「あんっ、ダ、ダメッ! そんなところ、拡げるなぁーっ!」  
 くぱぁーと肉ビラが左右に開くと、フレッシュピンクの媚粘膜が惜しげもなく露出され、  
世界でひとつだけの可憐な肉の花が咲き誇った。雌しべから溢れる甘い芳香を放つとろり  
とした粘液のせいで、その花弁をべっとりと淫らに濡れていた。  
 さすがは学園都市でも七人しかいない超能力者だ。これほどに美しいオマンコには、そ  
う簡単にはお目にかかる事はできないだろう。  
「ひゃぁあっ! そ、そこは! あっあっあ……っ、はあああっ!」  
 包皮の上からクリトリスを刺激されてしまった美琴は、羞恥のあまり両手で顔を覆い隠  
した。こんなにじっくりと一番恥ずかしい場所を観賞されてしまうのは、生まれて初めて  
の経験なのだから仕方がない。イヤイヤとお尻を振って抵抗してみても、逆に上条を悦ば  
せるだけだった。   
「後から後からどんどんエッチな蜜が出てくるぞ。センセーはここが大好きだからなー」  
「あんっ、もうバカーッ! いやぁっ、あっ、あっ、うう……っ、くひぃぃぃっ!」  
 美琴はクリトリスに弱かった。もう冗談抜きでトコトン弱かったのだ。  
(ああっ! そんな、あっ! あっ! そこっ、そこっ、んんっ、き、気持ちいいぃ  
ぃ!)  
 口ではいやだのダメだの言いつつも、実際にはそれほど嫌がっている訳ではない美琴セ  
ンセーだった。もし本当にいやなら電撃をぶっばなすなどして、逃げる方法などいくらで  
もあるのだ。なのにたいした抵抗も見せずに、素直に秘部への愛撫を受け入れている事が  
何よりの証拠だった。  
 コリコリと指腹で摩擦を受けていた淫核の包皮がひん捲られ、愛らしい肉真珠が外気に  
晒されピクピクとひくつく。そして次の瞬間、それは上条の口腔内に含まれた。  
「んん…………っ!! くうっ、ひやあぁぁっっ!」  
 美琴は、悲鳴のような嬌声を張り上げた。ただでさえ敏感なクリトリスを咥えられてし  
まい、腰は砕けてもうメロメロになってしまう。しかも肉真珠は、上条の口内で舐め回さ  
れたり吸引されたりと散々に弄ばれてしまい、挙句の果てには甘く歯まで立てられてしま  
った。  
「やぁんっ! あっあっあっ! はぁはぁ、あ……っ、くうっっ!、あっあっ、あああっ  
っ!」  
 美琴は何時しか羞恥を忘れ、完全に行為に没頭していた。膣口から噴出す透明だった粘  
液は次第に白く濁り、股をおっぴろげた恥ずかしい格好のまま痺れる足の爪先をキューっ  
と丸め、その発展途上の肢体を小刻みに痙攣させた。  
「ええっ! ちょ、ちょっと、そんなの飲んだら、汚いからダメだってっ!! ううっ、  
はあぁぁっ!!」  
 上条が膣口にぶちゅりとキスをすると、ズズーと溢れる愛蜜を吸引してきたのだ。  
「これが御坂タンの味か……いやいや、マジ美味いな……御坂タンのこれ癖になりそうだ  
わ……」  
「やぁんっ! み、御坂タン、言うなぁぁーっ! それに、そんなもん飲むなぁぁー  
っ!」  
 キュッキュッと可愛いお尻の穴を何度も萎ませながら、美琴は官能の暴風を耐え忍んで  
ピクピクと腹筋を震わせる。苦しい姿勢なので頭に血が昇り、熱く茹であがって思考は散  
漫となる。全身から噴出してきた玉の汗が、幼い裸体を蠱惑に包み込んでいった。  
(あああっ、そ、そんな! 膣内に、し、舌が入って……にゅるにゅるって……こ、こん  
なに、恥ずかしいことされてるのに、私って悦んじゃってるよぉーっ! ダ、ダメッ!   
もう我慢できないぃぃぃっ!)  
 奥底で燻っていた情欲の炎が火柱となって、美琴の満身を焼き尽くさんばかりに燃え拡  
がった。網膜にチカチカと瞬く閃光。キーンと高温の耳鳴りとともに、前髪から膨大な高  
圧電流が放電する。許容量を遥かにオーバーして溜め込まれた欲求が、今まさに開放さよ  
うとしていた。  
 そして、上条の舌が柔膣の中で踊るように攪拌された刹那、美琴は深い絶頂の高波に押  
し流された。  
 
「あっあっあああっ! ひゃぁぁぁっっ!!!」  
 美琴は両手を拡げてシーツを掻き毟りながら、尿道口から噴水のように潮を噴かせた。  
同時に無意識の内に雷撃の槍が、上条に目掛けて放たれた。  
 直撃かと思われた刹那、上条は咄嗟に右手をかざして、数十億ボルトに達する雷撃をあ  
っけなく吹き飛ばした。  
 幻想殺し。  
 上条の右手は、あらゆる異能の力を打ち消す事が可能なのだ。美琴の電撃とてその例外  
ではない。  
「あ、あっぶねーっ! 今のはマジでやばかった! 美琴さん、イクときはちゃんと言っ  
てくれないと、危ないですから」  
 かなり間一髪だったようで、上条は涙目になっている。  
「はぁはぁはぁ……ご、ごめんなさい……」  
 素直に謝る美琴。  
「いや、まぁ、いいんだけど。次からはちゃんと言って貰わないと、死んじゃうかもしれ  
ないからな……」  
 美琴はエクスタシーに達する時、無意識に電撃を放出する癖があるのだ。上条が相手で  
なければ、おそらく死人が出るかもしれない危険な癖だった。この癖を直したいとは本人  
も思っているのだが、絶頂寸前になると頭の中が真っ白に染まり、もうどうしようもない  
のが現状だった。  
 美琴は、大の字になってベットに仰向けになった。おかしな体勢をしたものだから、少  
し首のあたりが痛かったりする。でも、最高に気持ち良かった。実はここだけの話だが、  
美琴は無理矢理されたり少しぐらい乱暴に扱われたりした方が、逆に嬉しかったり気持ち  
良かったりするのだ。このお嬢様は、多分にマゾの素質を秘めているのだった。この素質  
が完全に開花するのは、また別の話となる。  
(嘘……オシッコみたいな物まで出して悦んじゃったよ……こんなの、いやらしい女の子  
だって、絶対に思われちゃってるよ……)  
 潮を噴くほど気持ちよくなったのは、今日が初めての経験だった。まんぐり返しのよう  
ないやらしい格好を無理矢理させられ、美琴は今までにしたセックスよりも遥かに興奮し  
ていたのだ。   
「そう言えば初めて生で入れるよな。今日は美琴の膣内にいっぱい出すから、覚悟しとい  
てくれよ」  
「ちょっと、ま、待って……今はまだイッたばっかだから、お、お願い……もうちょっと  
だけ、休ませて……って、アンタ何でもう入れようとしてんのよ! 無視すんなやこら  
ぁーっ!」  
 美琴の切羽詰った懇願を完全に無視され、両脚を蛙のようにがばっと開脚させられると、  
白濁でべっとり汚れた膣口に亀頭が宛がわれた。刹那、ペニスは膣内へと挿入された。  
「は、入ってくる……ああっ! あっあっ、あああっ!」  
 幼い膣口は限界まで拡張され、加熱した巨大な肉塊を静かに飲み込んでいく。歯を食い  
しばりながら久しぶりのペニスの挿入を受け入れた美琴は、上条を非難するような余裕な  
どもう何処にもなかった。まるで失った自分の一部が胎内に戻ってくるような錯覚を覚え、  
感動にも似た心境から自然に涙が零れそうになった。  
 そして、ついに逞しすぎる肉棒は、美琴の膣内に根元までピタリと収納された。  
「ああっ……全部入ったぞ。ああ、すげー気持ちい。やっぱ生でするのは全然違うな。美  
琴の膣内、めちゃくちゃ気持ちいいよ」  
 それは美琴も同感だった。コンドームを付けてするのと生とでは、全然感じ方が違った。  
もちろん生の方が断然気持ちいいのだ。直に上条の体温を感じることができるし、ペニス  
の凸凹の部分を膣内でリアルに感じることができるのが、不思議な事に何故か幸せだった。  
「い、いっぱい……お、お腹の中が、いっぱいになってる……」  
 一度、潮を噴いてまで絶頂した美琴の膣内は異常なまでに敏感になっており、ただ挿入  
されているだけで背筋に暴力的な快美感が駆け抜けていく。  
 
 上条の顔が無言のまま近づいて来た。挿入直後で放心状態の美琴は、そのままむちゅー  
と唇を奪われてしまった。口内で二匹の朱舌は肉の交歓を繰り返す。まるでお互いを搾り  
合うようにして、激しく荒々しくねっとりと肉のダンスを踊り続けた。  
 美琴は、繋がったままするキスが大好きだった。乱暴に口内を蹂躙されたり、顔中をベ  
トベトに唾液で汚されてしまうと、もう失禁しそうなほど興奮してしまうのだ。  
「んんっ! ちゅっ、ちゅっ、んっんっ、れろれろ、ちゅぱぁ、ちゅちゅちゅーっ、れろ  
れろ」  
 注ぎこまれてくる唾液を夢中になって嚥下しても、それだけでは全然物足りない。今度  
は美琴の方から上条の口内に舌を挿入して、熱い唾液のおかわりのおねだりした。膣内で  
熱い鼓動を感じながらするキスの味は、やはり格別だった。  
(ヤバイ、このキス気持ち良すぎる……お腹の中がじんじんして、すっごく熱くなってる  
……あああっ、もう、こんなのおかしくなっちゃうよ! は、早くして! お願いだから  
早く動いてっ!)  
 膣奥に押し付けられたペニスは、まるでこちらを焦らすように嘲笑うようにして、うん  
ともすんとも動かない。次第にヒリヒリと焼けつくような疼きが子宮に蔓延していき、美  
琴は浸透してくる肉悦を堪えきれず、  
「はぁはぁ、お、お願い……動いて……動いて……」  
 押し殺すような切ない声で懇願した。  
「動いて欲しかったら、『私のオマンコをご主人様のオチンポでズボズボして、妊娠させ  
てください!』っておねだりしてみな」  
(この、くそぼけがぁぁーっ! 調子に乗りやがって!!)  
「どうしたの? 言わないと動かないぞ?」  
 とんでもなく恥ずかしい言葉を強要され怒り心頭の美琴だったが、子宮の疼きは更に増  
す一方、もはや考えている余裕などどこにもなかった。  
「わかった! い、言うから……」  
「ほー、なら言ってみな」  
(アンタ……後で覚えてなさいよ……)  
 どす黒い殺意を胸に秘め、美琴は死にたくなるような恥ずかしい言葉を口にした。  
「私の、オオオ、オマ……コを、ご主人様の……オ……ポで、ズボズボして、……させて  
ください……」  
「えっ、なに? そんなんじゃ、全然聞こえないぞ?」  
(絶対に後で殺すから覚悟しときなさいよ!)  
 美琴は、もうどうにでもなれとばかりに開き直った。  
「私のオマンコをご主人様のオチンポでズボズボして妊娠させてくださいっっ!!」  
「美琴はいやらしい女の子だな。わかった、それじゃー美琴が望むようにしてあげるから  
な」  
 ついに抽送が始まり、ぶっとい肉棒がズボズボと幼い膣道を摩擦した。  
「あんっ! あっあっ、あんっ! はぁはぁはぁ、んん……っ! あんっ! あんっ!」  
 待ちに待っていた魅惑の激感に、美琴は健康的でスレンダーな裸体を大きく弾ませなが  
ら、子猫のような可愛い声で鳴いて悶えた。女の悦びに無条件に翻弄されるその姿は、中  
学生らしからぬ妖艶な色気すら漂わせていた。  
「そ、そこ、ああっ! き、気持ちいいぃー! あんっ! そこもっ! あっあっあっ!  
 はぁん、はぁはぁ、あんっあんっ! き、気持ちいいよぉーっ!」  
 上条の腰の動きは、単調な抜き差しだけではない。優しく三度四度浅く出し入れしてか  
ら、一度強く深く突き入れる緩急織り交ぜた巧みなピストン運動だった。しかも、念話能  
力でも持っているのかと思わせるほどに、美琴が刺激して欲しい部分に亀頭がピンポイン  
トでヒットしてくるのだ。これには電撃使いの少女も居ても立ってもいられず、もう我を  
忘れて発展途上の肢体をエッチによがらせるしかなかった。  
(ア、アンタなんでこんなに上手くなってんの?? こんなの気持ち良すぎて、すぐに、  
イ、イっちゃうよぉーっ!)  
 
 決して揺れる事のない控えめなふたつの果実がムギューと鷲掴みにされ、挙句に先端の  
痛いほどに尖った桃色の宝石をキューっと強く摘まれてしまう美琴。  
「んん……っ! くぅひぃぃぃっっ!」  
 腰の前後の運動に合わせて汗でしっとりと濡れた僅かな胸の膨らみを揉み込まれ、美琴  
は未成熟な裸体をプルプルと捩じらせながら、艶やかな息遣いで悦楽の音色を奏でた。  
 久しぶりのセックスなので身体がものすごく昂ぶっているのに加え、初めての膣内射精  
への期待感から、美琴は初体験の時以上に興奮しているのだった。絶え間ない打撃にさら  
された子宮が妖しく痺れると、炎のように激しいパトスが脊髄に迸り脳髄を直撃した。  
「はぁはぁはぁ、気持ちいい。すっげー気持ちいいぞ美琴、はぁ、はぁ、あああっ!」  
 茹だった牝穴は、まるで意思に目覚めたかのようにペニスに食らいつき、ねっとりと捻  
るような肉圧力を加えた。結合部からは、ドロドロの白濁の粘液がペニスの出し入れのた  
びに外に溢れ、互いの生殖器はおろか美琴の可憐なアナルにまでもう垂れ流しの状態だ。  
「あんっ! あっあっあっ! はぁはぁ、はううっ! はぁん、ギュってしてぇ! どっ  
かに飛んでっちゃうから、お願い、ギューってしてぇーーっ!」  
 上条ががばっと折り重なってきて、お互いの汗ばむ身体は密着された。火傷しそうなほ  
どに熱い肌の感触を確かめながら、美琴は四肢を上条の身体に巻きつける。そして、切な  
い想いの限り狂おしいほどに抱きしめた。  
(ああ……ギュって……温かくて重くて、すごい幸せ……あああっ! そ、そんなことし  
たらっ! が、我慢できなくなっちゃう!)  
 上条のピストン運動に捻りが加わり、楕円を描くように膣奥を掻き回されてしまう。ブ  
チュブチュと淫靡な水音と共に、美琴の可愛い喘ぎ声が部屋いっぱいに木霊した。  
「あんっ! はぁんっ! はぁはぁ、やんっ、も、もうダメッ! イ、イっちゃうっ!   
イっちゃうよーっ!」  
 美琴の前髪からバチバチと青白い火花が迸る。  
「俺ももうすぐだから、もうちょっとだけ我慢してくれ! 一緒にイこう、美琴!」  
 再度むちゅーと唇を塞がれてしまう美琴。我慢しろと言われても、もう身体は限界寸前  
まで追い詰められており、奥底で竜巻のように吹き荒れる肉悦の瀑布が、体外に放出され  
る瞬間を今か今かと待ち望んでいるのだ。  
 仕方なく美琴は下腹部に力を込め無理矢理に絶頂を抑制しようとするが、かえって杭の  
ように打ち込まれてくる快感は増大してしまった。我慢しようとすればするほどに、内奥  
の理性の鎖で繋がれた淫悦の獣は、大暴れで抵抗してくるのだ。  
「むちゅーっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅぴ、んっんっ! れろれろ、んっんっんん……っ!  
 ちゅちゅーっ」  
 ツンツン頭に手を差し入れ力いっぱい自分に引き寄せながら、美琴は上条の唇を無我夢  
中になって吸引した。そうすることで愉悦のフルコースを堪えようとするのだが、それも  
無駄な努力でしかなかった。  
 美琴は唇を離して、茶色の短髪を振り回ながら、  
「む、無理ーっ、もう無理だからぁーっ! お、お願いぃーっ! もう、イかせてぇー  
っ! イキたいっ、イキたいのぉーっ!!」  
 涙を流しながら懇願した。  
「わかった。もう我慢しなくていいぞ! 俺もすぐにイクからっ、美琴も我慢しないでイ  
っていいぞっ!」  
 美琴の前髪に上条の右手がそっと置かれると、バチバチと帯電していた高圧電流が嘘の  
ように掻き消えた。  
 漸くお許しを得た美琴は、溜に溜めた欲求を洗いざらい開放した。それは、圧倒的なま  
での爽快感。  
 蕩ける膣道を抉るペニスの出入りが更に加速して、火花が散るほど高速で膣奥を攪拌さ  
れた刹那、美琴は天に昇天するほどのオーガズムの彼方へと押し上げられた。  
「ああっっ! ああああっ! イクッ、イクーッ! イ、イっちゃうよぉーーっっ!」  
 
「お、俺もっ! 出すぞっー! 膣内に全部出すぞーーっ!!」  
 どぴゅっ! どぴゅぴゅッ! ぶちゅぶちゅちゅちゅっっ!!  
 爆ぜたペニスから大量の白濁が膣内で射精された。蠕動する膣肉がポンプの役割を果た  
し、新鮮な子種汁が子宮内に次々に送り込まれてくる事を知覚しながら、美琴は満身を痙  
攣させた。  
「あっあっあああ……っ!! で、出てるっ、あ、熱いのがいっぱい出てるぅ……お、お  
腹いっぱいに……」  
 美琴は初体験の膣内射精を、その身で必死になって受け止めた。それは、本能を呼び覚  
ますような絶対的な快感。こんな気絶してしまいそうな絶頂感は、今まで一度も経験した  
事がなかった。欠けていたパズルのピースがガションと嵌るこの感覚。私が求めていたも  
のはこれだったのだ、と美琴は膣内射精の素晴らしさをはっきりと認識した。  
「膣内に出すの、気持ちいい……はぁ、はぁ、はぁ、美琴……大丈夫か?」  
 得がたい酔い潰れるような至福感に、美琴は恍惚の表情で双眸を虚空に漂わせていた。  
(無理……もう頭の中真っ白で、何も考えられないから……膣内出しがこんなに気持ち良  
かったなんて……これだった、もっと早くにして貰うんだった……ヤバイ、これ癖になっ  
ちゃうかもしんない……)  
「美琴、これだけじゃー終わらないぞ。これからが本番だからな」  
(……えっ!! ちょ、今、何て言ったの? まだ、するって……??)  
 美琴は繋がったまま身体を持ち抱えられ、そのまま対面座位の格好になった。この体位  
だと体重が掛る為、肉棒が更に奥へと挿入されてしまうのだ。  
「くうぅっ! ちょっと待って、もう本当に今は無理だから……す、少し休憩してからし  
よっ」  
「大丈夫だって。頑張ったらできるよ。ほらっ、好きに動いてみな」  
 そう言って上条は後ろに寝転がり、美琴が上に跨った騎乗位の体位になった。  
(だから無理つってんでしょうがーっ! 今の私はものすっごい事になってんのよぉー!  
 男のアンタに私の気持ちがわかるのかぁーっ! だいたいアンタいったいどんだけ絶倫  
なのよ!)  
「どうしたんだ? 動いていいんだぞ?」  
「だ、だから、今は無理だって、はううっ、あああっ! くひいぃぃっっ!」  
 突然、ズドンと腰を突かれて子宮が跳ね上がり、美琴は泣きそうな嬌声を張り上げた。  
「ん? センセー何か言いましたか?」  
 更にもう一度ズドンとペニスが突き上げられた。  
「ひゃああっっ! ダ、ダメだって、言ってるのに……あっあっああ……っ!」  
「ほーら、ほーら、いやー、センセーの膣内は本当に気持ちいいなー」  
(コ、コイツわざとやってやがるなーっ! この体位だと一番奥に当たるから、もう頭お  
かしくなっちゃうほど気持ちいいのに!)  
 ズンズンと繰り返して肉棒を突っ込まれた美琴は、上条の腹に両手を置いて幼い肢体を  
ビクンビクンと震わせた。  
「んんっ! あんっあんっ、はぁんっ! やっ! はぁはぁはぁ、あっ、ああん……っ!  
 当たってるっ! 奥に、奥に、あ、当たってるーっ! んんっ、き、気持ちいぃぃー  
っ!」  
 好き放題されている内に淫悦の獣が息を吹き返し、無防備な中学生の肢体に襲い掛かっ  
た。それは、全身の血液が沸騰してしまうかのような激感。圧倒的な快感に塗りつぶされ  
てしまった美琴は、突き上げられるペニスに合わせて身体を上下に躍動させた。  
「おおっ! ど、どうしたの、いきなり激しくなっちゃって……あっあああっ!」  
 ただ快感だけ貪るエッチな騎乗者がそこにいた。  
 普段の勝気な表情は何処にもなく、涙と涎をたらして発情しきった牝の素顔を曝け出し、  
美琴は愛らしい桃尻を卑猥に動かし続けた。  
(うそっ! うそっ! き、気持ち良すぎるっ! すごい、すごいっ! 気持ち良すぎて、  
お尻が止まんないよぉーっ!)  
 
 尻肉と腰が激しくぶつかり合い、パァーンパァーンと子気味いい衝突音が部屋に鳴り響  
いた。絶えず肉槍が出入りする牝穴からは、ブシューブシューとブレンドされた精液が噴  
出し、周囲に無数の飛沫が舞い散った。  
「あっあっ、あんっ! ヤ、ヤダッ! もう、イ、イっちゃうっ! はぁはぁ、ああ……  
っ! イ、イっちゃうぅぅーっ!」  
 一瞬、弧を描く様に背筋を反らしたかと思うと、美琴は上条の身体に覆いかぶさりその  
体勢のまま尻を弾ませ、ただひたすら貪欲に灼熱の肉塊を求めた。ゴリゴリと膣奥の一番  
気持ちのいい部分にカウパーを垂らす亀頭を突き当てると、もう狂ってしまいそうになる  
ほど感じてしまうのだ。  
「俺もイキそうだ! ま、また一緒にイこうっ! 膣内に出すからっ! 全部、美琴の膣  
内に出すからなっっ!!」  
 上条は美琴をギュっと抱きしめ、容赦のない高速ピストンを小刻みな痙攣を繰り返す柔  
膣に叩き込んだ。  
「出してぇー! と、当麻の精子、ほ、欲しいぃのぉぉーっ! 膣内に、膣内にいっぱい  
出してぇーっ!」  
 美琴は、たった一度で病み付きになってしまった膣内射精への欲求を露にした。前髪か  
らは、再び危険な蒼の燐光がバチバチと瞬き始めていた。  
 狂おしいほどに抱きしめ合い、唇を重ね合いながら、美琴は激しすぎるほど淫乱にエッ  
チなロディオを踊り続けた。そして、渾身の力が篭った一撃が子宮口に突き刺さった刹那、  
ペニスは爆ぜた。  
 ぶちゅぶちゅっ! どぴゅぴゅうぴゅ! ずぴゅぶちゅぶちゅぶちゅうぅっっ!!  
「あああっ! で、出るっ! うううっ!!」  
 上条の腰を動きがピタリと止まり、滾ったザーメンシャワーが子宮に目掛けて射精され  
た。もちろんその瞬間、上条の右手は美琴の頭に添えられおり、危険な蒼の燐光はそのま  
ま消失していた。  
「あっああっ! あああーーっ!! イグッ! イグゥーッ! イグゥゥーーッ!!」  
 二度目の膣内射精も想像を絶する快感だった。美琴は身体を震わせプシューと何度も潮  
を吹かせながら、めくるめくエクスタシーの奔流に飲み込まれた。  
(ああ……き、気持ちいいよ……何でこんなに気持ちいいの……ああっ! 嘘っ、そんな、  
絶対にダメだって! いや、いや! オ、オシッコ、漏れちゃう!)  
 耐え切れない尿意に晒された美琴は、なんとか我慢しようと頑張ってみるが、もはやそ  
んな体力はどこにも残っておらず、上条の上で潮と一緒に黄金水を漏らしてしまった。  
「あああっ! そ、そんな……と、止まって! 止まって! あああ……そ、そんな……  
ああぁぁ……」  
「えっ! まさか美琴、ああっ、温かいな……」  
 美琴の膀胱が空になるまで、オシッコが止まることはなかった。  
 
 
「いやーまさかセンセーがお漏らししちゃうくらい気持ちよくなってくれるなんて、上条  
さんは男冥利に尽きますなー」  
「ブクブクブクブク……」  
 エッチの後、ふたりは寄り添って一緒にお風呂に入っていた。  
 さっきからずっと上条からオシッコの件でチクチクと苛められている美琴は、真っ赤に  
染めた顔を湯船の中に半分まで沈めている。  
(くそぉぉぉーっ! 何で私がこんな目に……だいたい元はと言えば全部アンタのせいじ  
ゃないっ!)  
 一生の不覚だった。ちゃんとエッチをする前にオシッコをしていればこんな失態はなか  
ったのに、と美琴は激しく自分を呪った。  
「ほら、ほら、気持ちよかったって正直に言っちゃいなよ」  
「ブクブクブクブク……」  
 
 上条の言葉攻めは、まだまだ続く。  
 でも、実際の問題、実に腹が立つ話だが、気持ちが良かったのは事実だった。はっきり  
言って美琴は、膣内射精を完全に舐めていた。まさかこれほど気持ちいいものだったとは、  
夢にも思っていなかったのだ。今でも新鮮な子種汁で満タンに膨れ上がった子宮は、キュ  
ンキュンと悦んで蠢動していた。  
「しかし、まーなんつーかあれだね。前々から思ってたんだけど、お前って結構感じやす  
い体質だよな。ほら、初めての時だって――」  
「だぁーーっ! もぉーわかったわよ、このボンクラがぁぁぁぁぁぁ!!」  
 ついに切れた美琴は湯船から這い出ると、びしっと上条に指を突きつけて、  
「アンタも私にオシッコかけなさいよっ!」  
 とんでもない発言を放った。  
「ええっ! ちょ、ちょっと御坂さん」  
「何よっ! 何か文句でもあんの! その代わりアンタが私にオシッコかけたら、これで  
貸し借りなしだかんねっ!」  
 そう言って美琴は、タイルの上にぺたんと座り込む。  
「いやいや、センセー、上条さんはそんなアブノーマルな世界に脚を踏み入れようだなん  
て、これっぽっちも思ったことなんかありませんよ!」  
「うっさいっ! 私がいいって言ってんだから、さっさとやんなさいよっ!」  
「ほ、本当にいいのか……?」  
「……い、いいわよ。いいに決まってんでしょっ!」  
 もう完全にヤケクソになっていた美琴だったが、少しだけ冷静になってみると、これは  
ちょっとやっちまったかなー、と思わないでもなかった。だが、自分から言っておいて今  
更、「やっぱりやめる」とも言い出せず、もはや観念するしかないのが現状だった。  
「わかった。お前がそこまで言うんだったらオシッコかけるよ」  
 上条は、立ち上がってペニスを美琴の顔面に向けた。  
(ちょ、アンタまさか、顔にかけるつもりなのっ! それはないでしょ、普通は身体にか  
けるもんでしょうがっ!)  
 想いは言葉にしなければ決して通じない残酷な現実がそこにあった。そして、プシャー  
と亀頭の先端から弧を描いて、黄金水が美琴の顔面へと降り注いだ。   
「きゃぁぁっっ!!」  
 驚きのあまり美琴は悲鳴を上げてしまったが、すぐに瞳と口を閉じて顔面シャワーをた  
だ茫然と受け止めた。  
(ああぁぁ……何なのこれは……まだエッチだって数えるほどしかしてないのに、何でこ  
んなレベルの高いプレイを私はしてるのかしら……)  
 ふつふつとそんな疑問が沸いてくるが、まぁこれはこれでしょうがないか、と何処かで  
諦念してしまっている自分がいる事に、美琴は驚きを隠せなかった。女として、いや、人  
としてこんな屈辱的な行為を受けながらも怒りを感じずに、むしろ安らぎのようなものを  
感じてしまっている自分は、はっきり言ってヤバイ、とかなり凹んだりもした。  
(つーか、何時まで出してんのよっ! 長すぎだっつーのよ!)  
 最後の一滴までオシッコを出し切った上条は、フーと息をついた。  
 オシッコ塗れになった美琴は、ギロリと上条に視線を向ける。  
「な、何だよ。お前がやれつったんだぞっ!」  
「そんなの、わかってるわよ……フン」  
 そう言って美琴は、上条のペニスを握り締めた。  
「えっ、ちょ、あああっ!」  
(毒を食うなら皿までよね……)  
 結局、恋愛なんて好きになったほうが果てしなく負けなのだ、とそう結論付けた美琴は、  
小便で濡れたペニスを口内に頬張った。  
 初めてのフェラチオは、苦い味がした。  
 
 
 終わり  
 

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