「いやー、やっぱり尻が一番だにゃー」
金髪の少年は言う。
「何言うとんねん、脇が至高に決まっとるやろ!」
青髪の少年は言う。
「いや、素股だ」
ツンツン頭の少年は言う。「上やんのはマンコキだろぉー」
「土御門のだってロリ限定だろうがー」
「脇こそ正義ぃー」
「昼間ッから教室でなんて会話してんのよこのバカ共がァァァァァ!!」
髪を前わけして、綺麗な肌のおでこを顕にした少女は怒鳴った。
「でこは?」
「「あり!」」
ズコバコベキィと、決して卑猥じゃなく、鈍い音が教室に響き渡る。今日もなんだかんだで平和だった。