「ねえ、とうま!!起きてよ!!」
「………んぁあ?朝っぱらからどうしたインデックス?」
「一週間出掛けてくるかも」
「………………はぁ?」
「イギリス清教から命令が来たの。だから行ってくるね!!」
「お、おい!!」
そんなこんなで朝早く起こされた上条は、いましがた飛び出したシスターのことを考えていた。
(あいつ俺に迷惑をかけたくないからあんな風に出てったのかなー……)
などと根拠の無い妄想をしているうちに眠ってしまった。
「……うまさん…とうまさん…」
「……ん?いつの間にか二度寝しちまったのか…って御坂妹!?何でこんな所に!?」
「貴方への恩返しがまだ終わっていません、とミサカは感謝の意を伝えます」
「そ、それは分かったけど……答えになってませんよー?」
「だからミサカはあの少女がいない一週間貴方の為に尽くします、と照れながらも宣言します」
「………マジで?」
「マジです、とミサカは嘘無く言います。あと泊まってる間は夫婦のようにして下さい、とミサカは貴方と甘い一時を過ごしたいと吐露します」
「夫婦………というとまさか……」
「もちろん夜の営みもです、とミサカは期待しながら告げます」
「…………………………………中は?」
「……………恥ずかしながら構いませんよ、とミサカは孕ませてほしい内心を少しだけ見せます」
「………御坂妹………」
「この一週間だけ……貴方の妻にしてください」
有り余る欲望をもつ少年と、彼を愛する少女が出会った時、禁断の物語が始まるーーーー!!