2D格闘ゲーム「とある格闘の禁書目録」キャラ紹介
【上条当麻】
全てにおいて中間的な戦闘能力を持つため、いかなる相手にも動じない安定したバランスタイプであるといえる。また、固有技『幻想殺し』は相手の奥義すら僅かな威力に抑え込む最高の防御技。
派手な攻撃が期待できず、固有技や奥義もパッとしないのが難点だが、使いやすさは抜群なので基本動作を覚えるにはうってつけの初心者向けキャラであろう。
【インデックス】
攻撃のリーチが短く動きにもクセが強い。そのうえ耐久力もあまりないので、慣れないうちはCPUにもやられること必至。
ただし、奥義【自動書記】は全キャラの奥義と比較してもトップクラスの威力を誇り、しかもその後一定時間全能力上昇という特典つき。
勝利のカギはこれをいかに使いこなせるかなので、典型的な上級者向けキャラである。
【御坂美琴】
中距離型の通常技はわりと使い勝手がよく、その他の能力も安定しているのでコンボを繋げることが容易い。
奥義【超電磁砲】は威力は高いが見切られやすいので、相手が避けられない状況で発動するのがコツである。初心者向けだが熟練すれば更に化ける。
【ステイル=マグヌス】
通常攻撃、固有技共に非常にリーチが長く威力も高いため、使いこなせれば相手に近寄らせることなく勝負を決めることも夢ではない。
しかし、技を放った後の硬直時間がどれも長い上自身の動きが鈍いので、素早い相手にはアッサリ潜り込まれてハメ技……という事態も珍しくないのが現状。中級者向け。
【神裂火織】
刀と鋼糸を主体とした攻撃はリーチが長く、自身の素早さもそれなりに高い。
弱点は、動きに若干クセがあるのでコンボが続かないこと。また、固有技の隙も大きいので対人戦ではそこを突かれるケースが多々ある。
それでも能力的に安定している方なので初心者でも扱いやすい。
【一方通行】
パワーもスピードも高い水準、おまけに固有技も豊富なので使いこなせれば原作に恥じない最強を現せるだろう。
しかし、固有技が豊富ということは、コマンドを打ち間違えてあらぬ状況で技を放ち、隙を作り出す可能性が高くなることを意味する。自身の耐久力も低いので只一つのミスが敗因を生みかねない。上級者向け。
【土御門元春】
近距離戦闘の鬼。コンボにおいては豊富すぎるほどのバリエーションがあり、ハメ技も豊富。このうえ固有技は遠距離型なので、拳を交える上での弱点らしい弱点がない。
ただし、固有技と奥義を使用する際は自身の体力を消耗するので、使いどころを間違えると自滅の原因になりかねない。中級者向け。
【白井黒子】
通常技のリーチは短いが、それをカバーするテレポート能力と遠距離型固有技を持つ。
ちょっとしたコマンドで発動してしまうテレポートは初めは取扱いが難しいが、モノにすれば楽に相手の背後に回り込めるので、あらゆるタイプの相手との安定した戦いが見込める。中級者向け。
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秋頃導入されたこのゲームは、最新の3Dゲームを差し置いて学園都市のアミューズメント施設で大人気。
「よーし、体力差はほぼ半分。悪いがインデックス、今日の勝負はもらった!」
「ふっふーん、甘いんだよとうま」
「んなっ!? しまった奥義か! やばい調子に乗りすぎて防御体勢に戻れねえええっ! …………ぎゃああっ、まけたーああああ!?」
「……何をしているんだ君達は」
「また来てたのか不良神父。見ての通りだ、とある賭けをした上での格ゲーガチンコ勝負だよ、畜生」
「ふうん。そいつの面白味はよく分からないが、あの子が楽しんでるならまあやってて楽しいものなのかな。……ところで、何の賭け事をしていたんだい?」
「うっ!? いやーはははそれは企業ひみ「うん! とうまが勝ったら今夜とうまはわたしと×××が出来て、わたしが勝ったらわたしがとうまを××××できるの!」
「………よし。ここはひとつ、場所を移してリアルに格ゲーとやらをするのはどうかな?」
「いやいやいやそれ要するに殺し合いじゃねえか! そもそも格ゲーの世界観を現実に持ち込んだ思想はそれだけで危険なわけで」
「事情を神裂に話せば『快く』参加してくれるだろう。見たところその格ゲーとやらは1対1しか出来ないようだが現実なら2対1もできる。
歯ごたえがあって面白いとは思わないか、あっはっはっはっは」
「壊れてんじゃねえよオイこら離せ暴力神父! お前の大切なインデックスが置き去りだぞ、
……五分で終わる? いやいやそういう問題でもなくてだな、待て、ちょ、そっちは」
ほどなくして、第二ラウンドのゴングが鳴り響く。