深い快感を得るのに必ずしも激しい抽送は必要ではない。優しい抽送でゆっくりと時間  
をかけてお互いの愛を確かめ合い共に昇りつめていくようなセックスでも、ガンガンに子  
宮を突き上げるような激しいセックスと同等の快感を得る事は充分に可能なのだ。美琴は、  
今までレイプのような激しいセックスが好きだったが、最近は優しいセックスのよさにも  
目覚めて大好きになっていた。だいたいこんなにも涙が出そうになるほど幸せなのに、早  
く終わらせてしまうなどもったいないではないか。  
「美琴タンは、動かし始めたらいっつも素直になるよな。ほーらっ、トントン、トント  
ン」  
「ふぁああッ! いやぁっ、あんッ! はぁはぁ……キ、キス……キスして……」  
 目の前に大好きな人の唇があるのだ。どうして求められずにいようか。  
 上条は、頬やおでこに優しくキスをしてくるが、一向に肝心な場所にはしてくれない。  
それどころか触れる寸前まで近づき期待を持たせておいて、また別の場所へと遠ざかって  
いく。焦らされているのは明々白々だった。  
 美琴は、マジで憤慨した。  
「コラァァーッ! 意地悪すんなやぁぁーッ!! 唇ッッ!! 早く唇にしろぉぉーーッ  
ッ!!」  
 こんな事くらいでマジギレするのは些か大人気ないと思うかもしれないが、繋がったま  
まするキスが三度の飯より大好きな美琴にしてみれば、半狂乱になってしまうほど切実な  
問題なのだ。  
「わかったわかった。美琴タンはホント子供みたいですね」  
 唇と唇がむちゅーっと重なって拉げる。そのまま上条の首に腕を絡ませ強引に引き寄せ  
ると、美琴は空腹の赤ちゃんが母乳を貪るように唇を吸引した。   
「はむっ、ちゅちゅーっ、んんっ、んっんっ、ちゅっ、れろれろ、ずりゅりゅ……」  
 口腔内で肉帯が一体となり妖艶なワルツを舞う。生成され続ける肉汁がシェイク。甘っ  
たるい魅惑の味わいが、ぶわっと口内に拡散されていく。  
「んんん……ッ! ぬりゅ、ちゅちゅーっ、ぴちゅっ、ふぁあぁッ! ちゅちゅーっ、ず  
ちゅっ、むちゅちゅちゅーっ」  
 美琴はツンツン頭に手を差し入れクシャクシャにしながら、夢中になって蒸した混合液  
を嚥下した。胃の中で先ほど飲んだばかりの精液とそれとが、更に芳醇に一体となって煮  
えたぎる。激しく熱い。絶え間なく突かれ続ける子宮は早くも悲鳴を上げ、胎内は瞬く間  
に淫熱によって支配されていった。  
「はうぅぅッ! はぁはぁはぁ……、ふぁあッ! あっあっあっ、あんッ! はぁんッ!  
 んん……ッ!!」  
 唇が離れた瞬間、美琴は息も絶え絶えとなって酸素を補充した。脳裏が妖しく霞むよう  
にぼやけ、網膜にチカチカと白光が明滅する。そして、再び息つく暇が与えられず唇が奪  
われた。  
「はぁむむッッ! ちゅっ……ぬりゅ、れろれろ、ぴちゅ……っ、ふぁむっ、ちゅちゅち  
ゅっ」  
 長い長い大人のキス。  
 一分経過、二分経過……。  
 口内に次々と流し込まれてくる魅惑のスープを飲み干し、美琴は未発達な身体を芯から  
燃焼させた。淫肉の結合部からは、本気の証が淫猥に泡だって掻き出され、男女の股間に  
べっとりと卑猥に纏わりついた。  
 五分経過、六分経過……。  
「んんん……ッ! んちゅ……っ、ちゅぴっ、ずりゅりゅ、ぬりゅ、んん……ッ!! ん  
んんんッッ!!」   
 規則正しくゆっくりと膣道を通行する嵩高ペニス。一定感覚で衝突してくる亀頭の先端  
に子宮のお口がはむはむっと吸い付きカウパーを嚥下した。上下同時のエッチ過ぎるデ  
ィープキスに大興奮し、美琴は両脚を上条の腰にキュっと巻き付かせ、切な過ぎる快楽の  
虜となった。  
 
 十分経過……。  
「はぁあああッッ! はぁはぁはぁ……あああ……ッ! な、舐めて……舐めてぇぇーー  
ッ!!」  
 十分間も唾液を飲まされ続けお腹いっぱいになった美琴の、暫くぶりに唇を開放された  
第一声がそれだった。  
 常盤台の電撃姫は、顔面を上条の唾液でベトベトにされるのが大好きなのだ。愛してい  
ると言ってもいい。自分でも、ちょっとおかしな性癖だな、と自覚はしているので、普段  
は恥ずかしくてとてもおねだりできないのだが、現在のような切羽詰った状況になると、  
もう我慢できなく本音が出てしまうのだった。  
「ん? ペロペロして欲しいの? して欲しかったら『ペロペロしてーっ』て言ってみな  
さい」  
「はぁはぁ……はううぅぅッ! はぁ、はぁ……ぺ、ペロペロ! ペロペロしてぇぇー  
ッ!」  
 もう完全に上条のいいなりの美琴さんだった。  
 上条は、ニヤニヤしながら唾液をたっぷりと塗した朱舌を顔に這わせてきた。  
「はうぅぅッ! はああぁぁ……ペロペロ……ペロペロ……」  
 目眩がするほどの充足感に酔いしれる美琴。ヤバイくらいに心地がよい。こうやって犬  
のように顔を舐められているだけで、彼女は興奮しすぎて失禁してしまいそうになるのだ。  
「あっあっ、はぁぁああッ! そっ、それはッ!! くぅぅッ! いやぁぁぁぁッ!!」  
 上条の腰使いが、前後のピストン運動から円を描くようなグラインド運動に変化。亀頭  
がグルグルと回転して、子宮口をゆっくりと嬲るように攪拌してくるのだ。  
「美琴タンは、トントンとグルグルどっちが好きなの? 上条さんだけにこそっと教えて  
貰えますか?」  
 こんな究極にどうでもいい上条の質問にも、ハメられて素直になってしまった美琴は真  
剣に悩んでしまう。  
 正直、甲乙付け難い究極の選択。  
 トントンで静かに涅槃に追い詰められていくのも好きだし、グルグルで内臓全体を掻き  
回されているような感覚も最高だった。  
「どっ、どっちもッ! どっちも好きぃぃッ! 大好きぃぃぃーッ!!」  
 なので、どちらかを選ぶなんてとてもできない美琴だった。  
 灼熱の巨大肉キノコが膣奥で回転するたびに、下腹部全体が恍惚の淫熱に侵食されてい  
く。理性のダムは決壊寸前。最大限まで昂揚された肉悦のボルテージが、幼い子宮を食い  
破って開放されようとしていた。  
(ダメッ! の、能力が……全然コントロールできない……)  
 執拗な子宮攻めに耐えかねた美琴の前髪から、危険な蒼い稲妻がスパークスパーク。や  
はり付け焼刃のオナニー特訓では、完全に能力をコントロールする事は難しかったようだ。  
「あらあらーっ、美琴タンはもうイっちゃうんですか? でもダメですよ。勝手にイった  
りなんかしたら承知しないんだから」  
「はぁぁぁッ! はぁはぁ……そ、そんな……もう我慢できない! 」  
「だーめっ、もし勝手にイったりなんかしたら、全部膣内に出しちゃうんだからね!」  
「えええッ!? 膣内に出したら、あかっ、あかっ、赤ちゃんできちゃうッ!」   
 本日は危険日ど真ん中なのだ。  
「じゃー上条さんが、いいって言うまで我慢しなさい」  
「いやぁぁぁッ! ホ、ホントにムリなの! もうイキたいッ! お願いだからイカせて  
ぇぇーッ!!」  
「だーかーら、イキたいんだったら我慢しないで、いつでもイっていいんだってば。その  
かわり上条さんは膣内に出しちゃうんだからね」  
「あああッ! だ、だから膣内は……ダ、ダメッって言ってんでしょーがッ!!」  
「またそんな強情ばっかり言って。ホントは膣内に出して欲しいんでしょ? 膣内に出し  
たらすっごく気持ちいいよー。最近、膣内出しはご無沙汰なんだし。久しぶりに出しちゃ  
う? 出しちゃいますか? 美琴タンどうするー?」  
 
 耳元で悪魔が囁く。  
(そ、そんな! 赤ちゃんできちゃう日なのに……膣内に……膣内に……ああぁぁ……膣  
内にぃぃッ!!)  
 排卵日に膣内射精という最大の禁忌を前にして、美琴の胸の内は激しい葛藤に囚われた。  
本来なら絶対にNGのはずなのに、悪魔の執拗な誘惑によってちっぽけな理性はボロボロ  
に崩れ落ちていく。  
 これが女の本能なのか? あるいは種を残そうとする生命のメカニズムなのかは、よく  
わからない。ただ、過激な淫悦の激情が、美琴に膣内射精を苛烈に求めさせた。  
「いやぁぁぁぁぁッ! もういいッ! なっ、膣内に出してェェェーーッッ!!」  
「ホントに出しちゃっていいの? 赤ちゃんできちゃうかもしれないよ? ホントにいい  
の!?」  
「いいからッ! 早く膣内に出してーッ!!」  
 美琴は、最後の力を振り絞って上条の身体に抱きついた。  
 グラインド運動がフィニッシュに向けてピストン運動へ移行する。高速の前後運動。唸  
りを上げた嵩高ペニスが激しく波打つ柔膣を闊歩し、ゴリッゴリッと膣肉を抉りながら膣  
奥へと突撃していく。  
「ひゃぁああぁぁぁッ!! ひいいいぃぃぃッ!!」  
 幼い子宮が悦楽の絶叫を張り上げた。  
 鼻先で無数のフラッシュが一斉にたかれ、鼓膜が破れそうなほど劈く轟音が頭の奥底か  
ら鳴り響く。満身を切り裂くような鋭い絶頂感。美琴は一突きごとに泣いて許しを請うが、  
上条は決して止まらない。  
「イクッッ! イクゥゥーッ!! はあぁぁぁぁぁぁッ!!」  
 プシュプシューと尿道口から勢いよく潮が噴き出したのと同時に、美琴は肢体をビック  
ゥ! ビックゥ! 悦び悶えさせながら、圧倒的なエクスタシーの奔流に押し流された。  
「全部、美琴の膣内に出すからっ! うわぁぁぁッ!」  
 上条が渾身の力を込め膣内に怒張を突き刺した刹那、それは噴火した。  
 ずぴゅぴゅっ! ぶちゅぶちゅぶちゅっ! どぴゅずぴゅぶちゅちゅっ!  
「いやぁあああッ! 出てるッ! 膣内で熱いのがいっぱい出てるゥゥッ! 赤ちゃんで  
きちゃう日なのに、いっ、いっぱい出されちゃってるよ……はうぅぅぅぅ……」  
 子宮口に亀頭を押し付けたまま射精は繰り返し行われ、火傷しそうなほど熱した白濁の  
溶岩が何度も吐き出された。  
 ウネウネと蠕動する膣肉が白濁をポンプのように吸引していき、淀みないプロセスで子  
宮内へと送り込んでいく。膣細胞に染み渡る快感と至福の見事なコラボレーション。美琴  
は力尽き果て、大の字になってベットに横たわった。  
(ああぁぁ……やっぱり膣内出しは、き、気持ちいい……)  
 膣外射精と膣内射精の快感の差は歴然だった。  
 快感神経はオーバーヒート。  
 上条の唾液で塗れた美琴の顔は、ふにゃーと蕩けるようにだらしなくなってしまう。  
「ア、アンタねー、あれだけ膣内に出したらダメって言ったのに、赤ちゃん出来ちゃった  
ら、どっ、どうすんのよ……」  
 膣内に出してェェーッ! と自分で叫んだ事は棚に上げ、絶頂したばかりの恥ずかしい  
顔を上条に見られないようにそっぽに向け、別に膣内出しされても全然気持ちよくなかっ  
たんだからねっ! とばかりに精一杯の虚勢を張る美琴さん。流石は常盤台中学のエース。  
堂に入ったツンデレぶりだった。  
「安心してください。その時は上条さんがちゃんと責任取りますから」  
「なッ!! ななな、何バカな事いってんのよアンタはッッ!!」  
「つーかねー。まだ全然終わってないんですよ。本番はこれからなんだからね」  
「えええッ!?」  
(ほ、本番って、いったい何が始まっちゃう訳??)  
 
 膣奥でひくつく亀頭が、クチュクチュと子宮口を穿るように蠢きだす。  
「ちょッ! いっ、今は、動くのダメッだってば!? すっごい敏感になってるから!」  
「いいからいいから。今からすっごくいい事してあげますから」  
 クチュクチュは止まらない。奇妙な動きだった。何かとんでもない目的があるようで、  
美琴は物凄く嫌な予感がする。   
「ちょっ、なっ、何するの!? んん……っ、はぁんっ、はぁはぁ……えええッ! ま、  
まさか!?」  
「今から美琴タンの一番大切な場所に入れちゃうんだからね」   
「ウ、ウソォォーーッ!!」  
 美琴の一番大切な場所。すなわち子宮の中に、あのぶっとい奴を突っ込んでしまおうと  
上条は言うのだ。   
 さしもの常盤台中学が誇るエースも、これには流石に参った。  
「コラァァァーーッ! そ、そんな所そんなおっきいのは絶対に入んないんだから  
ッ!!」  
「大丈夫だって。子宮だって歓んでこんなに下がってきてるんだから、これくらいの大き  
さだった絶対に入るよ」  
「いやぁぁぁぁッ! ダメッ、ダメッ、ダメェェェェーーッ!!」  
 異常な動悸の高鳴りと全身から滲み出てくる嫌な汗。抵抗しようにも事後の余韻が燻る  
未成熟な肢体は、指一本すら思い通りに動いてはくれない。まさに絶体絶命のピンチ。  
(そんなところにホントに入っちゃうの!? えええッ! ちょっ、えええええッ!!)  
 大好物の新鮮な精液をたらふく飲んで酔っ払った子宮のお口は、もう馬鹿になってユル  
ユルの状態だった。なのでたいした抵抗すらできず、とんでもない奴の不法侵入を許して  
しまう事になった。  
 ズボッッッッ!!  
 美琴の胎内で嘗てないほどの衝撃が迸った。  
「ふにゃぁぁッ!?」  
「ほーらっ、先っぽ入っちゃったぞ……」  
「!?!?――――ッ」  
 関東大震災クラスの悦楽の激震に、美琴は言葉を失い我を忘れた。  
「よーしっ、このまま全部入れちゃうんだからね……」  
「――ッ!? はっ、はうぅぅ! はうぅぅ!」  
 情けない奇声を発してイヤイヤをする美琴。  
 そして、極悪のペニスが子宮口を限界まで押し拡げ、赤ちゃんを作る神聖なる場所に突  
入した。  
「ふにゃぁぁぁぁぁぁぁぁーーッッ!!」  
 美琴は、子宮の処女を喪失した。  
(ウソォォッッ! は、入っちゃった!? そんな、ホントに入ってる……赤ちゃん作る  
場所に入ってるよ……)   
 ペニスの挿入を想定していない幼い子宮は、蜂の巣をつついたような大混乱に陥り、矢  
継ぎ早にエマージェンシーを脳内に送りつけた。  
 処理不能。  
 まるで麻疹にかかったように身体が淫熱で高温に熱し、柔膣がビクッビクッ! と激し  
い痙攣を繰り返した。  
 理解不能。  
「センセー報告します! 美琴タンのオマンコが凄い事になってます!」  
「ふにゃぁぁぁッ! わ、わかんにゃい……わかんにゃいよ……」  
 それは、一部では都市伝説と謳われた膣痙攣だった。  
「うわっ……これ気持ちいいぃぃ! こんなにすごかったら、すぐに出ちゃうな……」  
「にゃぁぁぁッ! らめぇぇッ! お、おっぱい、らめぇーッ!!」  
 
 ムギューと未発達な双子の果実を鷲掴みにされてしまう美琴。快感のレベルが普段とは  
段違いだった。まるで全身がクリトリスになったかのように敏感で、搾乳されただけで絶  
頂しそうな勢いだった。  
「なんで? 美琴タンは、おっぱいモミモミされるの大好きでしょ?」  
 遠慮なしに揉み込まれてしまう掌サイズ。おまけにピーンと勃起したサクランボも、キ  
ューと指腹で潰されれてしまう。  
「はにゃぁッ! かっ、身体がおかしくなってるから、らめぇなのぉぉッ!」   
 ちなみ美琴がわざと猫語を使っていない事だけは、彼女の名誉の為に明記しておこう。  
「じゃー、こっちはどうなのよ?」  
「そっちはもっとらめぇぇーッ!! はにゃぁぁぁッ!」  
 下半身の小粒なサクランボも摘み潰されてしまった。  
「そんな我儘ばっかり言って。もーっ、だったらもう動いちゃうからね」  
(えええッ!! こ、この状態で動かしちゃう訳!? そんな事されちゃったら絶対に死  
ぬ! 死んじゃうってッ!!)  
 簡単にシミュレートをしただけで解析できた。  
「やらっ、やらぁぁッ! そんなのれったいにムリなのぉぉーッ!」  
「こらっ、抵抗するんじゃありません。大人しくしてなさい」  
 子宮内に亀頭を突っ込まれたヘロヘロの状態でジタバタしたところで、所詮はまな板の  
鯉のようなものだった。抵抗空しく上条に両手首を掴まれた美琴は、そのままぐいっと綱  
引きのように引っ張られてしまう。  
「ひぃぎいいぃぃぃぃぃッ!!」  
 更に奥深くまで赤ちゃんのできる場所に突き刺さる鋼鉄のような怒張。恐るべき淫圧が  
処女を喪失したばかりの子宮に襲い掛り、二人の本気汁のミックスジュースが押し出され、  
膣外にブブブと淫猥なメロディーを奏でて排出された。  
「動くぞ、美琴タン……」  
 上条の抽送が開始され、美琴は両腕を拘束されたまま犯された。  
「にゃぁッ! にゃぁぁぁッ! はにゃッ! はにゃぁぁぁぁッ!」  
 パァーンパァーンと激しいに肉の衝突音が部屋に木霊する。  
 腕を引き寄せる力と腰を突き入れる力が相乗され、それらはペニスの強烈な突進力とな  
って狭い産道をズボズボと疾駆する。一度こじ開けられた子宮頚部はそのままの状態で嵩  
高ペニスを黙って咥え込み、そのエネルギーは分散される事なく一点集中に牝の生殖器の  
中で放出された。  
「ひぃぎぃぃぃぃッ! ふにゃぁッ! ふにゃぁッ! はぁはぁはぁ……んん……ッ!ひ  
ゃぁぁぁぁぁッ!」   
 ピクピクとひきつけを起こすベチョベチョに濡れた肉唇。灼熱の肉棒が引き抜かれるた  
びに柔膣から鮮やかなピンク色の膣肉が捲れ上がり、挿入と共にまた膣内に収納される。  
それらの情景は、この世の物とは思えないほどのエロスを極めていた。  
(こんなの頭がおかしくなっちゃうぅぅッ! もう死ぬーッ! 死んじゃうよぉぉー  
ッ!!)   
 叩かれ突き刺され揺さぶられ掻き回され捏ね繰られ、それでも容赦のない肉悦のフル  
コースは、遠慮の素振りもなく継続された。  
「あああッ! 美琴の子宮の中、気持ちよすぎるぅぅッ!」  
 上条のピストン運動が、最速に向けてシフトチェンジ。  
「はにゃああぁぁぁぁぁッ!」  
 失神寸前の美琴の絶叫が部屋に鳴り響いた。  
 されるがままに牝器官を犯され続けた美琴は、肩までの茶髪をブンブンと振り回し、両  
脚をガバーっとM字におっぴろげながら悶絶した。  
 もはやレイプだった。  
 そして美琴センセーは、こういうプレイがもう死ぬほど大好きなのだ。ここだけの話だ  
が、彼女のオナニーネタの八割は、上条に強姦されるシチュエーションで占められている。  
「美琴タンッ! このまま全部子宮の中に出しちゃうんだからね!!」  
 
「――――ッ!?」  
 美琴は、クワッと双眸を見開いて驚愕する。  
 子宮の中に直接射精されてしまっては、もう完璧に妊娠してしまうではないか! 先ほ  
どは不覚にも膣内射精を許してしまったが、子宮内射精などという暴挙だけは、断じて許  
す訳にはいかなかった。  
「ら、らめぇぇぇッ! そんな事したらホントに赤ちゃんれきちゃうからッ! れったい  
にらめぇぇーッ!!」  
「こんなにオマンコぶるぶるの膣痙攣の癖に、またそんな事ばっかり言って! さっきの  
膣内出しよりも、ずっとずーっと気持ちいいんだぞ! ホントは子宮の中に直接出して欲  
しいんでしょ! いいかげんに正直になりなさい!」  
(バカじゃないのアンタはゴラァァーッ!! 私が正直になってたら、もうとっくに何回  
も妊娠してるっつーのよぉぉぉ!)  
「何も言わないんだったら、このまま子宮に出しちゃうんだよ! ホントにいいんです  
ね!」  
(おかしいぃぃ! 頭の身体もみんなおかしすぎるぅぅ! もうダメッ!! もう何も考  
えられないぃぃ!!)  
「はにゃぁぁぁぁぁぁッッ!!」  
 美琴はぐいっと頤を跳ね上げ、腹の底から淫悦の雄たけびを張り上げた。  
 摩擦によって加熱された膣の痙攣は、過激な暴走を起こしていた。高速で出し入れされ  
るペニスをがっちりと捻り上げ、子宮頚部は内部に侵入してくる巨大肉キノコに勇敢にも  
キューッと噛みついていく。  
「はむぅぅッ!! んんっちゅっ、ぬりゅ、ふぁむっ、んんん……ッ! れろれれろ」  
 上条が猛禽類のような鋭い双眸で、唇を乱暴にキスで塞いできた。美琴は小動物のよう  
に大人しく唇を差し出し、強引に注ぎ込まれてくる唾液のスープを貪り飲んだ。  
 そのまま暫くいやらしいキスが続く束の間のインターバル。  
 終焉に向けて静かに体位が変更された。  
(いやぁぁぁぁッ! こ、この体位は……ううぅぅぅッッ! は、入ってくる……奥に…  
…奥に入ってくる……ッ!!)  
 屈曲位。  
 正常位のバリエーションの一つで、上条に両脚を肩に担がれそのまま体重を掛けて覆い  
かぶさられる。そのため美琴の身体は息苦しいまでに二つ折りに屈曲し、淫肉と淫肉の交  
差部分に重さが集中、極太ペニスは深々と牝の生殖器に挿入されてしまうのだ。  
「あッ! あッ! あッ! はぁはぁ……んんん……ッ! はにゃぁぁぁぁッ!!」  
 それは、悦楽のメルトダウンだった。  
 崩壊する自我と理性。  
 潤んでぼやけた双眸に優しいアイコンタクト。  
 刹那、上条の腰が激動的に躍動した。  
「ふにゃッ! ふにゃッ! ふにゃぁぁぁぁぁッッ!!」  
 真上から打ち落とされる全体重が込められた強烈な一撃一撃は、ツンデレ少女を一匹の  
発情した牝に変貌させた。もう、尿道口から潮が噴水のごとく垂れ流しの状態。  
「とうまぁぁーッ! 好きぃぃぃッ!! 好きなのぉぉーッ!! らしてぇぇぇーッ!   
子宮の中にれんぶ、らっ、らしてぇぇぇぇーッッ!!」  
「気持ちいいぃぃ! はあぁぁッ! わかった、全部出すから! 美琴を妊娠させるか  
ら! いくぞぉぉーッ! ああああぁぁぁぁぁッ!!」   
 上条の会心の一撃が、フニャフニャになった子宮内に奥深く突き刺さった刹那、灼熱の  
ペニスが爆発した。  
 どぴゅぴゅっ! ぶちゅぶちゅぶちゅっっ! ずぴゅっぶちゅぶちゅどぴゅっ!!  
 羊水の海の中で射精された数億もの活発なオタマジャクシは、大切な受精卵に集団で総  
攻撃を仕掛け包囲した。  
「ふにゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」  
 
 禁断の子宮内射精。  
 それは、感動を超越した肉悦のカタルシス。  
 今世紀最大級の絶頂感に晒された美琴は、満身をビックゥビックゥ! と弾けさせなが  
ら、驚愕のエクスタシーの頂点に押し上げられた。  
 前髪から放電する危険な高圧電流は、ことごとく上条の幻想殺しによって打ち砕かれた。  
(お腹の中が熱い……あ、赤ちゃん……赤ちゃんできちゃう……当麻の赤ちゃん……欲し  
い……欲しいよ……フフフ)  
 美琴は、妖艶な微笑を浮かべながら滂沱と歓喜の涙を流していた。  
 お腹の中でドクンと命の脈動が聞こえた。  
 美琴はこの瞬間、もし妊娠したら神に誓って必ず産むと即行で決断した。学園都市に七  
人しかいない超能力者としての地位や名誉も、所詮はただの未成年でしかない自分の立場  
なども、一切どうでもよかった。一人の女としての歓び、母親になれる歓び、世界で一番  
愛する人の子供を産む事ができる歓び、そんな至福の歓びに直面すれば、本当に些細な事  
でしかなかったのだ。  
 美琴が超能力者として築き上げてきたパーソナルリアリティは、この子宮内射精によっ  
て完全に粉砕されてしまった。  
「はぁ……はぁ……美琴……気持ちよかったよ……はぁはぁ……」  
 呼気を荒げた上条が、身体の上に圧し掛かってきた。  
 美琴は、弱々しい力で世界で一番愛しい存在を抱きしめた。  
 その汗で濡れた人肌の温もりも、腰椎に篭った甘い痺れも、疲れきった四肢のだるさも、  
膣内の極限に膨張したペニスの感触も、新鮮な精液で膨れ上がった子宮の激熱も、そんな  
全てが最高に幸せだった。  
「らめぇぇッ!! ぬ、抜いたらやらぁぁぁッ! もうちょっとらけ、このままれ……」  
「わかった……。美琴タンは、ホントに甘えん坊だな……ちゅっ、ちゅっ」  
 事後の余韻に浸りながらの小鳥のようなキス。  
 上条の右手が、頭を優しく撫でてくる。  
(こ、こんなの……もう反則でしょ……。こんなに優しくしされちゃったら……私……)  
 法悦の吐息を零す美琴。  
 幸福の涙が止まらない。  
 膣の痙攣は、永遠を刻むかのように続いていた。  
 
 
「突然ですが私、上条は、たった今から美琴さんに告白をします」  
「えええッ!? な、何なの薮から棒に??」  
「だから告白だよ。ちゃんとするって言ったろ? そのままでいいから聞いてくれ」  
 上条の規則正しい心音を聞きながらうつらうつらと船を漕いでいた美琴は、ハッと一気  
に覚醒した。  
「こここ、告白するのッ!?」  
「そう、告白。いいか……?」  
 上条は、御坂妹に言われた事を律儀に守ろうとしているようだ。  
 本当に突然の爆弾発言に、美琴はドギマギとパニくる。  
(もーっ、何なのよ急に! そ、そんな事いきなり言われても、こっちはまだ心の準備が  
全然できてないんだからッ!)  
「おーい、美琴さーん? 聞いてる?」  
「ひゃ、ひゃいぃぃッ!!」  
「聞いてるだけいいからな」  
「あ……っ、うん……わかった……ど、どうぞ……」  
 美琴は、ぽーっと初心なティーンエイジャーのように真っ赤に顔を染め、一字一句聞き  
逃さないように全神経を耳に集中した。  
 
「お前は……いっつも怒ってばっかりだし、素直じゃなくて意地っ張りでツンデレで、た  
まーに一人で勝手に悩んで暴走するし、超能力者とかなんだとか言われて周りからチヤホ  
ヤされてるけど、見ててホント危なっかしいお子様で……」  
「アンタ喧嘩売ってんのッ!」  
 ピシッと額に血管を浮き立たせ、上条の胸をキューッとつねる美琴。  
「いたたた……で、でも……俺はそんなお前が好きなんだ」  
「――ッ!?」  
 ドッキーンと血液の循環器が大きく跳ねた。  
「一緒にいたら楽しいし、全然飽きてこないし、お前が笑ってるところ見たらすっげー嬉  
しくなるし、お前はそんな必要ないとか言うかもしれないけど、何かあったらすぐにでも  
駆けつけて助けてやりたいし、俺はお前を守りたい……」  
 つねって赤くなった上条の胸の部分を優しく摩りながら、美琴はただ黙って聞いていた。  
「俺はお前の全部が好きなんだ……。俺はお前のそばにずっといる。だから、お前もずっ  
と俺のそばにいてくれ。永遠に愛してる、美琴……」  
 激しく胸を打った。  
 決してスマートでロマンチックな告白ではないけども、上条の真摯な想いが直接に心を  
鷲掴んでくる。こんなにも私は誰かに愛されていたんだ、と美琴は幸福すぎてボロボロと  
堰を切ったように涙を流し始めた。  
「お、おい、泣くなよこんな事で……」  
「な、泣いてないわよ……バカ……ッ、ううぅぅ……」  
 ズズーっと鼻水を啜りながら、迷子の子供のように美琴は泣いた。  
 こんなにも幸せなのが信じられない。何か前世でいい事でもしたのだろうか。あまりに  
も幸せ過ぎて、何か罰でも当たらないか心配になるくらいだった。  
 もしこれが夢だとしても、願わくば永遠に覚めないで欲しい、と美琴は神様に切実な祈  
りを捧げた。  
 そして、目が覚めた。  
「えッ!? ウ、ウソ……ッ」  
 窓から差し込んでくるお日様の光りが眩しい。  
 上条の腕枕から起きて時計を確認すると、もう午後十二時前だった。  
「えっ、えっ、ま、まさか、さっきの夢なの??」  
 記憶が曖昧でよく思い出せない。  
 結局あの後、明け方くらいまで愛の営みは続き、何度も何度も子宮の中に射精されてし  
まった事だけは覚えている。初めてセックスで失神を経験し、数え切れないくらい絶頂し  
てしまったせいで、記憶が途切れ途切れになっているのだ。  
(それから、えーっと……告白して貰ってから寝たんだっけか? ……いや、そのまま疲  
れ果てて眠ったような気が……)   
 昨晩と言うか、ついさっきまでの甘美な行為の疲れがほとんど取れておらず、全身が甘  
ったるくだるい。ベットの横に視線を向けてみると、上条は暢気にいびきをかいてまだ爆  
睡していた。  
(ハハハ……ゆ、夢だったの……)  
 ショックのあまり全身からヘナヘナと力が抜けていく。美琴は、再びこてんと上条の腕  
枕に横たわった。  
(せっかく告白して貰ったと思ったのに……ううっ)  
 美琴は、ブーたれ顔で恨みがましい視線を上条に向けた。が、その寝顔があまりにも可  
愛くて、何だかもうどうでもよくなってしまった。プニプニと指で、その可愛い寝顔を突  
いてみる。  
(まぁ、いっか……。アンタねー、ちゃんと告白するって自分で言ったんだから、約束は  
守りなさいよね。ふふ、でも……寝顔可愛い……)  
 そんな時、グーと美琴のお腹の虫が鳴った。  
「あっ……お腹空いた……」  
 
 あれほど激しい運動をしていながら、昨日の晩から何も食べていないのだ。空腹になる  
のは当然と言えるだろう。消費したカロリーを補うには、最低でもドンブリ五杯は食べな  
ければいけない運動量だったはずだ。  
「つーかアンタいつまで寝てんのよ……。そりゃ、疲れてるのはわかるけど……」  
 美琴は、上条の目の前に顔を移動させる。  
 ドキドキドキ。  
 胸が高鳴る。  
 何だか初恋のような新鮮で甘酸っぱい気持ち。大好きな人の寝顔がこんなに可愛いと感  
じるとは思わなかった。今でも部屋にエッチな匂いが充満しているくらい昨日は頑張った  
のに、また妙な気持ちになってくる。  
(まだ起きないよね……ちょっとくらい、してもいいよね……)  
 上条の頬を両手で挟むと、美琴はその唇を優しく奪った。  
「おはようのキスしちゃった……エヘヘヘ……」  
 上条を起こすのは止めにした。せっかくだから目が覚めるまで、美琴はこの可愛い寝顔  
を観賞する事にしたのだ。そして目が覚めたら、今度は上条の方からモーニングキッスを  
させよう。  
(ついでだし、もう一回ぐらいしとくか……)  
 何がついでなのかはよくわからないが、美琴は再び上条にキス。  
「ちゅっ、ちゅっ、当麻……、ちゅっ、ちゅっ、好きよ……、ちゅっ、当麻……好き……  
好き、ちゅっ、ちゅっ」  
 もう一回どころかすでに二桁を越えるキスの嵐。  
 愛しい想いが止まらない。  
 美琴は、上条の目が覚めるまで愛しいキスをし続けるのだった。  
 

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