「どうしたらいいかしら・・・」
吹寄制理は一人悩んでいた。思いっきり個人的な事で。
「あの上条当麻を手に入れる方法・・・」
吹寄制理は実は上条当麻に対し、特別な感情を抱いていた。
一般的に、自分のことを「対上条属性」だとか言われるが、それは正直自分でも変だと思っていた。
自分だって普通の女子だ。「好き」という感情を抱いたっていいのに、突き放してばっかりだった。
「どうしたらいいかしら・・・」
自分の部屋でぐるぐる回る。頭はこんがらがる。時間は1時間以上たっている。
ふと、目線の先にパソコンが映った。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
吹寄は自分の心に悪が乗り移ったような気がした。
吹寄はパソコンの前に座り、通販サイトへアクセスする。
通販の検索内容は・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これだわ・・・これなら・・・」
吹寄は一人、部屋で不気味な笑みを浮かべていた。
翌日。学校。
「ふー今日も授業かだるいなどうしようかなー」
ほとんど棒読みの言い方で上条当麻は机に突っ伏している。
「どうしようかなー、サボろっかなー」
有る人物の前で決して発してはならない言葉を上条は発した。
「貴様というやつは・・・」
吹寄である。
「うわっ、お前いつからいたんだよ!びっくりしただろ!」
「何よ、私がここにいちゃいけないの?」
「別にそうじゃないけど・・・」
「ならいいじゃない」
正論を言われ、上条は黙ってしまった。
「ちょっと聞きたいことが有るんだけど」
「何ですか?上条さんは今日の授業のことで頭がいっぱいなんですけど」
「いいから!」
「・・・はい」
上条は結構あっけなく折れた。
「貴様、今日は暇かしら?」
「ああ、今日は授業終わったら特に何もねぇよ、インデックスも今日は先生のとこに行くって言ってたし」
吹寄はすこし笑みを浮かべて、
「今日私に付き合いなさい」
「・・・はぁ?」
上条は間抜けな声を出した。
「はぁ?ってなに?私に付き合うのがそんなに嫌なの?」
「いや、べつにそうじゃないけど、お前がいきなり言うのも珍しいなって思って」
「別にいいでしょ、そんなこと」
まあ、そうなのだが。
「まあいいけど・・・何するんだ?」
「なに、貴様の家を訪ねるだけよ」
「うちにきてどうすんだよ」
「その時のお楽しみ♪」
吹寄は上機嫌で言うが、上条は顔には表さないものの、心の中では不気味さ100%である。
さて、放課後。
集合場所を学校の門の前にしていた二人は、集合時間に待ち合わせ、上条宅に足を運ぶのだった。
「さあ、着いたぞ」
「お邪魔します」
家に入り、靴を脱ぎ、吹寄はあたりを見回す。
「へぇ〜、結構片づいてるわね」
「フッ、上条さんはこれくらいへのかっぱですよ」
上条は自慢げに言う。
「んで、家で何するんだ?」
上条は疑問に思っていたことを聞くと、吹寄は異常なまでの笑みを浮かべた。
吹寄は上条の背後へ素早く回ると、上条に何かを嗅がせ、上条は眠ってしまった・・・。
「うおぁ!?」
上条は目を覚ました。が、身体が思うように動かない。
目は見えて、自分の体を見る。縄で縛られていた。
「な、なんだこれ・・・」
上条は気味悪くなった。そして、視界の端から吹寄が現れた。
「おい!どういうことだよ、これ!!」
上条は大声で吹寄に行った。しかし、吹寄からは何の返事もない。
「吹寄・・・?」
上条はずっと吹寄を見ていた。すると、吹寄がやっと動き始めた。
と思った瞬間、口の中に液体のようなもの入ってきた。
「ぶっ!ごほっごほっ・・・」
いきなりだった為、器官に液体が入った。
「どう?お味は」
吹寄は笑いながら聞く。
「味もクソもあるか!いきなりこんなことしやがって!」
吹寄は何も答えない。ただ、上条のある部分のみを見ている。
上条は目線の先を見た。すると、自分の股間が盛り上がっている。
(うおっ!何だ、いきなり勃っちまったぞ!?)
そこで、上条はさっきの液体に確信を持つ。
「どうしたらいいかしら・・・」
自分の部屋でぐるぐる回る。頭はこんがらがる。時間は1時間以上たっている。
ふと、目線の先にパソコンが映った。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
吹寄は自分の心に悪が乗り移ったような気がした。
吹寄はパソコンの前に座り、通販サイトへアクセスする。
通販の検索内容は・・・・・・・・・・・・・・・・・・
媚薬。
吹寄は一番強力だと思われる媚薬を頼み、ドキドキしていた。
「これだわ・・・これなら・・・」
吹寄は一人、部屋で不気味な笑みを浮かべていた。
「てめぇ!なんでいきなり媚薬なんか・・・!」
上条の奥底から怒りがこみ上げる。
すると、吹寄はいきなりしゅんとなって
「だって・・・貴様が悪いのよ」
上条は意味が解らない。
(俺何か悪いことしたかなぁ…)
答えは吹寄の口から出た。
「貴様がっ・・・貴様が私の気持ちを理解しようとしないから悪いのよっ!!」
上条は気持ちが複雑になった。吹寄が冗談を言うのは信じられないし、だからといって俺が好きなんてありえないと思っていたからだ。
吹寄はその気持ちを読みっとったように
「そう・・・貴様がまだ信じられないなら私自身が証明してあげるわ!!」
吹寄はそう言うと上条にいきなりのしかかった。
「ぐふっ!」
吹寄は上条の胸のあたりにのしかかったため、肺の中の空気が一気に放出された。
吹寄はそんな上条を無視し、上条の股間に手をかける。
ズボンのジッパーを引き下げ、パンツから上条の肉棒を取り出す。
「うわっ・・・すごい・・・」
吹寄は一瞬固まったが、すぐに肉棒をやわらかく握った。
上条はもう死にたいぐらいに恥ずかしかったが、自分にも責任が有るだろうと思って、反抗しなかった。
吹寄は肉棒を掴み、ゆっくりとしごきあげた。
「うっ、くうっ」
上条は恥ずかしくて、あまり大きな声を出さなかった。
吹寄は段々手の動きを速めていく。
「ぐっ、ふぐっ!!」
上条も流石に耐えられなくなってきた。
次の瞬間、上条は吹寄の顔に射精した。
「きゃあ!」
吹寄は悲鳴を上げた。吹寄はいきなりで呆然としている。
「うう・・・おい吹寄・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「吹寄!!」
「えっ!あ、何?」
「これいつまでやるんだ・・・?」
「もちろん、媚薬の効果が切れるまで♪」
上条は唖然となった。こんな状況がいつまで続くのだろうか。
上条は心の中で(不幸だ・・・)と言った。
吹寄は、服を脱ぎ始め、上条の肉棒を掴むと、それを胸で挟み込んだ。
「うっ!?ちょ・・タンマ・・・」
もちろん、そんな言葉が吹寄に通用するわけない。
「私に胸、貴様にはちょっともったいないような気がするけど・・・・いいわ」
そう言うと、吹寄は肉棒に胸を抑えつけ、しごきあげる。
「んっ!ふぅぅぅぅん・・・」
「っく!ううっ!!」
吹寄は喘ぎ声を漏らし、上条は必死に声を抑えつけている。
「そんなに、んっ!!声抑えないで、んん!!叫びなさいよ、あんっ!」
「ぶっ!ふぐぅ!!」
上条も負けてられないが、吹寄も一切手加減しない。
吹寄はまだ叫ばない上条に、さらなる手を加えた。
「じゃあ、これなら・・・はむっ」
「ぶっ!?や、やめろ・・・」
吹寄は上条の肉棒の先端、尿道の部分を口にくわえた。
「早く出しなさいよ!んんっ!!ああっ!!」
上条もそろそろ理性という理性が崩壊し始めていた。
そして、
「くっ・・・うあああああああああ!!」
「んっ!!・・・ふぅ・・・」
とうとう射精してしまった。口の中に苦い液体が入ってくる。
吹寄は荒い息を整え、口の中にある精液を含んだまま、上条にキスをした。
「んぐっ!?」
「んっ・・・ちゅく・・・」
上条は自分の精液を口の中に入れられ、気分が悪くなる。
「どう?自分の精液のお味は?」
「・・・・・・・・・・・・・」
上条は答えない。今の上条は、もう理性が崩壊し、本能がむき出しの状態だったからだ。
「ちょっと!答えなさいよ!!」
上条は何も言わない。ただ、自分が相手を犯すことしか頭にない。
どこから湧いてきたのか、上条は全身の力で縛られていた縄を切った。
「なっ!?」
吹寄は流石にこれは予想外で、戸惑っている。
戸惑っているうちにも、上条は吹寄に近づき、押し倒す。
「きゃあ!」
吹寄は必死に抵抗したが、力は上条の方が強く、手も足も出ない。
今度は上条が吹寄の股に顔を近づけた。
吹寄の股は、愛液でびしょびしょになっている。
「うわ・・・吹寄すごい濡れてる・・・」
上条がやっと口を開いた。
「や・・・そこは・・・」
吹寄は子供みたいな声を出す。もう上条は上条自身を止められなかった。
上条は吹寄のパンツを脱がし、吹寄の秘部に口を付ける。そして、吸い出す。
「んんん!!ふうぅっ、ああっ!!」
吹寄もたまらず、喘ぎ声を出す。それでも、上条は止めない。
「吹寄の愛液・・・おいしいよ」
「やぁん・・・ばかぁ・・・」
吹寄はいつもの口調とは全く違う喋り方になった。
上条は、吹寄のクリトリスをキュッと掴んだ。
「はあああああああああん!!」
吹寄は絶頂に達したようだ・・・。上条の顔に愛液がかかった。
「吹寄・・・もう限界だ」
「え・・・?」
吹寄は戸惑い、それも気にせず上条は身体を動かす。
自分の肉棒を吹寄の秘部へ挿れた。
「んんぁぁああ!!はあああっ!!」
吹寄は叫ぶ。叫んだときに肉棒がぎゅうと締めつけられる。
「っく・・・すげぇ・・・お前の腔内気持ちいいぜ・・・」
「んん・・・ばかぁ・・・」
声がたまらなくいやらしくて、上条は腰を動かし始めた。
「んっ!あんっ!はああん!!」
「吹寄・・・吹寄・・・」
喘ぎ声とともに、パンパンという甲高い音が響く。
「んあぁ!!ふぁぁ・・・」
上条は、吹寄の胸を揉みしだく。
「んん!!もう、そんなに同時に責められたら、おかしくなっちゃう・・・」
吹寄の声がたまらなくいやらしくて、上条はもっと続けたくなる。
「ふあぁ!!んあっ!ああっ!!!」
「吹寄・・・俺もう射精そう・・・」
上条が肉棒を引き抜こうとすると、吹寄は足でそれを封じた。
「ちょっ、駄目だって!!流石にこれ以上は・・・」
「らめっ、腔内に射精してっ!!お願い!!」
吹寄は自分が自分ではないように思えてきた。こんな言葉絶対言わないのに。
「はあああああああああああああああん!!」
「うっ・・・くうううっ!!」
二人は同時に絶頂を迎えた・・・。
「はあ・・・はあ・・・」
吹寄は息切れして、呼吸を整えていた。
しかし、上条はまったく気にしていない。
「・・・・・・・・・・・」
上条は黙ったまま、また吹寄の秘部へ肉棒を挿れた。
「えっ?はあっ!!ま、まだ・・・?」
媚薬が強すぎたようだ・・・。若干後悔した。
上条はまた腰を動かす。
「はっ!んっ!!くうっ、ぅん!!」
吹寄は、目に涙を少し浮かべ、喘いでいる。
しかし、その涙は、
(嬉しい・・・好きな人とひとつになれるなんて・・・)
喜びの涙だった。
吹寄は上条の背中に手足を回し、そのまま突かれているだけだった。
上条は、また吹寄の胸を揉み、吹寄は、上条にキスをした。
「んっ、ふうっ、んっ、んんっ!!」
舌を入れたり、舌を舐めまわしたりする。
「んっ、んんん!!ふぅん!!」
吹寄は限界だった。もう絶頂が訪れようとしている。
「ねぇ・・・お願い・・・」
吹寄は言った。
上条は何も言わずに、吹寄の目を見て、
「くっ、ぁああああああああああああ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
そのまま腔内に射精した。
「はっ!!」
上条は目を覚ました。あの後、眠ってしまったらしい。
吹寄は、もういなかった。
「どこ行ったんだ・・・?」
上条は近くにあったメモ用紙が目に入る。
上条当麻へ
貴様に私の気持ちが伝わったかわからないけど、
責任は取ってもらうわ。
絶対、付き合ってもらうからね!
上条は、清々しくなった。重い足枷がなくなったような、そんな気分だった。
「へっきし!!」
翌日、上条は風邪をひいた。
クチュクチュ・・・
「とうま、なんかいやらしいかも・・・」
ある少年の玄関の前で、一人の少女が自分の秘部をいじっていたのは、昨晩のことである。