はー、何がいいこと転がってないかなーグデー
バンッ!
〜ヒ、ヒィッ!おでこっ!
「き。貴様。ひ。昼間からだらけて。全く。だらしがない。」
上条サンガナニシタンデスカ吹寄サン!デコハヤメテ…
「こ。これからその腐った性根を。叩きのめす。」
叩きのめしたら二度と戻らないだr…って、え?あれ?
「な。何。よ。文句でもある。の?」
…中分けにして仁王立ちして、涙目で何やってんだ姫が
「わ。わたしは生理。違う制理!涙目。な訳が分からない。」グスッ
いやワケわかんないのはこっちだよ…無理すんなよ…
「問答。無用ッ。」
ブンッ、キャッ!
オイこら目つむって頭突きすんな振り回すなってうおわあああ!ドスン
チュ。
あ。
「ん。お。おおお。お。おでこに…。」プシュ-
ちょっ、ちょっと姫神さんっ!
ユラァ
!さ、殺気…
「上条、当麻〜っ!き、貴様という…、違うわ…」ブンブン
うお、ってあれ?デコガナイ…
「どこで見分けてるの貴様はッ!…といけない、か、上条、君っ!」
くんっ?!え、吹よ
「違う、あ、秋沙と呼びなさい!じゃない、よ、呼んで欲しい、っ!」
…前髪の向こうで青筋ビキバキたてて迫られても、イマイチ対応がとりづらいんですけど…。というかなに無理してんだお前ら?
「む、無理なんかしてないッ!!貴様はッ!な、何を根拠に、って、あっ…」
ほらな…。
で?どうしたんだよ…?相談くらい、乗るぜ…?
「「…。」」
「私は。彼女みたいに。積極的に関わっていきたかった。」
「わたしは、別にッ!…か、彼女みたいに、女の子らしく扱って欲し、くてッ…!」
「「でもうまく出来ない…」」
「「…無理なのかな。。」」
…はぁ。やれやれ。
ポン、ポン
「「…ッ?!」」
おまえ達がなんで俺なんかに、どう扱われるかでそんな悩んでるかのはわかんねーけどさ。
それが二人にとって大事なら二人だけの問題じゃないだろ?俺とおまえらと、お互い歩み寄って解決するもんじゃねぇか。
おまえらは今のままでいい。今の二人のまま、努力すりゃあいいんだ。
そんなお前らとの関係がうまく作れない、なんて寝惚けたヤローは連れてこい。その幻想、きっちりぶち殺してやるからよ!ニコ
「「君(貴様)…」」
でも二人、全然違うと思ったら似てるとこもあるんだな〜。上条さんはびっくりですよ
「「??」」
サラサラ髪。すっげー綺麗。
「「!!!〜〜〜〜〜〜〜!」」
「はー、相変わらずにゃーカミヤンは。見せつけてくれるぜよ、ってねーちん?何してるぜよ?」
イジイジ「!なっ、なんでもありませんっ!魔術師がここでないなら、早く次に行くべきですっ!」
「ほー、そんならそーしとくかにゃー☆時にねーちん」
「な、なんですか?」
「…黒髪大和撫子巫女メイド、使うかに」
「要りませんッ!!!!」