パタン
「やっぱりアナタってそーゆー人だったのねってミサカミサカは涙を瞳に溜めてみる…」グスン
「はァ?」
「外れてほしい予測が的中するとやっぱりツラいわねってミサカは涙で頬を濡らしてみる」ヒック
「…なにわけわかンねェこと言ってンだおまえ」
「しょせんミサカは『あの人』の代わりとして側に置いていたにすぎないのねーっ!!てミサカはハンカチを噛みしめてみるー!!」キィーッ
「気持ち悪ィなオイ」
「今までの思い出は全部偽りだったなんて信じられないわ!!ってミサカ涙の海に溺れてみる…」オヨヨ
「そのまま沈め」
「ひーどーいーっ!!ミサカはミサカはこんなにもあなたのことを思っているのにーっ!!!」ガシィッ
「だァァァやめろテメェェしがみつくんじゃねェェェェ!!!!」
「どうしたのかしら?」
「きっとこの本が原因じゃん?」
「なになに……『白く濁った幻想〜イマジンブレイカー×アクセラレータ〜』………」
「…………」
「…………」
「「………」」ゴクリ
「ぶッ飛ばすぞ」