美琴「そーいえばさ、初春さんってレベル1なのよね?」
初春「はい、そうですよ?」
美琴「でも私、初春さんの能力って見たこと無いのよね…。ね、どんな能力?」
初春「そそ、そんな! レベル5の御坂さんに言えるほど大した能力じゃないですよ!」
美琴「まーまー、ほら、純粋な好奇心というか」
初春「でも、レベル1なんて発火能力者なら指先にライターの火程度のものを出せる程度ですし」
美琴「うーん、なんかさ、隠してあるとつい見たくなることってあるでしょ?」
初春「それ、なんだかハッカーの論理ですね」
美琴「(ギク)ま、まー、ほら、それで、初春さんの能力ってどんなの?」
佐天「はーい! じゃあここで初春の親友である私から問題です!」
美琴「あ、佐天さん」
佐天「初春の能力は次のうちどれでしょう! 1番! 目に映るものは全部情報として処理できる、全景認識!」
初春「い、いきなり何を言い出すんですか!」
美琴「むむ、なんかいきなりそれっぽいのが」
佐天「2番! 触れてる植物が枯れなくなる、植物保存!」
美琴「そ、そうか! それで初春さんの頭の花はずっと枯れないのか!」
初春「み、御坂さんまで乗らないでください〜!」
佐天「3番! ついつい同性にスカート捲りさせたくなる、同性誘惑!」
初春「佐天さん!?」
美琴「むむっ、確かにそんな能力は口にできないかも…!」
佐天「4番! 原作と電磁砲で微妙に腹黒加減を差し替える、猫かぶり!」
初春「そんな各方面敵にまわす発言やめてください!!」
佐天「さー、御坂さん、どれ!?」
美琴「フィフティフィフティはあり!?」
佐天「なしです!」
美琴「くっ、難問だわ…!」
初春「こんなことで悩まないでください〜!!」