こんなのを思いついた。上条さんin病室(なぜか相部屋)
浜面「大丈夫か、滝壺」
滝壺「うん。はまづら、これ」
浜面「なんだ?」
滝壺「チョコだよ。手作りしたかったけどできなかったから、買ったの」
浜面「くれるのか?」
滝壺「うん。たべて」
浜面「ああ、ありがとうな−−−あーチョコうめぇえな、おい」
滝壺「来年はがんばって手作りするね」
浜面「滝壺、なんていうか、ほんとありがとな。
それにしても、バレンタインの日なのにチョコもらえない男なんて都市伝説野郎この世にいるのか」
なぜか反対側にいる上条さんに向かってニヤニヤニヤニヤと下品な笑み(もらった嬉しさと、勝ったという優越感)を浮かべていた
上条「…………」
滝壺「はまづら。だめだよ。けんかは」
浜面「チョコを一個ももらえねーような、野蛮なやろうと誰が喧嘩なんてするかよ」
上条「………」
浜面「ははっはっ、まじうめぇよ。チョコがこんなにうめぇーとはな。まじで”バレンタインチョコ”うめぇえ!!」
上条「……」
コンコン
上条・滝壺「はーい」
作業服「上条さんってのは」
上条「俺ですけど」
作業服「個室って聞いてたんだけど」
上条「あーちょっと、個室が爆発しちゃってこっちに移ることに」
作業服「そうなの、まぁいいか。んじゃ上条さん宛ての荷物入れまーす」
宅配業者の作業服を着た男が何人も入ってくる。手にかかけられているのはダンボール。ダンボールダンボールの山
しかも丁寧なことにダンボールには”本命”と一つ一つにデカデカと書かれてあった。
作業服「以上です。受け取りのサインをお願いしまーす」ぼたんっ
上条「どうすんだよ。この量」
浜面「……」
上条「チョコをひとつで嬉しがってるって……いるか?ひとつ」
浜面「いるかぁぁああ」