小ネタ:夢オチ
ショチトル×エツァリ
「なぁエツァリ、夢オチとは何だ?」
「夢オチですか?そうですね、起承転結の結の部分が『これは夢だった』という形式のものを指す言葉ですね」
「そうか。ならばエツァリ」
「何でしょうか、ショチトル?」
「私 は お 前 の お 嫁 さ ん に な る」
「……………………はい!?」
「なんだ、聞こえなかったか?私ショチトルはエツァリのお嫁さんになる、そう言ったんだ」
「いや聞こえましたよ聞こえたからこその反応でしてね!?どういう流れでそんな大胆な発言を?」
「どういう流れって、筋道は通っていたはずだが?」
「一体全体どこがです!?」
「これは私の夢なのだ。私が長年想い続けてきた夢なのだ」
「…………夢、ですか?」
「これが夢オチと言う奴なのだろ、話の流れはちっともおかしくないぞ」
「そっちの夢ではありません!夢オチの夢は目標的な意味合いのものじゃなくて寝ているときの夢ですよ!!」
「…………これは夢だ、悪い夢に違いない。目が覚めればベッドの上のはず」
「勘違いしたの恥ずかしいんですか、ショチトル?」
「夢なら覚めろぉぉおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
(どうせならプロポーズの方を恥じらってほしいのですが)