「嗚呼、病んできたぜい……」  
「兄貴ー。いくらなんでも義妹(わたし)の洗濯物握り締めてその台詞はいかんと思うぞー」  
「ま、舞――!?」  
「あー、ハイハイ。言い訳はいいからそのショーツは洗濯機の中にポイしようなー」  
「…………」ポト  
「ハイ。よく出来たなー。ご褒美に頭撫でてやるからなー」  
「…………」  
「おーよしよしー」  
「あのー……」  
「ん? 何だー兄貴ー?」  
「舞夏、お前何で裸……?」  
「……脱衣所なんだから裸なのはでもおかしく無いと思うぞー?」  
「舞夏の笑顔はいつ見てもかわいい……あ、いや、じゃなくて、俺はそこを突っ込んだ訳じゃ無いぜよ? 俺が突っ込みたいのは――」  
「ここかー?」クパァ  
「ぐおッ!? 舞夏お前……」  
「久し振りの水入らずだと言うのに堂々とそんなものに浮気されるとなー」ニチクチュ  
「お、おい舞夏……」  
「ムラムラッと……」  
「へっ?」  
「来んだろうがあああああああああああああああ!!」  
「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!」  
「オラ兄貴ッ、さっさとテメエの腐れボッキチ○コ出せやあああああああああああああああ!!」  
「ぬぎゃー!? ま、まて舞夏! 俺たちは義理とは言え兄妹にゃー。そんな2人が、こ、こんな事いけないぜよ!?」  
「人のパンツクンカクンカしてたような変態が常識ぶるんじゃねーよ? おら兄貴は黙ってくっさいチ○カス舐められてアヘッてりゃいいんだよー!」  
「おま、何で次から次から変な言葉をぺらぺらと言うにゃー? お、お兄ちゃんは許しませ――あ……」ボロッ  
「んふふ……。口ではそんな綺麗事言ってもなー。これじゃあ説得力無いと思うぞー?」ピシッ  
「アウッ!?」  
「それじゃあ兄貴の了解も得られたみたいだしなー」  
「ちょ、心の準備が――」  
 
「ごほっ、けほっ」  
「だ、大丈夫か舞夏……」  
「ん? んふふふふ……」ニコニコ  
「な、何かにゃー」  
「んあぁ……」ドロォー  
「うぐっ!」  
「ングング……」コクコク  
「お、おい……そんなもん無理に飲まなくても……」オロオロ  
「ふは……んん……、コッテリマッタリで喉に絡み付く感じが飲み下しがいがあって良かったぞー」ニコニコ  
「そ、それは喜んでもらえて良かったぜよ」ヒクヒク  
「んふふふふ」  
「ま、まだ何かあるのかにゃー?」ビクッ  
「気持ち良かったか兄貴ー?」ニコニコ  
「あ、ああ……、い、いきなりでびっくりしたけどにゃー」ドキドキ  
「それは良かったー」ニコニコ  
「お、おう」  
「兄貴ー。これでハードルも随分低くなったから飛び越えられるだろー?」  
「え……?」  
「兄貴ー。私たちは一番濃い絆で結ばれてるんだぞー? そんな2人の間に遠慮なんて要らないと私は思うなー?」  
「舞夏……」  
「さぁ、兄貴ー。私の事どうしたいんだー?」  
「舞夏ぁぁぁあああああ!!」ガバッ  
「きゃ!」  
「舞夏ッ、俺……、俺は……」  
「しってるよあにきー。わたしもあにきがだいすきだぞー……」ナデナデ  
 
 
 
 
ガタガタ、ゴト、ガタゴト、ゴト……  
「ちッ、さっきからうるせーなぁ土御門(となり)は?」  
(うまくいってるかな、まいか?)ドキドキ  
「こっちは山程宿題出されて徹夜になろうかって言うのにあのヤロー」  
(きっとまいかならうまくやっれてると思うんだよ。何たってまいかは一流のメイドなんだから!)グッ  
「ッ!!」バンッ  
「きゃ!?」  
「文句言ってやる!!」ガバアッ  
「え?」  
「あのヤロー学校にも来ないくせに人の勉強邪魔しやがって……」ズンズン  
「あ! 駄目なんだよとうまー!!」ダッ  
「ゴフッ!!?」ドガッ、ゴロゴロゴロ、ボグッ、ピクピク  
「ふー。魔の手は去ったんだよまいか」ブイブイ  
「…………」ピクピク  
 
 
 
強制終了  
 

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