吹寄「♪〜」  
 
姫神「ご機嫌だね。何かいいことでもあったの?」  
 
吹寄「うん、実は通販の商品が久々に当たりだったの。マッサージ機なんだけどこれがすごくてね、とっても効くのよ」  
 
姫神「へぇ。そんなにいいものなんだ」  
 
吹寄「あ、今もってきてるから見せてあげるわ。これよッ!」  
 
姫神「ッ!!!そ。それは…」  
 
吹寄「驚いた?変わった形でしょ。でもこの形がいい感じに患部にあたるのよ。もうジャストフィット!!」  
 
姫神「感部に。ジャスト…フィット////」  
 
吹寄「振動もすごいんだから。微妙な変化が可能でね、自分が気持ちいいと感じる強さに自動で合わせてくれるのよ」  
 
姫神「そう…なんだ。気持ちいいんだ////」  
 
吹寄「あ、でも一番強いのはさすがに痛かったわね。試しに手動でしてみたんだけど、  
   次の日少し筋肉痛になってしまったの。あれじゃ逆効果よね」  
 
姫神「そんなにすごいの…////」  
 
吹寄「どうしたの、顔赤いわよ?」  
 
姫神「な。何でもない!////」  
 
吹寄「そう?大丈夫ならいいけど、それじゃ話戻すわね。いまの欠点を考えてもこのマッサージ機は画期的だと思うの。  
   従来の物で満足できなかった私が一度でスッキリ解消されたんだから」  
 
姫神「////そんなに溜まってたんだ」  
 
吹寄「これは上条当麻も文句のつけようが無いはずよ」  
 
姫神「え。上条君がどうかしたの?」  
 
吹寄「まえに別のマッサージ機にケチつけるようなこと言ったのよ。あたしの胸が悪いとかも言われたわね」  
 
姫神「ッ!!!それは。え〜と。どういう」  
 
吹寄「あ、いや大したことじゃないの。あのバカが着替え中にノコノコ入ってきて、  
   思わず手元にあったマッサージ機投げ付けて追い返した時にそういう会話をしたってだけで。  
   べ、別にこんな通販グッズが部屋にあふれかえってるとか、処分に困ってるとかそんなんじゃないから」  
 
姫神「そう…」  
 
吹寄「そ、そう、そうだ姫神さん!これ、貸してあげるわッ!!」  
 
姫神「え。えぇぇぇ〜////」  
 
吹寄「ほら姫神さんも同じ女の子なんだから、そういう悩みってあるでしょ!」  
 
姫神「〜〜〜ッ。うん…////」  
 
吹寄「だからはいコレ!これで上条当麻にも馬鹿にされないわ!!」  
 
姫神「////でも。いいの?これは吹寄さんが」  
 
吹寄「いいのッ!家に沢山…いや無いけど!!とにかくいいの受け取って!!!」  
 
姫神「えっと。それじゃあ。お借りします////」  
上条「さっきから何の話してるンヴゥッ!!!」  
 
吹寄「貴様はいったいどこから湧いくるの上条当麻ッ!!!」  
 
姫神「右に同じ。キミは今お呼びじゃない////」  
 
青ピ「カミや〜ん!?カミやんが泡ふいて倒れとる!」  
 
土御門「カミやん、お前のムスコはもう使い物にならないかもしれないぜぃ」  
 
上条「(不幸だ…)」  
 

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