(ああぁぁ……また、イっちゃったよ……ああっ! そ、そんな……いっぱい飲まれてる  
よ……は、恥ずかしい……)   
 上条はズズズーと下品な音を立てながら、膣口から直接、美琴の濃厚なラブジュースを  
飲み込んでいく。そして、再度しつこく執拗に絶頂したばかりの敏感なオマンコに舌を這  
わせてお掃除してから、  
「ぷはぁぁぁ……はぁ……はぁ……、まーた、いっぱい出しちゃったな。すっげー美味し  
かったぞ、美琴」  
 と、馬鹿な事をほざいてきた。  
「ああぁぁ……バ、バカ……」  
 野外なのに大声を出して絶頂してしまった挙句に、上条に恥ずかしい秘蜜をたらふく飲  
まれてしまった羞恥のあまり、美琴は消えてなくなってしまいたい心境に囚われた。  
「美琴、したい……」  
 ドッキーンと美琴の中で鼓動が打ち鳴らされる。  
「こここ、これ以上はダメッ! 続きは家に帰ってからにしよ。ねっ、そうしよっ」   
 舐められただけでこんなにも乱れてしまうのに、こんなところでエッチなんかしてしま  
えば、もう取り返しがつかない事になってしまうのは明白だ。それに、これまででも充分  
に変態なのに、ここで最後の一線を越えてしまえば、もう正真正銘の変態の道に一直線だ  
った。ただ、ちょっとだけ名残惜しいとか思ってしまう自分が、無性に情けない美琴だっ  
た。  
「でも、我慢できないよ。今ココでしたい」  
「ええっ?! そ、そんな……本当にダメなんだから。外では絶対にムリなの……」  
「うーん」  
 難しい顔で考え込む上条。  
「本当にダメ?」  
 美琴は危うく、「ダメじゃない」と言ってしまいそうになった。  
「わかった。それじゃあ、エッチはしないけど、その代わり口でするって事でいいっす  
か?」  
「く、口でっ! アンタ……なんで家まで待てないの?」  
 ちょっと飽きれ気味に美琴が言った。  
「上条はもう我慢できないです! お願いしますセンセー、このとーりでございますか  
ら!」  
 上条と付き合い始めて少しは男の子の性癖を知るようにはなっていたので、美琴はちょ  
っとだけ可哀想な気持ちにもなってくる。それに、目の前で彼氏に拝むように頭を下げら  
れては、彼女としてはかなり断り辛いし、こんなに熱烈に求められて嬉しくないと言えば  
嘘にもなった。  
「わかった、口でしてあげる……でも、絶対に口だけだかんね! それ以上は絶対にダメ  
なんだからっ!」  
「ありがとう、美琴! わかってるから安心しなって」  
(ああぁぁ……結局こうなってしまうのか……。こうなったら、誰かに見つかる前に早く  
終わらせないと。つーか、口でした事なんかほとんどないんだけど、大丈夫かな……。一  
応、練習はちゃんとしてたんだけど……)  
 一度、勢いで上条のペニスを咥えてみた事はあったのだが、それ以後はどうしても勇気  
が出ない、と言うか、とんでもなく恥ずかしい、と言うか、口でするのはちょっとした抵  
抗感がある美琴だった。はっきり言うと、フェラチオは苦手なのだ。  
 しかし、ニコニコと嬉しそうな顔をしている上条の顔を見ると、これはもうしない訳に  
はいかないようだった。美琴は嘆息して快感が燻る痺れる身体を動かし上条の股間の前に  
跪くと、ズボンのジッパーを下げパンツの中から勃起したペニスを取り出した。  
 
(うわっ、す、すっごい、何時見ても当麻のコレっておっきいな……。これが私の膣内に  
入ってるんだよね? そりゃー、気持ちいい訳だわ……)  
 極太の肉幹を優しく握りながら美琴はそんな事を考えていた。亀頭の先端からは、既に  
粘り気のある透明な粘液がジワジワと溢れている。これは、精子ではなくカウパー液と言  
うらしい。ちょっとだけ気になったので、以前に隠れてネットで調べてみたのだ。彼女も  
色々と好奇心旺盛な年頃なのだ。  
「どうしたの? そんなじっと見てないで、早く舐めてくださいよ」  
「わっ、わかってるわよ!」  
 美琴は、勇気を出して亀頭にペロペロと舌を這わせた。舐め取ったカウパー液が、お口  
の中で泡となって溶けていく。味はまったくしない無味無臭。なのに何故なのだろうか。  
エッチな味が口内に拡散し、頭の芯が沸騰するように火照りだしてきた。  
「れろれろ、ちゅっ、ちゅっ、ぺろぺろ、むちゅ……」  
 美琴の舌使いは、実に丁寧で教科書どおりの優等生だった。優しく肉竿を扱きながら舌  
腹で螺旋を描くように亀頭を舐め回しては、舌先でチロチロと尿道口を穿り出す。いきり  
立った肉棒は、力強い脈動を打ちながら更に硬く更に大きく膨張し、ビクッビクッと暴れ  
るように悦んで飛び跳ねた。  
「ああっ、いいっ! すっげー、上手いぞ! 美琴」  
 上条にフェラチオを誉められ、何だかちょっとだけ誇らしい美琴だった。これもネット  
で自習し、バナナで予行演習までしていた成果だろう。  
「むちゅちゅー、ペロペロ、ぬりゅ、ふぁあ……はふっ、んんっ、れろんれろん」  
 気をよくした美琴の口淫はより大胆なものへと変化を見せ、肉竿の付け根から亀頭の天  
辺までペニス全体を、まるでアイスを舐めるかのように繰り返してしゃぶり尽くした。  
「ちょ、お前、何処でこんなの覚えたんだ? はぁはぁ、ううっ!」  
「れろれろ、ちゅぴっ、独学よ……、れろん、ペロペロ、ぴちゅ」  
 上目遣いで上条の気持ちよさそうな顔を見ていると、美琴は母性本能を擽られて胸が温  
かくなってくる。もっといっぱい上条を気持ちよくしてあげたい、と奉仕の心が呼び覚ま  
された。  
(外なのに、誰かに見つかっちゃうかもしれないのに……おちんちん舐めてると、すっご  
いエッチな気分になってくるよ……)  
 幼い子宮が、欲しい欲しい、とピクピクとひきつけを起こし、もういてもたってもいら  
れない。美琴は凹んだ肉キノコの傘の部分に舌を這わせ、こびり付いた恥后を削ぎ取り口  
内に含んだ。お口の中でいっぱいに拡がるその不思議な味は、経験の少ない女子中学生を  
淫乱な牝に変える媚薬そのものだった。  
「はむっ、ちゅちゅちゅーっ、じゅるっ、じゅっぽじゅっぽ、ぬりゅ、ふぁあぁぁ、ちゅ  
っ、れろれろ、じゅるる」  
 亀頭をぱっくりと丸呑みして、見事なまでの野外フェラチオを敢行する美琴。  
「はああっ! くううぅぅ……っ!」  
 目眩がするような快楽に戸惑いを見せる上条。  
 いやらしいフェラチオ音だけが、森閑とした公園の林の中で木霊した。  
 無我無心となって、ただひたすらペニスをしゃぶる美少女がいた。頭を激しく前後に動  
かし、口腔粘膜で亀頭を締め上げ吸引して搾り取る。もはや小手先のテクニックなど関係  
ない。美琴はただ女の本能と情欲に駆り立てられ、灼熱の男根を貪欲に求め続けた。  
「あああっ! もう我慢できない! イキそうだ!」  
 口内で勃起したペニスが、更なる膨張を重ねているのがよくわかった。美琴の口腔ピス  
トンは加速する。  
「じゅるじゅる、じゅっぽっ、ん……っ! むちゅちゅっ、ぬりゅ、んん……っ! ふぁ  
む、じゅぽ、じゅぽ」  
 口角から泡だった涎を淫らに垂らし、汗に塗れた額に茶色の髪を張り付かせて、美琴は  
滾ったザーメンの塊が射精される瞬間を渇望した。  
「イ、イクッ! 美琴のお口の中に、全部出すぞーっ! ああああっっ!!」  
 
 上条が美琴の頭をがっしっと両手で固定し、喉奥まで乱暴に肉棒を突っ込んだ刹那、ペ  
ニスは破裂した。  
 ぶちゅぶちゅぶちゅっ! ずぴゅっぴゅっ! どぴゅっぶちゅちゅーーっっ!!  
 両手をバタバタとされながら、美琴は搾りたての新鮮な白濁汚液を口内で全て受け止め  
た。  
「んんっ! んっんっ、んんん…………っ!!」  
 上条の精液はネバネバのほとんど固形化した状態で、喉に絡まって激しく咽そうになる。  
「ああっ、気持ちいい……すっごいよかったよ……美琴」  
 最後の一滴まで思う存分に射精した上条は、スッキリ顔でペニスを美琴の口内から引き  
抜いた。  
 美琴は餌を含んだ栗鼠のように頬を膨らませ、精一杯に嗚咽を堪えながらただ漫然と虚  
空に視線を漂わせていた。初めての口内射精の衝撃があまりにも大きかったのだ。そして、  
腰が抜けたようにペタンと地面に座り込み、何が起こったのかよく理解もできないままに  
満身を震撼させた。  
(いったい何なのこの物凄い味は……つーか、こんなにいっぱい出して、コレを私はどう  
したらいい訳??)  
「美琴……飲んで」  
 美琴は仰天してカッと目を見開き、取れてしまいそうになるほどブルブルと首を横に振  
った。  
(ムリだっつーの! こんなの絶対に飲める訳ないでしょ! だいたい何でこんなにいっ  
ぱい出しちゃうのよ!)  
「大丈夫だって、美琴タンなら絶対に飲めるから! 俺はお前を信じてるぞ!」  
 そんな事を信じられても困る、と美琴は文句の一つも言いたいところだったが、お口の  
中は沸騰した精液でパンパンに膨れ上がっていて喋れない。それに、ハッとここが野外で  
あった事を思い出し、このままこんな物を口に含んでいる訳にはいかない、と焦り始める。  
やもえず決断するしかなかった。  
 美琴は舌を使って口内の熱いスペルマを掻き回して自分の唾液とシェイクさせ、コクコ  
クと喉を鳴らして少しずつ嚥下していった。口内は独特の生臭い味に支配され、その行為  
は実に困難を極めたが、彼女は一滴の残さず全てのスペルマを完全に飲み干した。  
「はうっ! はぁ……はぁ……、ああぁぁ……」  
 悦楽の吐息と共にゾワゾワと全身に鳥肌を立てる美琴。  
「よく頑張ったな。偉いぞ、美琴」  
 蕩けて潤んだ瞳の奥に上条の笑顔が映りこみ、その笑顔があまりにも愛おしすぎて、美  
琴は胸を掻き毟りたい衝動に駆られた。  
 
 
 寮に着いた途端に美琴はがばっと後ろから抱きしめられ、上条に乱暴に唇を奪われてし  
まった。  
「んん……っ! んっんっふあぁ……ちゅっ、ちゅっ、ぬりゅ、むちゅちゅ……」  
 甘酸っぱい大人のキスに一瞬で泥酔してしまった美琴は、既にできあがった肉体を捩じ  
らせながら口内で舌を遠慮なく踊らせた。もう膝がガクガクで立っていられない。上条の  
身体にしがみつくように自分の肢体を預けていると、そのまま床に押し倒されてしまった。  
「やんっ、はぁはぁ、ああ……あんっ、ダ、ダメ……」  
 ブラウスとサマーセーターが一緒に捲り上げられ、美琴の純白のブラジャーが露出され  
る。次の瞬間、ブラジャーのカップがずらされ、未成熟な双子の果実が控え目に飛び出し  
た。  
「うわぁー、可愛いおっぱいだなー」  
「あっ、あんっ、胸、おっきくないから、は、恥ずかしい……」  
 さっそくそのおっきくない乳房達は、上条の掌の中でムギュムギュと揉み込まれてしま  
う。そこは、慎ましいながらも感度は実に良好なのだ。美琴は微熱の篭った溜息を漏らし  
ながら、床の上で色っぽく肢体をくねらせた。  
 
「ああ、いい揉み心地だな。じゃあ、おっぱい飲むからな」  
「えっ?! ああ……っ、あんっ! はぁああんっ!」  
 先端の可憐なサクランボを上条に咥えられ、激しく吸引されてしまう美琴。  
「ちゅっ、ちゅちゅー、れろれろ、むちゅぴちゅ、ちゅぱちゅぱ」  
 薄桃色の乳頭への攻撃は、左右交互にしつこく行われた。コリコリと指腹でマッサージ  
されてはキューっときつく摘まれ、暴虐の限りを尽くされてしまう。瞬く間に美琴の発展  
途上の双乳は、上条の唾液でべっとりと汚されてしまった。  
「あっ、くうぅ……あっあっ、はぁ……ああっ、はうぅぅ……」  
 美琴は人差し指の甲をきつく噛み締めながら、小鳥が囀るような可愛い声で静かに鳴い  
た。  
「はぁはぁ、もう我慢できないよ。美琴と一緒になりたい」  
 上条がスカートの中に素早く両手を突っ込んできて、美琴は濡れたショーツをあっさり  
と脱がされてしまった。  
「えっ?! ちょっと、ベ、ベットに行ってから……きゃぁあっ!」  
 ノーパンになった美琴は、そのまま強引にうつ伏せにされてしまう。そして、スカート  
をペロンと捲られ愛らしいお尻を丸出しにされると、そのまま腰を持ち上げられ、まるで  
獣のような恥ずかしい四つんばいの格好にされてしまった。  
(そ、そんな! こんな格好でしちゃうの??!)  
 所謂、後背位だ。美琴は知識としては知っていたが、実際にするのはこれが初めてだっ  
た。この格好は、お尻の穴も大切な穴も丸見えになってしまうので、女の子にとってとて  
も恥ずかしい体位のひとつなのだ。しかも、行為の最中に上条の顔を確認する事ができな  
いので、少しだけ不安だったりもした。  
 後ろでカチャカチャとベルトを外して、ズボンを脱ぐ衣擦れの音が聞こえる。バックン  
バックンと最高に高鳴る胸の鼓動。挿入直前の張詰めた心地よい緊張感。美琴はもうすぐ  
後ろからメチャクチャに犯されてしまう自分の姿を想像して、穢れた劣情をそそらせずに  
はいられなかった。  
「じゃあ、入れるぞ。さっきはおあずけされたから、今度は駄目って言っても絶対にやめ  
ないからな」  
(ああ……やっぱり後ろからされちゃうんだね……。今の当麻、すっごい興奮してるから、  
きっとあんな事やこんな事をいっぱいされちゃうんだ……ヤバイ……何でこんなに嬉しが  
ってるんだろう、私……)  
 美琴はきゅっと唇を噛み締め、観念したように瞳を閉じた。プルプルと震える桃尻をが  
しっと掴まれ、グチュグチュになった牝の花園にカウパーで濡れた亀頭の先端が宛がわれ  
た。加熱した生殖器同士がピタリと接触し、くちゅりと卑猥な水音を奏でられる。刹那、  
ペニスが一気に膣内に挿入された。  
「くううっっ! はあぁぁっ、ああああぁぁっ!」  
 未発達な膣道を抉るように直進した肉塊は、勢いよく膣奥に衝突して子宮をぐらりと揺  
らした。美琴は堪らず感極まった声を張り上げた。最近では、かなりエッチには慣れたん  
じゃないかなー、と自分では思っていたのだが、それはとんでもない誤りだったようだ。  
体位が変わると膣内でペニスが擦れる部分が微妙に変化するので、バックからのセックス  
は、まるで初体験の時のような新鮮さを伴っていた。エッチは奥が深い、と電撃使いの少  
女は改めて認識するのだった。  
「ああ……すっげーキツイな……何時もながら美琴の膣内はすごいなー。おっ、センセー、  
お尻の穴もキュッキュッてしてるぞ。そんなに気持ちいいのかなー?」  
「やんっ、そ、そんな事言うな!」  
 冗談抜きで気持ち良かった。後ろから挿入されていると、何だか無理矢理レイプされて  
いるような錯覚を覚えてしまう。それがもう我慢できないほど美琴を激しく興奮させるの  
だ。一時の不安な気持ちなどすっかりと忘却し、今はただ膣道の狂おしい圧迫感の事だけ  
しか考えられなかった。  
 
(す、すごい……お腹の中がブルブルってしてるぅーっ! は、早く、動いてくれないと、  
もう頭がどうになっちゃうよ……、はっ! ま、まさか!! この前みたいに、またいや  
らしい言葉を言わせるつもりなのか?!)  
「んっ? どうしたんですかセンセー? 何か言いたい事があるんだったら、遠慮なくど  
うぞ言ってみてください」  
 そう言ってムギュムギュと尻肉を揉んでくるが、上条はやはり抽送しようとはしなかっ  
た。そこには、明らかにいやらしい意図が見え隠れしていた。途端に美琴の奥底で、反逆  
の炎がパッと燃え上がった。  
(こんのぉぉーっ! 私が何時何時もアンタの言いなりなると思ったら大間違いよ! こ  
の前は、ほんのちょっとだけ油断しただけなんだから! よーし、こうなったらどっちが  
先に我慢できなくなるか勝負よっ! 今回は絶対に負けないんだからっ!)  
 奇妙なところで奇妙な対決がいきなり始まってしまった訳だが、美琴の決意はゴルディ  
オスの結び目のごとく固かった。そう何度もいやらしい言葉を言わされて堪るものか、私  
を舐めるのも大概にして貰おうか、とこの時点では徹底抗戦を決意し意気軒昂だったのだ  
が、実に残念な事にそれから一分後には、  
「ムリーッ! もうホントにムリだからーっ! う、動いてっ! お願いだから、動いて  
ぇーっ!!」  
 と、泣きながら四つんばいで懇願する美琴だった。  
「美琴はホントにエッチな娘だなー。ほんじゃー、『美琴タンは、ご主人様の従順なオチ  
ンポ奴隷です。ご主人様の大切な子種汁を、このいけない牝豚のグチョグチョのオマンコ  
の中のぶちまけて、思う存分折檻してください』って言ってみな」  
「ああぁぁ……そ、そんな……」  
 背中の上にずしりと圧し掛かってきた重石には、大きく絶望と書かれていた。そんな人  
の尊厳そのものを失ってしまうような言葉を口にしてしまって本当にいいのだろうか、と  
美琴は激しく心の中で葛藤する。  
 だがしかし、心の何処かでこの状況を悦んでいる自分がいる事も、また紛れもない事実  
だった。全身が熱情に蝕まれる不思議な感覚。子宮は痛いくらい恍惚と疼き、押し当たっ  
てピクリとも動かない亀頭の先端を咥え込んで、動いて動いて、と切なくおねだりしてく  
るのだ。  
(何やってるの美琴! 早く言ってしまいなさい。そうすればすぐに楽になれるんだから。  
何も意地なんか張る事はないの。自分に正直になるだけ、それだけでいいのよ。さぁ、早  
くいやらしい言葉を言っちゃいなさい!)  
(ダメよ美琴! 結局、それで何時も当麻の言い様にされてるじゃない。これ以上あのバ  
カを調子に乗らせたらダメなんだからっ! 大丈夫よ。あなただったら我慢できるわ。そ  
んな人間を辞めなきゃいけない言葉なんて言う必要はないのよ。さぁ、早くそんないやら  
しい言葉は絶対に言わないって、拒否しなさい!)  
 頭の中で、誰だかまったくわからない人達の言い争いが聞こえてくる。おそらく極限の  
緊張状態が続いたせいで、幻聴でも聞こえてしまったのだろう。  
 美琴は逡巡する。  
(幻聴とはいえ、いい事を言ってたじゃないの。これ以上このバカを調子に乗らせたらダ  
メなんだから! そうよ! ここは断固拒否するしかないわ! 何時までも言いなりにな  
ってるような私じゃないんだからっ!)  
 そして、美琴は堂々と言い放った。  
「み、美琴タンはご主人様の従順のオチンポ奴隷ですーっ! もう牝豚ですーっ! 牝豚  
のグチョグチョのオマンコに主人様の大切な子種汁をぶちまけて妊娠させてくださいーー  
っ!!」  
 実に不思議な話だが、美琴の口から出てきた言葉はまったく逆さまで、羞恥のあまり頓  
死してしまいそうな言葉を恥も外聞もなく叫んでいた。若干、言葉のニュアンスが変わっ  
ているのは、もしかしたら本音がチラリと出てしまったからかもしれない。  
「わかった。美琴タンがそこまで言うんだったら、今日もおしっこ漏らしちゃうまでいっ  
ぱい犯すしてあげるからな」  
 
 凶悪な肉塊がゆっくりと膣口付近まで引き抜かれると、再度ズボっと一気に突っ込まれ、  
火花が出るほど膣道を激しく摩擦した。  
「はぁうううっ! あああぁぁっ!」  
 待ちに待っていた堪らない激感に、美琴は悦楽の悲鳴を張り上げた。普段の少し生意気  
で勝気な表情は早くも蕩けて崩れ、発情しただらしない顔で牝の本性を如実に物語る。  
 そして、またゆっくりと亀頭冠で膣壁をゴリゴリとこそぎながら猛々しい男根が引き抜  
かれ、膣口付近でピタリと止まった刹那、再度ズドンと乱暴に突っ込まれ膣奥をグリグリ  
と攪拌してきた。  
「ああっ! はああぁぁっっ!!」  
 光速で脊髄を突き抜けていく快感が槍となり脳内にブスブスと突き刺さる。ゾワゾワと  
全身は総毛立ち、美琴の脳裏は妖しくピンク色に染まった。  
「はぁはぁ、あっ、やんっ、ああっ! お、お願いだから、もっと優しくして……」  
 外で散々いやらしい事をさせられた挙句に強姦を想起させるセックスときて、美琴の興  
奮度はもう完全に馬鹿になっている状態。それだけに感度の方も今までにないくらい研ぎ  
澄まされており、たった二回の淫撃で早くもノックダウン寸前なのだ。これ以上激しくさ  
れてしまうと、自分はとんでもない世界を覗いてしまいそうな悪い予感がした。  
「わかった……もっと激しくして欲しいんだな。美琴、いくぞ……」  
「そ、そんな! ち、違う、はああぁぁっっ!!」  
 上条の両手が今にも折れてしまいそうなほど括れた美琴の腰をがしっと掴むと、そのま  
ま高速のピストン運動が始まった。  
「はぁあっ! あっあっはぁうっ! はぁはぁ、やんっ、あんっ! あんっ! ふあぁ、  
はうぅっ!」  
 淫肉と淫肉が衝突音を轟かせながら、猛然と牝の坩堝を闊歩する剛直。限界まで拡張さ  
れた牝穴の隙間から美琴のドロドロのスケベ汁が大量に掻き出され、上条の陰毛をベトベ  
トに汚した挙句に太股を伝って床にまで垂れ落ちる。  
「はぁはぁ、気持ちいいよ。美琴タンのオマンコはやっぱサイコーだ! ほーら、美琴タ  
ンもココをこうすると気持ちいいだろ? ほーらほーら」  
「はぁううっ! やんっ! ダ、ダメッ、ああっ! はぁはぁ、くひぃぃぃっ!」  
 実にタイミング良く正確無比に激熱の肉塊が、一番気持ちのいい部分に叩き込まれてく  
る。その巧みな上条の腰使いに、美琴は正直飽きれる思いであられもない痴態を晒して悶  
えた。  
(アンタ、何でそんなに私の身体の事を知り尽くしてんのよ! こんなの気持ちよすぎて、  
もう我慢できる訳ないだろぉーっ!)  
 堪える事などできるはずもない肉悦が満身を駆け巡る。何時しか美琴は平伏すように床  
に顔をへばりつかせ、お尻だけ持ち上げられたいやらしい格好で犯されまくっていた。  
「美琴、お尻もっと上げて、ほらっ、立つぞ」  
「ええっ?! ヤダッ、こんな格好、は、恥ずかしい!」  
 繋がったままの状態で上条が立ち上がり、美琴の双眸には、股の間から見える世界が反  
転して映った。両手を床についたままの立ちバックの体位にされてしまったのだ。  
「はぁああっ! あんっ! き、気持ちいい! はぁううっ! 奥が、奥がーっ! 気持  
ちいいのぉぉーっ! あああぁぁっ!」  
 そのまま円を描くように上条の腰が蠢き、亀頭の先端で子宮口をなぞるように丁寧に攪  
拌してきた。圧倒的な快美感に打ちのめされる美琴。もう足腰にはまったく力が入らず、  
恥ずかしい格好で剥き出しの乳房をプルプルと揺らしながら肉体を激しく昂揚させた。  
「はぁんっ! はぁううっ、お願い……はぁはぁ、ベ、ベットに! ああんっ! ベット  
に行かせて! もう立ってられないぃぃ! 」  
 頭に血を昇らせ舌を噛みそうになりながらも美琴が必死で懇願すると、上条は、  
「美琴タンは我儘だなー。んじゃー、このままベットまで行くからな。ほら、動いてごら  
んなさい」  
 
 と、立ちバックの体位のままベットに連れて行こうとする。  
「やんっ! はぁはぁ、こ、こんな格好じゃ歩けないのに……」   
 泣きそうな声を上げる美琴だったが、上条がペニスで膣奥をぐいぐいと押して込んでく  
るので、四つんばいで前進するしか道は残されていない。我ながら情けない格好だな、と  
思いながらも、拒否するような元気もまったく残っていなかった。  
「あはぁはぁ、あっ、あっ、はぁ……はぁ……、んっ、はうぅぅ……」  
 ベタベタと一歩ず両手両脚を動かし、美琴はベットまで歩き出す。  
「ほら、もうちょっとでベットに着くぞ。頑張って、美琴」  
(だぁーっ! いったい誰のせいでこんな事してると思ってんだこのボンクラがぁーー  
っ!!)  
 フラフラになりながら何とかベットまでたどり着いた美琴は、最後の力を振り絞って上  
半身を持ち上げ上条の枕の上に顔を埋めた。  
「はぁはぁ、もうダメ……はぁ、はぁ、もう、動けない……」  
 美琴は、大きく息を吸って上条の枕の匂い嗅いだ。一番大好きな匂いが鼻腔を擽る。そ  
れだけで軽くイってしまいそうになった。  
「よく頑張ったな、美琴タン」  
 上条がよいしょと腰を持ち上げ、美琴はベットの上に仰向けに寝かされてしまった。む  
ろんその間、一度もペニスは膣内から抜けておらず、根元までズッポリと収まったままだ。  
「ほんじゃー、頑張ったご褒美にいっぱいしてあげるからな」  
 美琴は素早く服を脱がされ、スカートとソックスだけを着けたマニアックな姿にされて  
しまった。上条も服を脱いで後ろから覆いかぶさってきた。裸体同士がピタリと密着する。  
火照った肌の感触は、身も心も溶けてしまいそうになるほど心地よかった。  
「ふぁああっ! あんっ! あんっ! はぁはぁ、はううっ! 気持ちいい! あっあっ  
あっ! はぁああ、気持ちいいよーっ!」  
 ベットに身体をギュウギュウに押し付けられながら、美琴は可愛いお尻にガンガン腰を  
ぶつけられた。この体位だと肉棒の挿入角度が鋭くなるため、未発達な膣道は削り取られ  
るように摩擦されてしまのだ。  
「あっあっあああっ! はぁああうう、ダッ、ダメッ! もうダメーーッ!! イっちゃ  
う! イっちゃうよぉぉーっ!!」  
 快感神経が焼き切れそうになるほどの肉悦のフルコースに晒され、美琴は上条の枕に悦  
楽の喘ぎ声を思う存分ぶつけた。  
「俺もイキそうだ。はぁはぁ、膣内に出していいか?!」  
「ええっ?! あんっ! あんっ! はぁはぁ、な、膣内は、ダメッ!」  
 今日はかなり危ない日なので、膣内射精はご法度なのだ。  
「何で? 膣内に出したら、すっげー気持ちいいぞ」  
「ダメなのっ! はぁああっ! あっ、あんっ! な、膣内に出したら、ああっ! はぁ  
ううっ! 赤ちゃんできちゃうから、ふぁあっ、ダ、ダメなの……あああっ!」  
「わかった……。そんなにお口の中に出して欲しいんだな。よーし、いっぱい出してやる  
から、全部、飲むんだぞ!」  
(そんな事、言ってないっつーのっ! だいたいさっき飲んであげたばっかなのに、何で  
アンタはそんなに私に精液を飲ませたいのよ!)  
 この辺りの男の子の心情は、美琴にはよく理解できない。だが、ふと先日の膣内射精の  
圧倒的な快感を思い出し、決断がぐらついてくる。もうそれだったらいっその事、膣内に  
射精して貰おうか、とそんな投げやりな思考が頭に浮かんだところで、  
(ダッ、ダメよっ! 赤ちゃんできちゃった大変なんだから、膣内は絶対にダメッ! 負  
けるな美琴!)  
 と、美琴はすんでのところで思い止まった。  
「わかった……の、飲むから! お口の中にいっぱい出してぇーっ!」  
 何か間違っているなー、とは思いつつも、美琴にはもう深く物事を考える余裕などなか  
った。前髪から高圧電流の危険な放電が、バチバチと青白い火花を立てて始まっていた。  
 
「いいぞ。美琴の大好きな精子をいっぱい飲ませてやるからな」  
「ちょ、調子の乗る――ああんっ! やんっ、こ、こんなの、ひゃぁああっ!!」  
 美琴は腰を持ち上げられると両手を掴まれ、ぐいっと強い力で後ろから引っ張られてし  
まう。そして、海老ように身体を反らされた苦しい体位のままで、口内射精へのラストス  
パートが開始された。  
「ひゃあっ! くうぅっっ! 気持ちいいぃぃ!  あんっ! あんっ! オマンコが気  
持ちいいよぉぉーっ! いやぁぁーっ! はぁあんっ!」  
 両腕を固定されまったく身動きがとれない状態で、美琴はその未成熟な肢体で怒涛のご  
ときピストンを必死に受け止めた。しかも、この体位だと引っ張る力と押し込む力が相乗  
されるので、ペニスはより強くより深く蕩けた柔膣に叩き込まれ、膣奥の更に奥に突き刺  
さって激しく掻き回してくるのだ。  
「ああぁぁっ! はぁうううっ! もうムリーッ! オマンコ、ムリーーッッ!!」   
 美琴は涙と涎で汚れたアクメ顔で茶色の髪を振り回し、瀑布のような淫悦に、発展途上  
な裸体も痺れきった脳髄も滅茶苦茶に翻弄させた。想像を絶するような快感だった。異常  
なまでの昂ぶりを見せる幼い子宮を苗床に、内臓全体までもが次々とめくるめく官能に支  
配されていく。もう我慢は限界だった。更に膨大な高圧電流が、頭上で轟音を上げながら  
燐光を発して瞬いていた。  
「俺もイキそうだーっ! 美琴、お口開けてっ! アーンして!! ううっっ! あああ  
あっっ!!」  
「イっちゃうぅぅ! イグッ! イグーーッッ! はぁあああああっっ!」  
 美琴は上条の両手で頭を固定されると、大きく開けて待っていた口内に牝性器から引き  
抜かれたばかりのペニスをズボっと突っ込まれ、刹那、それは爆ぜた。  
 どぴゅどぴゅ! ぶちゅちゅぶちゅ! ずぴゅどぴゅぴゅっ!!  
 美琴のお口の中で濃厚すぎる子種汁が、何度も何度も繰り返して射精された。口内の容  
量を遥かに超えるその量に、口角からブチュブチュと泡だった異臭を放つ液体が溢れ出し  
た。  
 滾った欲望の塊をしっかりと噛み締めながら、美琴は絶対的なエクスタシーの奔流に押  
し流された。ブシューブシューと勢いよく潮をベットに撒き散らしながら、火照りきった  
肢体を淫靡に躍動させる。牝穴からは信じられないくらいの大量の本気汁を垂らし、シー  
ツの上にエッチな白濁の水溜りを作っていた。  
(うわぁー、またこんなに出しちゃってるし……)  
 本日二度目で早くも少しだけ慣れてしまった口内射精を、美琴はある種、達観して受け  
止めていた。前髪から発していた危険な青白い輝きは、嘘のように静まり返っていた。  
 幻想殺し。  
 上条当麻の右手に宿る、あらゆる異能の力を打ち消す能力。  
 その神の力を持ってすれば、超能力者である美琴の電撃ですら完全に無効にしてしまえ  
るのだ。  
「ああぁぁ……気持ちよかったよ、美琴」  
 最後の一滴まで火傷しそうなほど激熱のザーメンを搾り尽した上条は、ペニスを美琴の  
口内からゆっくりと引き抜いた。  
(だーかーらー、出しすぎだっつーの!! こんなにいっぱい出されても、飲める訳ない  
でしょーがっ!!)  
「どうしたんだ、美琴? そんなに味わわなくてもいいんだぞ。早くゴックンしちゃいな  
よ」  
 美琴は非難の声を上げようとするが、上条の右手で優しく頭を撫でられてしまうと、フ  
ニャっと身体から力が抜けもうどうでもよくなってしまった。  
 一度目の口内射精の時と同じ要領で、美琴はゼリー状に固まった白濁を唾液で溶かしな  
がら少しづつ嚥下していく。生臭くて苦い味が口内にぶわっと拡がった。だが、その味が  
嫌という訳ではない。むしろ、これでまだ二度目の精飲なのに、何だか懐かしくて癖にな  
るような味に思えた。  
 
「ふわあぁぁ……はぁ……はぁ……」  
 全ての生臭い男汁を完全に飲み干し、美琴は激しく呼気を荒げた。それは食道を通って  
胃に溜まり、お腹の中がまるで命が宿ったように温かい。膣内射精された時とはまた違っ  
たその感覚に少し戸惑いながらも、彼女は確かな満足感と幸福感に耽溺した。  
(あれっ? ちょっと、あっ、しまった! エッチする前にオシッコするの忘れてた!)  
 事後の気だるい余韻に浸っていたところで、強烈な尿意が美琴に襲い掛かってきた。二  
度とお漏らしするわけにはいかない、とすぐさま起きてトイレ行こうとするが、腰が抜け  
て起き上がる事すらできない。またしても絶対絶命のピンチ到来だった。  
(ウソッ! どどど、どうしよう?! もう、が、我慢できないーっ!)  
 結局のところ実に情けない話だが、上条にトイレに連れて行って貰うくらいしか、美琴  
には選択肢が残されていなかった。  
「あ、あの、ト、トイレ……」  
「ん? トイレがどうかしたのか?」  
「トイレに連れて行って、お願い!」  
「なんだ、またセンセーは、オシッコ漏らしちゃいそうなのか? つーか、動けない  
訳?」  
「無理なの! お、お願いだから、早く連れてってっ! も、漏れちゃう……」  
 もう泣きが入りそうな美琴だった。  
「しょうがないなー。ほらっ、おいで」  
「きゃあっ! ちょ、な、何でこんな格好で! もっと普通に連れて行けっつーのよ!」  
 美琴は後ろから両脚を持たれたまま上条に担がれ、大股をおっぴろげにした恥ずかしい  
格好でトイレまで連れて行かれてしまった。もう死にたくなるほど恥ずかしい格好なのだ  
が、身体の自由が利かない以上、どうしようもないのが現実だった。現実は常に痛みを伴  
ってくるものなのだ。  
「ほらっ、着いたぞ。ドア開けて」  
「ううぅぅ……」  
 夕日のように顔を紅く染めた美琴は、唇を尖らせながら渋々とドアを開けた。  
 すると上条は、美琴を担いだままトイレの中に一緒に入ってきた。  
「ちょっ! なっ、何でアンタまで入ってくるのよ! すぐ降ろして出てけーっ!」  
「せっかくだから美琴がオシッコするところを、ここで見ててあげるよ」  
「アンタ、本当にバカじゃないの?! いいからさっさと出てけっつーの!」  
「俺の事は気にしないでいいから、早くやれって。我慢してたんだろ? 早く楽になっち  
ゃいなよ」  
(こんのぉー! 調子に乗りやがってーっ! ああっ! も、もうダメッ! 漏れちゃ  
う! あっあっ! ああああぁぁっ!!)  
 ついに我慢の限界を超えてしまった美琴は、上条に観賞されながら恥ずかしい格好のま  
ま放尿してしまった。  
「おおー、凄い勢いで出てるぞ。こんな風に女の子はオシッコするんだなー」  
「いやっ! み、見ないでーっ!」  
 羞恥のあまり両手で火照った顔を覆い隠す美琴。尿道口から噴水のように勢いよく噴出  
す黄金水は、綺麗な放物線を描いてベンキに落水していく。強烈な射尿感から開放され非  
常に心地よかったのだが、  
(ああぁぁ……私って……当麻の目の前でオシッコしてるのに、何でこんなに悦んじゃっ  
てるのかしら……? どんどん深みに嵌ってるような気がする……)  
 と、大好きな人の目の前で恥ずかしい事をしてしまっているのに、何故か快感を覚えて  
いる自分に愕然とした  
 長い放尿の時間が終わりを向かえると、上条が美琴の耳元で、  
「いっぱい出したな、気持ちよかったろ?」  
 と、ニヤニヤしながら訊いてきた。  
 美琴は思わず、「うん」と答えそうになってしまった。  
 
 
 
「もう、死にたい……」  
「物騒な事言うなよ。たかがオシッコくらいで」  
「たかがじゃないわよ! アンタねー、女の子があんなことさせられるのがどんだけ恥ず  
かしい事なのか、全然わかってないでしょ!」  
 美琴はガーっと怒鳴りながら、ほどほどの硬さを維持している上条の肉棒を強く握り締  
めた。  
「だいたい外でだって、アンタ、好き勝手してくれたでしょ! もう少しで黒子や初春さ  
ん達にばれるところだったんだからね!」  
「いやいや、そんなに強くしたら駄目だって、いやホントに、ギブギブ」  
「フンだ……」  
 美琴は再び上条の胸に顔を埋め、規則正しい心臓の鼓動を確かめた。  
 放尿プレイが終わってから二人は、裸のまま絡まるようにベットに横になり、何をする  
訳でもなくただイチャイチャと恋人の時間を楽しんでいた。美琴が一番、心が休まる時間  
だ。口では悪態をついてはいるが、実際は単に上条に甘えているだけなのだ。それが証拠  
に、彼女はずっとペニスを握ったまま一度も手を離そうとはしなかった。ペニスの脈動を  
感じていると、何故だかわからないが信じられないくらい安心できるからだ。  
「でも、ちょっとは嬉しかったんじゃないのか? 俺にはそんな風に見えてたぞ」  
「なっ!」  
 痛いところをつかれてしまい美琴は動揺する。  
「ううう、嬉しい訳ないでしょっ! な、なに適当な事、言っちゃってくれてんのよまっ  
たく!」  
「だってお前、メチャクチャ興奮してたじゃん。濡れ方だって凄かったぞ」  
「興奮なんかしてないわよ! アンタ、バッ、バカじゃないの!」  
(そうよ! 私は興奮なんかしてなかったし、悦んでもなかったんだから! 無理矢理に  
イヤイヤやらされてただけなんだから! 私は絶対に変態なんかじゃないんだから!)  
「と、とにかく、もうあんなバカな事は、金輪際二度としないんだからねっ!」  
 美琴はぷくーと頬を膨らませながら、再び大きくなり始めた剛直を弄ぶ。  
「フーン、まぁ、それでもいいけど。ところで……」  
「なによ?」  
「もう一回する?」  
「えっ?! な、なによ。さっき、したばっかじゃないのよ」  
 明らかに美琴の眼の色が変わった。  
「でも、なんかしたそーにしてますし」  
「べっ、別に、したそうになんかしてないわよ! だいたい、私はもうヘトヘトなんだか  
ら……」  
「そっか、じゃあ、しないでいいのか?」  
「で、でもっ!! アンタがどうしてもしたいって言うなら、し、してもいいけど……」  
 絶対に逃がさないとばかりに完全に勃起した肉塊を鷲掴みにする美琴。  
「んじゃー、しよう」  
「う、うん……」  
 美琴は薄桃色に頬を染めて承諾すると、何故か口内に上条の濃密な精液の味が蘇ってき  
た。  
(またお口の中に出されちゃうのかな……別に飲みたい訳じゃないけど、出されちゃった  
ら飲まなきゃいけないわよね……もう、しょ、しょうがないな……)  
 美琴の顔が嬉しそうにニヤニヤと綻ぶ。  
「さっき後ろからしたから、今度は前からな」  
 
 上条が覆いかぶさってきて秘部にペニスが押しあたる。どうやらいきなり挿入するつも  
りのようだ。ドキドキと高鳴り始める慎ましい胸の奥。初心な処女のように胸がときめい  
た。美琴は、やはり挿入直前のこの緊張感が堪らなく大好きだった。  
「んんっ! あっ、あっ、くぅぅっ! はぁああっ!」  
 静かに優しく愛しむように挿入は行われた。  
「ああっ、全部入ったぞ……」  
 美琴は素早く括約筋を絞めて、膣肉でペニスの形をしっかりと確かめた。ドクンドクン  
と熱い脈動が膣内を加熱させ、幼い子宮が歓喜に疼いた。  
「くうっっ! ああぁぁ……はぁ……はぁ……ねぇ……」  
「ん? なんだ?」  
「アンタが出したいんだったら、また口に出しちゃっていいわよ……」  
「ふふ、わかった。またいっぱいお口の中に出してやるからな」  
 美琴の唇は、上条の濃厚なキスで塞がれた。  
 愛し合う恋人の時間は、まだ始まったばかりだった。  
 
 
 終わり  
 

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