常盤台寮の部屋の中、ふらりと足をぐらつかせ白井黒子が倒れこもうとするのを男が支えた。  
虚ろな目をして動けない黒子の腕を握ったのは学生服の男だ。  
「やっと薬が効いてきたか」  
学生服を着た男、上条当麻が黒子を床に仰向けで寝そべらせた。  
無造作に黒子の頭を掴むとジッパーからはみ出てすでにいきり立っているモノを眼前へと近づける。  
それを唇に押し付けると口角が亀頭に広げ引っ張られて無様に歪められた。  
白い歯が垣間見える唇と歯の隙間にカリの部分が入り込み  
上条は気持良さそうに掴んだ肉竿で擦っている。  
 
そんな事をされているというのに黒子の目は眠たそうにトロンとしているままで  
口を閉じる事もせずだらしなく開けっ放しのままだ。  
「コイツの唇いいなあ……」  
上条が下顎に指をかけ引っ張るとますます黒子の口がだらしなく開かれて  
唾液の糸が引いているのが見える。  
そのまま黒子の顔に跨り腰を押し付けると生暖かい口内に先端が包まれた。  
「気持ちいいぞ……!」  
跨ったまま左手で後頭部を、右手でうなじに手をかけ頭を持ち上げる。  
そうして腰の位置を合わせると中一の小さな唇へ腰を押し込んだ。  
 
ぼちゅっと濁った音が黒子の口内から響いた。  
上条が腰を振るたびリズムよく、ぐちゅ、ちゅぼっ、びちゃっといった音が  
何度も続き唾液がヌルヌルと肉全体に纏わり付く。  
動かない舌にグリグリと亀頭を押し付けると黒子の口内から  
さらに唾液が溢れ出し上条のモノを濡らしていく。  
「白井、フェラ向きの口してんなー」  
勝手な事を言って気持良さそうな上条。  
今度は肉棒にまぶされた唾液を潤滑油にぐぐっと口蓋垂を巻き込むよう挿入をする。  
黒子の目が少しだけ見開かれるが意識がないのは変わらないまま  
肉棒を先端から根本まで全部口の中に受け入れてしまっていた。  
 
小さい頭を両手でしっかり掴むと腰を大きく引き、ずんっと喉の壁に叩きつける。  
ビクッと黒子の全身が震え喉が複雑な動きをして上条のモノに絡みつく。  
上条は汚い笑みを浮かべ、もっと快楽を味わおうと黒子の腔内の征服にとりかかった。  
同じよう腰を引いて一気に喉を貫いてツルリとした柔らかい喉の肉が痙攣して締め付ける。  
それを繰り返し引いて貫いて、引いては貫いて中一少女の口内オナホールを  
好き放題に扱い快楽を絞りとっていく。  
 
「そろそろだしてやるからな白井……!」  
ツインテールの部分に両手を当て腹に抱え込むように頭をもつと早いペースで抽挿を続ける。  
先端がコツンコツンと喉をノックしては唾液が唇の端から泡となって零れ落ち上条のズボンを濡らす。  
ンッフッと黒子の鼻息が股間に吹きつけるのを感じながら、上条は黒子の唇が根本にくっつくまで  
押しこんで喉の奥、食道にあたるところで白い欲望を吐き出した。  
ドクドクと腰から幹全体が震えて精液が黒子の胃へと直接射精されていく。  
黒子の頭をがっしりと捕らえ一滴足りとも零さないよう注ぎこんでいく。  
喉に埋められた肉の塊が精液の嚥下で喉肉に絞めつけられてさらに吐き出していく。  
全部出し切った所で柔らかくなった竿を抜くとちっちゃな小顔によく入っていたなと  
入れた上条が黒子の腔内に感心するぐらいだった。  
「お掃除しないとな」  
黒子の舌を指で掴みさらけださせるとべっとりと白濁したものが付着した竿を  
舌に押し付けて舐めさせるよう丹念に拭きとった。  
 
後始末を終え薬の効果を無くす液体を黒子に飲ませしばし上条は待つ。  
「おい、大丈夫かよ白井?」  
揺さ振られて黒子が目を覚ますと心配そうに見つめる上条がいた。  
「わたくしどうしてたんですの……?」  
黒子は額に手をあてながら気分悪そうに体を起こす。  
「オマエがビリビリの事で相談があるって言うから話してたら突然倒れたんだよ。  
 ジャッジメントの仕事で疲れてるんじゃねえか?」  
言われてみれば妙に喉がいがらっぽく胃が重い。  
「無理はしてないつもりですのに……」  
忙しくはあるけれど通常通りの仕事量ではあったし、体調を崩す事柄は思いつかない。  
とはいえ美琴の何を相談しようかも思い出せないのではどうしようもない。  
しょうがなくお引き取り願おうと思った所  
「熱は……ないみたいだな」  
無造作に額へ触れられた。  
「な、な、なにするんですの!レディの身体にいきなり触るだなんて!」  
驚いて黒子はざざざっと身を離す。  
「身体って、熱測っただけじゃねえか」  
悪びれていない上条の様子にぎしっと目が燃え上がる。  
(んまっ!こんな風に何気ないボディタッチで殿方への免疫がない  
 お姉さまを誑かそうとしてらっしゃいますのね)  
実の所、薬を使ってるためボディタッチどころでは済まないのだが上条以外は誰も知らない。  
「とにかく!わたくしはどうも体調が悪いようです。相談はまた別の機会に」  
「呼んだのはオマエじゃねえか。まあいいや。んじゃお大事になー」  
気だるそうに上条は立ち上がりドアからこそっと出て行った。  
それをじっと見終えたあと黒子はぽつりと呟く。  
「殿方の手って暖かいんですわね……」  
もっと熱いモノに触れていたとは知らずに。  
 
 

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