もし美琴が上条ちゃんに対してものすごい変態ツンデレだったら
「あー…暇だわー」
せっかくの夏休みだってのに…
一人で街をぶらぶらするなんて思春期の女の子がすることじゃないわよ。
「だれかいないのかな」
と、言いつつ実際はアイツの姿を探している。
やっぱ補習とかで学校行ってるのかな…。
夏休みになってからまだアイツの声聞いてないし…
あぁ…会いたい会いたい会いたい会いたいあいt
「ようビリビリ」
「うひゃああぁぁぁ!(ビクビク!!)」
この声は…
「な、なんだよ素っ頓狂な声あげやがって」
「と、と、ととと突然後ろから声かけないでよっ!!
急に後ろから私の王子さm…上条当麻が現れた。
「突然って言われましても普通に声かけただけだろ。駄目なのか?」
駄目じゃない!駄目じゃない駄目じゃない!
もっと声聞きたいし顔も見たいしあわよくば近くで匂いも嗅ぎたいし…ハァハァ
「おい、本当に駄目だったか?だったら俺行くけど」
「はっ!ち、ちちちがうわよ!て、てかあんた暇でしょ?私も暇だし一緒に遊んであげるわ。特別によっ!」
ああ〜〜!!こんなこと言いたいんじゃないのに!でも…でも断られたらどうしよう…。
返事こわいこわいこわいこわい…
「はあ?なんじゃそりゃ…まあ暇なのは本当だし別にいいぜ?」
「と、とと当然よ!私が誘ってあげてるんだから断る理由なんてないはずよっ」プイッ
よっっっっしゃああああ!!きた!きた!
やばいニヤけちゃう…か、顔見れないぃぃ〜////