「こんにちは上条刀麻さん、とミサカは適当な挨拶を発します」
「おう、御坂妹。元気そうだな」
「はう、突然立ち暗みが…とかのたまいつつミサカは上条さんの胸にしなだれかかります」
「なっ、おい!どうした!?」
「実はミサカは度重なる延命処置の過程で定期的に高濃度の蛋白質を接種しなければ身体機能に重大な損傷を受けてしまうのです、とミサカは適当な説明をでっち上げつつ上条さんの下腹部に指を這わせま」
「わかった!ちょっと待ってろ!」
「近くに薬局があって助かったな。チョコ味でよかったか?プロテイン」
「………今回の作戦にはやはり無理があったようですね、とミサカは心底反省します。この反省は次回に活かしましょう。では、失礼します」
「あ、おい!……走って行っちまったよ」