(……やばいですわ、まさかここまで大事になるとは)
今常盤台中学の頂点超電磁砲、御坂美琴の部屋には白井、佐天、初春、御坂のいつものメンバーが揃っている。
「御坂さん……こんなに……」
「御坂さんびしょびしょじゃないですか、まあ私もですけど」
4人の雰囲気がいつもとは全然違う、というより皆目が逝ってらっしゃる。
佐天と御坂は既に全裸になって絡まりあってそれを初春が横から見ている。
(軽い気持ちでお姉さまに仕込んだ媚薬をまさか初春や佐天さんまで飲んでしまうとは……)
白井黒子は(うふふふ、これでお姉さまも私の物に…)といった軽い?気持ちで固形状の媚薬買ったのだがまさかたった一人3粒でこんなことになるとは思っていなかった。
彼女はすっかり忘れているのだが、実は白井が入れた媚薬は『超強力学園都市製媚薬!2粒で鈍感な彼も襲い掛かってくるかも!』というもので3粒も入れてしまっては人格が完全に飛ぶ。飛んでいる。
「ああっお姉さま!」
白井も初めは風紀委員として、とめようとしていたのだが愛する御坂の乱れた姿を見て、媚薬なんて関係無しに気付いたら飛び込んでいた。
『ビリッビリビリ』
不審な音が聞こえた。聞きなれた音だった……
佐天と本番?をはじめた御坂から電撃が飛び出てくる、
「へっへええええええええええええええ」佐天は電撃の音で正気に戻ったのか今の自分の状況を把握していないようである。
「何ですか?これー」初春も佐天の少し後に正気に戻った。
白井は少しだけ安心した。最後までやってしまっては本当に取り返しがつかない
(今の状況でも充分できないのだが)
『ガチャ』扉が開く音が部屋に響く。常盤台の鬼、寮監が帰ってきた。
「少しうるさいぞ、御坂、しら………………」
寮監が止まっている。彼女らも止まっている。このままこの沈黙はしばらく続くことになる。
PS、その後白井黒子と御坂美琴は違う部屋になって白井は原因不明の停学に
なったとさ
〜hin〜