わたし  
「お姉様と縁日ですの」  
「なんであんたもくんのよ」  
「ついてこないでっていったでしょ」  
「ああん、お姉様と私は一心胴体じゃありませんの」  
体をこすり付けてくる  
私はカッとなって  
「離れなさい滅すわよ」  
「よろこんで受けますわ」  
変態だわこいつ・・  
-  
渋々腕を絡まされたまま店を回る  
「用事思い出した、適当に回ってなさい」  
「おまちになって、きゃっ」  
「帯が引っかかって・・ふんぬmおねえさまぁ」  
 
「撒いたようね、さて」  
もうそろそろ来てもいい頃だ  
「きたきた」  
ダルそうにノソノソ迫ってくる人物をみてニヤケる顔を我慢する  
「何だよ、呼び出しやがって補修課題で忙しいんですけど」  
こいつは、デリカシーってもんがないのかしらっ  
「今日は勝負挑むなんていわないから、時間欲しいんだけど」  
「ああ?、お遊戯に構ってる時間はありません、じゃ」  
掛け出そうとする奴のズボンを引っ張った  
「まってよ、お願いがあるのよ」  
「どこつかんでるんだおkま」  
グイッ  
「はぁ・・こんなところ誰かに見られたら、おまっ」  
奴は暴れてはがそうとするがわたしは必死にくらいつく  
「白井黒子って同質の子が居てね、知ってるわよね」  
「そいつがどうした、てよりもはなせよ」  
「何もしないわよ、こんな場所じゃ・・」  
照れる奴は結構可愛い  
「お前はどこならすると、何いわせんだ」  
「そろそろかな」  
「まっ」  
「げっ、ビリビリ、貴様ぁ」  
「こえはなんですの、私を煙に撒いて上条さんと密会で抱き合うなんて」  
黒子は肩を落として目に涙を蓄えていた  
「あの子にでんと言っちゃってよ」  
「白井、こういうことなんだ、こいつと付き合ってるんだよ」  
黒子は俯き何やら呟いていた  
「そうなの、こいつの彼女なの私。だから只のルームメイトってことを理解してね」  
言えたぞ、やっと。あの日以来この子に付き纏われて精神滅茶苦茶だったわ  
「わかりました、おねえさま。そう仰るのであればお二方の愛を見せてくださいまし」  
意を決したように黒子が涙目で訴えてくる  
「私が確認できれば納得してルームメイトに戻ります、偽りだとするなら・・・」  
「なによ」  
孟にもったいぶってくる、なんだってのよ  
「ジャッジメントの名に置いて、不純性交友として寮監に言いつけますの」  
「おかしいでしょ、嘘なら垂れ込むなんて」  
頭狂ったって、狂ってるか。。更に可笑しくなったんじゃないのこの子  
「いいえ、おかしくはありませんの。お姉様の愛する方なら黒子は涙を飲む覚悟ですの」  
凄まじい希薄に圧されちゃうわ  
「やれやれ、こうちにこいよ、何もねーけど」  
黙って聞いていた奴が突拍子もないことをいいだした、シンプルに諭して終わらせるつもりだったのに  
 
--きちゃった  
 

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