上条当麻は朝っぱらから、この鉛色の空のような重い溜息をついた。  
「はぁ……、昨日はひどいめにあった……」  
昨日、あの後、4人の『妹』と暴食シスターに言われなき『お仕置き』をされたのだった。  
「…しかし……神裂はムリがあるよなぁ〜」  
ナハハァ〜とのん気に笑う当麻。そこに、  
「テメェ…ッ!あン時の三下ァッ!!」  
一方通行が現れた。  
「うわ………」  
当麻は露骨に面倒臭そうな顔をした。  
一方通行に遭遇した驚きよりも、相手をする面倒臭さの方が遥かに勝っていたのだ。  
「三下ァ、あいたかったぜェ」  
一方通行はタチの悪い笑みを浮かべそう言った。  
「…え??誰ですくわぁ??アナタ??」  
当麻はとぼけ切ることにした。  
「ああンッ!?テメェには借りがあンだッ!!」  
と、当麻のナメた態度に頭に怒りマークを貼り付けて怒鳴る一方通行。  
「ええっ??なにっ??借りっ??イイよ!あげるよ!!ボクいっぱい持ってるからっ!!」  
「どんだけ恨まれてんだテメェッ!!」  
 
そんな当麻たちのやり取りを近くに止まっていたワゴン車から見ている人物がいた。  
結標淡希だ。  
「あいつら何やってんのよ……」  
呆れた様に言ったが、内心は別の事を考えていた。  
……一方通行をあんな管単にあしらってる……。  
そう言えばあいつレベル0で一方通行を倒したとか噂になってたっけ……。  
以前、案内人としての仕事中に聞いたことがある『幻想殺し』……。  
その他にも、現在の私の同居人たちから彼のことは色々聞いている……。  
「あいつを私のコマにできれば色々やり易くなるかも…」  
などと、黒いことを呟いた。  
そして、そうと決まればと結標は携帯電話を取り出し、  
「――もしもし?一方通行?打ち止めを発見したわよ?―」  
「――あァ?どこいんだァ?あのガキ―」  
「――かなり離れてるけど地下街よ、早くしないとまた消えるわよ―」  
「――クソが―」  
と言うやり取りがあり、一方通行は急に当麻を無視し地下街を目指すのだった。  
 
「なんだアイツ、構ってほしかったのくわぁ?寂しがり屋さんなのくわぁ?」  
ふざけ口調を引きずりつつ当麻も家路を急ぐ。雨が降りそうだ……降ってきた。  
「地味に不幸だ……」  
雨に濡れる当麻。しかし、突然雨が止む、当麻が顔をあげるとそこには――  
「ねぇ?アナタ、上条当麻くんよね?」  
傘を差した結標がいた。  
「ああ、って、あれ?おまえあの時の……」  
と、言って当麻は結標をじっと観察するように見た。  
その反応を見て結標は失敗したと思った。  
自分は彼の知り合いと前に戦っているのだ。良い印象がある訳がない。  
「おまえ、ケガは大丈夫だったのか?」  
しかし、当麻は気遣うようにそんなことを言った。  
「―――――――」  
目を丸くし驚く結標。  
私だったら『仲間』がキズつけられれば怒り狂う。  
『仲間』が戦った相手のキズを気遣ったりはできない。  
 
……は?なにこいつ、神?  
 
結標は目を見開いた状態で固まったまま、そんなことを考えていた。  
「お〜い、大丈夫ですか〜」  
と、結標の顔の前でパタパタと手を振る当麻。  
覗き込むようにしている当麻は、自然と結標と顔が近くなっていた。そして、  
「……ぇ?っきゃあああ!!」  
――バッシィィイン!!―  
我に返った結標が驚きの悲鳴と強烈なビンタを当麻におみまいした。  
バランスを崩す当麻、水溜りに尻餅をついた。  
「いっでぇえええっ!!なに!?なんですか!?上条さん悪いことしました!?」  
「いや、あの、め、目の前にいたから、びっくりして、つ、つい?」  
普段余裕を感じさせる言動をとる結標が珍しく言い淀んでいる。  
「……………」  
当麻は半目でじとー、と結標を見た。  
「あ、あはは、……ごめん」  
「まぁ……、この程度、上条さん的には大した不幸でもないんですけどね……」  
ハハ……と乾いた笑いを浮かべる当麻。  
「う……、ご、ごめんね?」  
当麻の痛々しい笑顔に、結標はさらにバツが悪そうに謝った。  
――やってしまった…これじゃあ目的が………そうだ!コマ!  
内心落ち込んでいた結標だが、当初の目的を思い出し、ハッとする。  
「ま、別にいいよ、んじゃ、俺行くわ」  
当麻は軽く片手を挙げて言う。すると結標が、  
「待って、家に来てよ、ここから近いし、まぁ、家って言っても私の家じゃないけど」  
「え?いいよ、ここまで濡れちまえばどれだけ濡れてもいっしょだし」  
「でも、それ……」  
結標は当麻のずぶ濡れのズボンを指差した。  
「うおっ!い、生き恥っ!!」  
そう叫びながら、当麻はズボンの内腿の縫い目の辺りを押さえた。  
先程尻餅をついた拍子に破れたらしかった。  
 
「さ、ここよ、上がって」  
と結標が案内した家は当麻がよく知る家だった。  
「おじゃましまーす」  
姫神秋沙と月詠小萌は居らず、当麻と結標は二人きりだ。  
その状況に、結標はクスリとほくそ笑む。  
「はい、これタオル、濡れた服とズボン脱いで?直してあげるから」  
「え!?いや!いいよ!!」  
「よくない、と言うか、それじゃあのために来たのかわからないでしょ?」  
「そ、そりゃ、そうだけど……」  
「それとも、違うコトしに来たの?」  
と、挑発するように当麻を見つめる結標。  
さらに、結標はブレザーを脱ぎ始めたのだ。  
「お、おおお、ヲい!」  
うろたえる当麻。声が裏返ってしまった。  
結標は、これなら楽勝ね、と余裕に構え、  
「なに?早く脱いでよ」  
そう、なんでもないように言った。  
当麻は、俺がおかしいのくわぁ!?と頭を抱えていたが、  
いつまでもそうしている訳にもいかず、結局ズボンと濡れた服を脱ぎタオルを羽織った。  
当麻がそうしている時、  
わ、結構いい体してるんだ……。  
と、密かに結標が頬を赤く染めていたことを当麻は知らない。  
 
それから結標はテキパキと裁縫の準備をしつつ、当麻自身のことを色々と聞いた。  
最初は、当麻を自分のコマにするために有利な情報を取ろうと思っていた、だが、  
当麻の口から出てくるのは色々な女の名前ばかりだった。  
結標も、二人の同居人から聞いてはいたがそれ以上だった。  
しかし、楽勝だと思っていた余裕を木っ端微塵にされた心情は穏やかではない。  
余裕を失い、結標は『自分も覚悟を決めるしかない』と落ち着かない思考で何かを決意した。  
「でも、冬じゃなくてよかったわね」  
スイスイと当麻のズボンを縫っていく結標が言った。  
「だな、冬だったら即死だった」  
「あはは、そんなわけ――」  
「冬にあのビンタを食らったらこんなもんじゃないだろーなぁ〜」  
「う……、わるかったわよっ!」  
「いやいや、ぜ〜んぜん気にしてませんよぉ〜?上条さんは」  
「むぅ……」  
結標は拗ねたように唸った。そして――  
「じゃあ…、ぶっちゃったし、おわびに、とってもいいコトしてあげる……」  
と、突然当麻の前に顔を突き出し熱っぽく言う。結標が妖艶に微笑む。  
「―――――――」  
突然の視界いっぱいの結標に固まる当麻。結標がさらに動いた。  
「ふふ、かわいい、んっ………」  
当麻の唇を奪った。口付けた瞬間に結標の鼻から甘い吐息がもれる。  
「…ん、……んふ……」  
「――――んっ!!!」  
――なに、コレ…、ちょっと、きもちいい、かも……  
と、結標がキスの感触を気に入りだしたとき、当麻がフリーズ状態から復旧した。  
「…ん…ん、ぷぁ、はぁはぁ」  
「んんん!?ぱぁ、な、なんで」  
息も絶え絶えの二人、結標はぽーっと、のぼせたような表情で当麻を見上げていた。  
その表情に、のまれそうになりながらも、当麻は行動の真意を問いた。  
 
「……おわびよ、言ったでしょ?」  
「冗談だろ?」  
呆れたように当麻が言う。  
「じゃあ、理由なんてないわ」  
そう答えると当麻を素早く押し倒し、玩具の手錠を当麻にかけた。  
「ちょっ!マジで!?なにしやがるっ!?」  
「ふぅ、自分の手で手錠かけるのはアナタがはじめてよっ」  
可愛らしくウインクをする結標。  
「うお!かわいい!かわいいけど、んなはじめていらんっ!はずせーっ!!」  
当麻は断固抗議した。  
「安心して?もっといい『はじめて』あげるから」  
と言って、結標は当麻のタオルを取り去り、自分もスカートを脱ぎ下着姿になった。  
「お、おい?早まるなっ!話せばわかるっ!!」  
結標はさらに当麻の足を卓袱台の足にタオルで縛りつけた。  
そして、仰向けに倒れている当麻に寄りかかり、徐に当麻の股間に下着の上から手を添えた。  
「ふふふ…、硬くなってる……」  
当麻の耳に結標の甘い声と熱い吐息がかかる。  
「バ、バカっ!やめっ…んっんんん!!んぷぁっ、はぁはぁ…」  
「…んっ…ん…ちゅぷ…んん……ちゅ…ん、…はぁ…はぁ」  
また、口を塞がれる当麻。結標は啄むようにキスの感触を楽しんだ。  
「もう、カチカチね…?どうする?このまま射精しちゃうの?」  
結標はニヤニヤと意地悪く笑い当麻の股間を下着越しに刺激する。  
「くっ…、やめ、ろ…こんな…」  
「そうね…、やっぱりイヤよね…」  
そんな結標の言葉にホッとする当麻。しかし――  
「パンツの中で射精しちゃうなんて、カッコわるすぎよね」  
そう言うと、いっきに当麻の下着を下げた。露になる男根。  
結標ははじめて見るソレに息をのんだ。  
 
「じゃ、じゃあ、はじめるわよ?」  
結標はぎこちなく、硬く反り起った当麻の男根を扱き始めた。  
はぁはぁ、と熱っぽい吐息は結標のものだった。  
当麻のモノを扱きながら興奮したのか、時折、その白いのどをゴクリとならす。  
「………………」  
一方、必死に止めようとしていた当麻だったが、始まってしまうと物足りなさを感じた。  
結標には先程までの余裕は全く見られなかったのだ。  
「……あ〜、無理すんな…」  
当麻は結標を気遣った。  
「んなっ!む、むりしてないわよ!!」  
顔を真っ赤にして言う結標。  
「み、見てなさい!」  
結標そう言うと、当麻のモノをいっきに咥えた。亀頭にニュルニュルと結標の舌が絡み付く。  
ザラザラとした結標の舌の感触を亀頭に感じる。痺れるような快感に腰が浮きそうになる――  
「………………」  
――筈だった。しかし、当麻はひたすらゴルゴだった。ゴルゴセックスだった。  
「…んっ…んふ…、ん、ん、…ぁむ…ん…」  
目をぎゅっと閉じて一生懸命、舌と頭を動かす結標。大変健気な姿である。  
そして、結標は伺うように、不安そうに、上目遣いで当麻を見上げた。目が合う二人、当麻は、  
「………あ…ぉ、OH!YES!!YESっ!!」  
当麻なりに気遣ったようだが、ふざけているようにしか見えない。  
涙目になる結標。彼女のプライドは当麻の陳腐な英語に吹き飛ばされた。  
「う…ぅ…ぅっく…ひっく、…ぅぅ…」  
結標はとうとう泣き出してしまった。  
両手の甲でグシグシと涙を拭く、が、涙は次々に溢れてくる。  
それを見た当麻は全身に力を入れた。  
腕は手首が切れて血が流れようとも力任せに玩具の手錠を引き千切ろうとする。  
足は足首が擦り切れようともタオルから引き抜こうとする。  
当麻は今、自分のすべきことが分かっていた。だから、迷わない。  
 
バキッと手錠が壊れる音がした。ブチブチッとタオルが音を立てた。  
自由になった当麻は、一刻も早くと結標を抱きしめた。されるがままの結標。  
「泣くなよ…、泣かれると……、どうしていいか分からない……」  
と、結標の耳元で優しく囁く当麻。また一つフラグが立った瞬間だった。  
このとき当麻は、自分のふざけた英語で、結標を泣かせたことを完全に忘れていた。  
「泣き止んでくれよ……、な…?」  
「…ぅ…ぐすっ、…ぐす、……うん…」  
当麻の胸に額を付けたまま、小さくコクンと頷く結標。  
「ありがとう…」  
「んん………」  
そう言って当麻は結標の頭を撫でる。結標は気持ち良さそうに声を漏らした。  
「………あっ…」  
結標がお腹に硬く熱い感触を発見した。  
「いや、はは、お恥ずかしい……」  
照れる当麻。下着姿の結標を抱きしめ、当麻のモノは硬く反り立ったままだった。  
「ねぇ……、今度は、縛ったり、しない、から…、だから…」  
恥ずかしさに顔を上気させ、たどたどしく、しかし、必至に言葉を紡ぐ結標。  
「ああ…、俺なんかでいいなら」  
全て聞かずに当麻は答える。  
「…ぅ…ぐすっ、えへへ…」  
と、当麻の言葉にまた泣き出しそうになるが、照れくさそうに笑う結標だった。  
最早どうでもいいことだが、結標は自分が当麻に近づいた理由を完全に忘れていた。  
 
その後、当麻によって裸に剥かれてしまった結標は、防戦一方の戦いを強いられていた。  
「あんっ…んんっ…ああっ!…あんっ!あぅぅっ」  
結標は両乳房を同時に責められていた。  
片方は撫で回すように手を這わせ、すでに硬くなっていた乳首を指で転がされる。  
もう片方は乳輪全体を包むように口に入れ、吸い、乳首を舌でコロコロと舐め回す。  
「ぅあっ、ああっ、あうっ!んんんっ!ああっ!」  
「ん、ちゅぽっちゅぽっちゅぽっ」  
当麻は乳房への責めを左右入れ替え、勢いよく結標の乳首を吸い上げる。  
その責めに合せ結標の体が、ビクンっビクンっビクンっと反応した。  
「は、ぁっ、ああっ、あんっ!ち、くびぃっ…っ…とれ、ちゃうぅ、ああっ!」  
乳首責めの快感に体を震わせ、ももをモジモジと動かす結標。  
「ちゅぷっ、んん―――」  
そして、結標の乳首を舌で責め立てながら、当麻は手を結標の秘部へと持っていった。  
結標はすっかりヌルヌルのホカホカになってしまった自分の秘部に激しい快感を覚えた。  
「ひぃっ!あああっ!ああっ!やぁあっ!ひゃうぅっ!」  
はねあがる声と体、全身を上気させ甘い汗をふきだす。  
当麻は乳首を吸い上げながら、結標の充血し愛液でヌルヌルになった肉豆、  
クリトリスを指の腹でねぶるようにこね回し、徐々に激しくしていく。  
「うああっ!あっあっあっ、あああんっ!ひぃっ、いっ、あああっ!」  
「ちゅ、ちゅ、ちゅ、ん―――」  
乳首への責めも忘れない、コリコリに硬く勃起させられた結標の乳首。  
結標は当麻の責めに、ただひたすらにビクビクと体を震わせるしかない。  
あまり開かれていなかった足も、大きく開かれ、完全に当麻にされるがままだった。  
「ああっ!ひぃっ!ぃ、いっ、いくぅっ!もぉっ!いッ、イッッくぅぅうううううっ!!」  
結標は、悲鳴と共に体を仰け反らせ腰をガクガクと痙攣させ、ついには潮を吹かされた。  
しかし、当麻は結標のイッたばかりの、ビリビリと敏感な秘部を執拗に責め立てる。  
「はっ、はっ、はっ、ひっ!ひぃっ!ヒッ!ひぃいいっっ!!!」  
結標はガチガチと歯を鳴らし、酷く強烈な快感にまともに呼吸も許されず、  
地獄のような絶頂を強制的に味わわされた。  
 
「はーっ、はーっ、ぁ、ぁん、はーっ、はーっ……」  
荒い息をつき、激しい絶頂の余韻のためか、時折ビクッと体を痙攣させ甘い声を漏らす。  
ひくひくと痙攣する秘部と肢体、足を開いたままぐったりと肢体を投げ出している。  
「ごめん、上条さん、もう我慢できそうにない……」  
「はぁ、はぁ、はぁ、…あぅ?」  
酷く淫らな結標の姿を凝視し、当麻はそう言って結標の秘部に肉棒をあてがう。  
結標は虚ろな表情をして、当麻の言葉を理解しているようには思えない。  
「いくぞ……」  
そう言って当麻はズブズブと自分の肉棒を結標の膣内に挿れる。  
「ひっ―いっ―――」  
結標は処女の痛みに思いきり当麻に抱きついた。  
きゅうううっと収縮し当麻の肉棒をしめつける結標の膣。  
「大丈夫か……?」  
「はぁ…はぁ…うん……動いて…?」  
結標を抱きしめ頭を撫でる当麻。結標は涙目になりながらもそう答えた。  
「わかった、いくぞ」  
と、当麻は腰を送り出した。  
ヌメヌメと絡み、きゅうっとしめつけてくる結標の膣内は、当麻に凄まじい快感を与えた。  
――ズブ、ズブ、ヌチュ、ヌチュ、  
二人は湿った音を響かせながら行為に没頭した。  
「あ、あんっ!ああんっ、あ、あうぅっ!」  
「くっ……すご……」  
当麻は無我夢中で腰を振った、またしてもされるがままの結標。  
しかし先程、連続で2回もイかされたので馴染むのは早く、  
処女の痛みが快感に変わってきていた。  
――ズチュ、ヌチュ、ズチュ、ヌチャ、  
「ああっ、あぅっ、あああっ、あ、あ、うああっ!」  
当麻は結標のきゅうきゅうしめつける膣内を突きながら、片方の手を乳房に、  
もう片方を充血しコリコリに勃起したクリトリスに持っていった。  
「ひゃんっ!あっあっあっ!いっ!いくっ!イッ―――〜っ!!」  
結標は、膣内、乳首、クリトリスを同時に責められ呆気なくイかされた。  
 
結標は声にならない声を出し、絶頂に叩き上げられた。  
まだイかされたばかりで敏感な膣をひくひくとわななかせている。  
しかし、当麻の腰は止まらない。結標の膣を容赦なく突き上げた。  
「うあああっ!!ひゃっ!ひやぁあっ!!」  
悲鳴を上げる結標は全身をガクガクと痙攣させ、  
本日4度目の絶頂を迎えようとしていた。  
「ひゃめっ!!イ、ぅうっ!!ひぁあああああっっ!!!」  
「くっ!射精るっ!!」  
一際、大きな悲鳴と共に弓反りになる結標。当麻は腰が抜ける程の快感を感じる。  
当麻はギリギリの所で引き抜き、結標のお腹に射精した。  
 
―――現在、午後四時である。  
あの後、結標は4回、計8回イかされた。  
そして、当麻は結標に言われ、3回中出しをし、計4回との結果だった。  
「ふぅ、我ながらよくもった……、昨日あれだけ搾られたのに……」  
昨日、当麻は4人の『妹』と暴食シスターに、お仕置きと称してタップリ搾られたのだ。  
当麻は、眠ってしまった結標の体を拭いてやり、服を着せてやっていた。すると――  
「か、かか、かみじょうちゃぁあああんっ!!!」  
「………またか、このやろう……」  
子萌と姫神がいた。子萌は赤面しながら目を回し、姫神は黒いオーラを出していた。20  
「やっぱりそう言うことですか!!分かっていましたとも!!せーのぉ!!不こ――」  
当麻はヤケクソに叫ぶ。  
 
 
今日も、学園都市にいつもの悲鳴があがった。  
 

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