<ロシアに向かう爆撃機の中での話>
麦野「暇ね・・・」
麦野「そういえば、どうすれば浜面に近づけるかしら。私の顔見たらまた脱兎の如く逃げるだろうし・・・」
麦野「・・・そうだ!滝壺に変装すればいいわ!そうと決まればこのゴムシートを原子崩しで加工して・・・」
麦野「あぁ、ひん曲がっちゃった!」
麦野「今度は、こっちのバランスが・・・」
麦野「あれ、滝壺って二重だったっけ・・・」
(3時間後)
麦野「できた、これなら完璧よ!」
麦野「浜面のアホもきっとこれなら私と滝壺を間違えるわね!」
麦野「あのアホ、私の手をぎゅっと握っちゃったりして」
麦野「『滝壺、キスしてもいいか?』『・・・えっ?』『今日のお前はいつもより魅力的に感じるんだ』『・・・うん、優しくしてね』」
麦野「とか言っちゃったりしてぇ!!はあああまづらあああああ!」
麦野「はあ・・・虚しい、虚しすぎる・・・・・・・」
麦野「ロシア、まだかなー」
麦野「もうすぐ会えるね。浜面・・・」