「だからね、薬指にはめる指輪っていうのがミサカも欲しいのってミサカはミサカは言ってみたり」
「(ぶふっ)…ンな情報、誰に吹きこまれたァァァ!!!」
「え、ミサカネットワークで下位個体がみんなその話してたんだけど…ってミサカはミサカは首を傾げてみたり。
そんなに大事なものなの薬指の指輪って、ってミサカはミサカは一般男性の見解を今後のネットワークの為に求めてみる。
…あなたが一般男性っていうのはちょっと語弊がありそうだけど(ボソッ」
「あっち(黄泉川センセと芳川さん)に訊け、俺に訊くンじゃねェ」
「駄目じゃーん、小さい子の質問にはちゃんと答えないとー」
「そうね。その程度の一般常識も知らないとは言わせないわよ?」
「………お前ら楽しンでンだろオイ…」
「否定はしないじゃん」
「正直少しだけ」
「それで回答は得られたのでしょうか、とミサカ10980号は上位個体に問いかけます」
「…あと10年たって同じことが言えたら教えてやるって言われた、ってミサカはミサカは誤魔化されたことに憮然としつつお答えしてみる」
「ねぇあれって遠まわしにプロポーズ?」
「プロポーズじゃんね」
「そうよねプロポーズよねやっぱり」
「今からチビちゃんを予約しておくとはやるじゃん一方通行」
「もォ黙りやがれそこの大人二人ィィ!!!」(←自分の発言に絶賛大後悔中)