吹寄「話って何?姫神さん」
姫神「今年のクリスマスの件。ある筋からの情報によると
今年は勝負の年になるとの事。」
吹寄「し、勝負ってなんのよ?」
姫神「最悪の場合。上条君がサンタコスチュームのシスター達に
イギリスへお持ち帰りされるらしい。」
吹寄「エ・・・ちょそれ、どういうことなの?」
姫神「対抗手段は一つ。私達、学園都市勢が団結して上条君を守る。」
こうして、科学vs魔法のコスプレ合戦の火蓋が落とされる。
吹寄「で、敵の戦力は?」
姫神「多彩。自称「上条君の心の友」からの話では、
天然巨乳、そばかすツンデレ、委員長タイプ、猫背ロリにゴスロリ。
別働隊で大和撫子系のクールデレと隠れ巨乳のかわいい子タイプ。
しかも服役中の超巨乳お姉さまタイプも投入するらしい・・・」
吹寄「・・・あのバカ、私達の見えない所でも、どんだけフラグをたてて・・・」
姫神「序の口。本当はそれにプラス250名ついたらしい。」
吹寄「ねえ?クリスマスの前に、まず上条殴りにいきたいんだけど?」
姫神「駄目。気持ちは死ぬほどわかるけど。それではこちらが不利になるだけ。」
吹寄「こちらの作戦というか具体的にどうすれば?」
姫神「至ってシンプル。相手勢力よりアピールして上条君を引き止めるだけ。
こちら側の誰かが−これを機に彼と深い仲になってもいい。」
二人「「(それはゆずらないけど)」」
姫神「こほん。自称「カミやんの魂の兄弟」からこれを預かっている。」
吹寄「何?このレポート用紙は・・・『カミやん病汚染率レベル3以上リスト』!?」
姫神「うん。そこから仲間の抽出を行う」
吹寄「ちょっと−超電磁砲とその妹達の『達』って何よっ?」
姫神「落ち着いて。世界でも珍しい2万っ子らしい。」
吹寄「・・・あなたの拳も震えてるわよ。」
姫神「ふう。そこにある小萌先生にはもう相談済み。快く快諾した。
『上条ちゃんはイギリスにはわたしません』と気合入ってる。
横で話を聞いていた黄泉川先生も参戦してくれるらしい。」
吹寄「んじゃあ、次はこの『超電磁砲』に会いに行きましょうか。」