※ キャラ崩壊、唐突、レズ、SM、初春&美琴×黒子
全裸の白井黒子がカーペットの上に寝転がらされていた。
後ろ手にされ、手足とも枷が掛けられ、更にお互いは鎖で繋がれて容易には身動き出来ないのが判る。
その首には首輪がはめられ、顔には目隠しをされ、ツンとした可愛らしい鼻には無残にフックが掛けられ、皺の寄った鼻は豚の様に鼻の穴を晒しながら鼻水まで垂らしていた。
そして口には穴の空いたボールが戒められ、時折そこから苦しそうに息が吐き出されると、それと一緒に口の中に溜まった唾液が泡と共に吹き出す。
更に股間の辺りからは絶え間無く低いモーター音がしており、固く閉じた脚から尻に掛けてぬらぬらと輝くものがしたたっていた。
と、突然白井の首輪から伸びていた鎖がグイッと引かれる。
「ふぶッ!?」
くぐもった悲鳴と共に涎のしぶきを噴いた白井は、首輪に半ば吊られる様な格好で強引に引き起こされた。
「あれ? お休みの時間でしたか白井さん? あ、いや。今は『ブタ』さんでしたね。ね、ブタさん?」
やぼったい制服姿に花瓶の様に頭に花を飾った少女が、場違いな程にこやかな顔で白井に話しかける。
だが、半首吊り状態の白井はそれどころでは無い。この状況から脱し様と足枷で不自由な足を必死に動かして身体を支えようとしていた。
と、
「聞いてるんですか、ブタさん?」
そんな言葉と共に花飾りの少女は、必死にもがく白井の背中をドンと蹴った。
「ぷげぇッ!!」
断末魔の悲鳴を上げて、膝立ちの白井の体が、鎖に吊られてくるくると旋回する。
「ぷ、ぷげぇだって……。あは、あはははは。白井さん。まるっきりブタぁ……、あはははははははははは」
2、3回くるくると回ってそのまま安定した白井を指さして、少女はお腹を抱えて暫く笑うと、
「はぁ、はぁ。そうそう、お留守番のご、ほ、う、び、あるみたいですよ?」
「もう、初春さんばらしちゃ駄目よ」
少女――初春の言葉に、たった今この場に現れたばかりの少女――名門常盤台中学の制服を着て栗毛を短くした、見るからに活発で聡明でひと際輝く少女――が相槌を打つ。
すると突然、白井がその少女に飛びつこうとでもするかの様に、鎖を鳴らしながらくねくねと身をよじった。
口枷のはまった口から涎を飛ばしながら舌を突き出す様に、
「さっすが御坂さん相手だと反応が違いますね。ちょっとジェラシー」
初春が興奮する白井の首に腕を回して押さえつけながら恨み事の様に呟く。
そして、その腕に少し力を加えると白井の口からは「くぷぅ……」と空気の抜ける様な音がして少し大人しくなる。
「ほらほらがっつかないがっつかない。今、ギャグ外したげるから」
そう言って御坂と呼ばれた少女は白井の口から枷を外すと、ドロッと溜まった唾液が、白井の口と口枷から大量に溢れる。
御坂はそれを自然に自分の口に咥えてじゅるじゅると音を立て残りを吸う。
「お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様……」
初春が、口枷が外れた白井がまるで呪詛の様に連呼するのを頭を低くさせると、その頭を太ももで挟む様に御坂が跨ぐ。
「ほら、ご褒美あげるから口開けて上向きなさいよ」
その言葉に白井がえさを貰う小鳥の様に口を開いて舌を突き出すと、御坂は制服のスカートを裾を掴んで、すすっと持ち上げた。
するとそこには何時もの短パンもその下の可愛らしい下着も無く、無毛の恥丘と微かな割れ目が顔を覗かせてる。
「アンタの為にここまでずっと我慢して来たんだから、一滴零さず飲みなさいよ」
次の瞬間、割れ目からオシッコが迸る。
思ったよりも勢いのあるそれを白井は言葉通り一滴残さず喉の奥に流し込むと、汚れてしまった割れ目に丁寧に、執拗に舌を這わす。
「アン♪ アンタ、トイレの素質もあるわよ」
「今日は何して遊びましょうか? またグリセリン原液浣腸でもしてみますか?」
お楽しみの御坂に、初春が話しかけると、
「あれ? 前回出血して大変だったけど大丈夫かしら?」
「大丈夫大丈夫。白井さんは強いですもん。ねー、白井さん」
一心不乱に舌を使う白井に初春の言葉は届かない。
これから先に待つ運命が如何に過酷で甘美なものかも……、彼女は知る由も無い。
「ってネームを書いたんですけど、この先が思い浮かばないんですの……」
ファミレスのテーブルに突っ伏して口に咥えたストローをぴこぴこと上下させるおよそお嬢様のイメージとは程遠い白井の様子に、向いの席に座っていた佐天涙子は、
「あの……」
「ああ、佐天さんの出番でしたらこの後ですのよ。でも思い浮かばないんですの……」
「いや全力で遠慮します。てか何ですかこれ? あからさまにエッチ小説。しかもめちゃくちゃディープじゃないですか?」
その言葉に白井はストローの動きを止めると、
「ええ。初春に頼まれましたの……」
「また何か変な本でも作ってるんですか?」
級友のある趣味を思い出して佐天は遠い目をする。
「理由は聞かないで下さいまし。お話ししたくありませんの」
「あ、判ります」
「お判りになる?」
「ええ、何と無く……」
そして2人はお互いの顔を見合わせると、
「「うーん」」
窓ガラスの向こうからさす日差しは暑い。
しかし夏はまだ始まったばかりだ。
おわり、なんだよ。