「ああ、たまにはこんな日があってもいいですねぇ」
上条当麻は、久しぶりのゆっくりとした休日を味わっていた。
いつもは、休日といえば、ちっこい先生からの「上条ちゃん、補習ですよー」か、
近所のグラサン金髪のシスコンからの「かみやん、
ちょっと○○○まで、いこうぜい」 か、居候の腹ペコシスターの「当麻〜お腹空いたんだよ〜。お昼ご飯まだ?ん、さっき食べた」などで暇な日はなかった。
しかし、今日は、補習はない、土御門は義妹といちゃついてる、インデックスは五和と猫のテーマパークに行っている。 五和曰わく、「将を落とさんするなら、まず馬から」であるらしい。
そんなこんなで、上条はゆったりとしていたのである。
そこに、誰かがきたらしく、ブザーがなる出てみると、そこにはボサボサの金髪、
チョコレートみたいな肌、そしてゴスロリの服、「必要悪の教会」のメンバーの一人
、シェリー=クロムウェルである。
「やあ幻想殺し。」彼女はにぃと、笑う。その瞬間上条の拳が、顔面にめり込んだ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「何故かしら?笑顔は友好の挨拶って、聞いてたのに。」
とりあえず、中に入れてもらい、鼻を冷やしている。
「いや、あれはお礼参りに来た奴らと同じ顔してたから」申し訳なさそうに言う。
「ふん、先手必勝って奴か。」と、笑いながら話す。
「それで、頼み事って?」彼女は何か頼み事があるらしい。
「図がほしいの。お前の」
「…………図ぅ?」
「そう。図」間髪入れず答える。
「なんで、また?」
「仲間から、あなたの象を作って欲しいと、注文があったの。わかる?」と、彼女は言ってきた。
「じゃあ、何すればいい?」
「じっとしてろ。動くな」と言って彼女は上条をスケッチし始める。
そして、しばらくして 「幻想殺し」と彼女は口を開いた。
「…………何だ?」
「脱げ。」ぶっ飛んだ一言であった。
「モデル初体験で、ヌードモデルは、レベルが高すぎ、ですぜ」
「いいから。脱げ!!」
「男のこには、こ…心の準備が……不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁ」
結局、脱がされ全裸の上条。
「前を隠すな。幻想殺し!!」それを、真剣な眼差しで見ている
シェリー、もはや羞恥心のリミッターは限界である。
「手をどけて、くれないかしら?」
しかし、きくわけにはいかない。
「馬鹿野郎!!上条さんはプロじゃねぇ、これだけはなんとしても死守」
シェリーはすくっと立ち上がると、おもむろに服を脱ぎ始める。
「な……なにやって!?」 「裸を見られるのが、恥ずかしいんだろう。だったら、私も脱げばいいじゃないか。ね?」
そう、言って裸身になる彼女。
乳房は、チョコレートに苺を乗っけたようであり、下の方は飴細工のような金髪のアンダーヘアー、まるでひとつの洋菓子である。
「これで、文句ないだろ。じゃあ。続きを」
見とれていた、上条を後目に作業を続けるシェリー。そして、上条の股間をマジマジと、見ている。今、二人とも産まれたままの姿である。
「ん?…ダビデ像と違う」
もう、上条のリミッターは限界である。先ほどあげた羞恥心のリミッターではない、男としてのリミッターである。(別名ウルフメーター)
「うおぉぉぉぉぉ」
上条はシェリーを押し倒す。
「な…なにすんだ!?幻想んむぅ…!」
最後まで、喋らせず唇でふさぐ。そして、口を離す。
「い…いくら、上条さんでも、綺麗な人が裸で、目の前で裸ならウルフになりますよ!」
そう、ただでさえ、高校生といえば穴があったら入りたい年頃、
しかも同居人の目が気になり、録に自慰もできなかった、
更に最近、堕天使エロメイドなるものを目撃、
そして童貞、我慢の限界であったのである。
上条はもはや獣とかし、シェリーの胸にむしゃぶりつく。
(わ…私が、綺麗!?)最近は、とんと聞かなかった台詞だ。女子寮の皆には、不適切な生活のため、誰も、そんなこと言わない。
そんなこと、思ってる間に、上条の手は、下の方に伸びてくる。
もはや、パニック状態である。
上条はシェリーの秘裂に指をあて、こすりつけしばらくすると、指を中に埋める。
そして、彼女の秘裂に自分の息子を当て、腰を前に出し奥まで、注入する。
そこで、上条は彼女の顔が苦痛で歪んでいることにきずく。また、よくよく見ると、自分と彼女の結合部から血が流れている。
上条もこれが破瓜の血であることは、知識としてある。
急に意識が覚醒してくる。
「だ…大丈夫か、シェリー?」
「だっ大丈夫に見え…る?」
その言葉に上条は行為を中断しようとする。
しかし…
「やめるな!!」彼女は行為が終わることを良しとしなかった。
「お…女に、は、恥を。かかさないで、欲しい」 「なるべく、早く終わらせてやるからな」
上条は、腰のグラインドを開始し、己の息子をシェリーの中にこすりつけ、自分の快楽を高めていく。しばらくして彼が達しようとする己の分身を引き抜き、彼女の腹に精を放った。
放たれた精が自分の肌に降り注ぐのをみてシェリーは
(これも、芸術かしら?)場違いにも、思っていた 。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「すまん!本当にすまん!!」顔が床にめり込むほどの土下座で上条はシェリーに対して謝罪をしている。
二人とも、もう服は着ている。
「上条さんは今、海よりも高く、山よりも深く反省しています。責任も、取りますとも」
それに対し、彼女は
「いいわよ。どうせ、くれてやる。相手もいなかったし」
「おい、でも……」
そして、彼女はドアへ向かう。そして
「うふふ。またくるわよ。かみ?それともかめ?」
「上条当麻だ」そして、この言葉のあと、シェリーは笑顔をつくり
「またくるぞ。上条当麻」と言って去っていった。
ここは、ランベス区の女子寮。シェリーは自分の部屋の一つの作業部屋で件の像を制作中であった。だが
(しまった。全然作業が進まないわ)
そう彼女は彼の像を作ろうとすると、あの時の事が浮かんできてしまう。
(綺麗な人。綺麗な人。うふ。うふふうふ。) 自然と笑みが浮かぶ。 (ドレスも新調した。今度は、ちゃんと風呂入っていこう。)
次に彼に会える日を楽しみにし、像の制作に取り掛かるのであった。