしてるか、君に知ってほしい」  
「あ、う……」  
美鈴の手に導かれ、上条の左手が美鈴の乳房に触れる。  
それだけで美鈴は体を震わせていたが、上条にはそんなことに気を回す余裕が無かった。  
最高級の絹でも足元にも及ばない、しっとりとした質感。  
軽く力を込めれば柔らかく形を変えながらも、一方で指を押し戻そうとする張りもある。  
そして、うっすらと赤みがさした乳房、その中心。桜色に色付いた突起は、  
上条の中指と人差し指に挟まれながら、さして刺激も受けていないのに、ぷっくりと隆起していた。  
「それに、ほら」  
「!」  
右手の指先に湿った感触。上条は左手はそのままに視線を美鈴の乳房から、折れそうなほど細いウエスト、  
そして更にその下。今、上条の右手が触れている秘所に目を向けた。  
驚くことに、前戯もしていないそこは、ショーツ越しでも分かるほど濡れていた。  
上条の視線を意識してか。美鈴が押し殺した熱っぽい声を漏らす度に、湿り気は増していった。  
「ね、凄いでしょ? 君とこうしてるだけで、これよ?  
 だから……」  
上条の耳元で囁く美鈴は、きっと恍惚として、蕩けたような笑みを浮かべているのだろう。  
「しよ? 上条君」  
自分の荒い息が邪魔だった。この声、聞いているだけで果ててしまいそうなこの声を、もっと聞きたかった。  
だから、上条当麻がその声に頷いてしまったのは、仕方がないことだった。  
それからの流れは早かった。上条は美鈴にされるがまま、唇を吸いあう合間にズボンを脱がされ、下着をはぎ取られた。  
そして、上条の穿くボクサーパンツに、美鈴の手が添えられた。  
 
「うわぁ……相当大きいね、これ。こりゃ何人も女の子を啼かせてるんじゃない?」  
はっきりと形が分かるほど硬くなっている上条のそれにを、布越しにさすってみせる美鈴。  
だが上条は、気まずそうな表情を浮かべていた。  
「……なんです」  
「え?」  
「その、初めて、なんです。俺」  
「そうなの? へぇ……なら、丁度いいかな」  
美鈴の言葉に、首を傾げる上条。  
「この美鈴さんで、将来の練習しちゃいなよ。  
 伊達に歳食ってないからね、自分本位に、好きにしてくれていいよ?  
 君のやりたいこと、して欲しいこと、何だってさせてあげるし、してあげる」  
瞬間、上条の中で何かがキレた。  
「きゃっ!」  
急に手をひかれ、上条の胸板に背を預ける形で倒れこむ美鈴。  
美鈴が何事か口を開く前に、上条の両手がやや乱暴な手つきで美鈴の双乳を揉みしだく。  
「あっ! んん……!」  
痛みを感じ、無意識に出しかけた声は、上条のやはり荒々しい口付けでかき消された。  
上条の急変に初めこそ驚いていた美鈴だが、直に慣れたのか上条の舌に積極的に舌を絡め始める。  
やや落ち着きを取り戻したものの、やはりまだ荒々しさが残る手つきでこねられている乳房からは、  
痛みと共に甘い痺れが襲ってきた。隆起した乳首を抓られ、潰される度、歓喜の声が漏れる。  
首を捻っている体勢の為か、二人の顎はお互いの唾液にまみれて、垂れ落ちた滴が美鈴の胸を揉む、  
上条の指の動きをスムーズにしていく。  
「あむ……ぷはっ。いきなりやってくれるわね……」  
「……怒りました?」  
「んふふ、気持ち良かったから許す。  
 でも、女の子にこんなことしちゃダメよ?」  
「大丈夫っす。今みたいなことも、こんなことも、御坂さんにしかしません」  
「え?」  
言いながら、トン、と美鈴を押す上条。力が抜けていた美鈴はあっけなくベッドに倒れこむ。  
その美鈴を跨ぐように、立ち上がり、上条は美鈴に視線を向けた。  
「脱がせてもらえますか」  
上条の言葉をキョトン、とした様子で聞いていた美鈴だが、  
意味を理解すると、どこか子供っぽい、しかし子供ではありえない蕩けた笑みを浮かべ、  
上条のそれを隠す布に手をかけ、脱がせた。  
「わっ……」  
現れた上条の男根に、ちょっと間抜けな声を美鈴は上げた。  
はちきれんばかりに勃起した上条のそれは、血管が浮かび上がり、  
美鈴の吐息を受ける度に、その鋼のように硬くなった身を揺らめかせた。  
何と言えば良いか言葉を探しているらしい美鈴を尻目に、上条は美鈴をベッドに押し倒し、  
その腰に跨ると、体重がかからないように注意しながら美鈴の、  
仰向けになっても全く型崩れしない美巨乳の間に、己のモノを挟み込む。  
「ほ、ほんとに乱暴だね……」  
非難めいた、しかしそうして扱われることに喜びを感じていることを隠しきれていない、  
美鈴の濡れた瞳をまっすぐに見つめながら、上条は腰を振り始めた。  
美鈴の汗と、二人の唾液が潤滑油となって、上条は思うがままに乳房を蹂躙出来た。  
美鈴もそれに合わせるように、乳房に手を添えて上条の男根をしごき始める。  
不意に、谷間から頭を出した上条のモノをぺろりと美鈴の舌がなめた。  
亀頭を襲うざらりとした感触に、上条の動きが鈍る。  
「んふふ、いつまでも押されっぱなしの美鈴さんじゃないよ~?」  
「くぅ……!」  
 
「出したくなったら出してもいいよ。初めてなんだからさ、無理しないで」  
上条の動きに合わせてチロチロと亀頭を舐め、絡め捕るように乳房をこねる。  
先端からあふれたカウパーのおかげで、ますますよく滑り、愛撫がしやすくなっていた。  
乳肉の柔らかさと滑らかな肌の感触に加え、適度に与えられる舌の感触に耐えかねたのか、  
スパートとばかりに動きを速める上条を、嬉しげに見上げる美鈴。だがその顔も、直に歪むことになる。  
「んむぅ!?」  
不意に、美鈴の頭をがっしりと掴んだ上条は、舌を伸ばそうとしていた美鈴の口に剛直をねじ込んだ。  
自分勝手とも取れる突然の行為、しかし美鈴は苦悶の表情を浮かべながらも、  
咄嗟に歯が当たらないように調整すると、後は約束通り上条のしたいようにやらせている。  
一方の上条は、何とも言えない口内の感触に身震いし、突き込む度に頬が膨らむ美鈴の顔を見るうちに、  
とうとう上り詰め、欲望の赴くまままま美鈴の口に吐き出した。  
「あ、み、さか、さ……!」  
押さえつけられ、ぐしゃぐしゃに乱れた美鈴の髪と、堪える表情が背徳的な色気を醸し出している。  
当初、美鈴は上条の精液を口にためるつもりでいた。しかし、若さというだけでは説明がつかないほど、  
上条の射精は長く続いた。  
ねっとりと絡みつくほど濃厚でありながら、果てが無いのかと思えるほど射精し続ける上条さんに、  
美鈴の瞳からは余裕が徐々に消え始め、見る見るうちに驚愕に見開かれていく。  
「むぐ、ふ、んー!!」  
慌てて飲み下そうとするも、口にため込んでいた量の多さと粘り気から、上手く飲み込むことが出来ない。  
それでもなんとか少量ずつ嚥下していくが、それ以上に注がれる量が異常過ぎる。  
漸く上条が出し切る頃には、美鈴はもう飲みきれず、今にも吐き出してしまいそうになっていた。  
しかし。  
「まだ、吐かないでください」  
「っ!?」  
上条が、自身の精液に塗れ白くなったモノを、美鈴の口から抜き出す。  
美鈴はといえば、口内に留まる精液の独特の臭いが、鼻孔を駆け巡り、脳が痺れるような感覚に陥っていた。  
鼻で息をする度に、その感覚はますます強くなっていく。それでも、奇妙なことだが、上条の言葉だけは忠実に守り続けていた。  
だから、意識をそちらにすべて向けていたから。上条に体をうつ伏せにされても、ろくに反応出来なかった。  
「み……し――――あ……」  
何か、上条が言っていたが、美鈴はやはり反応出来なかった。  
されるがまま、尻を高々と上げられる。その行為の意味を理解する暇もなく。  
(んんん!!?)  
ズン! と、いきなり奥深くまで貫かれた。体の芯に入ってきたもの。  
熱く、硬い、それは上条の萎える気配のない剛直だった。  
「う、げふ! か、かは……! ぇぅ……」  
こらえ切れず、美鈴は上条の精子を吐きだした。元から量が多かったうえに、美鈴の唾液でさらに量を増したそれは、  
ベッドのシーツの上で、小さな水たまりを作るほどだった。  
そして当然というべきか、美鈴の口のまわりは、精液でべっとりと白く汚れていた。  
後背位で貫かれた。そう思うのも束の間、上条の本格的なピストンに、美鈴は嬌声をあげた。  
痺れていた意識は急速に現実感を取り戻し、逆に強制的に与えられる快感になすすべなく流される。  
「ふぁ! ん、んん! ちょ、ま、君、うあ!? ほんと、はじめひゃう!?」  
美鈴の乳房が、乳首を中心に捏ねまわされる。動き続ける上条は、美鈴の背に頭を乗せながら、  
自分のモノを包み込み、絡み、締め付けてくる膣壁の感触に耐えようと美鈴の声は耳に入っていない。  
その様子は、まさに初めての快楽に戸惑う男のよう。しかし、上条の動きはそうではなかった。  
絶妙な強弱の付いたピストン。出し入れされる度に新たな急所を暴き、確実に快楽を与えてくる。  
速く動けばいいと考えている単純な動きではない、女の体を知りつくした、男の動き。  
もしも本当に上条がこれが初めてなのだとしたら、彼は本当に、天性の「女殺し」だろう。  
 
「ひあ! うあぁ……!」  
突かれる度に自分でも知らなかった弱い部分を抉られ、美鈴の口から絶え間なく叫び声が上がる。  
もともと色白な肌は朱に染まり、動きに合わせてぶるんと揺れる大きな胸には、至る所に赤く手形が付くほど捏ねまわされている。  
「あ、あ、あ、あ、ああああ」  
一際深くえぐられ、痛々しいほど屹立していた乳首をひねられた瞬間、美鈴の腕から力が抜けた。  
先ほど、自分自身が吐き出した精液の水たまりに、べちゃりと突っ込む。  
あまりといえばあまりな状態。しかし、美鈴は淫蕩に笑っていた。そしてぎこちないものの、  
上条の動きに合わせて、腰を振ることさえやり始めた。  
「うあ、んあ、は、あは、はははは」  
匂い立つほどの、淫靡な香りに毒されたのか。どこか正気を失ったように、心底楽しそうに後ろから犯される美鈴。  
徐々に視界が白く染まる。悲鳴の出し過ぎで息が出来ない。死ぬかもしれない。死ぬのが気持ちいい。  
美鈴の意識が白濁し、ついには気を失いそうになったその瞬間。  
「っ!」  
「ああう、うあ、あ、ああああああ!!」  
膣内を、熱い奔流が襲った。  
背に上条を乗せていながら、なお美鈴の体は弓のようにしなった。  
膣で出された。そう改めて認識した瞬間、美鈴の意識は今度こそ途切れた。  
 
 
「ん……ん!」  
気を失った美鈴は、直接子宮に響く鈍い痺れに目を覚ました。  
ぼんやりとした意識の中、しかし恥丘に感じる熱い感触だけは鮮明だった。  
顔から肩にかけて精液まみれの美鈴は、対面座位の状態で未だ貫かれ続けていた。  
どうやら、上条はまだ満足していなかったらしい。  
「チュパ、チュ……目、覚めました? 大丈夫すか?」  
「だいじょぶ、だけど、ん……おっぱい吸いながら気遣われてもね」  
苦笑しながら、美鈴はまた緩やかな腰の動きに熱い吐息を漏らした。  
上条は美鈴を下からゆっくりゆっくり突き上げながら、その豊満な乳房を吸い、噛み、舐めしゃぶっていた。  
「っていうか、ん、ふ……ほん、と、に、好き勝手……ふあっ」  
「す、すいません。美鈴さんが、その、あんまり綺麗だったから……」  
「はう、うん……今、美鈴って」  
「あ、今のは、その」  
「ううん、嬉し……ひん!」  
自分自身の声の淫らさに、さっと美鈴の顔に羞恥が現れる。  
同時に、恐らくは顔中精液まみれであることも思い出して、美鈴は上条から顔を隠すように、上条の肩に顔を乗せた。  
だがその美鈴の変化を、こんな時に限って上条は見逃さなかった。  
「美鈴さん?」  
気遣うような、先ほどまでの荒々しさとは正反対のやさしい声。  
腰の動きも、刺激という意味では最初に比べれば比べられないほど穏やかだが、  
そのゆっくりとした動きは、確実に、じれったくなるような快楽を美鈴に与え続ける。  
「……顔、がぁん、み、見られたく、な……ああ」  
徐々に強まる快感に、美鈴はぎゅっと目をつぶる。  
撫でるように膣壁をこすられ、身震いするような快感が、まるでコップに水を注ぐかのように、  
徐々に美鈴を限界まで引っ張っていく。  
「美鈴さん」  
「んあ、あ、ダメ……!」  
弱々しく抵抗するも、美鈴は上条と正面から向かい合う形にされる。  
精液まみれの顔を見られ、次いで先ほどの乱れっぷりを思い出し、恥ずかしさのあまり俯いた美鈴は、  
愛液と逆流した精液がまじりあい、泡立ってさえいる結合部を視界にとらえ、羞恥心に身を震わせる。  
その美鈴の耳元で、そっと。  
「美鈴さんは、綺麗だよ。恥ずかしがってる今の姿も、とっても可愛い」  
そんなことを、甘い声音で囁かれ、思わず美鈴は上条の顔を見る。  
そして、そのまっすぐな瞳から、目を逸らすことが出来なくなった。  
美鈴を突き上げる動きは、相も変わらずゆっくりと。ただ、先ほどより密着しているせいか、  
突き上げられる度に美鈴の乳首が、上条の胸板で上下に擦られ甘い痺れを美鈴にもたらす。  
 
「当麻、君……んっ……」  
躊躇うことなく、上条は美鈴にキスをした。やはり穏やかな、啄ばむような優しい口付け。  
その瞬間、美鈴は軽く達した。それでも当麻は動きを止めず、ゆっくりゆっくりとした動作で、  
美鈴の奥まで深く味わう。  
「あう、ん、ん、あ、あ、イク、また、またイっちゃ、あう……!」  
敏感になっている美鈴を、穏やかなペースで、何度も何度も軽い絶頂へと導く。  
だが、苦しくは思わない。逆に達する度に幸福感とも呼べるものを美鈴は感じていた。  
幾度目かの絶頂の後、上条が舌を差し出すように突き出してきた。もちろん、即座に美鈴はキスに応じる。  
今度は先ほどとは違い、舌を絡めるキス。しかし、やはり優しいのは同じだった。  
「はむ、ん……チュ。美鈴さん、俺」  
「ん、んむ、ん。良いよ。おいで、当麻君……」  
舌を絡めながら、どちらからともなく抱きしめあう。そして上条の動くペースも、  
少しずつ速くなっていき、その間、まるで蓄積しているように美鈴は軽くイき続けた。  
そして。  
「出、る……!」  
「ふあぁ……!」  
膣内に、また熱い精液を注ぎこまれたのを感じた瞬間、美鈴は穏やかに、  
しかし蕩けるような絶頂を迎え、力なく当麻に寄り掛かった。  
 
※  
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学外へ出発するバスの前で、御坂美鈴は最愛の娘、御坂美琴と並んでベンチに座っていた。  
荷物は既に積んであるが、出発ぎりぎりまで話していたいという、親子としては当然の感情故だ。  
「まぁ、パパの方は心配しないで。母さんが説得してみせるから。  
 美琴ちゃんは、しっかり学園生活をエンジョイしてちょーだい」  
「うん。ごめんね、母さん」  
「謝るようなことじゃないっしょ? 美琴ちゃんはまだ子供なんだから、  
 軽い気持ちでいればいいのよ」  
私みたいにね、とまるっきり学生にしか見えない無邪気な笑みを浮かべる母親に、  
美琴はあんたは軽すぎ、というツッコミをなんとか飲み込んだ。  
「ところで美琴ちゃん」  
「何よ?」  
「当麻君とはどうなの? ゲット出来そう?」  
ブッ! と美鈴の言葉に噴き出す美琴。  
「な、何言ってんのよ! ってか何でアイツの名前が出てくるわけ!?」  
「だってさー、学生生活をエンジョイするにはやっぱり恋は必須でしょ?  
 美琴ちゃんがメロメロの当麻君とは、上手く結ばれそうなのかな、って。  
 なんて言うのこれ? 母心?」  
「メロ……! それに結ばれるって……! ば、馬鹿じゃないの!?  
 アイツのことは別に!」  
「素直じゃないわねぇ。ツンデレだけじゃ、今の世の中通用しないわよ~?」  
真っ赤になりながらわたわたと手をばたつかせる美琴を見ながら、  
太ももの上に肘をつき、組んだ手の上に乗せた顔にニヤニヤとした笑みを浮かべる美鈴。  
ふと、やや前傾姿勢になった美鈴のシャツの隙間から見える肌が、赤くなっていることに美琴は気付いた。  
「母さん、そこのとこどうしたの? なんか真っ赤になってるけど……」  
「へ!? あ、いや、これは……」  
たったそれだけのことを指摘しただけで、美鈴は美琴が見たことが無いほどうろたえた様子を見せる。  
怪訝に思い、尚も問い詰めようと美琴が口を開きかけた時。  
「御坂様、そろそろ出発いたしますので、バスの方にご乗車お願いします」  
「ああ、はいはい! 今行きますねー!  
 それじゃあ美琴ちゃん、またね!」  
「あ、ちょ、ちょっと! ……もう」  
引き留める間もなくバスに駆け込んでしまった美鈴に、美琴は盛大に溜息をつく。  
やがて窓際の席に座った美鈴が、窓越しに手を振ってきたり投げキッスをしてきたりして、  
もうどうでもよくなった美琴は、バスが発車するのを見届けると、真っ直ぐに寮に戻……りはせず、  
何故か遠回りする道へ向けて歩きだした。  
 
(ひゅー、危ない危ない……私としたことが、思いっきりキョドっちゃったなぁ)  
バスの座席に座りながら、やれやれと芝居がかったしぐさで額の汗をぬぐうと、  
美鈴は遠ざかっていく学園都市を眺めた。  
正確にいえば、そこに住む、一人の少年の姿を思い浮かべていたのだが。  
「上条当麻君、かぁ……」  
ぽつり呟きながら、昨夜の情事を思い出して、少し足をもじもじしてみる。  
あんなに乱れたのは初めてだった。夫と愛し合った時だって、あんなにも幸福感を抱いたりはしなかった。  
「あーあ……」  
憂鬱そうに息を吐き、背もたれに体重を預ける。  
学園都市の新素材なのか、弾力も肌触りも下手なホテルのソファなどよりずっと心地よいものだった。  
しかしその感触は、昨夜の少年と触れ合った時のそれとは違い過ぎて、妙に寂しい気分に美鈴はもう一度嘆息した。  
「私が母親じゃなくて美琴ちゃんの娘で、それで……それで、当麻君と出逢えてたらなぁ」  
それ以上考えるとますます憂鬱になりそうで、美鈴は目を閉じると、無理やりにでも寝てしまうことにした。  
 
 
そうして、美鈴がメランコリックな気分になっていた頃。  
「ちょっと! 何で私を見るなりダッシュしてんのよ!」  
「う、うるさい! 俺にも色々事情があるんだよ!」  
「私を見て逃げ出すような事情って何よ!? コラ! 待てったら!」  
「ふ、不幸だぁ~~!」  
 
 
 
終われ!!  
 
 

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