「あれ? どうして眼鏡を掛けてるの? ってミサカはミサカはあなたの顔を覗き込んでみたり」  
「大好きなオマエをしっかり見るために決まってンだろォが」  
「……………え、ええっと? 聞き間違えたかもしれないからもう一度言ってほしいかもってミサカはミサカはお願いしてみる」  
「これは、愛するオマエの全てを見逃さねェために付けてンだよ」  
「…………はうぅぅっっ!? なになにナニ、何真顔でとんでもないこと口走っちゃってるの!? ってミサカはミサカはビックリしてみたり!!」  
「俺がテメェに好意の言葉を向けンのがそンなに変かァ? 俺がオマエを好いて……いや、愛してることなンざ、とっくの昔に分かってるコトだろォが」  
「す、好き!? アイ、愛してっ!? そそそそんなこと言われたらみみミサ、ミサカはとっても混乱しちゃうのですか!?」  
「……ワケ分かンねェ言葉遣いだが、カワイイなァオイ。抱きしめたくなるぐらいに……」  
「〜〜ッッ!? みみみみミサカはミサカは何かもうワケ分かんなくてオーバーヒート気味でドアに向かって駆け出してみたりィいいいいッッ!!」  
「……なァンて全部嘘っぱち……、ってオイ! 誤解したままどこ行くンだテメェは!?」  
 

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