とある女子寮の一室  
そこからは喘ぎ声が聞こえてくる  
「ぁあッ!」  
「白井お前感じ過ぎだろ」  
上条の言葉に白井は焦る  
「わ、わたくし、心の準備が、ああッ!」  
上条はニヤニヤしながら  
「なに言ってんだよ。誘って来たのはお前だろ?」  
「い、一度諦めたので、その、んはぁ!だから・・・ああッ!」  
「よく聞こえないぞー?」  
S上条の発動である。だが白井は必死に言葉を紡ごうとする  
しかし上条の責めにより思考が遮断される  
「そんな、ああッ!指を止めて!ひぃ!」  
そんな白井を見て美琴は言う  
「なんで黒子ばかり・・・」  
上条は少し待てと言わんばかりに  
「いやお前は昨日しただろ」  
「そっそんなの別よ!私だって・・・」  
そんな会話をしている内にも白井は悶えている  
「ああんッ!(これが・・・お姉様の中を掻き回した指・・・  
 こんなの・・・我慢できるはずが・・・)」  
上条は美琴の言葉にうんざりするが  
「めんどくせーから二人ともやってやる」  
そう言って二人を仰向けに並べて寝かせ、右手で美琴を左手で白井を責める  
美琴は私だけしてよ、と言うも、上条は激しく指を動かし口を封じる  
「ああッ!」  
もはやどちらの声ともわからない。そんな二人を見てS上条は言う  
「先にイッた方が負けだぞー」  
その言葉を聞いた美琴と白井は必死に耐える  
 
別に勝ったところで何もないが、正常な思考でない二人の少女は頑張る  
「んッ・・・んんッ!」  
「あッ!あッ!」  
粘る二人に上条は追い討ちをかける  
「頑張ってる君たちにご褒美をあげよう」  
といい、一本だった指を二本に増やす  
その瞬間美琴と白井は仰け反る。美琴は塞いでいた手を離してしまう  
「んんんッ!!あッ!ああッ!だっだめ!声が!」  
白井はそんな美琴の声で耐えられなくなり  
「ひぐッ!んはぁッ!そ、んな・・・お姉様・・・あひィいいいいッ!」  
上条は白井を見て指を止める  
「あーあ、白井の負けだなー」  
いやらしそうな目をしてさらに続ける  
「んじゃ罰ゲームだな。俺のを入れさせていただきまーす」  
白井はハァハァ言いながら  
「待って・・・ください!ハァ・・・  
その・・・まだ疲れて・・・あッ」  
「罰ゲームなんだからこのくらい我慢しなさいっと」  
その瞬間上条が白井を蹂躙する  
「がッ!あぎぃッ!あああああああッ!!」  
「うおっ!これは締まる!」  
「わたくしの、んッ!初めてがっ、ああんッ」  
白井は呆然とする。そして上条は告げる  
「優しく動いて欲しいか?激しく動いて欲しいか?」  
「や、優し・・・あッ!あッ!ああああああッ!」  
「ん?なに?激しくして欲しいって?」  
「ち、違、あああああああんッ!」  
「そうか・・・激しくして欲しいんだな。それそれ」  
「そんな、あああああああッ!ひどいィィィィィ!」  
白井は涙混じりの目で悶えていた  
 
一方美琴は、耐えていた反動で一時休憩していた  
が、それも終わり、上条を見る。しかし白井に夢中である  
ムッときた美琴は上条の背中にそっと抱き付く  
「私には・・・興味ない・・・の?」  
美琴は切なそうに聞く。そんな美琴をみて上条は困った様に  
「あのですねー御坂さん」  
と、一拍おいて  
「上条さんのコレは一つしかないのです」  
当たり前である。というかそもそもこんなシチュエーションがあり得ないので、上条は困っているのだ  
上条の言葉を聞いた美琴はしゅんとした顔をする。さすがに冷たくしすぎたと思い、美琴を抱き締める  
「きゃ!?えっ!?む、胸はだめ!はぁん!」  
「何をいまさら・・・」  
そんなことをしているうちに白井の言葉が聞こえてくる  
「ふわぁッ!ふっ、太くなってますのッ!あぁッ!」  
上条はふと何かを思い付く  
「よし、罰ゲームは終わりだ」  
その言葉に白井は安堵する。しかし上条は続ける  
「今度はこのままもう一回勝負だな」  
「えっ?」  
白井は上条の言葉が理解できなかった。しかし間をおいて把握する  
「そんな!無理ですの!指とコレでは不公平っああんッ!」  
「負けたお前が悪いんだろ?」  
もはや白井に選択権はない。美琴は強引にさっきの体勢に戻される  
そして上条は動き始めた。当り前の如く白井は耐えられず  
「あひぃッ!あッ!あッ!無理です!ひぃ!」  
美琴はいきなりのことに驚き  
「そんなッ!、いきなりッ!あッ!」  
 
だが、どちらが負けるのかなど誰でもわかる。威力が違うのだ。しかし上条もそんなことはわかっている  
「なぁ白井?許して欲しいか?」  
白井は言葉を紡ぐのが精一杯だ  
「はいぃ!許して、あぁッ!」  
上条はニヤッと笑い、  
「じゃあなんでもするって言えよ」  
よく考えれば凄まじく理不尽な要求だ。だが白井にそんなことを考える余裕などない  
「はいぃ!なんでもしますから!んんッ!許して・・・」  
上条はいやらしそうな笑みを浮かべ  
「ならこのままイけよ」  
白井は愕然とする  
「え!?そんな!あッ!あぁッ!あああああああッ!」  
白井はガクッと力が抜けた様に倒れこむ。上条が責めをやめると、白井はベッドでビクビクしている  
目は虚ろになり、よだれがこぼれる。上条はやり過ぎたかな?とか思いつつ、美琴へ攻撃を移す  
そして美琴を蹂躙する  
「えっ?んッ!ちょ、ちょっと、んんッ!いきなりはだめ!ああッ!」  
「さっきまで私、私、言ってたのに勝手だなぁ」  
「そんな!ああッ!待って!」  
美琴の必死の願いは上条に届かない。それどころか激しくしてくる  
「ちょっ!ああッ!やめ、んはぁ!」  
上条はさらに追撃をかける。そっと美琴の耳元に口を近付けて囁く  
「美琴・・・好きだよ」  
美琴は顔が真っ赤になる。もう制御もきかない  
「そんなこと、んッ、んッ・・・言っちゃ、んはッ!らめぇぇぇぇ!!」  
美琴は何も考えられない。でも上条は責めを止めない  
「俺のこと好きじゃないのか?」  
そんな言葉をきいて美琴は涙目になりながら  
「好きに、ああッ!決まってるじゃない!んぐっ!」  
美琴は上条に抱きつきキスをする。二人は幸せそうにしていた  
 
一方白井はそんな二人を見ていた。少し前から回復していたのだ  
しかしそこに恨みや嫉妬はない。ただ二人をみて優しい笑みを浮かべながら  
「これでよかったんですのよね」  
と小さな声で一言  
白井は最初から美琴の幸せしか考えていない。そのためならどんなことでもする  
それが白井黒子と言う人間の生き方だった  
 
 

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