ヤンデレインデックス  
 
上条「ただいまー」  
シィーン・・・  
ドアを開けるとそこには真っ暗な廊下と静寂だけが広がっていた  
 
上条「・・・インデックスー?いないのかー?」  
いつもならドア開けたとたん噛みつき攻撃でお出迎えなのに・・・  
戸惑いつつも居間へ向かうと・・・  
 
上条「・・・なんだ、いるじゃないか。」  
そこには居間の真ん中でこちらに背を向けながら正座座りしているインデックスがいた  
インデックス「・・・とうま、今までどこいってたの?」  
上条「あー・・・今回もまた災難に巻き込まれちまってな、まあ今回は入院なんて大事にならずに平和的に解決できたけど  
   ・・・悪かったな丸一日家空けちまって・・・腹減ったろ?今なんか作るから」  
 
インデックス「とうま」  
 
その冷たい声に思わず背筋が震えた  
よく部屋を見渡すと、スフィンクスが部屋の隅でブルブル震えている  
違う、いつもと明らかに様子がおかしい  
不安と恐怖が胸の内でじわじわと広がっていく  
 
インデックス「とうまが私を置いてどこかに行っちゃう間、私がいつもどんな気持ちでいるかわかる?  
       心配で心配で心配で心配で心配で心配で心配で不安に押し潰されそうになるんだよ・・・とうまは私を苦しめてそんなに楽しい?」  
上条「・・・いつも悪いと思ってるよ、でもな、お前を危険なことに巻き込みたくないんだ。」  
インデックス「・・・でもね、もういいの。これからはとうまはどこにも行かない  
       ずっとずっとここでわたしととうまとスフィンクスの3人で一緒に暮らすの。」  
そう言うとインデックスはすくりと立ち上がりこちらを振り向いた  
 
その手には包丁が握られていた  
 
上条「イ・・・インデッ・・・クス・・・?」  
インデックス「とうまが勝手にどこか行っちゃわないように、とうまの両足切っちゃうね・・・  
       大丈夫だよ?お風呂も糞尿の始末も全部私がお世話してあげるから・・・ご飯も毎日私が作ってあげるね  
       最初は不味いかもしれないけど、小萌に習って美味しいご飯作れるようになるから・・・」  
上条「まっ待てっ待ってくれインデックス!!」  
インデックス「・・・これからはずっと一緒だよ、とうま。」  
 
 
 
美琴「最近あいつ見ないわね・・・」  
 
         END  
 
 

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