ピンポーン。
「……んぁあ?誰だこんな朝っぱらから」
ドアを開けるとそこにいたのは………
「こ、こんにちはです」
「あ、アンジェレネ!?」
小柄でそばかすがあるイギリス清教シスター、アンジェレネだった。
「ど、どうしたんだアンジェレネ!?ルチアもいないみたいだし……」
「………………、」
「ま、まぁ話したくないなら構わねーけどさ。とにかく入れよ」
「……私はシスター・ルチアのおまけですか?」
急に話し始めるアンジェレネ。その声は氷雨の中に立ち尽くすようだった。
「……え?な、何を言って」
「上条さんとシスター・ルチアが結ばれてるのは知ってます」
当麻を遮りアンジェレネは続ける。
「でも…諦めきれないんですよ、私も…っ」
「アンジェレネ………」
「うっ……ひぐっ……どうして…あなたを想う気持ちは負けないのに…どうして取られてしまうんですか……っ」
「…………」
「他の物はどうだっていいけど………あなただけは…譲れないんですよ…っ!」
当麻もここまで来て分からないほど鈍感ではない。
(つまりアンジェレネはは俺が好きでルチアにはとられたくないと)
そこまで想ってくれることが嬉しかった。
「アンジェレネ……」と言いかけた時、アンジェレネは顔を上げて呟いた。
「そう………こうするしかないです」
えっと、どうしてそんな据わった目をしてるんでせう?
そんなことを思った瞬間、アンジェレネが飛びかかってきた。
かわしきれず押したおされた当麻は、
ふにゅ
とアンジェレネにキスされていた。
「ん……んちゅ…はぷっ…んん……」
静かな部屋の中で淫靡な音が響き渡る。
「んん……とうま…んちゅ…あん…」
今や完全に正気を失ったアンジェレネと当麻は口付けを交わし続ける。
5分くらい経った頃、やっと唇が離れた。
2人の間に淫靡な銀の橋が架かる。
そんなことより、目の前でとろんとした目で頬を紅く上気させるアンジェレネの顔に当麻は
(か……可愛いすぎる!!)
感じとしては小動物。
その可愛さに当麻は
(抱きしめてあの体を好きにしてみたい。おもっいきり突き上げてやりたい)
といった欲望に駆られた。
だが理性が歯止めをかける。こんな事をしてはいけないと。
だがーーー
「当麻……思い出をください。最高にステキな思い出を」
この言葉に脆くも崩れ去った。
2人の夜はまだ始まったばかりだ。
「アンジェレネ……っ!」
「あん……っ」
当麻が呟いて抱きしめるとアンジェレネは小さく吐息を吐いた。
抱きしめながら当麻は尋ねる。
「本当に……良いのか?歯止めが利かなくなっちまうぞ?」
「良いんです………お願いします」
とろけるような表情でアンジェレネは告げた。
* * *
室内に嬌声が響き渡る。
「んっ…あぁ………あぁん……とうまぁ…」
当麻は服を脱がせたアンジェレネの胸に舌を這わせた。手でもう片方の胸を揉みほぐすのも忘れない。
「アンジェレネ……綺麗だ」
アンジェレネの体はまだ未成熟のそれだったが、透き通るように白いキメ細かい肌、申し訳程度に膨らんだ胸、それらがまるで匠の彫像を思わせた。
その体を見やりつつ、首筋を舌で舐める。
「ひゃぁあぁっ!!」
その瞬間、アンジェレネは飛び上がるように痙攣しーーーー体をぐったりとさせた。
「イっちまったのか?アンジェレネ」
荒い息を吐くアンジェレネの耳元で囁く。
「とーまの舌ぁ……ひもちよすぎてぇ……」
もう呂律も回らず、目も焦点を失っている。
その可愛さにたまらなくなった当麻はアンジェレネの下着を全てはぎ取った。
「アンジェレネのここも綺麗だぞ」
アンジェレネの秘陰は年に似合わずとても潤っていた。
当麻はまだ絶頂の余韻に浸るアンジェレネの股間に顔をうずめた。
「んっ……ふぁあっ!!」
絶頂を迎えたばかりだというのに少女の体は敏感に反応した。
「アンジェレネのここ…美味しいよ」
ぺろっ……ぴちゃぴちゃ…にちゃ……
「そ…そこは汚っあぁっ!!んぁあっ!!」
「汚くなんかねーよ」
と当麻は溢れ出た愛液を舐めとる。そして奥へと舌を入れる。
「ひっ…あぁああ!!もう……イっちゃっ、イっちゃうぅぅうっ!!」
ぴゅっぴゅっ!ビクン!
「ふぁぁああ………」
再び絶頂を迎えたアンジェレネに当麻が覆い被さる。
これから起こる事に想いを馳せたアンジェレネはうっすらと笑みを浮かべた。
「じゃあ……挿れるぞ?アンジェレネ」
「あ……ちょっと待ってください」
「どうした?」
「先に…お口で味あわさせて頂きます」
そう言うが早いか、当麻の分身にしゃぶりつく。
「くぅ……っ!!」
アンジェレネのフェラはぎこちなく、決して巧くはなかったが、逆にそのぎこちなさが快感を呼ぶ。
だが、一番のポイントはそこではない。
(顔………可愛すぎる…っ!!)
当麻のモノを根元までくわえ、顎から胸までを自身のよだれと当麻の先走り汁で汚し、顔は紅潮し目の焦点は合っていない。
更にはマンコから愛液を止めどなく垂らしている。
堕落したシスターの姿が眼前にある。
これを可愛いと呼ばずに何というのだろうか。
「ん…んじゅ…ぺちょ…んぐぅ…」
生まれて初めての快感に射精の兆候が現れる当麻。
「うっ…くっ………で、出るっ!!」
とっさに無意識にアンジェレネの頭を掴み引き寄せる。そしてーーーー
どびゅっびゅるるどぷっ!!
「んむぅうぅぅうっ!!」
口内発射されたアンジェレネは苦しげに呻く。
射精が終わってもアンジェレネは口から抜こうとはせず精液を嚥下した。
やっと口から抜いたアンジェレネはぼーっとした表情のまま足を大きく開き「挿れて…」と呟いた。
ここまで来たら躊躇う事など無い。
当麻は分身を陰唇に押し当てると、一気に貫いた。
「あはぁあああっ!!」
満面に喜びを表し、アンジェレネは大きく仰け反った。
彼女は処女だったらしく破瓜の血は流れたがあまり痛くなさそうだ。
おそらく大量の愛液で滑りが良くなっているからだろう。
「それじゃ……動くぞ」
当麻は告げると、最初はゆっくりと、徐々に叩きつけるように彼女を突き上げた。
「あぁっ!あんっ!いっ良いっ!んぁあっ!!」
突き上げと同時に嬌声を響かせるアンジェレネ。
「くっ……!気持ち良いぞアンジェレネ!!」
当麻が叫ぶ。
愛する人とセックスし、更には自分の中が気持ちいいと言ってくれる……彼女にとってこれほど嬉しい事は無かった。
「も、もうイくぞ…アンジェレネっ!」
ラストスパートをかける当麻。
「とうまぁあ!!膣に、中に出してぇええぇっ!!」
アンジェレネは叫びながら腰を振る。
「い、イくっ!!」
どびゅっびゅるるどぷっどぷっごぽっ!!
子宮に中出しされたアンジェレネは朦朧とする意識の中、あまりの快感に失神したらしい当麻に抱きつきそのまま眠りについた。
終わり。