上条は見た事のない空間に居た。
空間そのものが、霞みがかった淡く穏やかな光に満ち溢れ、地面も雲海の様な物で覆われている。
何かの花の香りだろうか?心安らぐ芳香が、何処からともなく吹く穏やな風に乗って鼻に届いて来る。
…………まるで夢の中の様な?………いや、自分は夢の中に居るのだろう、と感じていた。
何故、自分はこんな所に居るんだろう?夢なんて久しぶりだな?と、とりとめもなく考えていると、
突然、何か目に見えぬ巨大な気配を感じた。
驚く上条だが、その気配は空間を圧する程の大きさであるにも関わらず、恐怖も威圧も感じさせない。
上条が感じたのは、威厳。全てを遍く包み込む大いなる威厳のみであった。
その目に見えぬ気配の主が、上条に向かって厳かな声で告げた。
『業務連絡。作者は、はらぺこ属性(料理出来ない)なので、これ以上の食事描写は不可能。
熟慮の末、この様な話を続けても面白くない、と判断致しました。
よって、4日目の夕食後へと移行する事とします。以上』
「端折るんかいぃ――――――――――――っ!!!!!!!」