雑居ビルの間にできる死角。  
そこは晴れた昼間にも関わらず、薄暗くジメジメとした空間。  
一般人などは寄り付かぬ、裏の世界の玄関口とも呼べる場所。  
そんな場所に佇む男はため息をついて愚痴をこぼす。  
「何で雑魚殲滅に俺が駆り出されるんだ?」  
いかにも面倒臭そうな口調で、倒れている不良に吐き捨てる。  
その時、背後でやられたフリをしていた不良が襲いかかった。  
「全くよぉ」  
男はポケットに手を突っ込んだまま、襲いかかる不良を地面に叩き付ける。  
特に動いた訳ではない。  
ただ、歪んだ空間が不良を押し付けた様に見えた。  
ぐぁ!っと叫んだ頃に不良の頭は無い。  
「くだらねぇな」  
言いながら男はその場を後にしようとする。  
しかし振り返ると、入り口付近には人影が見える。  
「貴方!そこで何をしていますの!?」  
正面から聞こえてくる少女の声。  
男は頭を掻きながら、  
「まだいたのかよ・・・」そう言って歩き出す。  
「止まりなさい!」  
少女は静止を促すが、男はそれを無視する。  
「何でまた雑魚ってのは次から次へと沸いてくるんだ?」  
男は少しずつ鮮明に見えてくる人影を見て喋る。  
さっさと潰して終わろう。  
 
そう思ってはいたが、そこに立っている少女の腕を見て顔をしかめる。  
男は考えるが、答えを出す前に少女が喋り出す。  
「ジャッジメントです!抵抗するなら容赦はしませんわよ!」  
その言葉を聞いて、疑問が確信へと変わる。  
「意味わかんねぇ。ジャッジメントとアンチスキルは来ない手筈だろ?」  
そう言って男は舌打ちする。  
何やら無線機で返答があったらしく、イレギュラーの様だ。  
男はしばらくやり取りした後、通信相手からの命令は口封じらしい。  
勝手に話が進む状況についていけない少女。  
「何を言っていますの!?」  
男は怪訝な顔をする少女をもう一度見て、  
「常盤台でジャッジメントね・・・」  
ふーん、と男は何かを企む様な顔をする。  
刹那、空間が少女を地面に押さえ付ける。  
な!?と言いながらも、少女はテレポートして形勢を立て直す。  
男は特に驚いた様子も無く、少女の方へ向く。  
「テレポーターか・・・」  
そう呟いた瞬間に、先程の不意打ちではない怒涛の攻撃を浴びせる。  
連続するえげつのない音が少女を蝕む。  
「知ってるぜ?演算が面倒だから余裕が無いと使えないんだろ?」  
そして音が止み、少女は倒れた。  
「な、にが・・・」  
男は少女の意識が飛んだのを確認すると、無線機に向かって  
「始末したぜ。女は粉々にしちまった。」  
続けて  
「他の処理はしとけよ」  
男はそう言って、了解と言う返答と共に無線機を切った。  
 
しばらくして、少女は目を覚ます。  
辺りを見回すと、ホテルのスイートルームらしき場所に見える。  
「ん・・・ここ・・・は・・・?」  
朦朧とする意識の中、何があったのかを思い出そうとする。  
(確か・・・路地裏で・・・)  
しかし、いくら考えても答えが出ない。  
が、その必要は無かった。  
見覚えのある男が喋り出したからだ。  
「やっと起きたか。ちょっと強すぎたかもな」  
少女は少しずつ冷静さを取り戻す。  
どうやら自分はこの男に監禁されているらしい。  
当然手を縛られてはいるが、少女には何の問題もない。  
「貴方・・・わたくしの能力をナメていますの?」  
即座にテレポートを実行しようとする。  
「ああッ!」  
突如凄まじい電流が少女を襲う。  
あまりの衝撃に、演算どころか意識までも飛びそうになる。  
「テレポートを使われると色々面倒だからな。演算出来ないようにさせてもらった」  
男は余裕の表情を浮かべつつ続け、  
「能力を使おうとすると、さっきみたいになるから気を付けろよ」  
鼻で笑ってそうな声にも聞こえた。  
だが少女も大人しくしている筈もなく、  
「わたくしにこんなことをしてただで済むとでも!?」  
それを聞いた男は返答もせぬまま無言で少女の前に立ち、上着を破り脱がせる。  
「あっ!な、何するんですの!?」  
 
予想外の出来事に動揺を隠せない少女。  
そんな焦る少女を見て、ニヤニヤと笑いながら。  
「お嬢様の奴隷って面白そうだろ?」  
なっ!?と驚き、信じられない言葉に背筋が寒くなる。  
「そ、そんな事が許されるとでも!?第一アンチスキルが黙っていませんわ!」  
「残念だが、俺達の組織は学園都市上層部と繋がってるんだよ。だからアンチスキルは動かないぜ」  
少女はそれでも必死に希望を見出だす。  
「お、お姉様だって黙ってはいませんわ」  
「お姉様?」  
「御坂美琴お姉様ですわ!第三位に狙われたくなかったらわたくしを解放なさい!」  
男はそれを聞いて、さらに笑う。  
「なんだお前。ジャッジメントってのは学園都市の上から7人も知らねぇのか?」  
少女は意味不明な言葉にキョトンとする。  
しかし、『あり得ない』と可能性から排除していた事を掘り返す。  
「まさか!ダークマター!?」  
男は疲れた目をして、  
「どいつもこいつも・・・俺には垣根帝督って名前があるんだよ」  
「そ・・・んな・・・第二位だなんて」  
少女は打ちひしがれた。  
無理だった。  
絶対敵わないと思っている人のさらに上。  
実力以前に、立ち向かう気力さえ無くなってしまう。  
逃げ場と希望が無くなり、全てが恐怖と絶望に変わる。  
 
もはや自分に出来ることは強がって威嚇することだけ。  
しかし実際は怖さを紛らわせるための現実逃避に過ぎなかった。  
男の手がお姉様専用と決めていた場所に伸びる。  
「や、止めなさい!」  
「威勢がいいねぇ。でも実は怖いんだろ?」  
そのままスカートを引きちぎられ、下着姿になってしまう。  
だが、少女は強気の表情を緩めない。  
「あ、貴方なんかに責められたって・・・わたくしは堕ちませんのよ!」  
ふーん、と適当な相づちを打ち、バッグから何かを取り出す。  
「これ知ってるか?学園都市製の媚薬なんだけどよ」それを見て少女は驚く。  
(あれは!お姉様に飲ませようとパソコン部品と偽装して買った・・・)  
「なんだ知ってるのか・・・いやらしい女だ」  
「し、知りませんわ!それにそんなもの使った所で何も変わりません!」  
「そうか?じゃあ普通薄めて使うんだが、原液を飲ませてやるよ」  
男はニヤニヤしながら、少女の鼻をつまんでボトルの入り口を口にねじ込む。  
「うむぅ!」  
抵抗はしたが、窒息を免れるためには飲むしかなかった。  
効果は数十秒で表れ、少女は悶え転がる。  
「あああああああッ!」  
「こりゃスゲェ」  
男は珍しく驚く。  
「パンツがびっしょびしょじゃねぇか」  
そう言いながら濡れている部分に触れる。  
「だ、だめッ!ああッ!」  
 
「はぁ!?触っただけでイきやがるだと?あり得ねぇ」  
少女は放心状態になりながら、ガクガクと震えていた。  
屈辱よりも戸惑いの方が大きく、何も考えられなかった。  
「やっぱり科学が進歩し過ぎるのも考えものだな。しかしスゲェな」  
妙に感心する男。  
「こりゃ入れたらどうなるんだろうな」  
その言葉は少女にとって恐怖以外の何ものでもない。  
もはや電流など必要ないくらいに疲弊しきっている。  
「た、助けて・・・」  
祈ることしかできなかった。  
男は恐怖しきった少女を見て満足気に  
「『性奴隷になるから待ってください、ご主人様』だろ?」  
「そ、そんなこと言えるはずが・・・」  
残ったプライドが屈服を嫌がる。  
「往生際が悪いな。さっさと堕ちれば楽なのになっ!」  
語尾と共に少女に肉棒を突き刺す。  
「ああッ!ああッ!ああッ!うあああああッ!!」  
「すげぇな!イきっぱなしじゃねぇか」  
男は暴れまわる少女を見て笑って、抜いた。  
少女は涙を流しながらへたりこむ。  
「あぁ・・・」  
「さて、もう一回やってみるか」  
少女は驚きを隠せない。  
 
少女はもうあの言葉を言うしかなかった。  
「せ、性奴隷になりますから!待ってください!」  
「誰に言ってるんだ?」  
「ご、ご主人様です!」  
男はそれを聞いて、おもむろにズボンのチャックから肉棒を強調する。  
「じゃあ舐めろ」  
少女は一瞬怯んだが、逃げ場が無い以上従うしかない。  
「うむぅ!」  
「ほら1分でイカせろよ」  
「そんぁあ!無理でうぅん!」  
「ん?なんだ入れてほしいのか?」  
少女はそれを聞いて必死に頭を前後に振る。  
「んんッ!んッ!んむぅ!」  
「後30秒〜」  
少女はなけなしの体力を振り絞り、顎がガクガクになろうが振り続ける。  
男は最後のカウントを終えると、ニヤけながら  
「惜しかったな。後ちょっとだったぜ。じゃあ約束通り・・・」  
少女は男が何かを言う前にを叫ぶ。  
「ご主人様ぁ!許して下さい!お願いしますッ!」  
涙混じりで懇願する少女。  
「しょうがねぇな。なら胸で許してやるよ」  
そのまま胸に手を伸ばす。  
乳首に触れた瞬間、少女は跳ね上がる。  
「ああッ!はぁん!」  
陰部程ではないが、凄まじい衝撃が走る。  
「ご主人様ッ!優しくぁあッ!お願いします!」  
男は表情を変えぬまま、こうか?と乳首を強く捻る。  
ひぃぃ!と甲高い声と共に、少女は絶頂を迎えた。  
 
既に少女の身体と心は男にコントロールされていた。  
「今度は俺をイカせるまでしゃぶれよ」  
抵抗などは念頭にすら無く、肉棒をくわえる。  
卑猥な音をたてながら必死な少女。  
しばらくして、  
「おっ!イクぞ!全部飲めよ!」  
そう言った瞬間、ドクッ!という音で少女の口内は満たされた。  
辛うじて全て飲み干した後は、うつ伏せに倒れ込んでしまった。  
「今日はこのくらいにしといてやるよ」  
そして少女の長い一日が終わった。  
 
2日後・・・  
御坂美琴は後輩を探していた。  
「黒子のやつ、どこいってんのよもう。連絡しても繋がんないし」  
今日も仕方無く寮に帰ると、寮監が出てくる。  
「白井はまだ見つからないのか?」  
「はい・・・大丈夫だとは思うんですけど」  
「アンチスキルにも捜査して貰っている。直に見付かるとは思うんだがな」  
「そうですね。黒子のやつ・・・どこで何やってんだか・・・」  
 
その頃、とあるホテルの一室では  
「あぁん!ご主人様ぁ!んはっ!しゅごい!」  
「ほらもっと腰を振らないと止めちまうぞ」  
「そんなぁ!あひぃ!止めないで下さいませ!」  
「じゃあよぉ、止めないでやるからその『お姉様』ってのも呼べよ」  
「はいぃ!ご主人様ぁ!あああッ!」  
少女は完全に堕ちていた。  
もう表の世界に戻ることもできぬ程、深く深く・・・  
 

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