「ごちそうさまです、おいしかったです」  
「そうじゃん、良かったじゃん……上条、もう遅いしお風呂入れたから入ってくじゃん、まあ何だったら明日土曜日だし泊まっても良いじゃんよ」  
酒を飲んだせいか黄泉川の顔が赤い。  
いつもの彼女ではこれくらいで酔いはしないのだが、上条と喋りながら飲んでい  
ると気付いたら軽く酔っぱらって。  
 
「はあ、でもさすがに悪いですよ」  
「まあまあ良いじゃん、もう入れちゃたし、入るじゃん」  
上条が時計を見たら、もう9時を過ぎていた。上条の寮の門限なんてあって無いようなものだからそこは良いのだが  
さすがに先生と生徒とはいえ一人暮らしの女性のお風呂をもらうのは悪い気がする。  
「でもさすがに悪いですよ…勉強教えてもらって、ご飯も食べさせてもらってその上お風呂までもらうなんて」  
「子供がそんなの気にしちゃだめじゃん、子供は黙って大人のいうコト聞くじゃん大体私を助けて入院したんだからそれくらいあたりまえじゃん」  
ポイッと黄泉川がタオルを上条に渡した。  
「ほれ、入るじゃん」  
 
 
 
 
「あー極楽極楽…幸運だー」  
上条当麻は黄泉川家の湯船に使っている。上条はあまりの気持ちの良さに黄泉川の家だというコトも忘れてしまいそうだった。  
「上条ー湯加減はどうじゃん?」足音と共に声が聞こえた。  
「あー最高でございますー」  
「良かったじゃん」  
足音が止み、扉が閉まる音がした黄泉川はバスルームの横のトイレに入ったようだ。  
(…よく考えたら黄泉川先生毎日ここで風呂入ってんだよな)  
上条の脳裏にこの風呂に入っている黄泉川が出てきた。  
(はあ…上条さんは…どうしてこんなこと考えちゃうんでせうか…)  
顔が朱に染まり、どうしても大事な部分が大きくなる。  
上条は落ち着かせよう湯船から出て冷たいシャワーをあびようと足を踏み出した。  
 
ツルッ  
上条は下に落ちていたせっけんを踏んだ。すると一気にバランスが崩れ、どこかを掴んでこけるのを回避する余裕もなく  
バスルームの扉の方向に倒れていく、  
(はあこれで扉が壊れて弁償って感じですか、そうですね、不幸だ)  
上条はこの程度のこと慣れているのでずれたことを考えながら頭を両手で庇った。  
 
バンッ  
上条は扉に激突した。  
強めの衝撃が来るかと思いきや、扉がちゃんとしまっていなかったのか、ガチャッと普通に開き扉の外に転がる。  
まさか開くと思ってなかったので、彼は慌てて受身をとり、  
見事に一回転してトイレの扉の前で手を後ろについて、足がM字の形に開いている状態で止まれた。  
…いつもより大きくなった身体の一部を隠さずに。(すっすげえ俺受身の天才じゃないでせうか…)  
上条は何も壊さずに受身を取れたので一安心していた。  
 
ガチャ  
その瞬間上条は凍りついた。こけたショックで黄泉川がトイレに入っていたのを忘れていたのだ。  
 
「でかい音したけど大丈夫じゃん…ッ」  
黄泉川は上条の後ろに両手をついて足をM字に開き、男の象徴を大きくしている姿を見た瞬間、時間が止まったかのように停止した。  
そして二人同時に呟いた  
…………………嘘だろ(じゃん)  
 
5秒間二人の時間は止まっていた。  
 
 
「うわあ!すっすいません!ごめんなさい!せっけんでこけて…扉が開いて回転して!」  
一瞬早く素に戻った上条はあせって言葉にならない声を出し涙目で大切な所を隠しながら後ずさろうとした。  
すると呆然としていた、黄泉川の顔が急に真剣になり上条を押し倒し両手を掴んで地面に押し付けた。  
騎乗位の形である、しかも上条は全裸である。上条の大事な部分の上に黄泉川が乗っている。  
 
黄泉川のジャージの布に擦られて上条のそれがどんどん大きくなっていく…  
「なっえっええ、先生、何してるんで」  
全部言い終わる前に上条の口は黄泉川の唇にふさがれた。彼の口内に黄泉川の舌が押し込まれる、  
 
上条は黄泉川の舌を自分の舌で押し出そうと、口内で黄泉川の舌を押した。  
しかし黄泉川の舌はそれを受け流し逆に突き出した舌に自分の舌を絡みつけてくる。  
 
黄泉川は警備員である。多少の能力者ぐらい腕力でねじ伏せるくらい強い、  
上条も力は強いが(顔殴ったら相手の体が吹っ飛んだり、2mの男が一回転するくらい)  
上条がどれだけ力をこめて足掻こうがびくともしない。  
 
やがて黄泉川は上条の口から唇を離し、自分の唇をペロっと舐めた。  
「美味しいじゃん」  
黄泉川は官能的な笑みを浮かべて呟いた。  
「先生…なんで…」  
 
黄泉川も自分でなんでこんな事をしたか分かっていなかった。  
酔っていたせいか、全裸でエロい?格好をしている上条を見た瞬間、体の奥から熱い何かが湧き出てきた、  
よく見るとやはり手だけでなく体も傷だらけだった。古傷から最近ついたであろう傷まで…あちこちに肉がえぐれた後がある、  
そして気付いたら全裸の上条を押し倒しキスをしていた。  
今も黄泉川の下腹部にジャージごしに上条の熱くなった男性器が当たっている。  
 
黄泉川は上条の手首を押さえていた片手をはずし自分のポケットを探った、  
ポケットから学園都市製の小型の手錠を出して素早く上条の両手に手錠をはめた。  
 
「上条…お前が悪いじゃん、こんな格好を見せつけられたら私じゃなくても襲うじゃんよ」  
上条は黙り込んだ、  
黄泉川にキスされた時に口内で酒の味がした、黄泉川が酒で悪酔いしてしまったと上条は気付いた。  
 
「駄目です…こんな事をしても先生が傷つくだけですよ…」  
黄泉川は上条が彼女を非難するのではなく、彼女のことを考えて止めるようにいったことに驚いていた。  
黄泉川もこんな事をするために、上条を家に呼んだわけではない。  
自分を助けてくれた上条に謝りたかった、お礼をいいたかったのだ。  
もう酔いもない…こんな事をしたら駄目だというコトも知っている…だが彼女は止まらなかった、止まれなかった。  
 
 
黄泉川は上条の男性器の上に手を置きゆっくりと優しく撫で始めた。  
「うっああ…やめて…ください……」撫でるたびに、上条の口から息が漏れる、  
拒否しているのに上条の性器は段々大きく硬くなってきている。  
 
「大きくなってる…体は正直じゃん」  
黄泉川の手が急に止まった、終った?と思ったのもつかの間、黄泉川が着ていた  
ジャージを一枚ずつ脱いでいった。  
上条は黄泉川の身体を見て綺麗だと思った。全体的に細く筋肉質で胸はボリュームがあり、つんと上を向いている。  
 
 
「っ先生…何を?」  
上条はとっさに目を逸らしたが、顔がさらに朱に染まってくる、よく見れば黄泉川も顔はおろか体までも紅くなっている。  
 
全裸の黄泉川は上条に騎乗位の形で乗った。  
「上条だけ全裸って不公平じゃん?」  
黄泉川は笑っている。  
 
黄泉川は上条の性器に手を触れ今度は軽くその手を上下に動かした、また彼女は彼の乳首に舌を這わす、  
ゆっくり舌の先端で乳首の先端ではなく、周りを嘗め回したかとおもうと軽く歯を立てる、  
 
それにあわせるかのように上下させている手を軽くゆさぶり、強く握るそれを繰り返していた。  
「はあっはあっ」上条はそのたびに喘ぎ声をあげ、彼の性器が張り裂けそうなほど大きくなる。  
 
「そろそろじゃん」上条の乳首をいじっていた口が離れ上条の耳の横で呟いた。  
黄泉川は手の動きも止め、腰を上げ上条の性器を黄泉川のそれにゆっくりとあてた、  
「えっ先生止め…」  
ズボッ  
濡れていたからかすんなり入ってしまった……  
上条の性器に凄まじい快感が襲う、温かく、きつく締め付けてくる、中で上条の物に絡みついてくるようだ。  
 
黄泉川は腰を上下させる、そのたびに音が部屋に響く、上条は出しそうになってしまう。気持ちよすぎるのだ。  
 
「ああっいいじゃん」自分で動くたびに凄まじい快感が彼女を襲う  
 
「くっああ駄目だ…」上条はあることに気付いた、彼は今、生で黄泉川に入れている。  
 
もし出してしまったら……妊娠してしまったら、彼はどうすればよいか分からない。  
先生と生徒という関係だけでも充分危ないというのに、生徒を家に呼んで、押し倒して手錠をかけて逆レイプをした…  
学園都市追放で終ればいいが、捕まるかもしれない、いや捕まる。  
 
(嫌だ…)と上条は思った。自分はどうなってもかまわないが、黄泉川がそんなことになるのは嫌だ。  
黄泉川には、顔の変化と様子だけでだいたい考えている内容が分かった、  
上条の事を見ていたらちょっとだけ黄泉川のS心がくすぐられた。  
 
だが黄泉川も  
「先生…今日って」  
「秘密じゃん、不安なら我慢したらいいじゃん」  
上条は止めさせたいが両手が手錠でつながれているので、黄泉川を退かす事ができない逆に気が抜けて出してしまうかもしれない。  
 
まあ手が空いていたところで上条の力では黄泉川を退かす事は出来ないのだが…  
 
 
「あん、ああっ、いいじゃんよ!」  
実は黄泉川も逝きそうになっていた、上条の性器が身体の中に刺さるたびに、黄泉川もいろいろな体験をしてきたが  
味わった事のない快感が体中を駆け巡る。  
 
上条が出さないように我慢しているのを見て黄泉川は腰の上下だけではなく、腰を回したりスピードに強弱を出したり  
 
わざと気持ち良いように動かす。そのたびに卑猥な音が部屋に響き渡る。  
 
 
「すごいじゃん」黄泉川は素直に感心した。  
上条は我慢し続けている…精神力で我慢できるものじゃないと思うのだが、上条は目を瞑り歯を食いしばっている。  
 
しかし声まで抑えることは出来ず、ずっと唸っている。  
少し黄泉川は可哀想になってきた、  
「今日はいくら中だししても大丈夫じゃん…だから我慢しちゃだめじゃん」  
黄泉川は耳元で優しく呟く…彼女は少し腰を上げ、亀頭だけ入れている状態で腰の動きを止めた、  
「出したかったら自分で動くじゃん」  
 
上条の性器はこれ以上無いくらい膨張している、正直あのまま黄泉川が腰を動かしていたら1分ともたなかったであろう。  
 
巨大になりすぎのこのままの状態では逆に苦痛すら感じてしまう。  
…我慢できるはずがない、上条の鉄の理性が遂に跳んでしまった。  
 
『ガンッガンッ』  
上条が両手の手錠を思いっきり地面に振りかぶるようにたたきつけた。  
『パキッバキバキバキ』  
すると上条の両手を拘束させていた手錠が壊れた。  
「ありえないじゃん…」  
 
上条の両手の肉が裂け少しだけ血が出ている。  
だが上条はお構い無しで黄泉川の巨乳掴み、押し倒した。  
さっきと逆の体勢である。上条は黄泉川の膣内に自分の性器をいれ腰を振りながら黄泉川の巨乳を強くもみしだく  
 
黄泉川の胸は巨大なだけでなく張りがあり、手に吸い付いてくる。  
(私ってMだったじゃん?)  
上条に襲われて黄泉川もさっきまでとは比べ物にならないくらい感じていた。  
上条にもまれている胸がジンジンと熱い、自分で腰を動かしていた時と全然違う、上条に押し込まれるたびに声が漏れる。  
いつの間にか、黄泉川も腰を振っていた、自分の意思と言うより体が快感を求めて勝手に腰が動いているようだ。  
いつの間にか黄泉川は恋人同士の用に上条の腰に自分の足を絡めている。もっとまで入るように、感じれるように……。  
 
「あん、ああっいいじゃん」  
黄泉川の口から喘ぎ声がこぼれる、その声で上条は少し正気に戻った。しかしもう止めることなど出来ない。  
止めようといくら心で思っても黄泉川の胸をもむ手も、腰も勝手に動き続ける。  
 
「先生っもう出る」  
段々込み上げてきた物が遂に限界にまで達した上条は膣から自分の性器を出そうとする、  
「あんっいいじゃん!」黄泉川は襲ってくる快感に耐えるために全身に力を入れる。  
強く力を入れた足で上条を抱きしめて逃がさない、  
 
『あああああああ!!』上条と黄泉川は同時に達した。結局上条は黄泉川の膣内の一番奥で出してしまった。  
焦らしすぎた所為か、溜まってた所為か上条はまだ黄泉川の中で出し続けている。  
黄泉川は達した瞬間大きくのけぞると、そのまましばらく痙攣していた。  
 
 
「いっぱいでたじゃんね……」  
黄泉川が上条に絡めていた足を離しゆっくり上条の男性器を引き抜いた。ドロッとした大量の白い液体が溢れ出てくる。  
それを黄泉川は落ちないように手で掬い取る。それを自分の口にもってきて黄泉川は飲み込んだ。  
「おいしいじゃん」  
黄泉川は微笑んで言った。  
上条は何といえば、何をすればいいか分からなかった。  
彼は黄泉川を抱いているときは無我夢中だった、何も考えられなかった……というよりどうなっても良いとまで考えていた。  
 
「すいません……」  
正気に戻った彼は黄泉川に呟いた。上条は最後の我慢できなかった自分を責めているようだ。  
「?襲ったのはもともと私じゃん、気持ちよかったし楽しかったじゃんよ」  
黄泉川の軽い?感じに上条はツッコミそうになった、だがそういってもらったおかげで少し楽になったような気がする。  
 
「上条今日はもう泊まって行くじゃん、今から帰っても不審がられるだけじゃんよ」  
「えっでも……」  
「風呂もう一回入ってこい、そのあと二人でここ綺麗にするじゃん」  
もともと上条が濡れていたのと、二人の体液で床はビチョビチョだった。  
 
「あと」……黄泉川が上条に呟いた。  
 
「風呂入った後……続きはベットでやるじゃん」  
 
その夜結局上条が寝ることはなかった。  
 
その後も上条が卒業するまでその関係が続き彼の成績が急上昇して小萌先生に疑われたり、上条と黄泉川の関係が御坂にばれて襲われたり、  
ヤンデレ化したインデックスに上条が襲われたりすることになる。  
 
卒業後はラブラブなカップルになったりしたとか。  
 
 
 

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